「伊予灘ものがたり」号に乗りにいくのですが・・・

去る7月末に敢行した“バースデイきっぷの旅”において、JR四国の誇る“ものがたり列車”の妹分・・・こと

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「四国まんなか千年ものがたり」号に乗車してきたことがありました。

先日(平成29年9月)に、運転開始から半年経たずに「乗客1万人」を達成したそうで--そのうちの1人は私だ(笑)--大人気列車になっております。

まあ、実際に乗車してみて、

・“大人の隠れ家”観漂うアコモデーション
・ゆったりと走るキハ185系からの土讃線の車窓
・アテンダントの充実したおもてなし
・沿線の歓迎
・凝ったお料理


・・・と、大人気になることにも十分に納得した・・・ということはありました。




さて、そうなりますと気になってきますのは“ものがたり列車の姉分”こと、「伊予灘ものがたり」号です。

こちらは運転開始から3年を経ており、今年(平成29年)の6月には、累計の乗客数が6万人に達したことが報じられていました。

こちらは私にとって地元である松山駅発着ということもあり、「帰省ついでに思いつきで乗りにいけばいいや」くらいの感覚でいたのですが、平均乗車率90%超えの人気列車につき、

思いつきで乗ることなどできたものではない
(キャンセル待ちでもしない限り、思い立ったら乗車当日にグリーン券を購入できるような甘い列車ではない・・・)

という現実を前に、今まで乗る機会がないままでした
(今年の“バースデイきっぷの旅”でも、行程日3週間前にバースデイきっぷを購入した段階で、行程に含まれる運転日の空きはなし・・・orz)。


しかし、

妹分に乗車したのであれば、姉分にも乗車しないと片手落ち


・・・ということで(ここまで前置き)。




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先月下旬、JR四国から送られし刺客・・・もとい、簡易書留の封筒

いかに大人気列車といえども--一部の激烈に混む日や、団体客が大量にいるような日を除けば--発売開始日のマルス10時打ちをすれば何とかなるのではないか・・・という気もする「伊予灘ものがたり」号ですが、駅や旅行会社まで10時打ちのために出かけるのも億劫につき・・・

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JR四国の企画商品こと“駅長推薦・あじな散歩道”の“伊予灘ものがたりきっぷ”を使用することにしました。
このきっぷ、グリーン券の発売開始前でも「予約購入」というかたちでインターネット上から手配できるので、おいそれと駅や旅行会社に出向くことのできない身にとっては、大変助かります
(今回は、乗車予定日の1ヶ月半ほど前に予約購入の手続きをして、乗車予定日1ヶ月前の発売開始日における“ご託宣”を待ちました。発売開始日に「無事に取れたで!」ということでJR四国から連絡がありまして、コンビニ払込で代金を支払って、冒頭の“刺客”が送られてきた次第・・・(笑)。なお、当然のことながら、代金の払い込みを確認してから発券されるので、発券日(29年8月21日)の1ヶ月後に乗車するわけでは、ありません・・・(そもそも、9月21日は木曜日の平日につき、「伊予灘ものがたり」号の運転日ではない))。

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ちなみに、今回は「伊予灘ものがたり」号の本領発揮とも言える--夕方の下灘駅を堪能できる的な意味で--、「道後編」に乗車します
(八幡浜16:06→松山18:22)。

往路の松山→八幡浜は、特急列車の自由席が利用できます(別に普通列車で行くのも自由ですが、特急料金が返ってくるわけでもないので、大人しく「宇和海」号で行きますよ・・・。2000系のキレた走りも堪能したいしな!)。

「伊予灘道後編・海側席」と記載されていますが、これは海側に設置され、海に向いた座席を意味します
(山側に設置されたボックス席の場合は「山側席」と記載されるのでしょう)。

「四国まんなか千年ものがたり」号でも同様ですが、1人掛の“ぼってぃ非コミュ御用達席”を備えているところに、JR四国の“大いなる愛”を感じるところです・・・
(これが、単身のオッサン客がボックス席に割り当てられて、オッサン同士が向き合ってお互いに気まずい状態で座って過ごす・・・などと思うと恐ろしい・・・(苦笑))。

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さて、「伊予灘ものがたり」号といえば食事サービスですが、他の三列車(大洲編、双海編、八幡浜編)では、割と本格的な“お食事”になるところ、「道後編」では、お食事には中途半端な時間帯ということもあってか、“アフタヌーンティー”という設定となっています。

“あじな散歩道”として購入すると、食事引換券も自動的にセットされてきます。
まあ、セットされなくても料金を払って購入しますけれども、いちいち別途購入しなくていいのはありがたいですね・・・。

なお、キモいクソデヴの分際で--いや、クソデヴ“だからこそ”?--甘いものは別腹論者ですが、アフタヌーンティーとスウィーツ・・・今から楽しみですよ(笑)

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ごあんない。

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ゆき券、かえり券、グリーン指定券、食事引換券、(この画像では写っていませんが)ごあんないの、合計5枚セットとなります。

なお、“伊予灘ものがたりきっぷ”の場合、松山~今治間が同一ゾーン(同一価格)となっております。
高松・岡山・本州方面への企画きっぷでは、「なんで松山から乗っても今治から乗っても同じ価格/価格に大差ないんじゃゴルァ!」と苦言を呈されがちな今治界隈ですが、このきっぷに限っては、

「なんで松山から乗っても今治から乗っても同じ価格なんだよ?!」

と、思わず(逆の意味で)苦言を呈したくなるところ。

まあ、この手のゾーン制の企画きっぷにおいて「どこでエリアを線引きするか」は、割と重要な問題です。




さて、“あじな散歩道・伊予灘ものがたりきっぷ”、正規価格と比べてみたらどんな感じなのでしょうか、

(あじな散歩道)
“あじな散歩道・伊予灘ものがたりきっぷ(道後編)”:6,000円
(食事券も含まれる)

(普通に購入した場合)
・乗車券(松山←→八幡浜;往復):2,560円
・グリーン券(伊予灘ものがたり号):980円
・自由席特急券(松山→八幡浜):1,180円
・食事券(アフタヌーンティー):3,000円
合計:7,720円


・・・ということで、食事券も購入することを考慮すれば、“あじな散歩道・伊予灘ものがたりきっぷ”の方がかなりおトクに設定されています
(今治駅から利用すれば、さらにおトク度は高まります・・・計算は端折りますが・・・)。

ネットからの手配の場合、座席の希望について聞いてもらえないというデメリットはありますが、そもそも「伊予灘ものがたり」号のような大人気列車の場合、座席を希望できるほどの余裕はないわけで・・・
(これは、「四国まんなか千年ものがたり」号の場合も同様)。

そう考えると、おトクなうえに(予約購入をしておけば)発売開始日に代わりにマルス10時打ちをしてくれる--いや、10時きっかりに打っているのかどうかはわかりませんが--“あじな散歩道・伊予灘ものがたりきっぷ”・・・個人利用であれば物凄く使い出があると思われます




・・・ということで、来る3連休のどこかの運転日に、「伊予灘ものがたり・道後編」に乗りに行ってまいります
(明日は「オレンジライナーえひめ号・大阪線」で、ひさびさに阪急バスに乗車して、地元に戻ります・・・ドリンクサービスはなくなってるんだけどな!)。

