バリ得新幹線の旅(その②)

「その①」の、つづきです・・・)

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“しおかぜ8号”に揺られて、終点の岡山駅に着きました。

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息つく間もなく、新幹線乗り換え改札口に向かいます。
東海道のみならず、山陽新幹線でも、本数的な意味では“のぞみ”号が主力になっている感もありますが、“バリ得新幹線(松山発着)”において、のぞみ号を利用することはできません。

これから乗車するのは、直近の接続列車・・・から1本外れる、“ひかり466号”となります。
“バリ得新幹線・松山プラン”においては、“こだま”号か、山陽区間各停となる“ひかり”号--誰が呼んだか、俗称“ひだま”号--しか選択することができませんので、タイミングが悪いと岡山駅で長時間待たされることになります
(途中下車制度もないため、駅構内で時間をつぶすしかありません・・・)。

とはいえ、岡山始発となる“ひかり”号については、“しおかぜ”号との接続が比較的良好なため、そこまで待たされる感はありません・・・。

このときでいうならば、岡山駅での乗り継ぎ待ち時間は“24分”でした(9:59着/10:23発)。

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“こだまレールスター”を横目に、ホームにやってきました。

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“のぞみ”号については、岡山駅はあくまでも“途中駅”なので、発車時刻の直前まで到着しませんが、岡山始発の“ひかり”号の場合は、比較的早い段階で--おおむね発車の10分程度前には--入線してくれるので、ありがたいですね
(さっきまで乗車していた“しおかぜ8号”の松山駅よりも、絶対にこちらの方が発車前の余裕があります・・・)。

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岡山発着の“ひかり”号は、近年まで700系が重用されていましたが、N700系の大量増備には抗しきれなかったのか(?)、現在では全列車がN700系となっています。

・・・それ以前の問題として、今や東海道では“700系そのものが絶滅危惧種(来年度には絶滅予定)”・・・なのですが。

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ひかり466号、東京行きです。

ただし、“ひかり”号としての真価を発揮するのは、東海道区間に入ってからとなります。
山陽区間においては各駅に停車し、実質上は“こだま”扱いです
(だからこそ、バリ得新幹線でも乗車可能なのですが・・・)。

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JR東海所属の編成が充当されていました。
もっとも、700系までと異なり、N700系になってからは内装・外装ともに東海編成と西日本編成で差がないため、乗ってみてチャイムを聞くまでは、一般客には違いがわからないのでは・・・。

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初期導入編成を、後期導入編成(1000番台)相当にグレードアップした、俗称“スモールA”編成が充当されていました。

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ロゴマークの“中”を、N700系が疾走しています。

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“実用性上等”の、飾りっ気も味気もない室内。
ビジネス需要の多い東海道新幹線ならばこれでもよいのでしょうが、山陽新幹線ではもう少し“遊び心”があってもよさそうなものですかね・・・。

まあ、“遊び心”がほしければ、“こだま”号なり、“さくら・みずほ”号に乗りなさい・・・ということかも、しれませんが・・・。

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東海道区間を主に走る編成だけに、普通車は横5列の詰め込み仕様です・・・。
とはいえ、バネやクッションに改良が加えられたN700系の座席は、座っていて“疲れにくい”座席ではあります
(私のような重量級ボディでも、きちんと体重を受けとめてくれる“三層バネ構造”は偉大です・・・)。

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岡山駅の段階では、正直ガラガラです。
8連の“こだま”号の役割を担う16連フル編成の“ひかり”号ですから、山陽区間では需要過多であるのも、致し方なしかと・・・
(もちろん、東海道区間ではそれなりに乗ってきます。それにしても、昔は“ひだま”に加えて、新大阪始発の“こだま”がデータイムにも毎時1本運転されており、新大阪~岡山間には、各駅停車の新幹線が1時間に2本走っていたのですから、よくそれだけの需要があったというべきか、そんな“余裕”が許容されていた時代もあったというべきか・・・)。

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そんなことを思っていると、向かいの乗り場に、岡山止まりの“こだま”号がやってきました。

岡山駅で“ひかり”号に乗り換えることによって、山陽新幹線各駅間の需要に対応している--“こだま”+“ひかり”で、山陽新幹線全線を走破する“こだま”号の役割を果たしている--というのが、現代の山陽新幹線です。

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窓側の全席にコンセントが装備されています。
他方で、(山陽区間では)フリーWifiはありません。

先程まで乗車していた8000系のように、“コンセントはロクにないが、フリーWifiは完備されている”のと、どちらがマシなのでしょうか・・・。




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“ひかり466号”は、定刻通り10:23に岡山駅を出発しました。
乗車したのは12号車の指定席ですが、はっきりいってガラガラです。

岡山駅から正規運賃・料金、あるいは、もう少し制限の緩い企画乗車券や旅行商品で乗車するのであれば、ふつうは“速いのぞみ号”か、“指定席なら4列で快適なみずほ・さくら号”に乗車するでしょうから、それもそうでしょうか・・・。

