電車でGO! PLUG&PLAY帰還す

昨年夏に発売が発表され、今年の2月にAmazonとエビテンの限定発売品として(一部で)話題になりつつ発売された

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電車でGO! PLUG&PLAY



マスコン形のコントローラーに、“電車でGO!”シリーズの傑作と名高い(?)“FINAL”を搭載した、単体で遊べるゲーム機として、華々しく発売されたはいいものの・・・



強制終了の嵐
(公表された「山手線ダイヤ②」以外でも、落ちるときは落ちます・・・)
処理落ちの嵐
発車メロディやミュージックホーンがボロボロ
ダイヤを無視して緩行線を暴走する列車



・・・と、ハードウェアが割とよくできていた一方で、ソフトウェアはボロボロでした・・・
デバッグまともにやったのかよ・・・レベルで。


さすがに、この状況では「仕様」と強弁することもできず、修正アップデートが実施されることが発表されましたが、


まさかの、

実機をそのまま送り返せ
(今のご時世、インターネットからパッチをダウンロードして・・・とはならないものか・・・)


いや、「仕様」と強弁されずに、修正してくれるだけマシなのでしょうが、相当“予定外のコスト”がかかったはずでして(不具合修正なので、返送時の送料もメーカー持ちですし)、こんなことならデバッグをもっとまともにしておけば・・・
(あとは、J※※R※※にゼニを払ってでも、発車メロディやミュージックフォーンを“まとも”なものにしてくれていれば・・・)。




さて、修理対応自体は3月下旬からはじまっていましたが、対応当初は大挙して送り返されそう・・・という余計な“忖度”もはたらきまして、5月になってようやく修理を依頼することにしました。
まずは、公式ホームページ上のフォーマットに必要事項を入力しまして--そこはインターネット対応なのね・・・--、しばらく待ちます。

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フォーマットに必要事項を入力して送信してから数日後、回収用の箱が佐川急便にて送られてきました。
返送が必要なのは“本体”のみです
(私が購入したのは付属品なしの本体のみでしたので、もともと本体しかないのですが、購入証明書や保証書といったものを同封する必要もありません)。

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箱の中にビニール袋が入っていましたので、

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本体を入れて梱包します。
あとは、付属している佐川急便の着払いラベルに必要事項を記入して、ドライバーさんに回収してもらいます
(余談ながら、ヤマトやゆうパックと違って個人が発送できる拠点の少ない佐川のこと、自分の好きなタイミングに持ち込むことが難しく、回収してもらわないといけないのは少し負担だったりもします・・・(拠点を設置するにもコストがかかるので、佐川のやり方が合理的であることも理解はできるのですが・・・))。




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回収してもらってから6日後--実際には、届いた日には不在だったので、受け取ったのはもう少し後--に、修理を終えた本体が帰ってきました

公式HPでは「1週間程度かかる」と書かれていましたが、だいたいそのとおりになりました

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不具合修正完了のお知らせが入っておりました。

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余談ながら、テレビやPCのUSB端子からではなく、きちんとACアダプターから給電しろ・・・という説明書きがありました。

この手の(USB端子を搭載するハードとしては)比較的消費電力の大きな器具をつなぐときにはそんなもの“常識”と、個人的には思うところですが、給電能力不足で落ちたのを「故障」とクレームをつけたユーザーがたくさんいたのでしょうね・・・。

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不具合修正版の証として、本体裏に“Ver. 1.13”と書かれたシールが追加されていました。

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では、起動・・・って、オートセーブモードのご案内がでかでかと・・・。
このハード、初期状態ではオートセーブが“無効”となっており、コンフィグ画面でいちいちセーブしないと、それまでの華麗な(?)運転結果とスコアが消滅していきます
(私も最初、消滅させてしまいました・・・)。

正直なところ、出荷状態で「オートセーブ有効」としておいてもよさそうなものなのですが、これが落としどころでしょうか
(なお、上の経験に懲りて、購入後間もなくオートセーブを有効にしています)。

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スタート画面の左下のバージョン表示も、“Ver. 1.13”になっていました。




なお、久しぶりに運転してみたところ、強制終了やダイヤを無視して暴走する列車の問題は改善されていました。

他方で、

音周りは相変わらず貧弱なまま
(J※※R※※にゼニを納めなければ、それもそうか・・・)

処理落ちも相変わらず見受けられる

(もっとも、分解した方の報告によると、ハード的にはミニファミコンやミニスーファミと同レベルだそうで、それで(いくら15年前のゲームとはいえ)PS2で発売されたゲームを動かす方に無理があるような気も・・・)

・・・ということで、1.5万円もするハードということを考えると、やはりもうちょっと“何とかならなかった”ものかと、思うことしきりです
(PS2版やWindows版の“ベタ移植”以前の段階として、“劣化コピー”ではねぇ・・・。他方で、今では本線上から姿を消した車両立ちが“モニターのなかでは現役”というのも、それはそれとして心躍るところですが・・・
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