松山エクスプレス大阪号の旅(“グランドリーム”仕様車)・その②

「その①」のつづきです・・・

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JR松山駅から2時間弱。
バスは最初の開放休憩地となる、徳島自動車道の吉野川SAに着きました。

毎度おなじみ(?)撮りバスのお時間です
(吉野川SAは敷地が広いので、撮りバスもやりやすいですね・・・)。

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側面。
白ベースの清楚(?)な塗装ですが、洗車には気を遣わないと大変なことになりそう・・・。

なお、このとき乗車した車両(社内番号「641-4936」)は、2014年度の投入車両だそうです。
おそらくは、首都圏路線などで使用されていたものがコンバートされたのでしょう
(新車を首都圏路線に入れて、玉突きで松山にやってきている?)。

そうして投入から3年経っている割にはきれいな状態を保っているわけで、日々の洗車や整備に気を遣っていることがうかがえます・・・。

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ロゴとツバメの拡大。

“ツバメに目が入っている”

のが、西日本JRバスの証です(なお、共同運行会社のJR四国バスのツバメには、目がありません・・・(苦笑))。

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リアに回り込みました。
現行ガーラらしく、電子制御サスペンションが標準装備されており、高速道路を走っている分には快適なものです。

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後方側面。
“昼行便”で、☆のマークというのも・・・という気もしないでもありませんが、まあ“ヤボなツッコミ”というやつでしょう。

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すっかり見慣れたガーラでも(現行セレガとほぼ同一の車体ということもありますし・・・)、塗装ひとつでずいぶんと雰囲気が変わるものです・・・。

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松山市内から似たような位置を走っている、伊予鉄バスの京都行きと並んで一休み・・・。






休憩終了(出発)時刻が近づいてきましたので、車内に戻ります。

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松山か高知からやってきたのでしょうか、徳島バスが開放休憩のため停車したところでした。

17:33、開放休憩を終えて発車です。
なお、車内各所で案内されていたとおり、また、乗務員氏がアナウンスで繰り返していたとおり、



本当に“人数確認しないで”動き出した



・・・ということで、そんな開放休憩体験、今まで一度もしたことがありませんでしたので、妙に新鮮でした。




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徳島自動車道は何気に吉野川に沿っているのですが、車窓から吉野川を眺めることができる区間は、それほど多いわけではありません(吉野川SA前後は、数少ない“吉野川を眺めることができる”区間ですね・・・)。

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街並みを見下ろしながら、バスは東へひた走ります。

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藍住ICで徳島自動車道を降りて、数分の一般道走行。

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板野ICから高松自動車道に乗って、淡路島へ向かいます・・・。
高松自動車道は4車線化工事の真っ最中。
この工事が完了すると、少しは松山方面への高速バスも速くは・・・あまりならないような気もします(高松道の走行距離は決して長くないので。むしろ、高松発着の高速バスへのメリットが大きいのでしょうね・・・)。

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大鳴門橋を渡り、四国に別れを告げます。

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淡路島のタマネギ畑を見下ろす頃--おおむね、西淡三原ICの前後--には、外はすっかり夕闇に包まれています(おおむね19時前)。




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19:05、二度目にして最後の開放休憩地となる、神戸淡路鳴門自動車道の室津PAに着きました。

こちらは毎度のことながら交通量が多く、撮りバスにはあまり適していませんね・・・orz。
そして、若干先行していた伊予鉄バスの京都行きに再び追いつく・・・と。

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運転席の横に、発車予定時刻の掲示がありました。

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車内はあいかわらずプライベートカーテンが全席にわたってひかれており--まあ、満席ですし・・・--、外が暗くなってきたことと相まって、気分は“夜行バス”です


予告どおり、19:16にバスは動き始めました。
やはり、「人数確認なしに動き始める」ことに、まだまだ馴染めません・・・。

19:32に高速舞子に到着して乗客を降ろし、神戸淡路鳴門自動車道~阪神高速道路と進路をとりまして、

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19:57、三宮バスターミナルに到着しました。
連休中ということで渋滞に遭遇することも懸念していたのですが--また、乗務員氏も渋滞による遅れのリスクについてアナウンスしていたのですが--全く渋滞に遭遇することもなく、若干の早着となりました。

三宮を出て、大阪湾沿いの“いつものルート”をひた走り、湊町バスターミナルにも若干の装着。

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最後は四つ橋筋を北上して、

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終点の大阪駅JR高速バスターミナルには、20分ほどの早着となりました(到着時間を記録していませんでしたが、予定よりも1本早い快速列車に乗り継ぎましたので・・・)。

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こちら、降車時の車内ですが、大型の座席にプライベートカーテンと、“解放感の対極にある”バスですね。


ともあれ、乗客を降ろしたバスは点検の後、車庫のある大阪北営業所へと去って行きました・・・。




・・・ということで、馴染んだ方からすれば“今更”の感もあるかもしれませんが、四国路線に遂に“定期便”として投入された“グランドリーム仕様車”の乗車記でした。

正直なところ、座席周りについては従来型のクレイドルシートと大差あるとは思えないのですが、

ソフト面のサービス強化(無料Wi-Fiの導入など)
昼行便でありながらのプライベートカーテンの利用可能




そして、


人数確認しないまま休憩地を発車するバス


・・・に、微妙にカルチャーショックを受けたのでありましたとさ。
プライベート感を満喫しながら移動するという意味では、なかなか“意欲的”なのかもしれませんね。

(おわり)

