地方雑誌事情・・・

ただいま、地元に籠もっております。
地方(私の場合は“四国”)におりますと、京都くんだりと違っていろいろと“不便”なこともあるのですが、そのひとつとして、



雑誌が発売日に入荷しない


それ以前の問題として・・・


リアル書店がどんどん消滅していっている
(発売日に入荷するかしないか以前に、そもそも買いに行くことのできる場所が局限されている)


・・・ということも、あったりします
(私が小中学生の頃にお世話になっていた“町の小規模書店”も、なくなって久しいです・・・)。




さて、この問題に関連して、今月(平成31年3月)の報道で、


“中国・九州で本の発売日1日遅れに 運転手の労務改善で”


・・・というものがありました。

要するに、長距離トラックで輸送される書籍や雑誌の輸送状況が逼迫しているので、ただでさえ(首都圏などに比べれば)遅くなる書籍の発売日を、さらに遅らせる・・・ということのようです。

もちろん、トラック業界が何かと厳しい状況に置かれており、現場の労務環境を改善する必要性も理解はできるのですが、



Amazonはじめネット書店から直接購入する分には、“遅れ”の影響が大してない


・・・という報道とあわせて考慮するときに、地方のリアル書店の苦境が、ますます高まるのではないか・・・という気も、しないでもありません(そのうち、ネット書店も送付に時間がかかるようになる・・・のかも、しれませんが・・・)。




そういえば、大学等で教壇に立つ--常勤教員にしても、私のようなバイト非常勤にしても--人々の場合は、リアル書店に出向く機会が(世間一般の人々よりも)多い・・・といえるところですが、私の場合は、


リアル書店に、めっきり行かなくなった


・・・のが、実情です
(ネット書店やネット古本でほぼすべて片づけてしまうという、この手抜きぶり・・・。生協組合員であれば割引のある生協書籍部にだけは、時々出かけますが・・・)。



“リアル書店にほとんど行かない”という話を、エラい先生方や先輩方、あるいは後輩のみなさんにすると、


この人本当に教員か?


・・・と、怪訝な顔をされることもあるのですが、必要性を認めないのだからしかたありません・・・。




そういえば、先日発売された某鉄道誌を、京都を出るときにはまだ発売日になっておらず、地元の書店では数日(2日でしたっけ?)遅れでないと入荷しない・・・という現実を前にして、Amazonに頼んだのですが、


プライム会員でもなければ有料お急ぎ便を頼んでもいないのに、注文の翌日に四国まで届いた
(送料無料の通常配送でしかないのに・・・)


・・・という“現実”を前にして、


これは地方のリアル書店に勝ち目はないわ・・・


・・・と、思うことしきりでした。


最近はAmazonも運輸業界の労務環境改善の流れを受けてか、通常の品物を通常配送で頼んだ際には、“なかなか届かない”ということもあるところですが(以前SDカードを頼んだ際に、10日ばかり届かなくて、それはそれでどうなのよ・・・と思ったことも)、雑誌は四国であっても注文の翌日に届いた--リアル書店への入荷よりも“早く”届いた--というところに、雑誌や書籍については、リアル書店よりも早く手元に届くようなシステムを組んで、リアル書店を圧倒しようとしているのではないか・・・とも、思うことしきりでした。


リアル書店にはリアル書店なりの“メリット”--関連する書籍が並べられていることによって、本との“思わぬ出会い”がありうる--もあることは否定しませんが、地方の一般的なリアル書店ではそもそも品揃え自体が・・・というわけで、地方の一般書店の苦境は、これからさらに深刻化するのかも、しれませんね
(ネット書店を気軽に利用できる層はともかく、ネットに疎い層にとっては、“活字文化受難のとき”とも、なるのかもしれません。最近は松山あたりでも大規模書店が少しずつ増えてきていまして、大規模書店であれば、それはそれで成立するのかもしれませんが・・・。あるいは、このあたりの“活字文化をめぐる事情”も、地方から都市部に人が流出することの一因・・・というと、言い過ぎなのでしょうか・・・(そもそも、“活字文化なんやそれ?”・・・というのが、現代の、とりわけ若い世代の実情ともいえるわけで・・・))。
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“令和”への改元を機に、これまで以上に“埋没”する微妙なブログを目指してまいります。こんな“ネット世界の辺境”にまでお越しくださいましたみなさま、誠にありがとうございます。

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