それはいいのですが、






台風18号が・・・orz
(大人しく北に去って行けばいいのに、どうして日本に急カーブしてまで向かってくるのかね・・・(太平洋高気圧の縁だとか、偏西風だとか、理屈としてはわかっても釈然としない・・・))

そんなに私の普段の行いはアレなのか--十分アレです(失笑)--とか、なんでこのタイミングで・・・とか、言いたいことはいろいろとありますが、

天気には勝てません

・・・ので、ともかく晴天の夕暮れな下灘駅を眺めたい・・・とまでの贅沢は言いませんから、ダダ降りでも“せめて運転してくれ”と、願うしかありません・・・
(ホント、なんでこのタイミングであのコースで・・・orz)。

おけいはんの“プレミアム”

先日、大阪に出かける所用があったので出かけてきたのですが、最近一部で話題になっている・・・

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京阪特急・プレミアムカーに、何を間違ったのか“往復”乗車してきましたので、記録を整理しておきます。
すでに8月20日から運転が開始されており、乗車記もチラホラとネット上で見受けられるようになりましたが、“個人的な感想”ということで、整理しておく次第です・・・。

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・・・ということで、やってまいりましたのは9月某日の出町柳駅です。
せっかくの“プレミアムカー”、始発から終点まで乗車するのが“礼儀”というものでしょう(←何に対する礼儀だよ?!)。

なお、(平成29年9月現在)プレミアムカー券はインターネットによる事前購入か、駅カウンターにおける事前購入が原則となります。
言いかえると、近鉄特急あたりでは当たり前に普及している、ホーム上での自動券売機による販売は、今のところありません
(そこまで設備投資するほどの需要はないという判断なのでしょうか・・・)。
一応、乗車後であっても空席があれば、アテンダントに申し出ることで車内での購入もできるようです(このときも、チラホラと見受けられました・・・)。

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このときは、出町柳駅のカウンターでプレミアムカー券を購入しました。
ごらんのとおり、ペラペラの紙で、チケット自体に“プレミアム感”はあんまりありません・・・(苦笑)

他方で、その割にはプレミアムカー券の地紋は、京阪特急伝統の“ハトマーク”でした
(ちなみに、京阪の普通乗車券の地紋は、スルッとKANSAIネットワーク共通の汎用品)。

なお、(座席にうるさい鉄ヲタが大挙してやってくるからか(?))、カウンターには座席表が備え付けられており、希望する座席についても細かく聞いてもらえたのは、ありがたいところでした・・・
(なお、私が座席表の進行方向を見落としていて、最後列を指定したつもりが最前列になってしまったというのは、最初だからのアレな話・・・orz)。



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さて、特急停車駅では、プレミアムカー乗り場の案内がデカデカと掲出されています。

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足元の乗車位置表示も、専用のものとなっています。

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ちなみに、ホーム上ではプレミアムカー券の購入が“できない”割には、ホーム上に空席表示装置があるのはなぜなのか・・・
(車内で購入したい人の“目安”にでもなれば・・・という趣旨なのでしょうかね・・・)。

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待つことしばし、淀屋橋からやってきた8000系特急が到着です
(なお、この10:40発の特急を見送って、次の10:50発の特急に乗車しています。外観の観察時間と撮影機会を確保したかったもので・・・。鉄ヲタに限らず、一般人であってもカメラやスマホを向けているのが、“プレミアムカー”の、所以なのかもしれません・・・)。

以前は、乗客を降ろしてからわずかに移動し、乗車位置までやってくる・・・という扱いを行っていた京阪特急・・・、プレミアムカーの導入と軌を一にして・・・というわけでもないのでしょうが、最初から乗車位置に停車するように、取り扱いが変わりました。
もっとも、乗客を降ろしてから一旦扉を閉めて、座席自動転換の“儀式”がある・・・というのは、従来から変わりません。

8000系の種別・行先表示器は--登場が平成元年と、今となっては古くなっていることもあってか--幕式ですが、プレミアムカーのみはフルカラーLEDに改装されています。
もっとも、こんな中途半端な位置--窓の内部--についているのが、“改造車の改造車たる所以”なのでしょう・・・。

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そう、この“プレミアムカー”・・・、純然たる新造車ではなく、従来8000系に組み込まれていた8550形を徹底的に改造したものです。
なお、改造の前後で車番に変更はありません。

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さて、普通車(←便宜的にこのように呼称)は、座席転換が終わるとさっさと扉が開いて乗車可能となりますが、プレミアムカーの座席転換は、リクライニングシートということもあってか、交互に自動回転するため、やや時間がかかります。
座席周りの簡単なチェックと清掃も行っていることもあって、乗車できるようになるまでしばらく待つ必要があります。
なんというか、在来線特急チックというか、新幹線チックな光景を、まさか“おけいはん”で眺めることになろうとは・・・




車内整理が終わると、いよいよ乗車開始。
アテンダントの一礼に迎えられて車内に入ると・・・

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堂々たる大型リクライニングシートが並ぶ“プレミアム”な空間

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JR在来線基準であれば、普通車とグリーン車の“あいだ”というところでしょうか・・・。
関西民鉄の有料特急と比較するならば、近鉄や南海のレギュラーシートよりは、こちらの方が確実に“上”です
(デラックスシート/スーパーシートと比べると、さてどうか・・・)。

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始発から終点まで(出町柳~淀屋橋)乗り通しても55分程度と、所要時間としては長くないところですが、思ったよりはリクライニング角度があるという印象・・・。
なお、当然のことながらシートピッチも拡大されておりまして、普通車比+100mmとのことですので、1020mmとなりますか・・・
あれ、東海道・山陽新幹線の普通車(ピッチ1040mm)より狭くね?
(横幅が全然・・・というほどでもないか・・・、でも、違います・・・(苦笑))

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ヘッドレストは革製ですが(本革か合皮までかは判断できず・・・)、プレミアムカーのロゴマークが記載された専用品です。

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ヘッドレストの横にも、金色に輝くプレミアムカーのロゴマーク。

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“金色”といえば、車内移動時に掴む“キノコ”も、金色に輝いていました・・・。

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大型のヘッドレストが、あたかも頭を包み込むかのように設置されています(JR四国バスの“リラックスシート”を想起させる設備です・・・)。
途中、ヘッドレストに頭をつけてうたた寝状態にしてみたら、結構な掛け心地でした。

もっとも、この形状の座席であれば、上下可動式の枕が欲しいところ・・・
ヘッドレストに頭をつけるような--頭を傾けるような--座り方ならばまだしも、頭を中心に位置させてみると、どうにも据わりが悪いんですよね・・・。

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背面テーブルは、割と大型のものが設置されています。
また、“車内のご案内”を背面テーブルにつけるのは、現代のスタンダードなのでしょうね・・・。

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手持ちのノートパソコンを置いてみました(これは、最後列を指定した帰路の画像)。
私の機種は11インチのモバイル仕様機ですが、テーブルの大きさとしては全く問題ありません。
14インチクラスまでであれば、特に問題ないという印象を受けました。
ただし、テーブルを前後に動かすことはできないので--新幹線N700系グリーン車のように--、そこは“妥協”が必要なところもあります。

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現代の上級クラスらしく、全座席にコンセントが設置されています。
スマホでネットサーフするもよし、ノーパソでお仕事するもよし・・・。

