岡山電気軌道訪問記2014GW(その③:MOMO第一編成)

「その②・KURO」のつづきです・・・

去る5月3日(土・祝)に、私にとっては3回目となる岡山電気軌道を訪ねてきたのですが(・・・といっても、地元に戻るついでに途中下車して立ち寄っただけ・・・ともいいますが)、ようやく、ついに・・・

MOMO第一編成
9200型MOMOの第一編成に乗車することができました!!
(これぞ「三度目の正直」?!)

過去2回の訪問(いずれもお盆休みの帰省ついででした)では、2回とも東山車庫でお休みしているところを目の当たりにして、車庫の前で地団駄を踏んだものですが、ようやく乗車する機会が訪れました
(あまりにテンションが上がったので(&メインのお目当ての「東武日光軌道腹元号」と「KURO」は、割と早い時間に入庫してしまうこともあって)、同日は東山線を走行していたMOMO第一編成に2度乗車しました・・・)。

ご覧の通り、我が国のLRTでは主流となっている、2車体式の車両です。

**********

ロゴ
燦然と輝く「MOMO」のロゴ
(ちなみに、二次車は「MOMO2」のロゴになっていますので、外観からきちんと識別可能です)。

ロゴ
妙にインパクトのあるマークです。

ステップレス
当然ながら完全低床式で、乗り場との段差も無きに等しい状況です。

東山着
優美なスタイルです。

折り返し待ち
在来車と並ぶと、本当に同じ線路上を走っているのか疑わしくなるほどに、違いますね。

この解放感
乗降扉は全面ガラスとなっていますので、走行中もこの解放感。

**********

B号車
まずは岡山駅前方の「B車」に乗車します。
B車の特徴は、天然木をそのまま使った薄茶色の座席です。

木
THE・天然木

・・・と言わんばかりの、クッション性など皆無な座席です。
もっとも、東山線を全線乗り通しても所要時間は20分弱ですので、雰囲気上等ということで・・・。

床
床も当然木です。
このMOMO第一編成は平成14(2002)年の登場ですので、12年ほど走っているうちに、ほどほどに使用感が出てきているようです。

吊り棒
今回第一編成に初めて乗車して気がついたのですが、入口付近の吊り棒(・・・で、いいのか?)が円形になっているのは、第二編成との大きな違いですね。

窓は大きい
側窓は非常に大きく、開放感に満ちあふれた車窓が展開しています。
わずか20分弱(岡山駅前→東山)のショート・トリップで終わるのがもったいないくらいですね。

ムーディー
灯具ひとつとっても、この“雰囲気”です。

**********

東山方
東山方の「A車」は、濃い茶色(?)の内装が特徴的です。
なお、車内の全景を眺めれば一目瞭然ですが、日本の鉄道車両(路面電車や通勤・近郊型にカテゴライズされる車両)としては珍しい

“つり輪が一切ないスッキリとした内装”

・・・を、誇ります。

テーブル
ボックス状になっている席には、小型のテーブルが設置されています。
路面電車では正直そこまで必要なのか・・・という気もしますが、まあ雰囲気を盛り上げるためには一役買っているとも、いえるでしょう
(ちなみに、MOMOはイベント電車(ワイン電車、ビアガー電など)として運行されることもありますが、その際にはこのテーブル・・・では、小さそうですね・・・(おそらくは、大型のテーブルを備える第二編成の方が優先的にイベント電車には使われるのだと思われますが、見たことがないので定かではありません・・・))。

だいぶすり切れてきた
登場から12年、ほどほどに使い込まれてきた座席は、少々くたびれ気味です。

木目
木目。
リアルに天然木です。

ベンチシート
基本的には「木の板」な座席ですが、ベンチシートにのみクッションが設置されていました(薄かったですけどね・・・)。

押しボタン
押しボタン。

どうでもいいですが、

赤い押しボタン

・・・というのも、あまり見かけませんね(赤いボタンだからといって、何か危険があるわけでは、もちろんありません・・・)。

**********

運転台
運転台。
シンプルにして機能的です。
極めて前面展望が良好であるのも特徴です。

展望
視界は広いです。

運転中
ちなみに、訪問日に最初に乗車したのが、「東武日光軌道復元号」に続行するダイヤ(東山行き)だったのですが、岡山駅前を発車したときにはそれなりに間隔が空いていたのに、門田屋敷電停の手前でご覧の通り追いついてしまいました
(おかげで、「東武日光軌道復元号」の入庫を拝むことができた・・・ともいいますが・・・)。

**********

さて、この9200型、デザインや内装の雰囲気にすぐれていたり、何気に狭軌(軌間1067mm)では日本初のLRTだったりすることもあり、さまざまな「賞」に輝いています。
そのあたりの受賞を記念するプレート類は、A車とB車の連結部付近にまとめて掲出されています。

ローレル賞
2003(平成15)年、鉄道友の会ローレル賞。

日本鉄道賞
平成14年、日本鉄道賞。

GD賞
2003(平成15)年、グッドデザイン賞。

路線図
そんな輝かしい受賞プレート類にしれっと紛れ込む「路線図」(笑)。

表記類
表記類。
ちなみに、岡山電気軌道では会社創立年(明治43(1910)年)から起算して何年目に製造された車両であるかによって形式名を制定しますが、この「9200型」は、創立から92年目の平成14(2002)年に製造されたからこその、「9200型」です。

また、ロゴ類の多用、天然木の多用、雰囲気作りのうまさ・・・といったところから、わかる人には一発でわかるのですが、「KURO」と同様に、岡山の輩出した工業デザイナー・水戸岡鋭治氏のデザインによります
(ドーンデザイン研究所のステッカーが一番左にありますね)。

**********

到着
・・・ということで、3度目の正直でようやく乗車してきた「MOMO・第一編成(一次車)」。
基本的には昨年(そして、今回も)乗車してきた第二編成(二次車)と変わるところはない・・・というか、第二編成の方がこの第一編成をベースに製造されているのですからそれも当然なのですが、細かいところでちょこちょこと違いがあるのが、乗り比べてみて面白いところでした。

また、乗車日には岡山電気軌道の本線格の東山線での運用に充当されていましたが、特に乗客の多い「岡山駅前~城下」間において、二車体式であるがゆえの輸送力の大きさと乗降のスムーズさを存分に発揮していたことも、印象に残りました
(直前に乗っていたのが、乗降に時間がかかる3000型であったことが、その印象に余計に拍車をかけたのかもしれませんが・・・)。

あとは、何と言っても登場から12年経とうと全く古さを感じさせない超近代的なスタイル(在来車と並ぶと一目瞭然)は、いつ見ても印象的ですね。
座席は天然木なので、走行中の振動をダイレクトに伝えてくれるというオチがついたりも、するのですが・・・。

「その④:たま電車」につづく・・・
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

キモプアの紙

Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