松山エクスプレス大阪号の旅(“グランドリーム”仕様車)・その①

今年になって突如西日本JRバスから発表された・・・

「松山エクスプレス大阪」号の一部便への“グランドリーム仕様車”投入


やや長い距離を走る高速バスとはいえ、“昼行便”に、夜行便仕様の車両を導入するのはどうなのか?・・・という説もありますが、グランドリーム仕様車は、現在では西日本JRバスの新規に導入される3列独立シート車の“標準仕様”となりつつありますので、こうして昼行便にも投入した方が“何かと合理的”なのでしょうね・・・
(「北陸道昼特急」号のように、一気にグランドリーム仕様車に置き換えてしまうような例もありますしね・・・)。


・・・ということで、先月(平成29年4月)から“グランドリーム仕様車”が導入されている「松山エクスプレス大阪」16号に、連休中に乗車してきましたので、そのときの記録です。




やってまいりましたのは15時過ぎのJR松山駅。
連休中ということもあって、鉄道利用者と高速バス利用者で賑やかです・・・。

待つことしばし・・・

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所定どおり、真っ白な“グランドリーム仕様車”が、始発のJR四国バス松山支店からやってきました

前回この便に乗車したときは、15年選手のエアロバスでしたので、エラい違いです
(そして、代走にぶち当たることもなく所定の車両がやってきてくれて、やれやれ・・・)。


まずは改札を受けて荷物をトランクに放り込んでから、手土産を買いに駅構内のコンビニへ。
手早く用事を済ませて、車内に入ります。

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“グランドリーム仕様車”ということで、改良型のクレイドルシートが鎮座しています。
クレイドルシートといえば、きわめて大柄の座席

車内の見通しが悪いというか、圧迫感があるというか・・・。

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通常であれば、“いちばんええ席”のような最前列なり、トイレ前でリクライニングし放題の3-C席なりを“指名買い”するところですが、あいにく連休真っ盛り。
(JRバスで)発売初日となる1ヶ月1日前の朝9時にパソコン上で予約したのですが、その段階で上記の席はすべて売り切れていました・・・



・・・と、いうことで、今回指名買いしたのは・・・。

6-C席

です。

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この席にした一番の理由は、前に座席が“ない”こと
大柄のクレイドルシートはどうしても圧迫感がありますが、前に座席がなければ圧迫感も何もありません。

確かに目の前は“壁”というか“仕切”ですが、



仕切は倒れてきません(笑)
(前はトイレなので、トイレへの人の出入りはやや気になりますが・・・)。

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ちなみに、足元に蹴り込みが入っていたことは、ポイントの高いところです
(この蹴り込みがあるかないかで、足元の窮屈感が全然違います・・・)。

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何かと噂の“新型クレイドルシート”

グランドリーム仕様車の象徴にして、移行組と正面からやり合う老舗・JRバスの誇る最新型の(ノーマル)座席です。

座ってみて・・・

新型だから飛躍的に改善された・・・という印象は、特に受けず


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まあ、従来型のクレイドルシートもそれなりに完成度の高い座席でしたので、包み込むような--“ゆりかご=クレイドル”の名は伊達ではありません・・・--柔らかい掛け心地に変わりはない・・・と


他方で、ソフト面は何かと改良されています。

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無料のWi-Fiサービスのごあんない。
手元に然るべき端末があれば試してみるところですが、何せこのときは・・・

ポータブック先生が轟沈した直後で、適当な端末がない

・・・ため、試すことはできず・・・orz
(なお、西日本JRバスが担当する「松山エクスプレス大阪」号であれば、グランドリーム仕様車でなくとも、無料Wi-Fiサービスは実施されるそうです)。


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もちろん、コンセントも従来型のクレイドルシートと同様に装備。
コンセントのないWi-Fiサービスほど、意味のないものもありませんからね・・・。

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また、最近は夜行バスを中心に普及している“座席カーテン”。
仮にこれを装備していても、昼行便では使用中止になっていることが多いところ、


グランドリーム仕様車の場合、昼行便でも乗客の好みに応じて“どんどん使え!”というスタンス。




・・・これは実に“新しい”


今まで、昼行便で座席カーテンを使ったことなどありませんからね・・・。

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カーテンを引くと、そこはプライベート空間
(いや、後方の7-C席との間には仕切はないけど・・・。前後の仕切は、ハイバックなクレイドルシートが兼ねるということでしょう・・・)。

今回選択した6-C席は、前にあるトイレとの間にも仕切カーテンがあるため、(後ろを振り返りさえしなければ)最も“プライベート感”の高い座席なのかも、しれません(これは乗るまではわからなかった、意外なサプライズでした)。

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この日は連休中ということもあって“満席”でしたので、どの席の乗客も仕切カーテンを絶賛活用中。
中央のB席にあるカーテンがことごとく閉まると、自席の仕切カーテンを開けても、見える景色はこれです

まあ、寝顔だとかアホ面(失笑)だとかを“容易に見られない”という意味では、人気が出ることもうなずける装備です。


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あまりの“プライベート感”に、徳島道の走行中、無駄に手元の3DSを引っ張り出して、しばらく“ファミスタクライマックス”をやっていました・・・(笑)
(なんという“オッサンホイホイ”(笑))。



他方で、乗客が自由に仕切カーテンを使うことができることで、開放休憩時の人数確認が困難という問題も。
この問題に対してJRバスの編み出した回答が・・・


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開放休憩時の人数確認を“しません”