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また、車内誌も備え付けられています。
なお、車内誌については持ち帰り自由となっていましたが、持ち帰られた席の車内誌については終点到着前にアテンダントが補充して回っており、今のところは「車内誌がない!」という、どこぞやのグリーン車では見受けられたような光景を、見かけることはありません。

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また、フリーWifiサービスとブランケットの貸出サービスも実施されています。
そのマニュアルも、車内誌といっしょに、背面ポケットに備え付けられていました
(もちろん、マニュアルは“持ち帰り不可”なので、勝手に持って帰ってはいけません)。

なお、車内限定グッズとして、ブックカバーと扇子が売られているようです・・・。
モノがしっかりしているだけあって、それなりのお値段はするようですが・・・。

他方で、アテンダント乗務列車でよくある、飲食物の車内販売の類は、今のところありません。
おそらく、乗り通しても乗車時間が短いこと、車内販売拠点を整備するにもそれなりの手間と経費がかかること・・・などを総合的に判断して、行っていないのでしょうが・・・。

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ペットボトルを持ち込んでチマチマやっているのも、シュールといえばシュールな光景か・・・
(うーん、どこが“プレミアム”?)。

もっとも、すでに慣れた感の乗客は、酒を持ち込んでみたり、つまみを持ち込んでみたり・・・と、勝手に何のかんのと持ち込んでいる模様。

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他方で、最前列については前席の背面テーブルを使うことができませんから、壁に設置された折りたたみ式のテーブルを使うことになります。
それはいいのですが・・・背面テーブルに比べて小さすぎ・・・orz

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他の席が埋まっている等、やむを得ない事情がない限りは、最前列については避ける方が無難という印象でした
(最前列については、車内誌やWifiマニュアルもありません・・・。結局、往路でノーパソを使うときには、膝の上に置くしかありませんでしたよ・・・orz)。

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なお、最前部と最後部には、情報表示装置が設置されています。

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車端といえば、5号車と接する淀屋橋方には、この通りしっかりとした仕切扉があります。
料金の要不要によって仕切る“関所”的な機能も果たしているのでしょうが、仕切扉が手動であることはよいとして--頻繁に開閉するものではありませんから--、ストッパーがないのか、閉まるときに結構な音を発するのは、ややマイナス評価とするべきところでしょうね・・・
(基本的にはプレミアムカーは普通車と仕切られる空間ではありますが、たとえば誤乗者が--別料金が必要とアテンダントに説明を受けて撤退する際に--慣れないまま手も添えずに閉めると、ややうるさかったところ・・・)。

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1人掛席(C席)全景。
大型のヘッドレスト、包み込むようなバケットシート、ほどほどのリクライニング角度、適度な硬さの座席--見た目だけでズブズブ沈み込むウレタン切って出しのどこぞやの普通車指定席とは違う模様--と、料金を取るに値する座席です
なお、フットレストはありませんが、乗車時間が短いことを考えれば、まあ許容範囲でしょうか・・・。

・・・もっとも、この所見は、普通車のレベルが高いおけいはんを基準としてのもの
そもそも、首都圏であれば京阪特急の普通車--転換クロスシート--でも、普通に座席指定料金を徴収しそうな世界です(ロング/クロス転換シートで座席指定料金をバンバン徴収しているわけですからね・・・)。

それを考えると、3列リクライニングシートを設定するくらいでなければ、料金を徴収することもできそうにない・・・わけでして、(阪急やJRとの)競争の結果とはいえ、普通車のレベルが高いのも考えもの・・・なのかもしれません
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ちなみに、車端を中心とする一部の2人掛席に限っては、アームレストに小型のテーブルも収容されています(この画像は帰路に乗車した14-A/B席のもの)。
おそらくは、向かい合わせにしてグループで利用することも想定されているのでしょう。

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ちなみに、京阪8000系といえば、(プレミアムカーを除けば)料金不要でありながら、頑なに広告を設置しないことでも知られています。
このプレミアムカーでも、その伝統はしっかりと継承されています。

プレミアムカーでは、座席部分にはカーペットが敷かれていますが、そのカーペットが“枯山水”をイメージしていることを示すイメージポスターが、車端には掲出されていました。

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なるほど、“枯山水”ですか・・・。

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通路部分はカーペット敷きではありませんが、あたかも石畳をイメージするかのような装飾になっていました(このあたりは、3000系から継承というところでしょうか・・・)。




車内観察編が長くなりましたが、往路の乗車記録を簡単に整理しておきましょう。
往路は、出町柳10:50発の特急に乗車しました。

出町柳からは3名の乗車。
まあ、空席表示は「○」でしたしね・・・。

ところが、三条、祇園四条、七条、丹波橋、中書島・・・と、京都市内で停まるたびに乗客が乗り込んできて、京都市内で半分近く埋まるのですから、大したものです。

埋まるのはいいのですが、グループ客や家族連れが・・・










うるさいよ(怒)!!



何をもって“プレミアム”と評価するか、基準は人それぞれでありましょうが、私の場合、

上質で快適な移動空間

・・・というときには、“静粛さ”も、重要な要素になると考えます。

もちろん、どのような客層に遭遇するかは“運次第”ですが、あまりに品のない大騒ぎをしているような連中を排除するようなシステムは、できないものですかね・・・
(一応観光利用も想定されているようですから、一律に黙っていなければならない・・・というのは求めすぎなのでしょうが、会話をする際にも“品”はあってほしいと思う私のような考えは、少数派のものなのでしょうか・・・)。

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さて、背後からは(往路は最前列にいたもので・・・)数グループの品のない騒ぎが聞こえてくるアレな状況ですが--冷静に考えてみると、アルコールの持ち込みを排除していないのもよくないのかも・・・--、気を取り直して、フリーWifiの実力を試してみるとします。

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なにか、どこぞやの高速バスでも見かけたような画面ですが・・・
とりあえず、捨てアドレスのGmailアドレスを入力して、Gmailにアクセスして認証メールをクリックすれば、普通に使えるようになりました
(この手のメールアドレス登録/特定のWebサービスのアカウント入タイプのフリーWifiサービスが増えているのであれば、特定のWebサービスのアカウントでも作っておいた方がいいような気がしてきました・・・)。

なお、どこぞやの高速バスでは速度が遅すぎてストレス溜まりまくりになりましたが--あのときは山間部の高速道路走行中だったので、特に条件が悪かったこともあるにしても--、今回は特にストレス無く、スムーズに利用することができました

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そうこうするうちに、列車は京都市内を抜けて、宇治川と木津川を渡ります。
雄大なカーブも、リクライニングシートに身を委ねて眺めると、少し違ったものに見えてきますね。

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宇治川と木津川が合流した淀川に沿って走ると、樟葉駅に到着します。
やはり、数人が乗り込んできます。

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つづいて、枚方市駅に着きました。
まだまだプレミアムカーは珍しいのか、撮影者を見かけました。
普段は外から撮っている側の人間が“撮られる側になる”というのも、奇妙なもので・・・(いや、別に私を撮っているわけではないのでしょうが・・・)。

交野線乗り場にはトーマス号となった10000系が停車中でした。
ここから大阪市内までは20分程度なのですが、それでも乗ってくる乗客がいるのですね。
まあ、枚方市から乗車して普通車の座席にありつくことはきわめて困難であることを考慮すると、「着席料」としては、アリなのかもしれません。

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枚方市駅を出ると、大阪のターミナル・京橋駅までノンストップです。
プレミアムカーのふるさと(?)、寝屋川車両工場と寝屋川車庫も、プレミアムカーから眺めると、また違って見えるような気がします・・・。

