松山EXP大阪8号の旅(その①)

先日地元から戻ってきた際に、

JR四国バス名物・アンパンマン高速バス

に、無駄に乗って帰ってきました。

その時の記録です・・・。

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JR松山駅前バス停
やって来ましたのは、1月某日のJR松山駅前バス停です。
バスを待っていると・・・

ダブルデッカー
名古屋から德島・高松を経由してJR松山駅前に到着した「オリーブ松山」号のダブルデッカーなエアロキング。

久万高原線
四国山地に囲まれた落出から通勤通学客を松山まで運んできた「久万高原線」の路線バス。

・・・といったところが、車庫のあるJR四国バス松山支店へ向けて最後の一走りをしていっていました。


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・・・待つことしばし・・・。

アンパンマン高速バス
そのJR四国バス松山支店から、9:20過ぎにアンパンマンがラッピングされた「松山エクスプレス大阪8号」となるエアロバスが到着しました。

早速乗務員氏に改札を受けて、荷物をトランクに放り込んで車内に入ります。
改札スタンプが押された乗車券は、降車地まで乗客が管理し、降車の際に乗務員氏に渡すのが、JRバススタイルです。

それはともかくとして、その改札スタンプを見てびっくり・・・

德島支店の乗務員氏だった!!

・・・いったいどんなハードな運用になっていることやら・・・
(おそらくは「德島→大阪→松山→大阪→德島」と推測されますが、JRバスならでは・・・ですね)。

車内は普通
外観はラッピングされていますが、車内はいたって普通です。
エアロバスとしては最晩年に投入された車両(平成19(2007)年の登録)だけあって、現在も投入の続くエアロエースと同様に、ヘッドレストが大型化されたリラックスシートを装備しています。
このシート、うたた寝しながら移動する際には結構快適です。
やや古い車だけあって、コンセントは残念ながらありません。

車内は普通
親会社JR四国のアンパンマン列車ならば、天井にアンパンマンのステッカーが貼られているところですが、このバスには特にそれはありません・・・。

クーラーボックス
トイレの上にはクーラーボックスが設置されています。

お茶
中にはお茶がいっぱい。
1人1本とはなりますが、無料で飲むことができます。
こういうちょっとしたサービスがポイントの高いところです。

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さて、JR四国バスの場合、直接チケットセンターで発券を受けるほかに、2つのインターネット予約システムを利用することができます。

JRバス共通の「高速バスネット」と、民鉄系も含めて全国を幅広くカバーする「発車オーライネット」です。
この路線については、

発車オーライネット枠:前方
高速バスネット枠:後方

に、割り当てられています。

どちらも、

インターネット上で座席を指定することができる
(ただし、「高速バスネット」については、クレジットカード決済する場合に限られます)

・・・のは、非常にポイントの高いところです。
松山大阪間には、民鉄系(伊予鉄バス・阪急バス)の「オレンジライナーえひめ」号も運行されているのですが、ネット上からは(今のところ)座席の指定はできません。
そんなこともあって、最近はJRバスを使うことの方が多いです・・・。

バスヲタのやることと言えば、まあだいたい想像はつきますね・・・。

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・・・
1A席
毎度おなじみの「1A」席ですよ(笑)。

足もとは狭い
1A席の定めとして、足もとは正直狭いです。
一応フットレストはありますが、あまり使い物になりません。

展望はよいです
もっとも、この良好な展望を堪能できると思えば、足もとの狭さなど些細な問題です・・・。
乗車日は「終日雨予報」で、どうなることかとやきもきしたのですが、JR松山駅の時点では雨は上がっていました
(なお、その後行程が進むとやきもき・・・を通り越して驚愕することになるのですが、それは次回のエントリーで・・・と)。

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1番席
ちなみに、客席までのステップには、何気に赤系統の敷物が敷かれていました
(何度もJR四国バスのエアロバスには乗っているのに、今まで意識したことがなかった・・・orz)。

屋根とか
運転席の上にはLEDディスプレイがあって、上段には停留所情報、下段には「見えるラジオニュース」の情報が延々と流れています。

行先表示機の裏
ちなみに、1A席横の壁にはLED行先表示機にかかわる出っ張りが微妙にあります。
この程度であれば特に気になりはしませんけどね・・・。

吹出し口とか押しボタンとか
空調吹出し口とか読書灯とか降車ボタンとか・・・。

一応掛け毛布
1C席の上には、ひざ掛け(ブランケット)も用意されてはいるのですが・・・

私の知る限り、使われているところを見た記憶はありません・・・(苦笑)。
(積極的にアナウンスされていることを聞いたこともありませんから、存在さえ知らない人の方が大半では?)