・・・という、これまでの高速バスの開放休憩の“常識”をぶち破る対応
実際、この注意書きは、各座席の“座面”に出発時から備え付けられており、イヤでも視界に入って、手に取るようになっていました。

さらに、発車後も乗務員氏は何度もこの点についてアナウンスしていました。



そして、実際に

予告された発車時間が来たら、人数確認なしに発車するバス


・・・年に何人かは、SAやPAに置いてきぼりになる乗客が出そう・・・
(まあ、発車時刻を予告する以上、その時間に戻ってきていない乗客は置いてきぼりにされても本来は文句を言えないのですが)。




全体としては改善されている新型クレイドルシート・・・。

他方で、新型になったことで“残念”なところも

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カップホルダー/ペットボトルホルダーが、従来型の“前席の背面”から、“アームレストの先端”に移されました。


ところが、このことによって、

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左右のアームレストの長さが違う

(カップホルダーのある側の方が、その分“短い”)

・・・ことになってしまい、どうにも落ち着きませんでした・・・orz




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ともあれ、定刻通り15:30にバスはJR松山駅を発車します。
座席カーテンのため、車内の状況をきちんと見通すことができたわけではありませんが、半分程度の入りというところでしょうか。

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伊予鉄道大手町駅の平面交差を傍らに・・・

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松山城のお堀に沿って東進。
こちらは伊予鉄道の路面電車(市内電車)の南堀端電停です。

15:38、3名が乗車して松山市の中心部にある大街道バス停を発車。

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伊予鉄道の松山市駅を15:30に出た、京都線のセレガに続行して、松山市内を走ります
(なお、伊予鉄道・京阪バスの京都線は「4列座席」であることがネックとなり、私はあまり使うことがありません。直近では今年の2月に、京阪バスの担当便に乗車しています)。

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15:56、松山インター口バス停を発車。
ここからの乗客が割と多く、改札や荷物の預け入れ等で、5分ほど停まっていました(その間に伊予鉄バスはさっさと先行)。

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松山ICから高速道路に入った・・・と思いきや

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川内ICで一旦流出し、川内インターバス停で乗車扱い。
16:09に発車します。

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再び高速道路に戻りまして、山岳地帯を抜け・・・

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山の中腹を東へひた走り・・・

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16:57、三島川之江ICを発車。
きれいに“定刻通り”です。

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川之江東JCTを抜けて、德島道へ・・・。
対面通行でまったりした走りになったこともあってか、あるいは、快適なクレイドルシートに身を委ねていたためか・・・









気がつけば、最初の開放休憩地となる「吉野川SA」への到着アナウンスが流れていました・・・orz

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「高知エクスプレス大阪」号と思われるJR四国バスのエアロエースの隣に停車です。

「その②」につづく・・・

中扉エアロバス・・・おそらくファイナル

昨年から、神戸市内某所に定期的に通うようになっております。
私のやることですから、往復で同じルートなどという面白くも捻りもないことはいたしませんが・・・、先日・・・何を思ったのか・・・

・・・ということで、淡路島に残る“名物バス”に乗り納めに出かけてきた際の記録です。




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神戸市内某所からJR線に揺られることしばし・・・。
やってまいりましたのは、舞子駅に隣接する「高速舞子バス停」です。
淡路島、四国方面への高速バスの一大拠点としても、知られています。

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明石海峡大橋と同じ高さにあるということもありまして・・・

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地上からは、はるか上空を見上げるかたちとなります(なお、こちらは上り線の降車専用バスストップ。逆に、下り線は乗車専用バスストップとなります)。

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見上げれば要塞チックです(笑)

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地上からはエスカレーターかエレベーターを選択することができますが、このときはエレベーターに乗って4階へ・・・

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もっとも、エレベーター/エスカレーターで上がることができるのは4階まで。
最後の4階~5階間の移動は、階段をチンタラ昇る必要があります
(地上から全部階段を昇る羽目にならないだけ、マシという説もアリ・・・)。

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明石海峡大橋と同じ高さとなる、高速舞子バス停の乗り場にやって来ました。

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淡路島へ向かうバスは、民鉄系/JRバス系を問わず、この2番乗り場から発車します
(四国方面へ向かうバスは前方の1番乗り場から発車)。




待つことしばし・・・。
高速バス銀座らしく、淡路島各方面へ向かうバスを何本か見送りましたうえで、15:50すぎに、本日のお目当てがやってまいりました

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“淡路交通のエアロバス”ということで、わかる方にはおなじみの・・・

中扉エアロバス

・・・で、ございます。

かつては、福良営業所のみならず、津名営業所にも配属されて、淡路島島内のみならず徳島にも向かっていた“中扉エアロバス”ですが、いつの間にやら--更新サイクルの早い淡路交通では“当然”という説もありますが・・・--廃車~売却される車両が相次ぎ、現在では福良営業所に配属される一台のみとなっています(ナンバー「神戸230 あ 575」)。

ちなみに、私自身はかつて(4年前)まで、所用で定期的に淡路島に出かけていたことがありましたが、その際に時間が合えばできる限り乗るようにしていたのが--ときには帰り道と反対方向に逆走してまで(笑)--、この車です。

平成25年に二度乗車したのが、最後になるかと思っていたのですが、先日何気に淡路交通の公式HPを眺めていると

中扉エアロバス、今年(平成29年)6月末まで活躍中(意訳)

