物価は上がる、されど収入は変わらず

先日、輸入小麦の価格が3年ぶりに大幅に引き上げられることが、話題になっていました。
主要な小麦の産地であるロシアやオーストラリアでの不作が主な要因だそうです。
これを受けて、パンや麺類の価格も上昇しようとしています(すでに値上げを発表したメーカーも出始めました)。

また、車に乗らない(乗れない)私にとっては無関係ですが、ガソリンの価格も高止まりしているといいます。
こちらは、中東の政情不安が直接の要因だそうです。

それにしても、今って

円高

の、はずですよね?
輸出には不利でも、輸入には有利なのが円高ですよね?

・・・円高による輸入コストの低減を上回るほど小麦や原油の価格が上がっているとしたら、もし円安だったらと思うと、末恐ろしいものがあります。

こうして、全世界的に小麦や原油や燃料の価格が上がっている背景には、もちろん、小麦でいえば不作、原油でいえば産油地の政情不安ということが直接の原因なわけですが、それだけで済むのであれば、小麦は豊作になれば値下がりし、原油は産油国の政情が安定し、産油量が増えれば値下がりするはずです。

・・・が、実際にはここ数年、価格が高止まりしているように、思われてなりません。

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その背景にあるのが、いわゆるBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)に代表されるような、近年急速に経済力を付けている国々で需要が増大し、これまでの生産量では間に合わなくなってきている・・・ということです。
つまり、かつては輸出する側であった国々で需要が増大して、輸出できなくなるどころか輸入する側に回ってしまうと、

需要に対して供給が追いつかなくなり、価格は上昇する・・・

(要は、政経で出てきた需要曲線のお話ですね)

・・・わけです。

グローバルです。

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ですから、日本国内というミクロのレベルで考えるならば、需要が急増しているわけでもありませんし、供給が足りないわけでもありません。
インフレが進んで貨幣価値が下がり、価格の上昇を招いているわけでもありません。

グローバリズムに巻き込まれて、とばっちりを受けているだけ

ですね。
新興国では、価格が上昇すれば、それに応じて(価格の上昇に追いつくレベルかどうかはともかくとして)収入も上昇するからいいのでしょうが、
日本では・・・

価格は上昇する
収入は変わらない
(むしろ、全体としては減少傾向)

なのですから、たまりません。
しかも、グローバルなお話となれば、日本一国でどうにかしようとしてもどうなる問題ではありません。

・・・かくして、私のようなキモプアもそうですが、

プアはますますプアになる
(支出が増えて、収入は増えないどころか、下手したら減るのですから)

わけです。

冷徹ですが、これが

この世のことわり

・・・なのでしょう・・・orz。

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キモプアの紙

Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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