オレンジライナーえひめ・大阪線(伊予鉄バス担当便・30年4月)、その①

年度末から年度初めにかけて、数日ほど地元に籠もっていました。
地元への戻りに際しては、久しぶり(約1年ぶり)に、京阪バスの松山線に乗車してきましたが、地元からの戻りについては、例によりまして3列独立シート車の入る大阪線に乗車してきました

しばらくJRバス--西日本JRバスの誇る“グランドリーム”仕様車--が続きましたので、今回は伊予鉄バスが担当する「オレンジライナーえひめ」号を選択しています。

ところで、“伊予鉄バス”といえば、

伊予鉄道のバス部門


・・・という時代が、長きにわたり続きました。
“伊予鉄バス”というのはあくまでも俗称で、正式名称は“伊予鉄道”というわけです

ところが、昨今の持株会社制の流行に倣ったのか、去る4月1日より、持株会社「伊予鉄グループ」が創設--法人としては従来の「伊予鉄道株式会社」を継承--され、その傘下企業として、正式に「株式会社伊予鉄バス」が設立されました

“俗称”が正式名称になってしもうたではないか・・・



P4037994_R.jpg
・・・というわけですが、特に電車やバスに変化が生じているようには見受けられない・・・って・・・

DSC01513_R.jpg

DSC01510_R.jpg
(びふぉー(今回乗車したバスと同形の車両))

P4037992_R.jpg

DSC_2865_R_20180406210131866.jpg
(あふたー)

伝統ある“伊予鉄道”の切り文字が撤去されて、軽々しい新ロゴに変わっている!!
車両側面後方にあった“旧社紋と伊予鉄道の切り文字”が、きれいさっぱりなくなっている!!



・・・というわけで、確かに「伊予鉄道」ではなくなったことは事実ですが、最初から新ロゴの“オレンジ一色塗りたくり”車両はともかくとして、従来塗装の車両でも新ロゴが“中途半端に”加えられ、旧社紋を徹底的に“無きもの”にしようというのが、持株会社化による変化(のひとつ)であるようで・・・
(あの“切り文字”・・・他社の高速バスではなかなか見受けられない重厚なしつらえで、秘かに大好きだったんですけどね・・・)。

そんな、“持株会社化”直後の伊予鉄バスの乗車記録です・・・。




P4037902_R.jpg
例によってやってまいりましたのは、松山市駅バスターミナルです。
伊予鉄高速バスはもちろんのこと、市内や近郊を走る一般路線バスや、新居浜、三崎等へ向かう特急バスの拠点でもあります。

P4037912_R.jpg
もともと2番乗り場が高速バス専用乗り場となっていましたが、高速バスの本数が増えたからか、時間帯によっては乗車便と降車便で輻輳状態になっているからか・・・

P4037906_R.jpg
この4月1日より、隣の1番乗り場も高速バス乗り場(兼、降り場)になりました。

P4037913_R.jpg
もっとも、今のところは2番乗り場からの発着が基本で、四国島内路線のみが1番乗り場からの発着となっているようです。
したがいまして、2番乗り場でバスの到着を待ちます・・・。

P4037915_R.jpg
待つことしばし、2番乗り場に、松山室町営業所からやってきた「オレンジライナーえひめ」号(大阪・梅田行き)が到着です。
私自身は午後に松山を出て夜に大阪~京都に帰ることを基本パターンとしておりますので、このときも例によって15:10松山市駅発の便に乗車しています。

トランクに荷物を放り込んで、改札を受けて・・・

P4037918_R.jpg
やっぱり高速バスは3列独立シートに限る!


・・・と、しみじみ思うところ
地元への戻りに利用した京阪バスも、4列車としては上級な車両ですが、4列車は4列車。
シートサイズにしてもシートピッチにしてもやはり“狭さ”は否めませんからね・・・

P4037934_R.jpg
さて、当路線をインターネット予約する場合には、座席指定が可能です
(これは、決済方法によらずに可能)。

手配したのが乗車日の10日くらい前でしたが、最前列や後方に座席がない3-C席(トイレ前)等は埋まっていましたので、次善の策として、トイレ直後の6-C席をおさえました。

余談ながら、乗車直後に室内画像をパチパチやっておりましたら、他の乗客さんから座席の位置を聞かれたのですが、確かに慣れていないと「アームレストに座席番号が表示されている」なんて、わからなくても無理はないのかもしれません・・・。

P4037941_R.jpg
前はトイレ・・・というかサービスコーナー(の成れの果て)で、座席が倒れてくることはないので、その意味での“ゆとり”はあります。
また、最前列と異なり・・・

