オレンジライナーえひめ・大阪線(伊予鉄バス担当便・30年4月)、その②

「その①」のつづきです・・・

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17時ちょうど、松山市駅から1時間50分で、最初の開放休憩地である吉野川サービスエリアに着きました。
おおむね定刻通りの運転になっているようです。

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わがバスの到着直後に、15:20に松山市駅を出発した、神姫バスの神戸行きが追いついてきました。
こちらも、同じタイミングでの開放休憩となります
(なお、大街道を経由しない分、松山市駅~吉野川SA間の所要時間は神戸線の方が短い)。

例によりましてSAのトイレに出かけて帰ってきますと・・・

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撮りバスのお時間です。
毎度のことながら、吉野川SAはスペースが広いので、撮りバスのやりやすい環境で助かります。

また、松山市駅15:10発の大阪行きは、少なくとも私が乗るときはいつも“従来塗装車”なのですが、品の無いオレンジ一色塗りたくりよりよほどイメージがよく、洗練されているように思うのは、私だけでしょうか・・・。

貸切車にこの塗装が導入されてからすでに30年を経ていますが、今もなお全く色あせることも古さを感じることもない、きわめてスマートでよく考えられた塗装だと切に思うだけに、品の無い塗りたくりが進むのは“残念”の一言。

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とりわけ、高速バスは(平成2年の大阪線と東京線の)運転開始以来ずっとこの塗装であり続けていて、「伊予鉄バスの高速バス」のイメージを確固たるものとしているだけに、なんで変える必要があるのかと・・・
(変えた先がセンスや品を感じさせるものになっているのならばまだしも、アレではねぇ・・・)。

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ボチボチ発車予告時間・・・ということで車内に戻りますと、松山市駅を15:30に出た京都行き(伊予鉄バスのみ「京都エクスプレス」号を名乗り、京阪バスは何も名乗らない)が追いついてきました。
あちらも従来塗装車のセレガですが、悲しいかな“4列”のうえ、座席やアコモデーションも四国島内路線と変わりがありません。

距離も所要時間も短い大阪線が全便3列車なのに・・・というのは常々思うことですが、せめて京阪バスを見習って(4列車でも)少しはグレードの高い車両でも導入してくれたら、京都線を使う機会ももう少し増えるのでしょうが・・・。

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他方、反対側(東側)には、貸切登録--ツバメマークがなく、“NISHINIHON JR BUS”の表記となっているのが目印--の西日本JRバスのセレガがやってきました。
時間帯から考えると松山線ではなく、高知線(高知エクスプレス大阪号)でしょう。

なお、貸切登録とはいうものの従来型のクレイドルシートが装備された独立シート車であり、アコモデーションの水準は高いです。
時折松山にもやってくることがあります。





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さて、バスは引き続き德島道をひた走ります。

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本来は“ペットボトルホルダー”か、(かつての車内サービスコーナーにあった)“紙コップホルダー”なのでしょうが、“じゃがりこ”をはめ込むと図ったようにピッタリと(?)はまりましたので、車窓を肴に・・・
(いや、アルコールなんて全く飲めないけどな!(体質的な意味で・・・))。

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18時を回り、だんだんと暗くなってきました。
大鳴門橋を抜けると、四国ともお別れです・・・。

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淡路島を走ることしばし、18:49に神戸淡路鳴門自動車道・室津パーキングエリアに着きました。
二回目の開放休憩です。

やはり、約15分の開放休憩が宣言されましたので、車外へ・・・。

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しばらく仮設トイレが鎮座していました展望スペース(?)・・・。
今では仮設トイレが撤去され、また播磨灘のパノラマが望めるようになりました。

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まあ、4月冒頭の19時前・・・では、日は沈んでしまっていますが・・・。

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コンビニの傍らの桜も、そろそろ“おしまい”・・・というところでした。