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京橋駅に着きました。
本格的な降車は、ここからです。

もっとも、普通車と異なり、終点の淀屋橋駅まで乗り通す乗客が比較的多いのが、プレミアムカーらしい光景なのかもしれません
(京橋駅で降りても、天満橋駅で降りても、北浜駅で降りても、淀屋橋駅で降りても、料金に変わりありませんしね・・・)。

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11:45、出町柳駅から55分の旅を終えて、淀屋橋駅に到着です。
他の乗客たちに続いて降りていきます。
降りるときにアテンダントから「ご乗車ありがとうございました」とお声がけいただけるのが、“プレミアム”の所以かもしれません・・・。

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乗客を降ろすと、手早く折り返し整備です。

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先頭の8号車にやってきてみました。

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プレミアムカーのデビューを告げるヘッドマークが、ちょっぴり誇らしげに見えたのは・・・気のせいでしょうか。

ともあれ、慌ただしく折り返し整備を終えて、5分ほどで再び出町柳駅に向けて発車していきました。

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ちなみに、こちらは淀屋橋駅のホーム上の空席案内ですが、直近の特急は堂々たる満席表示
週末の昼間ということもあってか、京都くんだりに観光に行く人が埋めているのでしょうか・・・。

また、この埋まり方から、さらには、駅のカウンターで購入する人の多さから、

駅に来てからどの列車に乗るのかを決める人が多い
(駅に来てから、「次の特急のプレミアムカーを」という買い方が多い)


・・・という印象も、受けたところです
(乗る列車が決まっている人の多いラッシュ時は、また事情が異なってくるのかもしれませんが・・・)。

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ホーム上には、プレミアムカーと、同時に登場したラッシュ時限定のライナー列車の案内が掲出されていました。
もっとも、そこそこ堅調な滑り出しを見せているプレミアムカーと異なり、ライナー列車は(料金差が小さいプレミアムカーが満席御礼となる一方で、普通車は)空席多数とか・・・。
そら、ライナー料金(普通車)300円、プレミアムカー料金400円(プレミアムカー乗車時はライナー料金不要)で、ライナー料金とプレミアムカー料金の差額が“100円”しかなかったら、そうなりますわな・・・

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また、ホーム上の列車案内では、プレミアムカー連結列車に限り「一部指定」と表示されるようになっていました。




長くなっていますが、もうここまでくれば勢い(←何の?)なので、帰路の記録も簡単に・・・。

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プレミアムカーのデビューを告げるポスターがここぞとばかりに貼り出されている淀屋橋駅の一角にあるカウンターでプレミアムカー券を購入して、帰りもプレミアムカーです。
普段は、往復で交通機関を変えることを原則としているのですが、今回はおけいはんに敬意を表して・・・。

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往路では誤って最前列を指定してしまいましたが、帰路では間違いなく最後列となる14番席を指定しました。
なお、空席表示案内では「○」印となっていましたので、思い切って2人掛席の窓側となるA席を希望してみました
(結局、最後まで隣のB席は埋まらなかったので、快適なものでした・・・)。

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帰路では8558号のお世話になりました。

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淀屋橋駅では数人の入りで、天満橋駅、京橋駅での乗客を加えて、15人ほどの入りとなりました。
時間帯(淀屋橋18:40発)から考えて、平日ならば満席になる列車なのでしょうが、週末ならばこんなものらしいです。

ちなみに、やたらと“柱”が多いという印象があるかもしれませんが、これは、もともとの窓割--シートピッチ920mmを想定--が存置されているところに、日よけを各座席に個別に設置しようとした“ツケ”といえます。

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日よけはごらんのとおりロールカーテン状のものですが、各座席に個別に備え付けられています。
某キハ181系やキハ82系のように、前後の席の乗客が“日よけの取り合い”をする心配はありません。

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他方で、車内から見れば“柱ばかり”となるわけで、あちらを立てればこちらが立たず・・・ですか。
また、窓割とシートピッチが一致しないため、柱を横目にする席がいくつかあるのは、改造車の悲しき性ですね・・・(上り列車であれば、12番席は完全なハズレ・・・)。



さて、帰路については枚方市駅までは静粛で快適なものでした。
ところが、その静粛をぶち破る一組の親子・・・orz

特に、子の方が全く止まることなく、しかも、車内全体に響く大声で喋り散らすことこの上なし・・・。
これが普通車ならば、「まあしかたない」で済むのかもしれませんが、別料金を払っているプレミアムカーで品のない騒ぎをされた日には、たまったものではありません

いつまで経っても止まらない&他の客は何も言わないので、思わず私が半ギレになりつつ(しかし半ギレになっていることを抑えながら)苦言を呈しに言ったら、逆ギレされることはなく、止まりはしませんでしたがマシになった(音量は下がった)ので、まだマシだったのかもしれませんが、

別料金を払って買っているのは、“上級の座席だけではない”・・・という見方、そんなにレアなのでしょうかね・・・

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まあ、そんなアレなこともありましたが、列車は終点の出町柳駅に着きました。
普段は、運賃の節約的な意味で--鴨東線区間に乗り入れると加算運賃がかかるので--三条駅で降りて市バスに乗り換えることが多いのですが、せっかくなので終点まで乗り通し・・・と。

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折り返し整備をしているのですが、よく見ると

急行・淀行き
(車庫入れを兼ねる模様)

・・・となっていて、土休日限定のレアな光景を眺めることができました。

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なお、空席表示では全く表示されないこの急行列車・・・。
ならば、プレミアムカーも料金不要の自由席扱いで開放されるのか・・・というと、そうではないそうです
(淀までの短区間でも、また、間合いの急行列車でも、プレミアムカーはあくまでもプレミアムカー・・・)。




・・・ということで、大阪に行った際になぜか往復とも乗車してきた、京阪特急プレミアムカーの記録でした。
印象点を箇条書きで整理してみます。

(ここは高評価)
・アコモデーションは必要十分なレベル
(細かいところをみればケチをつけるところもありますが、料金400~500円ということを考えれば、あまりケチをつけすぎるのも)

・常時混雑する京阪特急において、混雑と無縁の空間はすばらしい
(もちろん、時間帯や曜日によって満席になることはあるでしょうが、立席客が入りこんでくることはない)

・リクライニングシートから眺める車窓は“まさに、プレミアム”
(数百円余計に払っているだけにもかかわらず(笑)、追い越しやスライドの際の優越感が半端ではない)

・コンセントとフリーWifiはありがたい

(ここはどうなのよ)
・自動券売機(駅コンコース/ホーム上)でのプレミアムカー券の販売も検討課題では?
(現状の本数と販売枚数であれば、カウンターでの手売りとインターネット販売で何とかなるという見方もあるのでしょうが、ホーム上の空席表示装置の存在意義って何?)

