伊予鉄道2000型(もと京都市電2000型)

市電ひろば
先日、梅小路公園に開設された(今年3月)「市電ひろば」を見に行ってきました

この「市電ひろば」から西に数百メートル進んだ、梅小路公園の西側入口付近(ちょうど、水族館シャトルバスや水族館・東山ラインの市バスが発着する「梅小路公園前」バス停付近)には、土日祝日の総合案内所を兼ねて・・・

2001号
京都市電最後の新造車となった2000型のトップナンバーである「2001号」が静態保存されています(屋根のない露天であるのは非常に気になるところですが・・・)。

伊予鉄2000型
この2000型、全部で6両製造されたのですが、「2002~2006号」の5両は、市電の廃止後に我が地元の伊予鉄道に譲渡され、路面電車(市内電車)にて、現在も全車が活躍しています。

去る5月連休に地元に戻っていた時に、そういえばこの2000型に乗車していたことを思い出しましたので、ついでにその時の記録を出しておきます。

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松山駅
JR松山駅の1階にある駅デパート・・・の成れの果てであるキヨスクのお土産物屋で、適当な手土産を物色した後、JR松山駅からバスロータリーと県道をはさんだところにある「JR松山駅前」電停から、「松山市駅」電停に抜けることにしました。

降り場
方面別乗り場となっています(左奥にみえる乗り場から乗車すると、古町・木屋町・鉄砲町方面へと抜けることができます)。

乗り場
松山市駅・道後温泉方面行きの乗り場からJR松山駅を眺めてみました。
少しは距離がありますが、地下道で直結しているので、割と利便性は高い方だと思います。

2002号
伊予鉄道2000型のトップナンバーにあたる、「2002号」がやってきました(2000型全体のトップナンバーである「2001号」は梅小路に保存されているため、伊予鉄道ではこの車がトップナンバーとなります)。
この車が充当される2系統松山市駅行きに乗車します。

車内
車内。
青系のモケットが鮮やかです。
このモケットや内装は、京都時代からのものなのでしょうか・・・。それとも伊予鉄道に移籍してから全面的に改造されたものなのでしょうか・・・
(今度梅小路の「2001号」が開いている時に確認してこないといけませんね・・・)。

運転台
ちょうど運転台直後(ただし後方展望)の席が空いていましたので、そこに居座ることにしました。
シンプルながらも機能的な運転台です。

天井
京都市電時代は非冷房でしたが、伊予鉄道への移籍後に全車冷房改造が実施されています。

行先表示機
行先表示機。
幕式です。

ハイテク運賃箱
運賃箱はICカード(ICいーカード)にも対応した現代版です。
もっとも、地方私鉄の悲しき性・・・交通系ICカードの全国相互利用からはハブられているため、ICOCAやSuicaといった他地域で発行されたICカードでは乗車できません
(その代わり、ICいーカードで乗車すると運賃がいつでもどこでも約1割引になるというメリットがあります)。

押しボタン
ワンマン車必須の設備こと、押しボタン。
・・・京都時代のものか、伊予鉄道に来てからのものかは定かではありません・・・。

バックミラー
バックミラー。

降車扉
降車扉は2枚扉ですが、メカニズムとしては片開き扉と変わりありません。

銘板
銘板。
昭和38(1963)年製となっていますので、気がつけば半世紀を生きてきたことになります。
京都市電としての活躍が約15年というところですから、松山時代の方がすっかり長くなってしまっていますね。

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平面交差
「JR松山駅前」電停を出て、次の「大手町」電停を出ると、軌道線と鉄道線の平面交差を通過です。
知っている人にとっては有名スポットです。

本町線と合流
「大手町」電停の次の「西堀端」電停を出ると、本町線が合流してきて、松山城のお堀に沿って進みます。
ちょうど、郊外に移転した競輪場とJR松山駅を結ぶシャトルバスが並走していました。
オッサン世代にとっては、「競輪場=堀之内」という刷り込みが強いのですが、競輪場あり、野球場(松山市営球場)あり・・・だった堀之内も、今ではすっかり様変わりしてしまいました
(昔と変わらずにあるのは、市民会館くらいのものでしょうか・・・)。

花園線
「西堀端」電停の次の「南堀端」電停を出て、南へ進路をとると、終点の「松山市駅」電停はすぐそこです。

松山市駅到着
到着。
乗客を降ろすとすぐさま折り返していきます・・・。

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・・・ということで、松山の地で今もなお走っている仲間(2002~2006号)もいれば、しばらく眠っていて、今年になってようやく日の目を見たトップナンバー(2001号)もあり・・・と、その運命の分かれ目はなかなかに数奇というかドラマチック(・・・であるような気がする)なところもあるこの2000型ですが、これからも末永く、われわれの目の前で活躍してほしいと、思うことしきりです。
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Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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