ここ室津は、交通量が多いことに加えて、四国~関西間を結ぶ高速バスの一大休憩スポットということもあってのんびり写している余裕もなく、さっさと撤収・・・。

車内で(夕食代わりの)パンをかじっているうちに、19:05にバスは動き始めました。

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明石海峡大橋を抜けると、本州です。
この路線は西宮北IC(夜行便のみ)、有馬温泉(昼行便のみ)、宝塚ICなどで客扱いする便もある関係からか、中国道に進路をとります。
もっとも、乗車した便は川内IC→大阪梅田までの客扱いがない便でしたので、ただ本線を通過するだけですが・・・。

さて、中国道といいますと、宝塚トンネルを筆頭とした“渋滞の名所”としても知られておりまして、渋滞とまではいかなくとも交通量多すぎで流れが悪い・・・くらいのことはザラにあります。

ところが、先日新名神自動車道が開通した結果なのか、単に時期的・時間的な問題なのかまではわかりませんが、このときは渋滞はおろか、流れが悪くなることも全くなし。

それどころか、

中国道の交通量が(宝塚のあたりにして)こんなに少ないなんて!


・・・と、車内から無駄に感嘆するという始末でした。
新名神の威力・・・恐るべし(?)

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中国池田ICで中国道に別れを告げ、阪神高速11号池田線に進路をとり、梅田で出る頃には「大阪梅田(阪急三番街高速バスターミナル)」への到着を告げるアナウンスが流れてきました・・・。

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20:17、大阪梅田に着きました。

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この路線では梅田が最大のターミナルであり、多くの乗客が降りていきます。
残念ながら(?)貸切にはならず、私ともう1人の乗客が残って、終点の新大阪へ向かいます。

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余談ながら、側面のパネル・・・プラ素材というかFRPかなにかというか・・・コスト削減の流れで無機質な車両が多い中で、伊予鉄バスの場合、モケットが用いられていました。
地味ですが、やりおる・・・。

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梅田を出て一般道を10分ほど走りますと、

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終点の新大阪に着きました(きちんと記録をとっていませんが、20:30頃の到着だったかと・・・)。
ほぼ定刻通りですね。

乗務員氏に御礼を申し上げ、トランクルームの荷物を回収して新大阪駅の在来線乗り場に向かい、例によって快速(高槻以遠普通)に乗り継いで京都くんだりに帰ったのでありましたとさ・・・
(なお、乗客を降ろしたバスは阪急バスの豊中営業所に回送されて一夜を明かし、翌日の下り便で松山に帰っていきます・・・)。




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・・・ということで、しばらくぶりの「オレンジライナーえひめ」号(大阪線)の乗車記録でした。

なにかとアコモデーション周りのレベルの高い車両が集まる松山~大阪線のこと、伊予鉄バスの車両は決して“突き抜けている”わけではありませんが、それでも独立シート車として“おさえるべきところはおさえている”といえます。

今回は4列車に乗車した直後・・・ということもあり、座席周りの“ゆとり”--シートピッチ然り、座席サイズ然り--を、普段以上に実感することもできました。

また、今回は--乗車記録では特に出していないのですが--車内フリーWifiがそれなりに使えました(ノーパソで・・・)。
乗客が少なかったので接続している人も少なかったから・・・でしょうか。

無料サービスなので多くを期待する方が間違いなのでしょうが、接続する人が少なければ德島道の山の中でもそれなりに“つながる”ようで・・・。
他方で、松山~大阪線の他事業者に比べて、伊予鉄バスだけは「車内コンセント」の整備が遅れ気味なのは、片手落ちの感もあるような気がします(フリーWifiサービスは電源が確保されることと“セット”であるでしょうし・・・。もっとも、私のようにノーパソで接続する人種は、「車内コンセントなぞ使うな!」・・・と、お叱りを受けそうですが・・・)。