・現状では、アテンダントを有効に活用しきっているとはいいがたい
(ハードルはいろいろとあるのでしょうが、簡単な車内販売くらいはあってもいいのでは?飲食物の需要はなくとも、グッズ販売でもあれば、観光客には喜ばれるかも・・・。もっとも、静粛な車内を求める立場からすると、現状の“商売っ気のなさ”に救われているところもあるので、痛し痒しですか・・・)

・(リクライニングシート装備でありながら)トイレがない
(わずかな特急車のためだけに汚物処理装置を整備するのも負担なのでしょうが、“画竜点睛を欠く”というものですね・・・)

・(タイミングが悪いと)客層に難あり
(“プレミアム”には、アコモデーションだけではなく快適で上質な空間も含まれるはずでは? 少なくとも、料金を払っているから品のない騒音を発してよいということにはならないはずです・・・。もちろん、アレな客が紛れ込んでくるのは京阪の責任ではないのでしょうが、「料金を必要とするプレミアムな空間を確保するために必要なもの」について、再考が必要では? たとえば、一部高速バスで行われているような「携帯電話の注意/乗客同士の会話への注意/ヘッドホン使用時の注意」といったマナー啓発アナウンスくらいは、あってもよいのかもしれません・・・。

ちなみに、プレミアムカー券には、子ども料金の設定はありません。そのあたりはJRのグリーン車と同じ考えなのでしょうが、なにせ料金がワンコイン程度ですから、子どもの流入を防ぐことにはなりそうにありませんね・・・(いや、きちんと上級クラスの意味を理解している、きちんと躾けられた子どもが乗車する分には問題ないのでしょうが、現実は・・・))


いろいろと気になるところもなかったわけではありませんが、もともとの普通車のアコモデーションが上級なところに、さらに設定されたプレミアムカー。
長期的に見れば沿線人口が減り乗客も減って行くであろう--これはどこの鉄道会社も似たようなものですが--状況も見すえながら、京阪の打ち出した“攻めの一手”。

ケチな関西人(笑)相手にどこまで定着するのか・・・というか、通勤客と(外国人を含む)観光客が主なターゲットであれば、必ずしもケチな関西人を相手にしなくてもいいのかもしれませんが、今のところの堅調さが、これからも末永く続くことを、願うばかりです
(もっとも、私自身の場合であれば、「プレミアムカー一択」とはならず、先頭展望席に居座ることもあれば、ダブルデッカーに居座ることもあれば・・・と、その日のノリと気分で使い分けることに、なりそうですけどね・・・(苦笑))。

オレンジライナーえひめ号・大阪線(伊予鉄バス・29年8月)・その②

「その①」のつづきです・・・

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17:08、松山市駅から2時間ほどで、最初の開放休憩地となる、德島道・吉野川サービスエリアに到着しました。
15分の休憩が宣言され、ほとんどの乗客が降りていきます・・・。

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乗車した車両(ナンバー「53-04」)は、未だ旧塗色の車両でした。
あらぬ方向へと“チャレンジ”してしまい、オレンジ一色に塗りたくられた--存在感はあれども、軽快さも風格もへったくれもない--アレなバスや電車が増える中、さてこの車はいつまで旧塗色であり続けることか・・・
(余談ながら、前回同じ時間帯のバスに乗車したとき(平成28年5月)も、同じ車が充当されていました。固定運用?)。

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それにしても、貸切車から導入がはじまり、高速車では当たり前のように見受けられたこの軽快にしてよくできたデザインと塗装・・・、どうしてわざわざ塗りつぶす必要があるのでしょうかね・・・(しかも、無駄に費用をかけてまで・・・)。

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子会社に愛媛日野自動車がある伊予鉄道のこと、(地方事業者らしからぬ)バスは日野の新車オンリー(中古車の導入なんてとんでもない・・・。中古車が導入されないからこそ、“物持ちがよすぎる”ことにもなるのかもしれません・・・)ですが、

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従来塗装、セレガのアクセントピラーともよく合っていたのですが・・・。

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ともあれ、休憩を終えて、撮りバス活動を適当にこなして、バスに戻ります・・・。

もっとも、かつての“開放休憩時のお楽しみ”であった、サービスコーナーのドリンクサービスも、今や無し・・・
(無いことを確認していたので、しょうがないから吉野川サービスエリアの自販機で、自腹で飲み物を補充・・・orz)

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自席の3-C席に戻りましたよ。

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17:23、きっちり15分の休憩で動きだそう・・・としたところで、15:30に松山市駅を出発した京都行きが追いついてきました・・・。
あちらも、従来塗装車が充当されていました。

それにしても、いつも思うことですが、


どうして(大阪線より)距離の長い京都線は4列車なのか・・・(苦笑)

(ドリンクサービスが存在しなくなった・・・という意味では、京都線と大阪線のサービスレベルは揃いましたが、そんな低レベルなところで揃わなくともよろしい・・・orz


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そういえば、吉野川サービスエリアでは、西日本JRバスの「スーパードリーム」仕様なガーラSHDを見かけました。
このときは「回送」表示で乗客も乗っていなかったので、繁忙期の続行便で運用された車の、返却回送というところでしょうか・・・。

このタイプの車も徐々に廃車が進み稀少品になってきていますが、“狙って乗ることができない”のが、もどかしいところ・・・
(吉野川にいるということは、松山EXPか高知EXPに充当されたのでしょうが、さてどちらに充当されていたのか・・・)。




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・・・ともあれ、吉野川サービスエリアを出たバスは、吉野川に沿って東へひた走ります・・・。

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だいぶ標高が下がってきました・・・。

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藍住ICで德島道を流出して、毎度おなじみの德島県道1号線を5分ほど走れば、板野ICから高松道に入ります・・・。

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対面通行を原則としてきた高松道ですが、4車線化工事が決まりまして、ただいま工事真っ盛りです・・・
(4車線化工事が完了してしばらく経てば、高松道が対面通行だった時代のことなんて、すっかり忘れ去られることでしょう・・・。ちょうど、松山道のいよ西条~松山間が、開業からしばらくは対面通行だったのに、いまやその痕跡さえ存在しないように・・・)。

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そうこうするうちに、バスは神戸淡路鳴門道にさしかかり、大鳴門橋を渡ります。
サヨウナラ四国・・・

いかに8月といえど、18時を回るとだんだん暗くなっていき、窓の外を眺めても、映るのは不気味な物体--オマエの顔だよ!(失笑)--ばかり・・・

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吉野川サービスエリアから1時間半ほどで、室津パーキングエリアに着きました(18:58着)。
それにしても、四国各方面からの高速バスにとっての一大休憩地ですから、高速バスが多いのは当然なのですが・・・それ以上にトラックの多いこと多いこと・・・。

トラックをかき分け、数少ないバススペースに停車
(右側のエアロバスは、西日本JRバスの高知EXP号)。

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例によってほとんどの乗客は降りていきますが、億劫なのか残っている乗客も・・・。
繁忙期のバスにおいて、車内画像集めも一苦労です・・・(そんな苦労をしているのもバスヲタくらいのものでしょうけどね・・・orz)。

なお、室津PAにはしっかりとしたコンビニ(上り線であればファミリーマート)がありますが、そのためか自動販売機は一切存在せず、ただ単に飲み物が欲しい・・・という場合であっても、レジに並ぶ必要があり、地味に一手間です

だから、ドリンクサービスはあってくれないと・・・と、ボヤいたところで、まず復活することはないんでしょうけどね・・・。

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車の量も多ければ、スペースも狭隘--吉野川サービスエリアが、“広すぎるだけ”という説もあり--ということもあり、撮りバスもそこそこに車内に戻ります・・・。

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約15分の休憩を経て、19:15、バスは再び動き始めました。
走ること10分少々で、淡路サービスエリアの観覧車が見えてきました。淡路島ともお別れです・・・。