まあ、昼行便ですからね・・・。夜行便ならともかく
(ちなみに、当路線のライバルとなる「オレンジライナーえひめ号」では、伊予鉄バス・阪急バス便のどちらも、昼行便でも全席にブランケットを備えています。あちらのサービスレベルが「高すぎる」だけのことであって、このJR四国バスも、昨今の昼行高速バスとしては十分なサービスレベルを保っているんですけどね・・・)。

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定刻の9:30に、JR松山駅前を発車です(以下、発着時刻は車内時計によります・・・)。
この日の乗客は、JR松山支店から1人、JR松山駅前からは5人ばかりというところでした。

県道松山港線を東へ
発車すると、しばらくは伊予鉄道の軌道線と並走していきます。

平面交差
伊予鉄道の大手町駅では、運がよければ(?)、踏切に引っかかって平面交差を目の当たりにすることができます。

松山城の麓をゆく
西堀端から南堀端に入り、松山市役所の前で左折すると、眼前には松山城が広がります。
この日はたまたま、伊予鉄道の誇る「坊っちゃん列車」(第二編成)と並走しました。

大街道
「坊っちゃん列車」と並走しながら、大街道に到着です。
珍しくここからの乗車がない状況で、若干遅れた9:40に発車。

勝山町で路面電車とサヨウナラ
大街道のすぐ先の勝山町で、路面電車ともお別れです。

マドンナEXPが先行中
その勝山町の交差点では、このバスの2分前にJR松山駅前を出た、同じくJR四国バスの岡山行き「マドンナエクスプレス4号」に追いつきました。
しばらくはこのバスの後ろを走っていたのですが、天山交差点の手前で運転士氏どうしが何やら合図しながら、こちらが先行することになりました
(その際に見えた限りでは、「マドンナEXP」は半分ほど乗っていて、こちらよりよっぽど乗車率が高かったです(苦笑))。

国道33号を南下
天山交差点を左折すると、国道33号線を南下します。
いつもながら交通量は多いです。

松山ICバス停
国道33号線をしばらく南下して右折すると、松山IC口バス停です。
ここから1人乗車。
定刻からわずかに遅れて、9:56に発車です。

外環状線工事中
バス停の先では、松山ICと接続して松山空港や松山観光港へのアクセス道路となる「松山外環状線」の建設工事が着々と進んでいました。

松山IC
松山ICからは、高速道路を走行します。

左へ
高松方面へ進路をとります。

田園地帯を切り裂いて
郊外の田園・住宅地といった感のある地域を、高速道路はぶち抜いて疾走していきます。
割と住宅はある方だと思うのですが、防音壁なんてみみっちいものをわざわざ作らないのが、四国くおりちーなのでしょうか・・・(苦笑)。

松山道を行く
松山自動車道もすっかり高速バス天国です(神戸淡路鳴門道ほどではありませんが・・・)。
同じくJR四国バスのエアロバスとスライド(路線はよくわかりませんでした・・・)。

ウワジマエクスプレスがぶち抜いていった
スライドすることもあれば、並走・・・を通り越してぶち抜かれることもあり
同じく神戸・大阪に向かう宇和島からの「ウワジマエクスプレス」の昼行便が、川内ICの手前で華麗にぶち抜いていきました(そして、二度と追いつくことはありませんでしたとさ(笑))

川内IC
川内ICバス停はインターの外にあるため、一旦高速を流出します。
川内ICバス停は、定刻から若干遅れて10:07発。
乗車はありませんでした。

「その②」につづく・・・
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No title

そういえば、2/12(月・祝)の8号(雪でしまなみ迂回のとき)も徳島支店の運転手でした(アナウンスで確認、意外だなあと思い、たまたま記憶してました)。
毎日かどうかはわからないですが、一応コメントします。

