JR最初の時刻表

昨年の12月に大阪は弁天町駅に隣接する交通科学博物館を訪問してきました。

その際に、

JRへ
JNR(日本国有鉄道)が最後に編集した、JR発足記念の全国時刻表(昭和62(1987)年4月号)

が、展示されていたのを眺めてきたのですが、

そういえば実家にも同じものが一冊あったわ
(記憶が正しければ、当時の知り合いから譲っていただいたもののはずですが・・・)

・・・ということで、無駄に押入の奥底から発掘してみました。

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時刻表
出てきました。

“JNR編集”の文字が燦然と輝いています
(JRマークが金色なのも、ポイントですね・・・)。

JNR編集
背表紙には「日本国有鉄道」の文字。

・・・というか、冷静に考えてみたら書店等で売られていたものならば「弘済出版会」の記述があるはずですが、「日本国有鉄道」の文字しかないということは、何気に非売品バージョンだった・・・ということですね
(知り合いのそのまた知り合いが、国鉄関係者だったということなのでしょう・・・たぶん)。

昭和62年4月号
日本国有鉄道の解体=JRグループの発足からはや27年。
月日の経つのは本当に早いものです・・・
(だから私も無駄に年をとるんですな・・・(笑))。


全部のページをさらすわけには当然のことながらいかないのですが、JRグループの発足を告げる「JRニュース」のコーナーのトップページだけ、以下に挙げておきましょう。

JR発足

JR発足

ちなみに、パラパラとめくってみて真っ先に目につくのが、

全国津々浦々を走る急行列車網
夜行列車の多さ


・・・でして、現役の定期急行列車が札幌~青森間の「はまなす」号のみとなり、夜行列車も絶滅危惧種となろうとしている現代から振り返ると、隔世の感があります。

また、当然ながら国鉄形車両しか走っていない時刻表からは、新幹線にせよ在来線にせよ、

現在の高速化された状況とは比較にならないほど新幹線や特急列車の所要時間がかかっている
(この当時からロクに所要時間が短縮されていない線区・列車もないわけではありませんけどね・・・。もっとも、とりわけ在来線の高速化はJR化直後の平成初頭(1990年代)に全国的な傾向として推進されたため、実は21世紀になってからは、在来線はごく一部の線区を除けば大して所要時間は短縮されていなかったりもします
たとえば、わが四国特急で言うならば、高速化は2000系特急形気動車の導入によってほぼ終わっています(8000系電車は、実際の走行時間としては2000系とほとんど差がありません(ダイヤ改正ごとの最速列車どうしの比較で言えば、むしろ今は平成2(1990)年11月改正時よりも“遅く”さえなっているのです・・・。25年近くスピードアップがないんかい!!)))。

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閑話休題。
同じく昭和62(1987)年の時刻表ですが、10月号になると・・・

同年10月号

JR編集
当然ながら、“JR編集”に変わっています

当時は鉄道弘済会から衣替えした「弘済出版社」がJR時刻表を発行していましたが、いつの間にやら「交通新聞社」にさらに衣替えしてしまい、現在に至ります。

ちなみに、同年の10月2日にはJR四国においてダイヤ改正が実施されていますが、坂出~多度津間の電化開業にともない、高松~観音寺・琴平間が電車にて直通運転できるようになったことを主眼とした改正でした
(国鉄時代最末期の同年3月23日に高松~坂出、多度津~観音寺・琴平間が電化開業したことで、辛うじて、「国鉄四国総局」は、電車を走らせることができました。ところが、翌年に開業を控えていた瀬戸大橋に絡んで構内の大改良が実施された宇多津駅周辺の工事が間に合わず、坂出~多度津間の電化開業は半年ばかりずれ込んだ・・・という次第です)。

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(おまけ)

おまけ
同じく押入を漁っていたら、こんな時刻表が出てきました。

一見すると、ただのJR時刻表(平成2(1990)年5月号)ですが・・・
おまけ
背表紙には「四国旅客鉄道株式会社」の文字とライトブルーのJRマーク

・・・ということで、これも非売品バージョンです
(「鉄」の字が、「“金”を“失”う」では縁起が悪いから・・・と、「金+矢」になっているのが、地味にポイントです。一時期鉄道会社で流行っていましたっけ・・・)。

たしか、当時通っていた学校の職員室でたまたま見かけて、「翌月になって廃棄するくらいなら譲ってください」と先生に頼んで翌月に譲っていただいたものだったと記憶しています
(今から考えたら、卒業するまで毎月譲ってもらうべきでしたかね・・・(苦笑))。

もっとも、

一介の公立学校に、なぜJR四国は時刻表を配布していたのか
(くどいようですが、このように背表紙に各旅客鉄道会社の文字が入っている時刻表は非売品のはずですので・・・)

は、今に至るまで謎ですけどね・・・(苦笑)。
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
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