・・・という情報が掲載されておりまして、






まだ走っていたのかよ・・・
(更新サイクルの早い淡路交通のこと、とっくに全滅していたと思っていたのに・・・)

という驚き半分、

これは“乗り納めに行け”という天啓よ

・・・という、勝手な思い込み半分ということで、帰り道から大幅に外れたルートにもかかわらず、ここまでやって来た次第(笑)。

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目の前で開くは“魅惑の中扉”。
ステップを上がりまして・・・

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この、柔らかい赤系モケット--何気に“渦潮”が描かれている--に、まさかまた出会える日が来ようとは思いませんでした・・・。
淡路交通ではどこをどうひっくり返しても現役最古参車両、全国的な高速バスの基準からしても、車齢15年オーバー(この車は平成13年度投入車)という大ベテランですが、淡路交通で大切に整備されているためか、車齢を全く感じさせないアコモデーションと走りを誇ります
(近年は福良~高速舞子間を往復しているだけなので、走行距離としては年式ほどではないのかもしれませんけどね・・・)。

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とはいえ、この“エアロバスらしからぬ扉とステップ”を(定期乗合バスとして)眺めることができるのも、あとわずかですか・・・。

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そんな、“去りゆく中扉”に敬意を表して(?)、扉直後の席に居座ることにしました。
高速舞子からは、だいたい15名ほどの乗車でした
(なお、乗車した高速舞子15:55発の便は“平日のみの運行便”ですから、土休日に中扉エアロバスに乗りにいく方はご注意ください・・・)。




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定刻通り、15:55に高速舞子バス停を発車。
いきなり車窓のハイライトとなる明石海峡大橋です。

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そんな明石海峡大橋を渡ったと思いきや、すぐに淡路ICバス停に停車。
そんな橋一つ分の短距離でも利用者がついているのが、淡路島系統の高速バスの面白いところです。
なお、この福良~舞子線は、高速道路上のバス停にすべて停車していくことに加えて、各停留所間の相互利用も可能である--どんな短距離でも利用可能--という、高速バスとしては異色の路線です。

基本的に淡路島島内で路線が完結し(高速舞子にははみ出ていますが・・・)、淡路交通単独で運行しているからこそできる芸当というところでしょうか・・・(あとは、かつての「島内特急バス」の性格を兼ね備えているからという側面もある模様・・・)。

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大阪湾を見下ろしながら、神戸淡路鳴門道を疾走。

・・・って、景色としては京阪神~松山間の高速バスで眺めているものと“同じ”はずですが、中扉エアロバスから眺めると“別物”に思えてくるのが不思議なところ。

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さんさんと降り注ぐ太陽光で、少し暑い・・・ということで、荷棚下の空調吹出し口を調整。
中扉のついた特注仕様とはいえ、このあたりは通常のエアロバスと変わらないのですね・・・。

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北淡ICバス停に停車するため、いったん料金所の外に出ます。
ちょうど、島内路線バス(西浦・一宮線)のエルガミオがやってくるところでした。
接続を確保しているのでしょうか・・・。

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その、北淡ICバス停に停車。
帰宅と思われる高校生が大量に乗車してきました。

そういえば、“中扉エアロバス”の最後の一台がこうして長生きした理由、通学の高校生を二扉で捌く必要性のため(よくある乗降一扉車では時間がかかってしかたない)・・・という説がありますが、それもわかるような気はします。
もっとも、一気に乗ってくるからといっても満席レベルではなく、さりとて車内は6~7割方埋まる状況ですから、盛況といえば盛況です。

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北淡ICバス停を出て、ふたたび神戸淡路鳴門道へ。
四国方面へ向かう高速バスの定番休憩スポットである室津PAも華麗に通過しますが、何というか、松山方面への高速バスに乗り慣れていると、ものすごく新鮮な光景です・・・

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途中、高速道路上のバス停で主に高校生を降ろしながら、津名一宮ICバス停につきました。

手前に写っている物体は・・・

もちろん“中扉”です

このバス停も、料金所の外にあるため、いったん流出しています。

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次に高速道路からいったん流出するのは、洲本ICバス停です。
昔、淡路島を定期的にウロウロしていた頃は、ここか洲本高速バスセンターのお世話になっていたものです。
懐かしさに思わず降りる・・・こともなく、乗り納め儀式のお約束として、終点まで乗り通しますよ

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榎列(えなみ)バス停にさしかかる頃には、一面のタマネギ畑が車窓のハイライトとなります。

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榎列の次は、「陸の港西淡」バス停に停車する便の方が圧倒的多数ですが、この便は神戸淡路鳴門道を降りずに、

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「西淡志知」バス停に停車します。

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淡路島も南の方にやってくると、新たに乗ってくる乗客もなく、ひたすらに高校生が降りていく光景が繰り返されます。
それなりに埋まっていた車内も、このあたりに来る頃には“まったり”モードに。

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そして、淡路島最後の出口となる「淡路島南IC」にて、神戸淡路鳴門道を流出します。
あとは一般道をひた走るわけですが・・・

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おいおいこんな道をエアロバスが走るのかよ・・・と言いたくなるような、狭隘で急曲線の多い道路。

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海沿いの景色は抜群ですけどね・・・。
そして、沿道の主要バス停でも客扱いが行われ、少数ながら降りていく高校生がいました。
通学需要向けの「淡路島南IC経由便」ということなのでしょうね・・・。

それから、この一般道(兵庫県道25号線)・・・どこかで見た覚えが・・・と思いきや・・・

大鳴門橋の通行止めにともなう大渋滞のときに、松山EXP大阪号で淡路島の一般道を迂回したときに通った道だ!