徳島支店ということもあり、松山IC→しまなみの今治ICの一般道のルートはわかるのだろうかと思ってましたが、外環状を古川で降りてはなみずき通りを北上、環状→国道196号のルートと、踏切を一切通らない渋滞を無難に交わしたルートでした。
土地勘がないとそのまま外環状を余戸まで突っ込みそうですが(私鉄系の松山~高知・徳島・高松の高速バスは最近余戸経由に切り替える&切り替え予定ですが、エミフル等へ向かうマイカーや市駅南西側の高浜線・郡中線と国道56号が交差する踏切による慢性的な渋滞があり、個人的には遅れやすそうな気がしてます)、渋滞を懸念し避けたと思われます。

他支店・営業所のドライバー

KTさん、コメントありがとうございます。
広域の営業エリア、支店・営業所のネットワークを有するJRバスの場合、意外なところで意外な支店・営業所のドライバーに遭遇することがあります。松山EXPを徳島支店のドライバーが担当するのも、その一例といえるでしょう。

それにしても、徳島支店のドライバーにとっても、「吉野川EXP」もありますので直接松山に入ることもあるのでしょうから、それなりの土地勘はあるのでしょうが、迂回経路のチョイスがいちいち渋いですね。特に、はなみずき通り(対向2車線)を突っ走る大型バスというだけで、いろいろと「おなかいっぱい」になりそうです(伊予鉄バスのレインボーが定期的に走りますが、中型車が多いので、なおのこと)。

それにしても、その伊予鉄バスが「余戸南推し」を突き進めていますが、定時運行という意味ではメリットがないどころか、むしろ大街道経由よりもマイナスになるような気も、しないでもありません(だからこそ、JR松山駅→大街道→松山市駅→余戸南→松山IC口・・・という、(市駅利用者にとってのみ)デメリットの出にくいような経路を設定するのでしょうが・・・)。国道56号線の渋滞・混雑(ご指摘の連続踏切も、そのひとつの要因でしょう)もさることながら、余戸付近の道路事情もあまりよさそうに見えませんし、さてどこまで需要があるのか・・・ということもありますし(大街道からの利用者に不便を強いてまでの利用者は・・・いなさそう)。
また、伊予鉄の公式発表で、「松山市駅から○×分短縮」というメリットを出して、JR松山駅や大街道からは「所要時間増」になることに一切触れない広報のしかたも、どうなのだろう・・・と思わないでもありません。

それに対抗して、JRバスは余戸南を華麗にスルーして(単独運行路線は当然としても、伊予鉄バスとも共同運行する高松線や徳島線でもJR四国バス担当便“だけ”はスルーするというところに、いかに伊予鉄バスが“ゴリ押し”しているのかもわかろうというもので・・・)、やたらと天山橋に停車するようになりましたが(大阪線もダイヤ改正により新規停車するようになります)、あちらはどのみち経路上なので所要時間の増にはつながらないとはいえ、そこまで利用者がつくのだろうか・・・という気も、しないでもありません(松山IC口との距離もそれほど離れていませんし・・・)。

No title

■松山ICまでのルート
どうやら、JR四国バスは松山~徳島線「だけ」余戸経由にしているようです。
http://www.jr-shikoku.co.jp/bus/businfo/yosino_ex/tokushima.htm
松山~高松線は4月から伊予鉄と四高は余戸経由とするようですが、JR四国バスのみルート変更しないようです。松山~徳島線で何かあってJR四国バスがルート変更を断った、ということはありそうです。

ふと気づいたのですが、余戸経由に切り替える前のルートは、松山市駅→JR松山駅→大街道の順なんですね。JR松山駅→松山市駅→大街道の順であれば、市駅からの時間も多少短縮できたのでは?という気がしなくもないです。

本気で市駅から時間短縮したいのなら、JR松山→大街道→市駅の順にして(ここまではそうしましたね)、そこからいよ立花の横の道を通る、松山~神戸線が使っているルートにすればいいのにと思うのですが、なぜ伊予鉄があそこまで余戸にこだわるのかは不明です。せっかく作った駐車場があるからでしょうか?もしかしてそのうち、松山~神戸線も余戸経由になるのでしょうか。
いずれにせよ、自社の電車が通る踏切で自社グループの高速バスが遅延する、というのは自分で自分の首を絞めているのではないかという気がします。

■古川からのはなみずき通り
私は、高速バスの車窓より確かに柿色のバスを見ており、路線バスが入るんだなというのはわかりました。なお、この時は岡山行きも含め2台が縦に並んで走行しており、そういう意味では管理人さんがその場に居合わせていたらかなり興味深い光景だったかもしれません。