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お昼時には少し早いのですが、松山駅を出る前に、クーポン券で購入したパンで、昼食とします。
ちなみに、この独特の形のパン


“しこく88パン”

・・・という、ド直球なネーミングの、四国をかたどったパンです。


お値段まで税込“88円”


・・・という、“ネタ”っぷりで、思わず手に取ってしまったわけですが、



意外・・・と言ったら失礼かもしれませんが、



“パン”というよりは“お菓子”寄りで、けっこう美味しかったです!
(“マドレーヌ”と形容されている方もいるそうですが、わかる気はしました・・・)

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トンネルを抜けて、最初の停車駅となる相生駅を目指します。

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相生駅が近づいてきました。
ちょうど、“スーパーはくと3号”のHOT7000系が、眼下を通過していくところでした。

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相生駅に着きました。

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各駅停車--実質“こだま”号--の悲しき性として、後続の“のぞみ”号や“さくら”号に道を譲らなければならないので、長時間の待避停車となります。

もっとも、この列車の場合、待避停車の“格”が違っておりまして・・・




まさかの“13分”停車・・・

(東海道であれば、もっと列車密度が高くて待避の頻度も多いのに、こんな長時間の待避停車はないですよ・・・。山陽の場合は、駅間の距離が長かったり、新神戸駅が待避不可能な構造だったり・・・といった難しさも、あるのかもしれませんが・・・)。



一般客からすれば“勘弁してくれ”なのでしょうが、ヲタにとってはご褒美です
(それだけ長いこと乗っていることができるため・・・)。

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せっかくの長時間停車・・・ということで、先頭の16号車にやってきました。
岡山駅をはじめ、山陽新幹線の主要駅では、安全対策もあって“ホーム柵”の設置が進んでいるところ、相生駅は昔ながらの構造を保っているため、きれいに写すことができます。

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側面。
空力構造をきわめようとすると、複雑な曲面になるようで・・・。

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本線を“のぞみ”号が猛スピードで通過していきました。
加えて、“さくら”号にも道を譲ります・・・。

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記念撮影している家族連れもいましたが、多くの乗客が車内で大人しく(?)しているようです・・・。

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“さくら”号が通過すると発車時刻が近い合図ですので、車内に戻ることにします。

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山陽本線と並走しながら、姫路駅を目指します。
なお、姫路駅でも5分ほど停車して、後続の“のぞみ”号に道を譲ります。

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姫路城を一瞬視界に収めながら、姫路駅に到着。

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貨物列車と並走したり・・・

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最後まで生き残るのかもしれない、播但線の103系を眺めながら、姫路駅を発車します。

姫路、西明石、新神戸・・・と、どんどん乗客が増えていきます。
岡山駅の時点ではガラガラでも、(とりわけ)“のぞみ”号が停まらない駅から名古屋・東京方面に直通したい・・・という需要に答えるという意味では、“ひだま”にも大きな存在意義があるのかもしれません。

これが“こだま”であれば、新大阪で強制乗り換えになるところ、“ひだま(ひかり)”であれば乗り換えなしで直通できるわけで、山陽区間を“こだま”で乗り通すような少ない需要よりは、数の多い東京直通需要に応える・・・というのが、データイムの岡山~新大阪間で“こだま”号が走らず、“ひかり”号が代替機能を果たす、今のダイヤなのかも、しれませんね・・・。

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新神戸駅を出て、六甲トンネルを抜けると、新大阪駅はすぐそこです。
阪神高速11号池田線をオーバークロスして・・・

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11:41、定刻通り新大阪駅に着きました。
多くの乗客が乗り込んでくるところに、“東海道新幹線の圧倒的需要”を目の当たりにした思いです。

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列車は東京へと去って行きました。

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他方で、私は“あえて”連絡改札口を通らずに、出口から出場して、事前に入手していたバラ売り回数券を改札機に通して、在来線に向かいます。

それにしても、“昼特(昼間特割回数券)”がなくなってから、京阪間の昼間or土日祝日の移動コストが上がってしまって、困ったものですね・・・(JRの目論見どおり・・・という説もありますが)。
ICOCAポイントサービスを開始・・・と言われても、私の利用頻度(月に数回)では、ロクに貯まりませんし・・・。

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そんなことを思いながら、例によって快速(高槻以東普通)に揺られて京都駅に戻ってきました。

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12:40頃に、京都駅の烏丸口を出て、烏丸口バスターミナルに向かっていくと、JR四国バスのエアロエースがやってきました
時間帯からすると、京都を出るときに利用した“松山エクスプレス11号”ですね

図らずも、



振り出しに戻った(?)



・・・ということで、この一時帰省は幕を閉じたのでありました。


(おしまい)
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“令和”への改元を機に、これまで以上に“埋没”する微妙なブログを目指してまいります。こんな“ネット世界の辺境”にまでお越しくださいましたみなさま、誠にありがとうございます。

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