・・・ということで、あのときは福良口から淡路島南ICまで“3時間”かかったものですが、このときは15分ほどで華麗に抜けていきまして・・・

落差激しい罠・・・と、思うことしきり。

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さて、そんな“中扉エアロバス”の旅も、そろそろ終焉のようです。
終点の「福良」到着を告げるアナウンスが、車内に流れました・・・。

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17:15頃、ほぼ定刻に、バスは終点の福良に着きました。

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なお、福良バスターミナルは淡路交通の福良営業所と一体となっていますので、眼前で車庫入れを眺めることができます。

運転士氏に一言断りまして、乗客が立ち入ることのできる建物外周の通路から、車庫入れを眺めることとしました
(決して、車庫の敷地に勝手に立ち入っているわけではありませんので、念のため。あと、今後この“中扉エアロバス”に乗車しに行く方、勝手に車庫の敷地に入らないことを、心がけましょう(良識あるファンなら大丈夫なのでしょうが、時折ヘンなのがいますからね・・・))。

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夕日を浴びて華麗に方向転換・・・

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バックで入庫するのかと思ったら、前進入庫なんですね・・・。

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方向幕式の車両も、すっかり少なくなってしまいました(淡路交通では、間違いなくこの一台しかいないでしょうね・・・)。




・・・ということで、残り1台となったうえに、近い将来の運用取りやめが予告されている、淡路交通名物(?)・中扉エアロバスの乗車記でした。

私自身はほぼ4年ぶりの乗車となりましたが、かつて乗車した頃と変わらず、主に高校生の通学の足として、“普段通りの姿”を見せてくれました
限られた時間に集中する高校生を捌くためにも、中扉で乗車、前扉で降車という二扉体制は必要で、なかなか全廃できなかったのかもしれませんが、他方で、少子高齢化の波のためか、高校生も減少傾向の模様。
事実、中扉エアロバスの充当便には“続行便”がついていた姿も5年ほど前に乗車したときには見かけたこともありましたが、今では続行便が必要になることもなさそう・・・。

そのうえ、淡路交通としては異例の古参車両となって、丁寧にメンテナンスされているといっても、さすがに・・・ということか、6月末で運行が終わることが予告されています
(過去にも、公式HPで運用終了が予告されたものの、見事に覆って“しれっと走り続けていた”という経緯もあるようですが、さすがに今回は・・・もう車齢16年ですからね・・・)。

運用終了の日まで、高校生(時折バスヲタ)を乗せて、普段通りにトラブルなく走り続けてほしいものと、願うことしきりです・・・。

阪急8000系クロスシート車

年度の前半には、だいたい週イチのペースで神戸に出かけています
(もちろん、遊びに行っているのではなくて用務があってのことです。くどいようですが用務です。遊びに行っているのではありません・・・orz)。

腐れ鉄ヲタのやること・・・当然の如く・・・

往復でルートは変わります



お約束のJR、阪急、阪神/京阪の組み合わせに加えて、時間に余裕のある“帰路”については、近鉄なんば線を介して近鉄を使ってみたり、JR東西線を介してなぜか奈良方面に抜けてみたり・・・と、

ホント、何しに行ってんだろ?
(もちろん、用務です・・・)




そんな4月のある日。
この日の往路は阪急にしよう・・・ということで、やってまいりましたのは梅田駅です。

普段、阪急神戸線を利用するときには「特急」を使うのが基本なのですが、この日は少し余裕をもたせて出てきたことと、7番線に停車中の普通列車が・・・

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そんな、梅田駅7番乗り場に停車中の列車は、阪急の誇る8000系。
登場から30年近く経て、すっかり“ベテラン”の風格を漂わせていますが、車両更新サイクルの遅い阪急のこと、この程度では中堅です。

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神戸三宮駅まで、各駅に停車していきます。
もっとも、“各駅に停車”とはいっても、駅間距離が比較的長い阪急のこと、(データイムの場合)途中で特急に抜かれるのは“1回”だけです(西宮北口駅で緩急接続)。

そのため、そこまで破綻した所要時間になっているわけでもありません(駅間が極めて短く、待避時間も長い阪神の普通列車とは大違いです。もっとも、あちらの“ジェットカー”も、アレはアレでクセになるのですが・・・)。

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さて、8000系(ただし、一部編成のみ)の三宮方2両の車内は、神宝線ではこの形式にしか存在しない

魅惑のクロスシート
(ホント、神宝線はロングシートばかりですからね、京都線と違って・・・orz)

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この“肉厚”というか、“重厚極まりない”座席が、たまらない・・・(苦笑)。

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バータイプの簡易なものとはいえ、料金不要の列車の分際で、フットレストまで備えているという変態仕様(←褒めてます)。

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まあ、実際に転換するのは半分の座席だけで、後の半分は固定というオチではありますが・・・。

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さらに、ロングシート仕様車と窓割りは同じのため、窓と座席が一致していない・・・くらいのことは、甘受しないといけません罠。

それにしても、阪急の誇るアンゴラ山羊のモケットが、座席はおろか、肘掛け全面を覆い、さらには肘掛けの側面も覆っている・・・

アンゴラ山羊モケットの面積広すぎだろ・・・

(さすが、バブル期の昭和末期から平成初頭にかけて製造されただけのことはある・・・)