JRバスの松山エクスプレス大阪号であれば、最初の降車停留所である高速舞子到着のアナウンスが流れ始めるところ、オレンジライナーえひめ号は舞子での客扱いがない・・・それどころか、この便は梅田まで直通する便のため、車内に慌ただしさはありません。

慌ただしさがないのはいいのですが、3番席と4番席に前後に分かれて座っているリア充風DQNどもが、ペチャクチャじゃかましい・・・(怒)。
大の男が密室空間たる高速バスの車内でじゃかましいとは何ごとか・・・と思っても、何も言えない私はチキンなのでしょうが、しょうがないのでICレコーダーを引っ張り出して--この状況では録りバスなんてやるだけ無駄--、音には音で対抗・・・orz。

なお、このアホグループの中に、膝を立てて座っているのがおりまして、マナー云々以前に、道路交通法に抵触するのではないかと、思ったことしきり・・・(あの姿勢でシートベルトは装着できないでしょうし・・・)。

ホント、高速バスはライバルに対してだいたいにおいて安価に、そこそこの快適度で運んでくれて有り難いのですが、時折ホームラン級のアホに遭遇するのが・・・なんともかんとも・・・
(いや、他の交通機関でもマナー違反なアホはいるのですが、膝立ててバスに乗ってるアホには、なかなか遭遇できませんよ・・・。このアホども、四国内では寝ていてくれてこちらは快適だったのですが、起きてんじゃねぇよ・・・)。


なお、室津発車の段階で、乗務員氏からは中国道の事故渋滞についてアナウンスがありました(道路状況について細かいアナウンスがあるのは、ありがたいことです・・・)。
「渋滞は解消しつつあり、大きな遅れにはならない模様」とのことですが、さてどうなることか・・・。






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結局、宝塚付近でわずかに“流れが悪い”という状況にはなっていたものの、渋滞には遭遇することなく、20:30頃に、梅田に到着しました。
この路線の降車地は、疑いなく梅田がメインですので、ほとんどの乗客が降りていきました・・・って

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誰も残っていない・・・(苦笑)


・・・ということで、最後の一区間だけですが、貸切となりました。

乗務員氏からは、10分ほどの遅れとなっておりまして申し訳ありません・・・とのアナウンスでしたが、




高速バスでは、10分程度の遅れは定時運行のうち

・・・ですから、私は全く気にしていませんよ・・・
(1時間とか2時間とかになると、また話は変わってきますが、高速バスの遅れは、往々にして“バス会社の責任にはよらない”ので--渋滞による遅れなどは、その最たるものですね--、バス会社に文句を言うのはもちろん、乗務員氏に苦言を呈するのも筋違いというものです・・・)。

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かくして、20:45頃、まさに約10分の遅れ--定刻みたいなもの--で、終点の新大阪につきました。
快適なドライブを提供してくださった乗務員氏に御礼を申し上げつつ、オレンジライナーえひめ号の旅を終えます。

私一人を降ろしたバスは、翌日の折り返しに備えて、阪急バスの豊中営業所へと回送されていきました・・・。




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・・・ということで、約1年3ヶ月ぶりとなりました、「オレンジライナーえひめ」号(大阪線)の乗車記録でした。

お盆休みが明けた後の、まがりなりにもカレンダーが黒い日であってもほぼ満席となる乗客を集めるのですから、老舗路線の人気健在なり・・・というところなのでしょうが、予告も告知も抜きのドリンクサービスの廃止には、強く苦言を呈したいところです。

ドリンクサービスをケチってどの程度コストが削減できるのかわかりませんが--塵も積もれば山となるので、年単位で見ればバカにならないのかもしれませんが--、ライバルの「松山エクスプレス大阪」号に対する優位な点--JR四国バス便にはドリンクサービスがありますけどね・・・--だっただけに、もったいないところ
(また、ここでも指摘したように、室津PAで飲み物だけを調達しようとするとコンビニのレジに並ぶのが億劫なので、その億劫さを避ける意味でも、クーラーボックスの缶飲料(阪急バスであれば紙パック飲料)とサービスコーナーのコーヒー・お茶の“両方”とまでは言わないにしても、“どちらか一方”だけでも、存置してくれていたらありがたかったのですが・・・)。

他方で、新規に導入されたフリーWifiサービスについては、改善の余地が大きいですね。
まず、説明書の類を各席に備える必要があるのは当然のこととして、「コンセントのないWifiサービス」というのは、画竜点睛を欠くというもの・・・。

旧車にコンセントを後付け・・・というのは、コスト面でもハードルは高いのでしょうが、フリーWifiサービスをアピールポイントにするならば、避けて通れない道のように、思われます・・・
(私が使っているときに速度がアレだったのは、パソコン経由だったのがいけないのかもしれませんので、そこは対象をスマホやタブレットに絞るというのも--通信量の制限的な意味で--、アリと言えばアリなのでしょうが、そうであればなおのことコンセントは欠かせないでしょう・・・
(スマホはバッテリーの貧弱なもの・・・らしいですからね。ガラホユーザーの私にはよくわかりませんが・・・))。



まあ、こんなふうに苦言も呈していますが、全体として見れば、サービス低下後の現在もなお、中距離高速バスとしては及第点のつけられるレベルであることは確かです--これまでが、昨今のコスト削減にうるさい高速バス事情からすればレベルが高かっただけ--。


・・・とはいえ、ライバルのJRバスは原則としてコンセント装備車を充当し、フリーWifiサービスでも一歩先んじていますので、

競争はサービスを活性化させる

・・・を、体現していただきたいものである・・・--コスト削減一辺倒なのはいかがなものか--などと書くと、「貴様キモプアのくせに何様だ」・・・と、どこからともなく非難石礫が飛んできそうですけどね・・・。


なお、「発車オーライネット」経由での予約に際して座席指定ができるようになった・・・のは、私にとっては地味ながらも非常にありがたい改善です。
もっとも、これもライバルの「松山エクスプレス大阪」号では、とっくの昔にできるようになっていたことなので、伊予鉄・阪急バスが“ようやく追いついただけ”・・・という、見方もできるのかもしれませんけどね・・・。



(余談)
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新大阪からは、快速(高槻以東普通)に乗って帰りました。
途中で新快速に抜かれるものの、新快速より空いているので重宝する・・・のは、新大阪で降りても大阪駅JR高速バスターミナルで降りても変わらないのですが・・・

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途中の島本駅付近で、非常照明に切り替わっていました(数十秒で復帰しましたが・・・)。
何かトラブルでもあったのでしょうか・・・(アナウンスも何もなかったので、ただたんに一時的な離線であったのかも、しれませんけどね・・・)。

(おわり)

オレンジライナーえひめ号・大阪線(伊予鉄バス・29年8月)・その①

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このお盆の、地元から京都への戻りに、久しぶりに「オレンジライナーえひめ号・大阪線」を利用してきました。
ヘボブログの乗車記を振り返ってみたところ、前回の乗車が昨年5月とのことで、実に1年3ヶ月ぶりの利用となりました。

どうしてそんなことになっていたかというと、本路線のライバルとなる、JRバスの「松山エクスプレス大阪」号は、インターネット上で座席指定が可能であるのに対して、本路線はなかなかインターネット上の座席指定に対応しなかった・・・という事情があります。

ところが、今年になって、いつの間にやら、

インターネット上で座席指定が可能になった!



