研究会に出てみて・・・

10日ほど、お彼岸のお墓参りと甥っ子の子守りを兼ねて地元に引きこもっていましたが、一昨日の高速バスで大阪経由にて京都に戻りました。
ウチの大学の授業開始は4月の2週目からですので、それを考えるともう数日は地元滞在でもよかったのですが、昨日小さな研究会がありまして、講演をされたのが昔(学部~修士課程時代)にご指導いただいた先生ということで、久々にお話をうかがうことができる・・・と、出かけておりました。

だいたい、この手の行事に出かけること自体が異様に少ないことに加えて、仮に出かけたとしても、研究会本編だけで退散して、懇親会の類に出ることはなおさら少ないのですが、何せ昔お世話になった先生、しかも(カネがないのでおいそれと首都圏や他の地方で開催される)「学会」(・・・という名の研究者親睦会)に出かけることもない私にとってはあまりお目にかかることもありませんので、懇親会まで珍しくも出席しておりました・・・。

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思えば、最近は某ST●P細胞のひとのおかげで、研究者業界もいったいどうなっているのかというか、白い目で見られることも無きにしもあらずですが、ほとんどの研究者は真摯に取り組んでいるんですよ・・・。
分野はそれぞれですが・・・。

未だにその先生のお話で、学部2回生の、後期最初の授業で聞かされた、

研究対象にしている人物の蔵書がある資料室(海外)に行って、その学者の蔵書のなかにお菓子の滓が挟まっていた

ことに感動して嬉々として話されたことを、15年以上経った今もなお、鮮明に覚えています
研究者というのは、自分の研究対象に対してこれほどの思い入れをもっているのか・・・と、私自身衝撃を受けたという意味で・・・)。

ダイガクの外にいる一般人からすると“どうでもいい”というか、“ドン引き”なのかもしれませんが、研究対象への偏愛とも言えるような愛情と思い入れなくして、まともな成果など出てくるはずがありません
(もちろん、愛情と思い入れ“だけ”でよいわけでもありませんが・・・)。
「好きこそものの上手なれ」とは、よく言ったものです・・・。

その先生の、肝心の研究内容については、私はお世辞にもよく理解したとは言えませんし、結局大学院の前半(修士課程)までずっとその先生のご指導を受けた割には、

研究についてはスッカラカン
(その先生の後任で来られた先生からは、「君はホントこの分野についてさっぱりわかってないね」・・・と、呆れられるレベルですが、何か?)

・・・で、一体何を学んだのかは甚だ疑問なのですけどね・・・
(不肖の3乗くらいの“もと”門下生で、情けない限りです・・・orz)。



・・・という、私自身のアレな状況はともかくとして、昨日久しぶりにおうかがいした話でも、

「(研究対象にしている学者が)こんなことを言っていることを発見したのがうれしくてうれしくて」

・・・というオーラが全開で、

「この先生本当に研究が大好きなんだな」

・・・と、改めて再確認させられました。

研究対象をコロコロとその時々の関心で動かしているような私には、とても真似できません・・・orz
(腰を据えてじっくりと取り組まないから、いつまで経ってもロクな成果が出ないんだよ・・・(苦笑)。なお、大学教員というのは常勤であれ非常勤であれ、基本的に「研究者」という側面と「教育者」という側面を兼ね備えていなければなりませんが、私自身は、はっきりと「教育者」としての活動の方におもしろさを見出しています・・・。ぶっちゃけ、「研究活動をしている“フリ”をしていないと追っ払われるので、とりあえず研究めいたことをしているフリをしているだけ・・・」だったりもします・・・(再度苦笑))。
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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