岡山電気軌道訪問記2014GW(その⑥:MOMO第二編成)

「その⑤:一般車7301号」のつづきです・・・

さて、岡山電気軌道には本線格に相当する東山線と、どちらかといえば支線格の清輝橋線の2路線があります。
せっかくの一日乗車券ですから、東山線だけではなく、清輝橋線にも全線乗車してから帰るのが礼儀というものです(←何の?)。

・・・ということで、東山線のイベント電車群(&MOMO第一編成)に一通り乗車した後は、清輝橋線に乗りにいってきました。
清輝橋線はデータイム10分ごとの運行で、延べ3両(編成)の電車が行ったり来たりを繰り返していますが・・・

MOMO2
MOMO第一編成に乗車したからには、第二編成にも乗車するのが礼儀
(ちなみに、訪問日は第一編成が東山線、第二編成が清輝橋線で運用されていました)

・・・ということで、9200型MOMOの第二編成に乗車して、清輝橋線を無駄に二往復してきました(なお、連続して二往復したわけではなく、一往復してから東山線をもう一度往復して、最後の締めに清輝橋線を往復しています・・・ホント、何しに行ったんだろ?)。

運転台
・・・ということで、岡山駅前電停に到着したMOMO第二編成に乗り込みます。
運転台の開放感は相変わらずです。

モニター
基本的には第一編成に準じるのですが、車内で大きな違いとなるのが、液晶ディスプレイが搭載されていることです。
沿線の主要観光地を案内したかと思えば、

100円区間
運賃表にもなるスグレモノです
(清輝橋線の岡山駅前~郵便局前間は、大人運賃100円区間となります)。

運賃箱周り
(画像は清輝橋到着時のもの)
運賃箱周り。

A車内装
第一編成と同様に、内装には天然木がフル活用されています。
清輝橋方のA車は、白系統の内装です。

B車内装
他方、岡山駅前方のB車は、茶系統の内装です。
第一編成と同様に、「吊り手が一切ない」開放的な車内を誇ります。

天井
つり革のない天井はシンプルです。
ちなみに、第一編成と第二編成のもう一つの大きな違いとして、第二編成は運転台直後の天井握り棒(?)が円形になって“いない”・・・というか、そもそも運転台直後の天井握り棒自体が“ない”・・・という点を挙げることもできます。

ボックスシート
座席はボックスシート主体です。
天然木を贅沢に削りだした座面や背もたれは第一編成と共通ですが、座面にクッションが設置されていること(ただし薄い・・・(苦笑))と、

テーブル
路面電車としては大型のテーブルが設置されていることが特徴的です。
おそらく、ワイン電車やビアガー電といったイベント電車に充当される際には大いに活躍しているものと思われます。

天然木
クッションがあるとはいえ、所詮は木の板(・・・苦笑)なので、雰囲気は抜群ですが、振動はまともに伝わってきます。
主におケツから的な意味で・・・(お下品な表現で失礼)。

クッション
ちなみにこの円形のクッション、固定されていると思いきや・・・

このクッション動かせます
自由に動かせます
(一時的にどけることも可能です)


・・・今回初めて知りましたがな・・・(笑)。

天然木
THE・天然木。
某関西大手私鉄のような「木目“調”」の内装とは一線を画しています(別に、某関西大手私鉄をdisる意図は全くありません。コスト的にも両数的にも、「木目調の内装で統一」するだけでも立派なものですからね・・・。)

テーブル
座席間にも円形のテーブル。
実用性はともかく、“雰囲気”を醸し出すのには大いに貢献しています
(ちなみに、持ち歩いているICレコーダーで「録り鉄」するのには地味に重宝しましたが、きっと“一般的な使い方”とは“言えない”ことでしょう・・・(苦笑))。

ベンチシート
車端部(連接部)はベンチシートとなっています。

降車ボタン
降車ボタンは第一編成ゆずりの「赤ボタン」です。

連接部
曲線通過時の連接部。
なかなかにダイナミックな動きを見せてくれます。

表記類
連接部には表記類がまとめられています。
分類としては9200型の二次車・・・ということでいいのだと思われますが、岡電創業から101年目にあたる平成23(2011)年に製造されたため、「1011号」を名乗っています。

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車内観察は、乗車中に並行して・・・だったりもしますので、時系列的にはバラバラだったりもするのですが、とにかくもMOMO第二編成に乗車して、清輝橋に向かうことにします。

MOMOどうしのすれ違い
柳川電停の手前で、岡山駅前に向かうMOMO第一編成とすれ違いました・・・。
岡電のエース揃い踏み・・・というところでしょうか・・・。

清輝橋へ
柳川電停まで東山線を走った後、清輝橋線へと分岐して、南へ進路をとります。
東山線は東へ南へ・・・と、何度か直角ターンするところがありますが、清輝橋線は基本的には国道53~2号線に沿って(・・・というか、国道のど真ん中をぶち抜いて)、南へと進みます。

清輝橋到着
終点の清輝橋に到着しました。
「MOMO“2”」の表記が、外観から第二編成であることを識別するポイントです。

先頭部
先頭部拡大。
乗ってきたMOMO第二編成にそのまま乗り込んで、岡山駅前に帰ります。

すれ違い
一般車とすれ違いながら、清輝橋線を北上します。

岡山駅前へ
再び東山線との合流ポイント(柳川交差点)に帰ってきました。
MOMOの大きな窓から流れる景色を眺めていると、大都会岡山の中にいることをしばし忘れてしまいます・・・。

岡山駅前着
岡山駅前に戻ってきました。
この段階でだいたい16:30過ぎ。
そろそろJR岡山駅に戻って、特急「しおかぜ21号」の自由席待ちの行列に並んだ方がよさそうな時間となりましたので、これにて岡山電気軌道乗り回しもおしまいにします。

LED表示機
そういえば、第二編成のもう一つの特徴として、

MOMOは人と街を美しくする

というキャッチフレーズが書かれていることもありました・・・。

転線中
(側面上方にも、このキャッチフレーズが書かれているのが第二編成の特徴です)
確かに、街の風景を一変させるくらいのインパクトはありますね・・・
(人を・・・美しくするかどうかは、定かではありません・・・というか、私みたいなキモグロメンは、どうあっても“美しく”はならん罠・・・(苦笑))。

**********

結局、何だかんだと(間に東山線の往復をはさんで)訪問日には清輝橋線の運用に入っていたMOMO第二編成に都合2往復分乗車してきました。
現在主に住んでいる京都の路面電車こと嵐電(京福電気鉄道)にも、地元松山の路面電車こと伊予鉄にも、MOMOタイプのLRVは存在しないため、岡山電気軌道を訪ねたときには必ず乗車しているようにしている9200型MOMOですが、やはり

雰囲気の日本離れ

・・・ということは、いつ乗っても感じることです。
ヨーロッパのどこかの都市を走っていても何の違和感もなさそうです。

その一方で、確かに車体や構造はヨーロッパチックなのですが、内装が天然木主体・・・というのは、このMOMOに独自の特徴でしょう。
そのどこか暖かみを感じさせる内装は、やはり水戸岡マジック(・・・と、勝手に命名しておく)のなせる技です。
走行中にダイレクトに伝わってくる振動もひっくるめて・・・か、どうかは定かではありませんが・・・。

こんな最新鋭車と、3000型(KURO、東武日光軌道復元号)のような還暦電車が共存しているのが、岡山電気軌道の面白いところなのかもしれませんね。

「その⑦:岡山駅前とか東山とか」につづく・・・
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Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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