福良周辺散策記+舞子~福良線乗車記録(30年5月某日)

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先日、残り一台--残り一台になってからえらく長いのですが・・・--となった淡路島名物の“中扉エアロバス”に久しぶりに乗車してきたことがありました

年に1~2回乗ることができるのが精一杯の車両につき、敬意を表して始発(高速舞子)から、淡路島の南の端にある終点の福良まで乗り通してきたのですが、福良は淡路島の“南の端”・・・。そこからさらに先へと足を伸ばす・・・わけにもいきませんので、来た道を戻って帰る必要があります。

・・・ということで、帰りに乗車した舞子~福良線の乗車記録を、簡単に整理しておきます。




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さて、淡路交通の福良営業所、大昔の(鉄道線時代の)福良駅の跡地にありまして、長きにわたり鉄道時代の駅舎とホームが残っていたそうですが、現在では取り壊されて、新たに建物(福良営業所兼待合室)が建てられています。

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ちょうど福良港に隣接していまして、大鳴門橋が開通するまでは、対岸の徳島と結ぶ船便が多数行き来していたのでしょうが・・・

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今では観潮船がその名残をとどめるばかりです。
なお、この日は着いたのが17時過ぎでしたので、当然のことながら観潮船の運航は終わっています。

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彼方には、四国の島影がうっすらと・・・

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それにしても、港内だからなのか、瀬戸内海だからなのか、鏡面のような凪いだ海です。

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港(道の駅福良)の手前には公園が整備されていましたので、一休み・・・。

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潮風を浴びた銅像は何を思うのでしょうか・・・。




さて、帰りに乗車する予定のバスは、往路と同様に舞子~福良線を選択しました。
次の便の発車予定時刻が18:14ということで、おおむね1時間程度の滞在時間となります
(なお、三ノ宮~福良線であれば福良17:45発の便もあったのですが、せっかくここまで来たので散策のための時間をとってみることにしました)。

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港に流れ込む川には、水門が設置されていました。
高潮や津波に備えてのことなのでしょうが・・・

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現在地の標高 1.2m
予測津波高 5.3m


うーん・・・
(東日本大震災のときもそうでしたが、圧倒的な津波を、水門や防潮堤といった“人為的な手段”でどうにかしようというのが、そもそも間違いなのかもしれません・・・)。

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もっとも、津波で恐ろしいのは、海から離れたところでも川を逆流した津波に襲われる危険性があること・・・だそうでして、それは少しは軽減されるのでしょうか・・・。


港の周辺をフラフラとさまよい、高台にある神社--おそらく、津波が本当に襲来したとなったら、ここに登らないといけないのでしょうが・・・--にお参りしながら、淡路交通福良営業所に戻ってきました。

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戻ってくるときに、営業所・車庫の外にある一般道を通ってきたのですが、中扉エアロバスは車内整理に加えて洗車を終えたのか、バスの下が水で濡れていました。

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・・・ということで、バス停の“乗り場”スペースに戻ってきました。
待合室には窓口と自動券売機が設置されていますので、今度は券売機で乗車券を購入しておきます。
これで降りるときもスムーズ・・・と。

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待つことしばし、発車の10分ほど前になりますと、隣接する車庫からガーラが出てきて、乗り場に据え付けられました。

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唯一の中扉エアロバスを除けば、淡路交通の高速車両はガーラ一色ですから(少なくとも、福良の車庫にいたのはガーラばかり)、そうなりますね・・・。

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ただし、厳密な意味での一般車ではなく、“あわじい”ラッピング仕様車でした。

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ラッピングバスとしては地味な方に属するのでしょうが、これはこれで、そこはかとなく淡路島をPRしているように思われます。

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社名の文字が立体的に描かれているのも、淡路交通所属車両の特徴です。


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車内に入ります。
短距離(始発から終点まで乗り通しても1時間20分程度、実際には途中バス停間相互の乗客の方が多数)ということもあって、みっちりと座席が並び、補助席も装備された仕様となります。

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圧倒的な数の座席が並んでいるのも、壮観といえば壮観でしょうか。

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枕カバーには、社名とロゴマークがきっちりと記載されています。
もっとも、エアロバスでは前面に記載されているところ、ガーラでは背面に記載されていて、芸が細かいというべきか何と言うべきか・・・。

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通路と座席面の間に段差はありません。

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短距離路線としては“標準的”なアコモデーションと思われますが、
思ったよりリクライニング角度が深いのが特徴です・・・(そういえば、フルリクライニング時の記録を押さえておくの忘れた・・・)。

他方で、中扉エアロバスの“ふかふか”ながらも“きっちりと体重を受けとめてくれる”掛け心地と比べると、かなり“硬い”という印象です。
もちろん、どこぞやの鉄道車両のダメシートのように詰め物スカスカでズブズブ沈み込んでいくくらいであれば、硬くてもきっちりと体重を受けとめてくれる方がマシだという見方もありますが、エアロバスと比べたらもちろんのこと、かつて存在した旧型ガーラの座席と比べても、コスト削減の影響が見えるというか、硬いですね・・・
(短距離便ならば許容範囲としても、この座席に3時間以上のレベルで乗っていたくはない・・・)。

なお、当然のことながら、短距離仕様なので付帯設備の類はありません
(センターアームレスト、フットレスト、コンセント/USB端子・・・といったものを、求める方が間違いなのでしょうが・・・)。