■広報のしかた
2月のICカードのポイントの時にも通常カードのポイント減のことは契約書の小さな字のごとくわずかに触れただけでしたし、3月の本町線減便の時はタイトルはルート変更のことのみで、詳細時刻表のPDFを見ないと減便のことがわからない状態でした。都合の悪いことはわかりにくくするのがここの広報のやり方だと感じます。それが吉と出るか凶と出るかは、2022か2023年ごろになったらわかると思います。

余戸南

KTさん、コメントありがとうございます。

松山~高松線で、伊予鉄バス・四国高速バスに“おつきあいせず”に、「JR四国バス独自路線か!」・・・という印象が先走っておりまして、徳島線でどうなっているかきちんと確認せずに、誤ったことを書いてしまいました。
ご指摘ありがとうございます。

確かに、徳島線ではJR四国バスも余戸南経由に(足並みを)そろえていますが、これは、鉄道と直接競合する路線ではない--松山~徳島間を遠回りの上に費用がかさむJR乗継ぎで移動するのは“物好き”でしかない--こともあって、公共交通機関としては「一択」(まともな競争相手がいない)ひとつの理由としてはあるのかもしれません(この区間では、高速バスに対抗する企画乗車券の類も設定されていませんし・・・)。

他方で、高松線についてはまがりなりにも「いしづち」号に競争力があり(所要時間は互角、(正規運賃・料金では勝負にならなくとも)設定された企画乗車券を利用すれば運賃・料金も互角なので、JR四国としては勝負する気概はある模様)、高速バスにも一定の競争力を確保する必要があるため、とりわけ大街道からの利用者にとって明らかに不利になる余戸南経由への“おつきあい”を断った可能性はあるかと思われます
(市街地中心部どうしを直結するという高速バスのメリットを、自分から殺すような経路変更のため)。
改めて改正後の「坊っちゃんEXP」のダイヤを見てみると、大街道~松山IC口間の所要時間、余戸南経由便の方が「9分」長いだけですが(伊予鉄・四高便29分、JR便20分)、さてダイヤ通りにどこまで走ることができることか・・・。

また、伊予鉄バスの余戸南推しは、自社のみでバス停や駐車場を整備したから(他方で、松山IC口や川内ICは、伊予鉄・JRバス共同の整備だったはず・・・)、という理由と、自社鉄道線である郡中線沿線からの乗り継ぎ需要を取り込みたい・・・という意図も、あるのかもしれません。
確かに、郡中線の鎌田駅から乗り継ぐ需要が「ない」とはいえないでしょうが、絶対数としては少なそうであり、混雑と遅延のリスクを負ってまですることなのだろうか・・・という気も、しないでもありません。

松山外環状線は、将来的には松山空港まで延びますので、高速バスの空港経由も想定しているのかもしれませんが、リムジンバスならばまだしも、県外からの高速バスを空港経由にする意味・・・あるのでしょうか(一時期、高知線(ホエールエクスプレス)の一部便が空港発着になっていましたが、あっさりと発着廃止になったところを見ると、利用率はかなり低かったのでしょう)。
あとは、松山中央公園が近いので、イベント対応・・・という見方もできるでしょうが、本格的なイベントがあった際に高速バスで帰ろう・・・としても、あっさりとキャパシティを超過するだけで・・・。


> 本気で市駅から時間短縮したいのなら、JR松山→大街道→市駅の順にして(ここまではそうしましたね)、そこからいよ立花の横の道を通る、松山~神戸線が使っているルートにすればいいのに

確かに、距離・所要時間を最も削ることができるのは、そのルートでしょう。
他方で、特にいよ立花駅前後の道が狭く、大型のバスが入っていくには困難もあること(その割には、伊予鉄バスの一般路線で最も本数の多いレベルに属する砥部線のバスが15分ごとに行き来しますが)、大街道の停留所としての価値がそれなりにあることを踏まえると、なんでもかんでも・・・というわけにもいかないのでしょう。
民鉄系の神戸線のみがこの経路を通るのは、松山市駅~三宮間の所要時間を4時間に押さえ込むことで、ライバルのJRバスに対抗するとともに、日帰りによるワンマン運行を可能にするため・・・という説もありますが、実情はどうなのでしょうね・・・。
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キモプアの紙

Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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