P4037921_R.jpg
足元に蹴り込みがあるので、足元の“狭さ”を感じないで済むのも、ポイントですね。

P4037925_R.jpg
フットレストも装備されており、土足面との反転構造です。

P4037928_R.jpg
さすが独立シート。
4列車に乗車した直後であれば、感嘆もするものですよ・・・。

もっとも、松山~大阪間の高速バスにおいて、“座席”だけを見るならば、実は伊予鉄バス担当便は“下”の方に属するという、この現実・・・
(西日本JRバスのグランドリーム仕様車は別格としても、JR四国バスのリラックスシート(大型ヘッドレスト)、阪急バスの可動式枕付きシートの方が、居住性としては“上”。さすがに、JRバスの旧式エアロバスのノーマル座席よりはこちらの方が“上”ですが・・・)。

まあ、これは競争相手が悪い・・・というところでしょうか・・・。
全国的に見れば、中距離高速バスとして“3列独立シート”ということで、十分に及第点レベルですし・・・。

P4037999_R.jpg
レグレストもさることながら、可動式の座布団? クッション? がついていることもポイントです。
また、さすがは“ゆとり”のある独立シート車。
アームレストは両側にきちんと装備されています。

P4038011_R.jpg
さらに、昼行便でありながら全席に毛布(ブランケット)を装備するというのも、稀なケースでしょうね・・・。

P4038033_R.jpg
これでドリンクサービスが残っていれば・・・なのですが、昨年に廃止されてしまい、この路線に乗る際の楽しみはひとつ減りました・・・

サービスコーナーも、いまや“夢の跡”です・・・。




P4037930_R.jpg
さて、そうこうするうちに発車時間になったようで、バスは定刻通り15:10に松山市駅を出発しまして、花園町通りを経て、南堀端にさしかかります・・・。
学校の春休み期間中とはいえ、学生が移動するには時期が半端だからか、この便は1ケタの乗客です(人数についてきちんと数えていませんが・・・)。

しかも、自動配席の性か、乗客の希望なのか、妙に前方に固まっていまして、後方(6番席より後ろ)には、私を含めて2人しかいないという状況・・・。

P4037936_R.jpg
松山市駅から5分ほどで大街道に到着し2名乗車、うち1人は後方席に座りました・・・。
ちなみに、大街道というと松山城登山口(ロープウェイ/リフト)の最寄りバス停でもありますが、その「松山城」のパンフレットが各座席(の背面ポケット)に設置されています。
これは、松山城やロープウェイ/リフトの指定管理者が伊予鉄グループであることによるようです。
ちなみに、その下にあるパンフレットは、松山市駅にある荷物一時預かり所のごあんないですが・・・都市部や世界的観光地ならばまだしも、松山レベルでそこまでの需要・・・あるのでしょうかね?

P4037939_R.jpg
その背面ポケットには車内のごあんないもありますが・・・いい加減ドリンクサービスの記述は消した方がよろしいのでは?

P4037943_R.jpg
さて、大街道から国道11号線に沿って南へ進み、国道33号線に進路をとると、天山交差点に到達します。
交通量が多く渋滞の名所と化していますが、このときは比較的スムーズに抜けました。

なお、やたらと「余戸南IC推し」を進める伊予鉄バスですが、大阪線については従来通り松山市駅→大街道→松山IC口のルートです。

・・・いつまで今のルートを維持するかはわかりませんけどね・・・

P4037946_R.jpg
天山交差点を左折して国道33号線を数分進むと、松山IC口バス停です。
15:33に到着しまして、1人乗ってきました。

ちなみに、画像にひっそりと写っている四国高速バス・・・高松“発”のバスではなく、高松“行き”のバスです(松山市駅15:09発の便)。
つまり、余戸南ICから松山外環状道路を経て、松山IC口にやってきたわけですが・・・

P4037947_R.jpg
松山IC口の手前で転回するようで、転回用の道がいつの間にやらできていました。
それにしても、ほぼ同じ時刻に松山市駅を出ているはずなのに、

松山市駅→大街道→松山IC口
松山市駅→余戸南IC→松山IC口

・・・が、ほぼ同じ所要時間というのでは、時間短縮の効果などロクにないどころか、JR松山駅や大街道からの乗客にすると“嫌がらせ”以外の何ものでもなさそう・・・
(少しでも長くバスに乗っていたいヲタにとっては歓喜???)