・・・ということで、早速実践することにした次第です
(それまでも、バス会社に電話予約すれば座席希望も聞いてもらえましたが、ネット上で自分で選択できる利便性に勝るものなし・・・。なお、他にもいくつかの“改変”がいつの間にやらあったようですが、それについては後述・・・)。




・・・と、いうことで、やってまいりましたのはお盆休み明けの8月某日の伊予鉄道松山市駅です。
駅前バスターミナルの2番乗り場から高速バスが発着します。

この日は、例によって松山市駅15:10発の便(伊予鉄道運行)を選択しました。

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待つことしばし、始発の松山室町営業所から、回送がてらバスがやって来ました。
待合室から乗客が続々と出てきます。

さて、「インターネット上で座席指定できるようになった」ということで、みんな大好き(?)“いちばんええせき”・・・と思ったら、あえなく埋まっていました
(一応、販売開始日に予約したのですが、考えることはどいつもこいつも大して変わらない模様・・・)。

・・・ということで、選択したのは

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トイレ前でいくらリクライニングさせても誰も文句を言わない3-C席

・・・で、ございます。


トイレ前といえば・・・

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オレンジライナーえひめ号の“定番”サービスこと、サービスコーナーのコーヒーとお茶で一服・・・











サービスコーナーに何もないやんけ?!

かつては“山積み”だったインスタントコーヒーセットも、ティーパックも、紙コップも・・・何もない!!

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もちろん、冷水やお湯のコックをひねっても、何も出てきません・・・。





・・・ということは、“いちばんええせき”の前のクーラーボックスも・・・





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かつて缶ジュースが詰め込まれていたクーラーボックスは、“おしぼりボックス”と化していました・・・orz



・・・ということで、当ヘボブログのコメント欄にてご教示いただいていたので、そこまで驚きはしませんでしたが、路線の開設以来30年近くにわたって連綿と継続されてきたドリンクサービスは、あっさりと切り捨てられてしまっておりました・・・



もちろん、コストに何かとうるさい昨今のこと、かつては存在していたサービスコーナーを閉鎖する路線が徐々に増えてきているとはいえ、

オレンジライナーえひめ、オマエもか・・・

・・・と、ボヤいてみたくもなります。


私自身はドリンクサービスに毎回お世話になっていたので、こうして“なくなってしまう”と、もの悲しくありますね・・・
(更に苦言を呈すると、「ドリンクサービスの廃止」について、サービスコーナーやクーラーボックスに何の掲示もなければ、HPでは公式な告知が全くないというのも、利用者を舐めていると言うべきか何というべきか・・・)。

ちなみに、共同運行している阪急バスからも、軌を一にするようにドリンクサービスが廃止されたとのことです
(乗務員氏に無駄に聞いてみた・・・。なお、阪急バスのHPによれば、四国線だけではなく、他の中長距離昼行バスのドリンクサービスも、一律に廃止されているようです・・・)。

伊予鉄、阪急、どちらが言いだしたことかは、部外者たる私には確たるものではありませんが、本路線の魅力がひとつ“なくなった”ことだけは事実ですね。

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背面ポケットにあった“ごあんない”にはドリンクサービスの記述があるのですが・・・。




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他方で、なくなるサービスもあれば登場するサービスもあり・・・。

無料Wi-Fiサービスが開始されていました。
もっとも、バス車内には“IYOTETSU FREE Wi-Fi”のステッカーが掲出されているものの、座席ポケットにマニュアル的なものもなければ、そもそもこの車にはコンセントが存在しない・・・と来ておりまして
(伊予鉄はバスにコンセントを備え付けるようになるのが遅く、かなり新しい車でなければ備え付けられていません。この点は、同じように無料Wi-Fiサービスをしていても、松山~大阪間では、新車はおろか旧式のエアロバスにさえ後付けでコンセントを増設しているJRバスの方が一歩先んじていますね・・・)、


わかる人だけが、きちんと充電して備えてきたうえで利用できるサービス


・・・というのが、偽らざる実感でした。

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ちなみに、私は手元のパソコンで接続しようとしたのですが、普段使いのFirefoxではこんなエラーメッセージが出て先に進めず・・・
利便性重視のためにセキュリティーについてはある程度目をつぶる・・・というのは、フリーWifiにおいてはよくわるパターンですから、それはそれでいいのですが、「自己責任で先に進ませてくれよ・・・」と、Firefoxに苦言を呈してみたくもなります
(結局、埒が明かないのでブラウザを切り替えて先に進んだ・・・orz)。


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しっかし、初回だからか何かわかりませんが、使い始めるまでのハードルが高すぎる・・・。
gmailの捨てアドレスを登録して先に進もうとすると、google先生から、


予期しないアクセスがあったから、セキュリティーのために端末認証してや(←意訳)


・・・と警告を食らわされて(もちろん、これはgoogle先生の仕様の問題であって、フリーWifiの問題ではありません)、いい加減嫌になって使うのをやめました・・・
(なお、このときはほぼ満席で、フリーWifiの利用者が多かったからか、はたまた単にパソコンから使っているのが悪いのか、認証時には次のページに遷移するまでに数分かかるというストレスMaxの状態・・・。基本的にはスマホの小画面用のフリーWifiサービスなのだと思われます・・・)。

この点、利用経験のある高速バスのフリーWifiサービスで言うならば、全但バスの方がよほど使い勝手がよかったです
(メールアドレス認証などなしに、スムーズに、しかもそれなりの回線速度で使うことができた・・・。まあ、私が乗ったときがたまたまガラガラだったということはあるにせよ・・・)。


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さて、こちらは背面ポケット。

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使い捨てスリッパのサービスは継続なんですね・・・。

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夜行便では定番というものの、昼行便では稀なブランケット(毛布)のサービスも健在でした。
健在でしたが、以前乗車したときには“伊予鉄道”の刺繍がオレンジで入った特注品だったところ、このときはブランケットのどこを見ても社名の刺繍なし・・・

グレーのカラーリングも、触ってみての質感も、前回乗車したときのブランケットと変わりはなかったように見受けられるのですが・・・。





・・・ということで、“サービスダウン”したところもあれば、“サービスアップ”したところもあることを確認しつつ、7割程度の入りで松山市駅を発車します。

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市内電車の線路に沿って、大街道を目指します。
なお、発車後に乗務員氏から簡単な案内とともに、「本日は予約で満席につき、お席の移動はご遠慮ください」宣言が出されました。
お盆明けとはいえ、まだまだ繁忙期なのか、何だかんだいっても人気老舗路線のなせるわざなのか・・・。

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市内電車でも、“チャレンジ”された車両がすっかり増えました。
大街道では5人ばかり乗車してきて、車内はほぼ満席・・・。

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その後、石手川を渡り、松山インター口バス停に向かうべく天山交差点にさしかかり・・・って

松山市駅を10分後(15:20)に出た、神戸線の神姫バスが追いついてきていました・・・


民鉄系の神戸線は、所要時間を切り詰めるために大街道を経由しませんが、なるほど効果はてきめんの模様・・・
(他方で、そこまでしても松山市駅~三宮間の“4時間ちょうど”というダイヤは、“カツカツ”なんですけどね・・・)。

なお、松山IC口では、なぜか乗ってきた乗客がその場で何やら精算しており・・・(予約で満席宣言が出されている以上、飛び乗りではないと思うのですが、だとしたら何を精算していたのやら・・・)、5分ほど停まっていました・・・
(そのあいだに、神戸線ははるか彼方に先行・・・)。