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扉そばは強制ボックス・・・。

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ともあれ、無理に首をひねらなくとも優雅に前を向いて座っていくことのできるクロスシートは、やはりスバラシイ。

もっとも、よくあるパターンとしては、

優等列車/上位の列車にクロスシート

・・・という会社が多いなかで(JR、阪神、京阪はそうなっていますね・・・)、

阪急はこの8000系クロスシート車を“普通列車に充当していることが多い”のは、なぜでしょう・・・
(私が見ているときに限ってかも、しれませんけどね・・・)。

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西宮北口駅で特急に抜かれたものの、待避はそれだけで済ませて、梅田から45分ほどで、終点の神戸三宮駅に着きました
(なお、特急は同区間を27分が基本です)。

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ちなみに、クロスシート車組み込み編成といえど、クロスシートを装備するのは8両中2両(三宮方の2両)のみです。
この点は、伝統的に全車クロスシート編成を投入する京都線との、考え方の違いというものでしょうか
(それ以前に、同じ8000系でもオールロングシート編成も、少なくはありません・・・)。

阪急のロングシートは、ロングシートといえども伝統的に高品質で、ロングシートという括りではそれほど不満のない車両ですが、

首をひねって前や車窓を見るのは辛い・・・orz

ということで、見かけると積極的に“選んで”しまう、8000系クロスシート車です
(しかも、わざわざ梅田駅基準でいうと乗りにくい端の車両まで乗りにいく・・・orz。乗りにくい位置で比較的混雑率も低いからこそ、クロスシート車を入れているのでしょうが・・・)。




(余談)
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普通列車を降りてしばらく三宮駅のホームをウロウロしていると、山陽電鉄の誇る最新鋭車6000系が入線してきました。

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ガラガラだったのをいいことに、発車間際のひとときに無駄に車内画像を収集しましたが、新車の香りが印象的でした。
そういえば、山陽電鉄の3000系も車齢の高いグループで、下手をしたら半世紀越えの車両がいたりしますので、そろそろ置き換えが必要なのでしょうね・・・
(2編成併結の6連を組んで直通特急運用に入ることもあるようですが、コレが来たら“ハズレ特急”と揶揄されそう・・・。山陽電鉄の特急車5000系グループも、かなり意欲的なアコモデーションを誇りますからね・・・)。

大阪~但馬、ライバル乗り比べ記

毎年、年度の前半には但馬地方を定期的にウロウロしています。
先日、今年度最初の出張があったのですが、思い立つところが無駄にありまして・・・

往路:JR特急「はまかぜ」号
帰路:全但特急バス(城崎~大阪線)


と、“ライバル”を無駄に乗り比べてみましたので、そのときの記録です・・・
(全但特急バスの“ライバル”は、JR特急「こうのとり」号ではないかというツッコミもあるかもしれませんが、「はまかぜ」号も「こうのとり」号も、大阪から但馬地方に行くことを考えると、どうせ所要時間はほとんど変わらないので、「はまかぜ」号でもライバルにはなると思いますよ・・・たぶん・・・)。




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・・・ということで、やってまいりましたは平日朝のラッシュアワーも一段落した感のある、JR大阪駅です。
このときは(ダダ混みの新快速を避けて)「普通~快速」列車でやってきました。

特急「はまかぜ1号」・・・。
わが国に二つしか存在しない栄光の“1D”とはいうものの・・・
(もうひとつの“1D”は、北海道の「北斗1号」です)

通常期はわずか3連のミニ編成、自由席車は先頭の1号車のみです。

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待つことしばし、向日町(吹田総合車両所京都支所)から回送されてきたキハ189系が入線です。
さすがに天下の大阪駅とあって、入線すると数分で発車と、せわしないですね・・・。

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「1号」は浜坂行きです。

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毎度のことですが、大阪駅の時点では比較的空いています。
福知山線経由の「こうのとり3号」が20分ほど前に発車していますので、大阪から但馬地方へ向かう乗客はそちらを利用する人の方が多いのでしょう。

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さて、無駄に端っこ(15-A席)に居座ります。
コンセント完備・・・という理由もありますが、この席は姫路駅から“最後列”になりますからね・・・。




定刻通り9:38に大阪駅を発車。
1号車自由席は、だいたい15名程度の入りです。
まあ、“いつものはまかぜ号”というところでしょう。

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9:57、大阪駅から19分で三ノ宮駅に到着です。
「はまかぜ」号は、事実上は神戸や姫路と但馬地方を結ぶ需要に支えられておりますので、乗客が続々と乗り込んできます。
半分くらい埋まりましたでしょうか・・・。

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神戸駅にも停車して、神戸市内を西に進みます。
沿線は、“今年最後の桜”が咲き誇っていました
(そして、高速で走行する車内から無音シャッター(電子シャッター)を切ると、“歪む”(笑))。

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須磨海岸に沿って疾走。
緩行線の快速列車をじりじりと追い抜いていきます(そういえば、大阪まで私がお世話になった快速では?)。

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背後には明石海峡大橋。

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明石駅を出ると、山陽新幹線と並走しながら、田園地帯を突っ走ります。

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10:38、姫路駅に着きました。
播但線に入るため方向転換ということで、6分停車です。