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さて、車内の観察はほどほどにして、最前列“いちばんええせき”を確保のうえ、発車を待つことにします。
前方のモニターでズラズラとバス停がスクロールしていくのが、各停便の各停便たるゆえんでしょう・・・
(なお、全区間において経路が重複する三ノ宮~福良線は、洲本IC~高速舞子間がノンストップになることに加えて、クローズドドア制度を採用しており、(高速上バス停)各停+全バス停相互間で乗降可能という本路線とは、かなり性格を異にしています・・・)。




バスは定刻通り、18:14に福良を発車しました。
福良から乗り込んだのは私だけ・・・ということで、しばらく貸切です。

これが、朝の便であれば高校生で賑わうのでしょうが、夕方に福良から出かけよう/帰ろう・・・という需要も、多くはないのでしょう。

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しばし一般道を進みまして、15分ほどで陸の港西淡に着きました。
三ノ宮発の福良行きが先着して降車扱いをしていましたが、このバスへの乗客はなく、引き続き貸切のまま、西淡三原ICより、神戸淡路鳴門自動車道に乗ります。

高速上最初のバス停となる榎列(えなみ)から5人ほど乗車してきて、貸切は解除。

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緑PAにて1人乗車。

以下、逐一乗車人数をメモしていないのですが、各バス停からこまめに“乗り込んでくる”のが印象的です。

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淡路島中央ICに隣接する本四中川原バス停に停車中。
まれに“降りていく”乗客もいますが、基本的には増えていく一方です。

乗車した福良18:14発の便、実は平日のみの運行なのですが、そのことを裏づけるように、高校生やビジネスマンが車内を埋めていきます。

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福良から40分ほどで、遠田バス停に着きます。
ここからも細かく乗車・・・。

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そして、遠田バス停を出ますと、眼下に播磨灘が広がります。
夕陽は既に沈んでいましたが、茜色の空が印象的でした。

そして、遠田バス停と次の北淡ICバス停の間に、(四国~京阪神間の高速バスにとって定番休憩地となる)室津PAがあるのですが、室津PAにはバス停がなく(周りに集落もないので、それも当然なのですが・・・)、華麗に本線を通過していくのが、だいたいいつも「開放休憩で停まっている」立場からすると新鮮でした。

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本四仁井、東浦IC、淡路IC・・・と、約5分ごとにバス停に停まる“高速バス”・・・、全国的にも少数派といえそうです。

そして、福良から約1時間で、最後のバス停となる淡路ICバス停に着きました。
これも毎度のことですが、ここからの(上り便への)乗客、多いですね。

福良を出たときには貸切だったのが嘘のように、車内は8割方の座席がいつの間にやら埋まっています。
そして、ここから10分ほど走れば終点の高速舞子・・・ということで、後方の空いている席に行くくらいなら、補助席を展開してでも前に座る・・・という需要があるのも、このバス停からの乗車扱いをする便に乗っていると、よく見る光景です・・・。

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かくして、福良から75分ほど経った19:30(頃;正確な到着時間を記録せず)に、終点の高速舞子バス停に到着です。
このバス停での降車客、バスが止まると同時に後ろから殺到(?)してきますので、のんびりしていると降りるのが最後になります。
まあ、私の場合は確信犯的に“のんびり待っている”のですけれどもね・・・。

乗客を降ろしたバスは、上り線をさらに進みまして、(おそらくは)垂水料金所で高速を流出して方向転換し、下り線に乗り直して高速舞子バス停に戻り、福良行きとして折り返していきます
(この車であれば、高速舞子19:55発の福良行きになります。なにせ、高速舞子周辺には営業所も車庫もありませんので、「そのまま折り返す」しか、ありませんからね・・・)。
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お久しぶりです☺️こんにちは
福良各停便は福良周辺住んでると洲本行くのに便利です(各停便に限り乗降可能です)舞子降りる人はノーストップ便(三ノ宮)ですし榎列は本四海峡バスも居ますしで各停乗車は陸の港や一部の各停の迂回ルートである原田方面に限られるし朝は積み残し必死な三ノ宮行きの代わりにと需要は有るんですよ

西淡志知には今も東京便のエディ止まるんですかね

福良各停便

金山さん、コメントありがとうございます。
こちらこそ、お久しぶりです。

さて、舞子~福良線(各停便)、往復してみて改めて思いましたが、途中停留所からの乗降が活発であり、クローズドドアシステムを採用する三ノ宮~福良線とは、うまく「棲み分け」ができていることを、改めて実感できました。
帰り(上り便)については、福良からしばらく貸切だったものの、気がつけばそこそこ埋まっているわけですから・・・(福良からの夕方便の乗車が少ないのは、やはり高速舞子・三ノ宮への乗客は、速達性にすぐれる三ノ宮行きを利用するからでしょうね)。
そして、夕方の下り便では昨年・今年と続行便を見かけることはありませんでしたが、朝の上り便であれば、状況によっては続行便を出すこともあるのかもしれませんね(確認できそうにないのが難点ですが・・・)。

また、徳島~東京線「エディ」号。何気に毎日二往復(徳島側の発着地が微妙に異なりますが)走っていて、需要が堅調な路線です。コメントいただいた通り、淡路島でも乗車扱いがあるという変わった路線ですが、(改めて徳島バスのHPで調べてみて)志知、東浦での客扱いがあるのに、洲本ICや津名一宮IC、淡路ICといったところでの客扱いが「ない」ことが意外でした(洲本や津名一宮は、高速の外に一旦流出するのが嫌われているのかもしれませんが・・・)。
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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