まあ、“いつも同じ”では芸がない・・・などとのたまうヲタのこと、これからも「どこか一社の指名買い」ではなく、時と気分に応じて使い分けていくことになるのでしょうが、現状が維持されることを、まずは願うところです。
(昨年の)ドリンクサービス廃止に続くようなサービスの縮小は、ご勘弁蒙りたいところですね。
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中国道の渋滞リスク、余戸南、平面交差

記事を読んで、大阪に住んでいたころのことを思い出しました。

・中国道の渋滞
私鉄系の松山~大阪線・京都線は中国道を通るので、渋滞で大幅な遅延が予想される場合であっても、高速舞子で下車し電車での移動ができないリスクがあると以前から感じてました。この点も、JRバスを主に使う理由でした。
今年のGW後に効果がわかると思いますが、中国道の混雑が少なくなるようなら、利用者にとって間違いなくプラスでしょうね。こうなれば、JRバスも、京阪神~高知線のように松山~三宮経由京都行(大阪は非経由)があってもいいのになあとは思います。

・余戸南経由
余戸南から外環に入っても、直接松山ICに入るのではなく、Uターンして松山IC口バス停を通るんですね。余戸南経由便でも松山IC口に停車することは時刻表で改めてみて確認しました。上り下りいずれのケースにおいても、松山IC口バス停へ寄る際に、砥部方面への右折渋滞に巻き込まれるリスクがあると感じます。
R33経由は上りのみ松山IC口の右折渋滞の心配がありますが、余戸南経由は松山ICでのUターンする際の右折車レーンでの渋滞だけでなく、市駅近くの踏切(高浜線、郡中線)による渋滞、下りの場合は余戸南のR56に合流する信号での右折待ち渋滞もあるように見受けられます。
どれも、平面交差ゆえのリスクで、事業者ならこれらリスクをわかるんでは?と思うのですが・・・余戸南経由のルートは伊予鉄だけでなく行政も絡んでいる雰囲気があり(松山環状線の西側から東に向かって進むと、松山ICへは天山まで行かずに(R33経由でなく)R56→外環経由で進むよう表示あり)、なかなか難しいのかもしれません。

・平面交差のリスク
話は脱線しますが、平面交差と書いて鉄道の例を思い出しました。
関西だと、阪急京都線の淡路が有名だと思います。駅の手前で徐行運転を余儀なくされるだけでなく、平面交差のために運転整理が困難なためか、事故発生時には事故発生区間以外の区間運転をすることなく千里線や堺筋線も巻き込みすべて運転見合わせになる印象が個人的にあります。
そういうこともあり、いまとなっては懐かしい思い出ですが、阪急の中でも京都線は他の路線より運転見合わせが多い(おそらく、並行するJRよりも多い)&ダイヤ乱れが長時間続く(事故の6時間後でもまだ発車時刻が消えたまま、特急は運転するので逆に普通が暫く来ないことも)印象でした。
一方のJRは、西九条(ゆめ咲線と環状線)、尼崎(神戸線と宝塚・東西線)、岡山(山陽線と瀬戸大橋線)、宇多津(予讃線と瀬戸大橋線)などのように主要路線の平面交差をあまりやりたがらない(インフラには私鉄より金をかける傾向がある)、かつダイヤ乱れ時に普通電車は塚口、甲子園口や吹田などで急遽折り返しにして運転整理が早めに進む印象を持っています。私鉄に対して長距離を走るゆえ、事故に遭う確率はどうしても高くなってしまいますが。

No title

>新名神の威力
月末、阪急観光バスに乗車しますので是非ともその恩恵あやかりたいものです。
ただ、空港と宝塚結ぶ路線バスが激減しまして乗車地点を千里NTにせざるを得ないのがイタいところです。