その間に昼食代わりの駅弁を・・・ということで、ホーム上の売店に行って帰ってみると・・・










なんで満席になってんだよ・・・。

・・・あと、

巨大なスーツケースが通路を塞いでんだけど・・・orz。



最近日本を席巻している中国人観光客のみなさまが、城崎温泉にでも出かけるのか、竹田城跡にでも行くのか--いや、このスーツケースをもっては無理だろ・・・--ともかく、車内の半分近くを埋めて、大盛況です。

すっかり、“座席転換の儀式”をし損ないました・・・orz。
(この日は明石駅で私の後ろも埋まってしまったので、姫路駅到着前に勝手に転換し損なったのも痛かった・・・)


これまで、閑散期・平日の「はまかぜ1号」には何度も乗ってきましたが、閑散期の平日にしてこのダダ混みというのは、私としては初めてです
(帰省ラッシュのような最繁忙期や、山陰特急の稼ぎ時となるカニシーズンなどであれば、平日に混んでいてもわからないでもないのですが・・・)。

「こんなことならば510円ケチらずに指定席にしておくのだった」・・・と思っても、後のお祭り・・・orz。




10:44、姫路駅を発車して播但線に向かうのはいいのですが、あえなく後ろ向きです

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もうヤケよ!

・・・ということで、昼食がてらに駅弁を食します(昼食には少し早いけど・・・)。

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いいお肉を使っていることは理解できるのですが、やはり“温めないと本領を発揮しない”というのは、全国どこの肉系駅弁でも同じなのでしょう・・・。

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列車は平坦区間をボチボチ走ります。

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11:13、播但線電化区間の終わりとなる寺前駅に停車。

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生野越えへ向けて、勾配を徐々に登ります。

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このダムが見えてくると、“峠越えしてる罠”と、実感できます。
なお、播但線の非電化区間は特に何も軌道強化をしていないようで、強力なキハ189系といえど、60km/h前後でそろりそろりと勾配を登っていきます。
まあ、それでも図体が重くて非力なキハ40系とは比較にならないスピードなんですけどね(いかにキハ40系が機関換装を受けているといっても、それでも、ねぇ・・・)。

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そうして、和田山駅から山陰本線に入った「はまかぜ1号」を、どこかの停車駅で降りております・・・。




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翻って、“帰り”。
やってまいりましたのは、18時前の全但バス本社前です。

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大阪・神戸に向かう特急バスがここから発車します。
以前のダイヤでは、大阪行きにしても神戸行きにしても上り最終便の時刻が早く--温泉から帰る観光客や、但馬地方から大阪・神戸に出張する用務客を相手にする路線ですから、それもそうなのですが--、時間的な意味で、私の場合(帰りには)全く使えませんでした。

ところが、この3月から、八鹿日高道路の延伸にあわせて、特急バス・城崎~大阪線の本数が倍増したため、最終便であれば乗車できるようになりました。
・・・ということで、早速乗車してみた次第
(なお、一部の便はさっさと八鹿日高道路に乗るため、養父市八鹿エリアから乗車することはできません(下り便も同様で、養父市八鹿エリアで降りることのできない便が一部あります))。

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前日の「発車オーライネット」にて空席多数であることを確認していましたので、事前予約はせずに、あえて当日に全但バスの本社で乗車券を購入してみました

この乗車券のスタイル、色は違いますが、阪急バスが自社で発行する高速バス乗車券と同じ仕様ですね
(大阪側での運行管理支援を受けており、湯村温泉~大阪線では共同運行(ただし、阪急バスは子会社の阪急観光バスの担当)していることもあって、阪急バスと仕様を合わせているのでしょうか・・・)。

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全但バス本社。

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JR山陰本線・八鹿駅の“真ん前”--冗談抜きで“真ん前”にあります。
正直なところ、高速バスで帰るのであれば、出かける先にはもっと利便性の高い(歩いてたどり着けるような)バス停もあるのですが、わざわざ全但バス(一般路線)に揺られる必要があるような距離のあるここ「本社/八鹿駅バス停」までやってきたのは、本社がどんなものか眺めてみたかったというのがひとつ(あと、本社で発券を受けるとどんなタイプの乗車券が出てくるのかを見てみたかった)、

JR駅に隣接するバス停から乗車した方が、“ライバル乗り比べ記”っぽいだろ・・・というアホなこだわり

がひとつ・・・orz
(空席さえあれば、予約抜きにバス停で待っていても、その場で運賃を支払って乗せてはもらえると思うんですけどね・・・)。


あとは、ある程度座席希望を聞いてもらおうという腹もあったのですが、購入の時点でバスはすでに始発の城崎温泉を出発していたため、それは無理でした・・・。

暫定的な座席番号が記入された乗車券を発券されたうえで、

「座席は乗務員にご確認ください」

・・・とのことでした
(まあ、乗車券の発券を受けているとはいえ、半分飛び乗りみたいなものですから・・・そこは致し方なしか)。




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バス停から山を見上げてみると、ちょうど桜の咲き誇っている神社が見えましたので、発車まで少し時間もあることですし・・・

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坂道と階段を登りまして・・・

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バスが来るまで、しばし、“プチお花見”。

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高台から全但バス本社と八鹿駅を見下ろすと、こんな感じになります。

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街並みが夕暮れに照らされていました・・・。
なお、全但バス本社/八鹿駅のあるところの地名を「養父市八鹿」といいますが、これを初見で「やぶしようか」と読むことのできる人は、あまり多くないのでは?
(山陰本線では「養父駅」「八鹿駅」と連続していますので、駅名を読むことができればあっさりと読むことができそうですが・・・)