P4037950_R_201804062015218aa.jpg
その、松山外環状道路の下を進み、

P4037951_R.jpg
松山ICから松山道に入ります。

P4037953_R.jpg
10分ほど松山道を走り、「らくれん」の工場が見えてくると、川内ICです。
いったん料金所を流出してバス停に停車するも、このバスへの乗客はなく、すぐに発車。

これにて、乗車扱いは終了です。
川内を出たらもう誰も乗ってこない・・・というのは、JRバスとは異なる“ゆとり”ですね。

もっとも、三島川之江ICバス停から集客しないがゆえの“乗客1ケタ”となると、それはそれで複雑なところで・・・。
ちなみに、私の後ろの7-C席は空きが確定しましたので、

P4037970_R.jpg
フルリクライニングさせて“お昼寝”モード・・・

寝っ転がって山岳高速道路を優雅に行くというのも、いいものです・・・。

P4037973_R.jpg
今年は例年より桜の開花がだいぶ早く、したがって散るのも早かったわけですが、標高が少し高いと、まだまだ堪能できました
(さすがに、今はもう散っているでしょうが・・・)。

そうして寝っ転がって外を見ていると、いつしかウトウトしていたようで・・・

P4037981_R.jpg
バスはいつしか德島道に入っていました。

P4037982_R.jpg
吉野川を渡ると、最初の開放休憩地である吉野川サービスエリアはすぐそこです・・・。

P4037994_R.jpg
松山市駅から2時間弱、図らずも17時ちょうどに、吉野川サービスエリアに着きました。
15分の開放休憩が宣言されましたので、外に出ることにしましょう。

「その②」につづく・・・
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

座席番号の表示、先週の見たまま

・座席番号の表示
写真を見ると、他社だと荷物棚の縁に書かれているところ、伊予鉄便では書かれてないような感じですが、やはり荷物棚の縁にはないのでしょうか。
だとしたら、慣れないとわかりにくいような気がしますね。

・旧塗装のまま、旧社章と社名の切り文字の撤去
先の週末に松山にいたのですが、愛媛200か5409の高速バス車両(大阪行き)や、愛媛200か241の特急バス車両(新居浜行き)において確認しました。

愛媛200か5409は後ろに新CIの「IYOTETSU」と銀文字で書かれていた(管理人さんご乗車の車両と同じパターン)が、愛媛200か241は車体への新CIの表示なしでした(撤去したところは全て旧塗装の背景の白に塗りつぶすのみ)。

市内の路線バスは床が木の古い車両でも(ナンバーからネット検索すると、すでに車齢25年の模様)新しい色に変更している事例がありますが、上記の2車両はいずれも車齢数年・十数年のため、やや新車の部類だと思います。何かあって旧塗装のままなのでしょうか。別に新しい色に変える必要はないのですが。

Re: 座席番号の表示、先週の見たまま

KTさん、コメントありがとうございます。

伊予鉄高速バスの座席表示、4列車がどうなのかはわかりませんが、「オレンジライナーえひめ(大阪線)」に充当される車両は、アームレストにしか表示されていません(この乗車時に他の乗客に聞かれて、「そんなの荷物棚の下に書いてあるやんけ・・・」と見てみたところ、なかったので・・・)。特に、鉄道や航空機といった他の交通機関の座席表示に慣れていると、若干戸惑うのもしかたないかもしれません(他方で、バス(独立シート車)の場合はアームレストに席番表示される例、(とくに「中央列の席番表示」の関係もあって)決して少なくないのですが・・・)。

> ・旧塗装のまま、旧社章と社名の切り文字の撤去
伊予鉄バス「241」は高速落ちの旧セレガ(老朽車)--いや、伊予鉄バスには更に年代物のブルーリボンがまだいるのですが--で車齢も高いので、そう遠くない将来の廃車も念頭において、新ロゴを入れていないのかもしれません。
もちろん、貸切落ちや一般路線バスにおいては車齢20年越えのグループもおりまして、それに比べれば「241」などはまだ新しい部類・・・という見方もできますが、他方で高速車は走行距離がかさむので、(伊予鉄バスとしては)早いと思われる車齢15年程度で廃車にする例も見受けられます(実際、東京線で長く活躍し、晩年は福岡線に入っていたナンバー「286」(「241」よりもわずかとはいえ新しい2003年導入車)はすでに廃車されています(バスコレクション第10弾で製品化された車両なので、(乗ったこともないのに)印象に残っています))。
さて、「241」の行方やいかに・・・。
プロフィール

キモプアの紙

Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