てつのくじら館探訪記(平成26年3月)・その①

昨年の3月に、帰省ついでに呉に寄って、「大和ミュージアム」と「てつのくじら館」をハシゴして帰ってきたことがありました。
ところが、交通費が乏しくて(ぶっちゃけて言えば「新幹線が使えなくて・・・」)、京都から高速バスで福山に到達し、そこからJRで三原経由にて呉に入ったところ、呉駅に到着したのが15時前になってしまい、「大和ミュージアム」を先に回って(しかも、1/10大和に感動したあまり、最も肝心な「呉の歴史」展示室を完全にスルーしてしまった・・・)、「てつのくじら館」に行った結果、

閉館の30分前にギリギリ入館することになり、ロクに展示を見ることができなかった
(ちなみに、「てつのくじら館」の閉館は17時、最終入館は16時30分です・・・)

・・・ことが著しく心残りになったため、今回めでたく(?)リベンジとなりました
(なお、昨年の「てつのくじら館」探訪記はこちら・・・

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・・・ということで、京都から今度は大阪経由で広島まで高速バス(「山陽道昼特急1号」)で抜けて広島からはJR呉線に乗り換えて、13:30過ぎに呉駅にやって来ました
昨年よりは1時間以上、滞在時間を余分にとれることになります。
昨年同様、松山には18時発のフェリーで戻るため、まずは駅から歩いて5分ばかりのところにある、呉港のターミナルビルにあるコインロッカーに荷物を放り込んで、「てつのくじら館」に向かいます。
基本的には道路をはさんで隣接している「てつのくじら館」と「大和ミュージアム」ですが、「大和ミュージアム」の方が閉館時間が遅い(18時閉館)ため、今回は昨年とは順序を入れ替えて、「てつのくじら館」を先に訪問します。

てつのくじら館
呉港ターミナルビルから2~3分ほど歩けば、「てつのくじら館」に到着です(・・・というか、ターミナルビルからもよく見えますけどね。おもに潜水艦「あきしお」が・・・)。
相変わらず、退役した実物の潜水艦「あきしお」の迫力には圧倒されます
(歩道を歩いている人と比べると、その大きさがうかがい知れるでしょう・・・)。

艦首
艦首。
この形状こそが、潜水艦を「てつのくじら」と呼ぶ所以です・・・。

魚雷発射管
魚雷発射管。
できれば、実際に敵艦に対して使わずに済むことに、越したことはありませんね・・・。

正式な施設名
「てつのくじら館」は愛称で、正式名称としては「海上自衛隊呉史料館」となります。
その名の通り海上自衛隊の広報施設ですので、

入館料無料!

・・・という、実に太っ腹な施設です。

潜水艦あきしお
潜水艦「あきしお」の簡単な諸元については、入口のプレートにも掲出されています。

入口
入口をくぐって、入館です。

余談ながら、この「てつのくじら館」のプレート・・・

蒸気機関車のナンバープレートのような雰囲気なのは、気のせいでしょうか?
(鉄ヲタの戯れ言と言われれば、まあそれまでですが・・・)

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受付のスタッフに声をかけて、パンフレットを一部いただいた上で入館します。

てつのくじら館パンフ
ちなみにパンフレットはこんな感じです(表面のみで、裏面は白紙です・・・)。

呉地方隊の歴史
エントランスは、海上自衛隊の歴史についての簡単な説明です。
ちなみに、エントランスの奥には、小型荷物用に限定されますが、コインロッカー(施設の性質から考えて、おそらくは使用終了後に硬貨が返却されるタイプと推定されますが、結局私は港のコインロッカーに荷物を預けて使わずじまいでしたので、あくまでも推定・・・)も設置されていました
(コインロッカーがあるとわかっていれば、ここに預けたのに・・・orz)。

エスカレーター
エスカレーターを上がると、2階展示室です。
このエスカレーター、照明が潜水艦の夜間航行時用の赤色照明になっているのが、地味にポイントです
(なお、最初はエスカレーターをスルーして退館ルートに乗ってしまい、売店に抜けてしまったというのはここだけの秘密だ・・・(笑))。

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2階は、海上自衛隊が発足する際のひとつの基盤となり、今もなお重要な任務の一つである、掃海業務(主に敵が設置した機雷の除去)についての展示となっています。
説明パネルについても何枚か撮影はさせていただきましたが、それは実際に訪問してみなさんに読んでいただきたいところですので、以下は展示物についてのみ、何枚かご紹介させていただきます。

機雷
掃海業務で実際に撤去された機雷。
こんなものが爆発した日には、いろいろなものが吹き飛びそうです・・・。

機雷
一口に機雷と言っても、そのタイプはさまざまです。

機雷
手前がイタリア、奥がロシアの機雷だそうですが、どうやって入手したんだろ?

機雷
旧帝國海軍の「3式2号航空機雷1型」もご覧の通り展示されていました。

70式機雷
海上自衛隊自身も、防御的兵器として機雷を装備しているようです(「70式機雷」とプレートに書かれていました・・・)

装備品
展示室を進むと、掃海員の装備品や器具類についての展示となります。

ロボット
機雷除去用のロボット。

20mm機銃

20mm機銃
かつては機雷処理に使われていた20mm機銃だそうです。
20mm機銃というと、艦艇に搭載される銃砲としては最小クラスのものであるわけですが、それでもこの存在感です。

20mm機銃
なお、説明によると、現在では機銃による機雷の処理は基本的には行われないそうです
(効果が不確実でありがちという意味で・・・)。

巻き取り装置

巻き取り装置
おそらくは処理装置を曳航・収納するための装置群
(きちんと説明を読んでなかった・・・orz)。

甲板
掃海艇の甲板の実物が、カットされて展示されていました。
護衛艦の群れに紛れるとごくごく小さい掃海艇ですが、こうして甲板の実物を目の当たりにすると、何だかんだ言っても存在感があります・・・。

フロート
イラストこそユーモラスですが、海上自衛隊が1991(平成3)年の湾岸戦争に際して、実際に掃海業務に当たった際に使用されたフロートだそうです。

フロート
こちらのフロートは・・・

ひしゃげてる
不幸にも掃海業務中に触雷してしまい、ご覧の通り凹んでしまっています。
機雷の破壊力を目の当たりにさせてくれる展示でした。

艦尾
掃海艇の艦尾が再現されていました。

旭日旗
旧帝國海軍の流れを引くもの、掃海艇もまた、掲げるのは旭日旗でなければなりません。

「その②」につづく・・・
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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