さて、発車時間が近づいてきましたので、高台から降りて、全但バス本社の建物内にある待合室でしばらく待ちます。
なお、全但特急バスは拠点に到着する前に運行管理者と乗務員が無線連絡することを常としているようで、バスが近づいてくると本社の方に声をかけてもらえますので、乗り遅れの心配がありません。

さしずめ、


手動バス・ロケーションシステム

・・・といったところでしょうか。

「間もなく到着しますよ」とのお声をかけていただきまして、待合室を出てバス停で待ちます。

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バス停から八鹿駅を眺める。
時は18時半頃。
八鹿駅から大阪へ向かう最終特急となる「こうのとり26号」(八鹿駅18:43発)が、そろそろやってこようかという時間帯です。

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(画像は大阪梅田三番街高速バスターミナル到着時のもの)
他方、特急バスは所定では八鹿駅バス停18:26発のところ、7~8分ほど遅れて到着しました。
これまで、下り1便(現在の102便)には何度か乗車したことがありますが、まあ定刻に着いたためしはありません。
全体に余裕時分があまりないのでしょう・・・。

それにしても・・・

ま た “ や っ ぷ ー 号” か

大阪線専属というわけではなく、神戸でも時々見かける“やっぷ-号”こと、養父市PR用ラッピングバス・・・。
どうも、私はこの車に当たることが多いようで・・・

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外観はド派手ですが、中は何の変哲もないのも、毎度のことです。
いや、前回この車に乗車したのがほぼ1年前ですから、そうして考えると、“1年ぶりの再会”ともいえるのか・・・。

さて、この便はこの3月から増発された便ですが、どれくらい乗っているのか・・・と車内に入ると・・・





乗客1人だけ(私が2人目)










増発した意味って(?)

・・・いや、繁忙期やカニシーズンならば、きっとこの時間の上り便でもたくさん乗るのでしょう。たぶん。
他方で、夕方に但馬地方から大阪方面に向かうJR特急列車、「はまかぜ6号」にしても、「こうのとり24号/26号」にしても、“ダダ混み”という状況に遭遇したことがないんですよね、私。

つまり、閑散期や通常期の夕方に、但馬地方から大阪や神戸に向かう“需要の絶対量自体が少ない”のではないかと、私個人としては考えるところです。
繁忙期やカニシーズンは別なのでしょうけれどもね・・・。

また、往路の「はまかぜ1号」に乗車していたような外国人観光客は、十中八九「ジャパン・レール・バス」の利用者でしょうから(そうであればどうして指定席に乗らないのだろうという説もありますが、窓口に並ぶのがめんどくさいのでしょう・・・)、高速バスを選んでくれそうにはありませんね・・・。


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(画像は「道の駅あおがき」にて停車中のもの)
なお、手元の乗車券は、暫定的に最前列の「4番」席(他社流にいえば1-D席)が表示されていて、「乗務員の指示に従って」ということでしたが、その最前列4番席への着席を指示されましたので、

ありがたく最前列展望席の旅・・・と、させていただきました。

夜の便にもかかわらず日よけが降りておらず、良好な展望が堪能できたのは何より・・・

ここ八鹿駅の次のバス停となる「扇町土木所前」--このバス停の方が、実は養父市の中心街には近い--から2人乗り込んできて・・・それで終わり
(朝来市に入っても、和田山駅バス停はもちろんのこと、誰も乗ってくることもなし・・・)。

・・・ということで、この便は乗客4名で確定してしまいました。
全但バスとしては“勘弁してくれ”なのかも、しれません。

私としても、往路の「はまかぜ1号」で、姫路以降座席から動けない(しかも、後ろ向き・・・orz)だったことを思うと、この閑散とした車内がウソのように思えてきます・・・。

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19:10頃、唯一の開放休憩地となる「道の駅あおがき」に到着しました。
この時間ともなると道の駅の施設も閉まっており、閑散としたものです・・・。

きっちり10分休憩して、発車。
なお、開放休憩の際に乗務員氏は乗客の降車地を確認していましたが、私を含め全員が終点(大阪梅田阪急三番街バスターミナル)まで直行とのことで、降車ボタンが押されない限りは途中の降車停留所を通過することが宣言されました。

2車線道路の和田山八鹿道路から、春日ICバス停を出ると、四車線の舞鶴若狭自動車道路に入ります。
夜の高速道路を、ひたすら疾走・・・。

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20:55頃、定刻(20:58着)より若干早く、大阪梅田阪急三番街バスターミナルに到着しました。
八鹿駅の時点では数分の遅れだったのですが、途中の降車停留場を結局すべて通過したこともあって(降車ボタンも押されませんでしたしね)、遅れを取り戻しました。
見方を変えると、降車停留所を全て通過しても“遅れを取り戻す”にとどまるというところに、この路線の何気にタイトなダイヤの現実があるのかも、しれません・・・。

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乗客を降ろしたバスは、翌朝の戻りに向けて、阪急バスの車庫に回送されて一休みです・・・。




(余談)
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梅田駅に着いたので、帰りは阪急で帰るということで、梅田駅の京都線乗り場にやってきた・・・のはいいのですが、

人身事故で運転ストップしていやがった・・・orz
(20:30発の快速急行が21:25に表示されているというのは、コラ画像でも何でもないのです・・・orz)。

結局、運転再開は21:27、この快速急行が発車していったのは21:40前でしたとさ・・・。
プロフィール

キモプアの紙

Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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