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松山外環状線を見上げつつ・・・

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松山ICから高速走行です・・・

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・・・と思いきや、10分ほどで川内ICバス停で乗車扱いのため、早速流出。
2人乗ってきて、予備席(5-B席)を除き、ほぼきっちりと埋まりました。
JRバスでは三島川之江ICや、(便によっては)德島道のバス停でも客扱いがありますが、本路線はここで乗車扱い終了です。

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川内IC~いよ西条IC間の山岳地帯では起きていたのですが、快適な走行と、無駄にフルリクライニングさせていた--そのためのトイレ前3-C席の確保なのですが・・・--こともあって、

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気がつけばバスは徳島道にさしかかっていました・・・。

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吉野川を渡ると・・・

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最初の開放休憩地となる、吉野川サービスエリアに到着です・・・。

「その②」につづく・・・

架線トラブルに轟沈す・・・

昨日の朝に、用務で神戸市内某所に出かけていました。
朝ラッシュでごった返す京都駅に着いてみると、駅のモニターに・・・

遅れ等が発生しています
(東海道本線から山陽本線にかけて延々と伸びる黄色い線・・・(苦笑))



また人身事故か車内点検か線路確認か・・・と思って、理由の欄を眺めていると、




前夜(7月26日夜)に発生した架線トラブル



・・・ということで、前夜のトラブルをまだ引きずっているとは・・・という思いが半分、



前夜のことならば、大した問題でもなかろう・・・という思い込みが半分




さて、新快速を中心にだいぶ乱れが出ていたようですが、京都駅始発の「スーパーはくと」号で優雅に抜けるつもりでしたので、新快速が乱れていても何とかなるだろ・・・と、思っていたこともありました

特急列車については、何のアナウンスもなければ、遅れが発生するとの掲示もありませんでしたので・・・



思えば、確認くらいとらなかったのが、その後のトラブルの原因となるのですが・・・。




さて、朝ラッシュ時(8時台)ということもあって新快速の乗客は昼間以上に多いです。
そのような事情もあって、緩行(各駅停車;4番線)、普通~快速列車(5番線)と、京都駅では乗車ホームが分離され、別ホームとなる6番線から新快速は発車するわけですが、



新快速は1本も来ない

(15分ほどの間に、隣の5番線から、立て続けに普通~快速列車は3本発車しているのに・・・。思えば、最初に出た普通~快速列車が「大阪駅には先に到着する見込みです」というアナウンスを真に受けておくべきでした・・・orz)。

当然のことながら、6番線/7番線のホーム上は通勤通学客でごった返すことになります。
そしてやってこない特急列車・・・orz
(「スーパーはくと3号」の前に「くろしお3号」と「はるか13号」と「サンダーバード4号」が発車するはずなのですが、所定の時刻になっても何もやってこない・・・。トラブル区間を突っ切る「はるか」号はともかく、「くろしお」号は京都始発で、向日町から回送してくるだけなのに・・・)。




ときに8時50分。
本来ならば「スーパーはくと3号」の発車時間ですが、何のアナウンスも状況説明もなし。
新快速が“8両”という嫌がらせで、大津駅を発車したというアナウンスが流れてきましたが、この状況では難民列車であることは確定、下手をしなくとも「乗ることさえできないに違いない」状態です。


結局、これも遅れてやってきた「サンダーバード4号」に乗り込んで、大阪駅までいって、その先のことを考えることにしました。
なお、手元には「スーパーはくと」号の利用を想定して、京都→三ノ宮間の自由席特急券がありましたが、結局いつやってくるかわからないため、途中打ち切りになることを承知のうえで、サンダーバード号の自由席に乗車するために使いました。

普段、京都→大阪間でサンダーバード号の自由席が立席状態になることはないと思われますが(京都駅で大挙して下りるため)、このときは容赦なく立ち客がデッキにあふれる状態。
もちろん、新快速がいつまで経ってもやってこないから・・・ではありますが、特急料金はもちろん“自腹”となるわけで、車掌氏が総出で車内検札に励んでいたわけですが、



この“臨時収入”は、どうなのだろう・・・

と、思わないでもなかったです。




なお、京阪間の上り線では、普段は朝9時に見かけることのないような車両群--当日は新大阪打ち切りになったらしいサンライズ編成や、福山レールエクスプレス等々--を見かけ、(それをネット上で嗅ぎつけてかなんなのか(?))沿線に大挙して鉄ヲタが出動していましたが、オマエら仕事しろやというべきか、人の不幸につけ込んで楽しいのかよ・・・と、思うことしきりでした・・・
(いや、時として“出動する側”に私も回ることは否定しませんが、迷惑と不満の怨嗟が渦巻く状況で、「珍しいもの撮れたでワッホイ」と言わんばかりに、よくカメラ向けていられるよな・・・的な意味で)。

なお、サンダーバード号自体は25分ほどの遅れで大阪駅にどうにか到着したものの、大阪駅から先の新快速はやってこない--そら、新快速も来なければスーパーはくと号も来ないからサンダーバード号に乗ったのですから--、ということで、階段を上下して、隣のホームに停車していた快速にどうにかこうにか乗車したのですが、先行の緩行線(各停)列車に頭を抑えられるもどかしい走りで、三ノ宮に着いたときには用務に間に合わせるためには“微妙”な時刻。

一応、30分程度の遅れが出ても対応できるような時間帯には出るようにしているのですが、昨日についてはその想定を超えるレベルでした・・・orz。

結局、目的地最寄りの駅から“タクシー(お車)”を使って--もちろん“自腹”。JRはそんな面倒見てくれませんし、行先もそこまで交通費の面倒を見てくれません(行先の責任でないことも確かですから・・・)--辛うじて“帳尻”はあわせたのですが、費用は余計にかかるわ、無駄にストレスは溜まるわで、エラい目にあいました
(そして、授業のネタにして失笑を買うというところまでが“ワンセット”(苦笑))。




とはいえ、京阪神間の特急列車で言えば、「はまかぜ1号」は10分ほどの遅れで運転されていました(三ノ宮駅で見かけました)。
そうであれば、「スーパーはくと3号」を定時や、同じ程度の遅れで運転することもできたはずなのに、それをしないJRは何を考えているのやら・・・
(結局、三ノ宮では「はまかぜ1号」が「スーパーはくと3号」に先発するという、わけのわからないことになっていました。また、「スーパーはくと3号」は、結局、40分ほどの遅れをともなって西に向かったようです・・・)。

架線トラブルを引き起こす--後で調べてみたら、火花を散らして切れた架線に新快速が突っ込んでいったとか・・・--というのもどうかと思いますが、その後の対応もあまり誉められたものではなさそう・・・


そういうときに限って、阪急を使わずにJRを使おうとした私の巡り合わせの悪さも、それはそれで“残念”なところなのでしょうが、もうちょっと細かく、運行状況について丁寧に説明するべきではないか・・・とは、思うことしきりでした
(快速のダイヤはガタガタ、新快速は来ない、特急も来ないと、もっと早い段階でわかっていたら、京都駅のその場で新幹線に切り替えるという手もあったのに・・・いや、それも“自腹”なので、おサイフには厳しいですけどね・・・orz)。
プロフィール

キモプアの紙

Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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