十河信二記念館探訪記

年の瀬も差し迫った帰省ついでに、岡山駅から「しおかぜ15号」に揺られて到着したのは、伊予西条駅です。

パンフレット
この駅で途中下車した最大の目的は、「四国鉄道文化館」への訪問です。

なお、西条市では、

四国鉄道文化館
十河信二記念館
観光交流センター


という、隣接する3施設をまとめて

鉄道歴史パーク in SAIJO

として売り出しています
(「観光交流センター」については、鉄道と何の関係もなくね?・・・と、思わないでもありませんが・・・)。

パンフレット
パンフレットを開くと、各施設のコンパクトな案内が掲載されています。

まずは、

十河信二記念館

から、訪問してみることにします
(・・・というのも、これら施設の中では「四国鉄道文化館」だけが有料なのですが、その入館券は「十河信二記念館」の受付で購入するというシステムになっているもので・・・。ちなみに、入館券とともにこのパンフレットも渡してもらえます・・・)。

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胸像
その前に、四国鉄道文化館と十河信二記念館の間にある庭(?)をざっと眺めてきました。
十河信二氏の胸像が飾られています。

C58動輪
四国でも活躍したC58形蒸気機関車の動輪。

狭軌と標準軌
標準軌と狭軌の違いを目の当たりにさせてくれるレール。
言うまでもありませんが、左が標準軌(軌間1435mm)、右が狭軌(軌間1067mm)です。

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それでは、十河信二記念館の館内に入っていきます。

レリーフ
館内の1階にも、胸像が展示されていました。

新幹線模型
十河氏は東海道新幹線の建設を推し進めた時代の日本国有鉄道総裁として、「新幹線の父」の異名をとっていますが、そのような氏の功績を称える施設らしく、0系新幹線関連の展示もいくつかありました。
こちらは言うまでもなく0系先頭車の模型ですね。

0系関連の展示
記念プレート、鉄道友の会ブルーリボン賞受賞記念プレートといったところも展示されていました。

国鉄総裁
こちらは、十河氏が国鉄総裁に就任した時の記者会見の模様のようです。

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2階に上がってみます。

展示物いろいろ
十河氏の書斎をモチーフにした一角。
愛用の品々が展示されていて、小ぢんまりとしていながらも、十河氏の息吹が感じられるような展示でした。

十河の使用していた机
愛用していた机。
昔の人は、こうして低い机を前に、正座しながら思索にふけったりしていたのですね・・・。

新幹線の父
「新幹線の父」らしく、試作車を前にした写真も展示されていました。

映像資料
映像資料が流れるセクション。
生前の十河氏の姿を伝えてくれます。

名言集
名言集。

中央には吹き抜け
建物の中央は吹き抜けになっています。
2階の展示は北側と西側に集中しています。

ホームを望むことができます
建物の南側からは、伊予西条駅のホームを眺めることができます。

四国鉄道文化館
一方、建物の東側には、「四国鉄道文化館」が建っています。

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・・・小ぢんまりとした施設ですが(ぶっちゃけて言えば、スペース的には一般的な民家と変わるところはあまりないでしょう)、展示物をじっくりと眺めてみると、

十河信二という傑物の生きざまを感じることができる

・・・ような、気がしました。

一応、東海道新幹線の建設を、周囲の反対と無理解をものともせずに進めた「新幹線の父」(第四代国鉄総裁)であるという程度の知識は持ち合わせていたのですが、西条市長を務めたり(ただし、選挙を経ての民選市長ではなく、官選市長)、苦学生を支援したり、障碍者教育を支援したり・・・と、多彩な活動をしていたことは、恥ずかしながらほとんど知らずじまいで、その意味ではこの「十河信二記念館」の展示から学ぶところは多かったです。

また、展示においてことごとく

十河信二“先生”

という表記になっていて、地元の人たちに今も慕われているのだな・・・ということも、感じることができました。

まあ、

十河氏の出身は(現在の自治体の区分でいえば)隣の新居浜市

・・・だったりもするのですが、西条市長の経歴を持ち、西条の発展に尽くしたということもあって、西条市の名誉市民第一号となり、今もこうして記念館にてその功績が語り継がれているようです。

ただ、年末の夕方という時間帯とタイミングの問題か、

他に見学者がいなかった(貸切状態だった)

・・・というのは、やや寂しくもあり、おかげさまでじっくりと見ることができてありがたかったりもあり・・・と、複雑なところです。


十河信二氏の足跡を振り返った後は、いよいよメインイベントとなる「四国鉄道文化館」へと入館です。

(「四国鉄道文化館探訪記①」につづく・・・)
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Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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