Re: 中国道の渋滞リスク、余戸南、平面交差

KTさん、コメントありがとうございます。
建設工事のトラブル等によって遅れていた新名神が全線開通してからはじめての(中国道経由の)高速バスでしたが、改めて、交通量の減少を痛感させられました。
実際に、宝塚トンネルでの渋滞頻度も減っているそうで、「もう一本の太いルート」ができることの効果、非常に大きいようです。
余談ながら、京都~松山間の民鉄系バスも中国道経由だとばかり思っていたのですが、今年2月下旬に京阪バス担当便に乗車した際には(こちらでも記事に整理したように)名神道~阪神高速神戸線経由でした。
阪神高速神戸線も慢性的に交通量が多く、渋滞がよく起こる路線ですが、そんなところでも経由させるようになったのも、新名神効果なのでしょうか・・・(なお、私が通過したとき(だいたい17時前)には、渋滞こそなかったものの、相変わらず阪神高速神戸線の交通量は多かったです・・・)。
また、(高知エクスプレス大阪号には存在する)JRバスの京都行き昼行便が存在しない理由は、単純にそこまでの需要がないからではないかということと、三宮なり神戸なりを経由するとどうしても所要時間がかさむからと思われます(あってくれれば(時間帯にもよりますが)私は使う気がありますが、昼便で京都に行きたい人は三宮か大阪で乗り換えてくれ・・・というスタンスなのでしょう。(大阪までよりも)300円高い7,200円が(松山~京都間の)所定運賃という状況だと、延長するだけの収益上のメリットがJRバスにない・・・ということもありそうです)。

> ・余戸南経由
私も、外環から松山IC口にどうやって入るのかは気になっていたのですが、上り便については、まさかの「Uターンという力業」です(下り便はどうするのでしょうね?(バス停が国道33号線上にあるのに・・・))。
今回見かけたときもそうでしたが、外環自体はスムーズに走れても、前後のタイムロスがバカになりません(まさに、IC口の交差点(松山南署の前)で渋滞にはまって、Uターン路になかなか入れないようでした)。

>余戸南経由のルートは伊予鉄だけでなく行政も絡んでいる雰囲気があり
あの社長なら・・・ありそうな話ですね。
しかし、余戸南から乗車するわずかな乗客「以外」の誰にとっても「損」にしかならないルートですが・・・(あるいは、外環道の「実績」づくりに巻き込まれている?)

> ・平面交差のリスク
おっしゃるとおり、阪急京都線の淡路駅の前後は、常にと言っていいほど「信号待ち」を食らわされます。
長年問題にはなっていて、数年前にようやく高架化・立体交差化に動きはじめましたが、10年レベルの工事だそうで・・・。
すでに橋脚は立ち始めているものの、しばらくは現状のままのようです。

それと比べると、確かに国鉄~JRは(資金力の違いや、ネットワークの広さゆえの備えという面もあるのでしょうが)立体交差が主流ですね。西九条に尼崎や岡山、宇多津といったところが平面交差だったら・・・考えるだにおそろしいところです。
しかし、トラブルが生じた際の「再開と回復の遅さ」という意味では、JRの方が民鉄より遅いような気が、私にはしてなりません(昨年遭遇した例でひどかったのは、前夜の架線トラブルの影響を翌日に引きずり、新快速や特急といった速達列車に限って来ない・・・ということがありました(かろうじて(タクシーも混ぜて)用務先には間に合わせましたが・・・)。ネットワークの広さゆえの「難しさ」はあると思うのですが、もうちょっとやりようと「案内」のしようはあるでしょうに・・・)。

新名神

ねるねるさん、コメントありがとうございます。
月末の阪急観光バス・・・ということはGWの湯村温泉線でしょうか。
どうぞよい旅を!

> ただ、空港と宝塚結ぶ路線バスが激減しまして乗車地点を千里NTにせざるを得ないのがイタいところです。
そうでしたか・・・。
伊丹空港と宝塚をバスで結ぶ需要、そんなに「少ない」のでしょうかね・・・
(あるいは、阪急を介して乗り換えて宝塚に行ってくれ・・・ということなのでしょうか)。
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キモプアの紙

Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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