大和ミュージアム探訪記(平成26年3月)・番外編①

「その⑥」のつづきです・・・

「大和ミュージアム」の南には、かつての呉軍港・・・今となっては穏やかな瀬戸内海・・・が広がっているのですが、その海に突き出す形で整備されているのが・・・

大和波止場
“大和波止場”・・・です。
ちなみに、昨年は「てつのくじら館」が17時に閉館になって、「大和ミュージアム」に再入場できるということを知らなかったがゆえに、この波止場を1時間弱ブラブラしていましたが、今回は「てつのくじら館」と「大和ミュージアム」だけでいっぱいいっぱいになってしまい、波止場については、「てつのくじら館」から「大和ミュージアム」への移動の際に付け根に立ち寄っただけで終わってしまいました・・・。

ところでこの「大和波止場」、ベンチスペースが大和艦上のレーダーを再現しているがゆえの命名・・・というだけでは、もちろんありません。

今回は付け根から眺めただけ
波止場の先端方向にカメラを向けてみました。
「大和」の前甲板左舷側半分を、大きさだけでも実際に体験できる・・・という無駄な(←失礼)スケールの大きさが特徴です。
歩いて先端まで行くだけでも一仕事です・・・
(・・・って、今回は先端まで行く時間がなかったんですけどね・・・(笑))。

何気に木甲板が再現されています・・・
このスペース、一部ではありますが地味に木甲板が再現されていたりもします。
もっとも、現役の軍艦のように毎日椰子の実で磨くわけでもなく、ただ放置されているだけですので、ずいぶんくすんでしまってはおりますが・・・。

**********

ところでこの「大和波止場」、昨年の訪問時とは決定的に変わっていることがありました。

ちょっと変わっています
波止場の手前にある駐車場から眺めてみた画像ですが、車止めがいちいち91式徹甲弾の形状を再現している・・・というのはともかくとして、昨年の訪問時にはあったはずの“あるもの”がないのです・・・。

水中翼船は撤去されていました・・・
このぽっかりと空いてしまった空間・・・

水中翼船①
(画像は昨年の訪問時のもの・・・)
昨年の訪問時には、松山~広島航路で活躍した水中翼船「金星」が静態保存されていました。
それが、いつの間にやらきれいさっぱりと撤去されてしまっています。

撤去されている割に解せないのが・・・

説明パネルはあるのですが・・・
説明パネルはそのまま残されていること・・・
昨年の時点でも、長年にわたり、屋根もない屋外で雨ざらしにされていた(しかも海沿いなので塩害も無視できない・・・)ためか、ずいぶんと状態が悪かったのが気にはなっていました。
ですから、撤去されるならばされるで、それ自体はやむを得ないと思うのですが、

何の説明もなく撤去だけされるのってどうよ??
(あるいは、船体を撤去するのであれば案内パネルもあわせて撤去するべきでしょうし、仮に修復工事のために一時的に撤去しているだけであれば、案内パネル周辺にその旨の記載があってもよさそうなものです・・・)

この「大和波止場」、特に入場料が必要なスペースではありませんので、ここにあるものを直接に維持管理するための費用が捻出できるわけでもないことは理解できないでもありませんが、仮にも「大和ミュージアム」のパンフレットにも記載のあるスペースなのですから、もうちょっとまともな扱いをしてもよいのではないかと、思うんですけどね・・・
(あるいは、保存するのはいいけれども、ただ置いておくだけで維持管理をする気がないのであれば、いっそ現役を引退した段階で解体された方がまだマシなのかも、しれません・・・。私自身がこの「金星」号に乗船したことがあるのかないのかは定かではありませんが(水中翼船に乗船したのは小学生の頃にただ一度だけで、船名まで覚えていないため・・・)、松山と呉にゆかりのある船がこんな扱いというのは、何ともいたたまれないものがあります・・・)。

ちなみに、「金星」号の行方について実地調査された方のブログによると、現在は呉市の対岸にある江田島で保管されているそうですが、特徴ある水中翼はすでに切断されているそうで、ゆくゆくは解体される可能性の方が高そうです・・・
(水中翼のない水中翼船って、ただの高速船と何が違うのでしょう?)


なお、この「金星」号の向かい側に保存されている深海調査艇「しんかい」は・・・

しんかい
今のところはまだ健在です。

もっとも、こちらも露天展示で潮風をまともに浴び続けている点では「金星」号と何の変わりもありませんので、何らかのメンテナンスがなされない限りは、早晩撤去されかねません・・・。

「番外編②」(ベッタベタのお土産)につづく・・・
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

キモプアの紙

Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