松山城に登城す(その①)

さて、時折ネタにしていますが、私の地元は松山です。

松山の二大名物といえば、

松山城と道後温泉です
(おそらく、“二大”と絞れば、そうそう異論は出ないでしょう・・・)

そんな、松山の誇り・・・ですが、実は、

これまでどちらにも(まともな意味では)“行ったことがない”


・・・という、この現実。

“まともな意味では”という留保をつけたのは、

松山城:天守閣の手前の“本丸広場”までは行ったことがある(要するに、入場料がかからないエリアまで)
道後温泉:本館を外から眺めたことはあるが、温泉に入ったことはない(これもまた、入場料がかからないエリアまで)

・・・という意味です。

しかし、それは松山出身者としてどうなのよ・・・ということで・・・
(まあ、“身近なところだから案外わざわざ行こうとは思わないもの”という説もありますが・・・)




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・・・ということで、ちょうど地元に籠もっているのをいいことに、伊予鉄市内電車6系統に揺られて、大街道電停にやってまいりました

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松山城は松山市中心部の勝山の山頂(標高132m)に鎮座しておりまして、いくつかの登城路がありますが、最もメジャーなのは、ロープウェイ/リフトで途中の長者が平まで登り、そこから歩いて登るというパターンでしょう。

したがいまして、案内としては伊予鉄市内電車/バスで大街道(の、北の端)に出て、そこから歩いてロープウェイ/リフト乗り場まで行ってくれ・・・とされることが多いです。

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とりあえず、何事も基本が大切ですので、王道ルートを通って行くことにしよう・・・と、最初は思っていました

なお、大街道からロープウェイ/リフト乗り場に向かう通り、かつては雑然としていたのですが、いつの間にやら電線が地中化されて通りも整備されまして、オサレに化けてしまいました。

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大街道からロープウェイ/リフト乗り場まで、だいたい400m程度です。
まあ、歩いてもしれている距離ですね・・・。

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歩くこと数分で、ロープウェイ/リフト乗り場に到着しました。
2月の平日の昼過ぎ・・・ということもあってか、人の姿は決して多くありません。
訪問日は天候も穏やかで、2月としては暖かめの日ではありましたが、平日の真っ昼間から優雅に登城できる人は、そう多くない模様(苦笑)。

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おやおや、いつの間にやらロープウェイ/リフト乗り場の傍らに、初代城主で在る加藤嘉明公の銅像ができていました。

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あくまでも“イメージ”なのでしょうが、なかなかに凜々しいですね。

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その銅像の隣には、東雲(しののめ)神社の参道がありました。
せっかくここまで来たのですから、お参りに行くことにしました。

・・・思えば、これが“王道ルート”から外れるきっかけになるともつゆ知らず・・・

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さて、神社へのお参りを終えてふと看板を眺めると、登城道へと道が通じているようです。
いくつかある松山城の登城道のひとつに“東雲口登城道”がありまして、そこに通じているようです。

なるほど、見上げればリフトとロープウェイ・・・ということで、リフトやロープウェイでスイスイと登るもよし、リフトやロープウェイから見下ろされながらあくせく歩いて登るもよし・・・ということのようで

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さて、いったいここは登城路のどのあたりだ・・・って、

ほぼ半分登っているではないか!

どうせ“残り半分”なのであれば、あえて下山して、料金を払ってリフト/ロープウェイに乗るのもアホの子というもの・・・



頑張って“全区間歩いて登る”ことにしましたよ・・・
(歩けばタダだし・・・って、若い頃ならまだしも、運動不足の肥満体中年が無理しやがって・・・(失笑))

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リフトとロープウェイの下をくぐりまして・・・

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(この画像は登城道の背後を振り返っているもの。「歩いて登る人」よりは「歩いて降りる人」の方が多い印象でした・・・(そういう需要も想定してか、ロープウェイ/リフトについては「片道料金」も設定されています))
いつの間にやら整備された東雲口登城道をひたすら登ります・・・。

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いつの間にやら標高も上がっていたようで、眼下には松山の市街地が広がります。

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結局、東雲口登城道の入口(東雲神社への参道入口)から、15分ほどで長者が平に着きました。
正直、このくらいの距離と時間であれば、あえてリフト/ロープウェイに乗る意味あるのか?・・・という気もしないでもありませんが、お子様や高齢者にとってはありがたい設備なのでしょう・・・。

なお(おそらくは県庁裏登城道か黒門口登城道を利用したのだと思いますが、記憶があいまい・・・)小学生の頃には歩いて登り、高校生の頃には走って(体育の授業の一環で強制的に)登らされたことを思えば、体力の落ちた運動不足の肥満体中年・・・といえども、歩いて登るくらいはできないと“おかしい”のかも、しれませんね・・・

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そうして、リフト/ロープウェイ代をケチった(?)のはいいものの、息は上がっています--だから“体力の落ちた運動不足の肥満体中年”というのだ!--。ちょうど、長者が平のロープウェイ/リフト乗り場に隣接して飲食・休憩スペースがありましたので、2月なのに

いよかんソフトクリーム

を食しているという、この現実。

なお、連続勾配を休みなく登って息が上がった後だけに、冬とはいえソフトクリームの冷たさが身にしみました・・・




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さて、長者が平から先は、いかなる“文明の利器”もありません。
誰もが等しく、頑張って歩いて登るしか、ありませんよ(車椅子で押してもらう・・・には、緩いとはいえ勾配がありすぎますね・・・)。

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きれいに残された石垣を眺めながら、先へ進みます。

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それにしても、(いまさらながら)石の組み合わせと積み上げだけでかくも壮大な石垣を形作るのですから、江戸時代の日本人、侮りがたし・・・。

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少しずつ標高が上がっていきます。

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現存する最初の門である「戸無門」が見えてきました。
その名の通り、戸がありません。

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戸無門をくぐると、松山城最大の門である筒井門が迎えてくれます。

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“最大の門”ということもあってか、ここが城山(登城道)と本丸広場の“境界線”になっているようです。
城山については24時間いつでも立ち入るだけは自由ですが、本丸広場については(ゆるやかとはいえ)開放時間に制限があるようで、深夜の立ち入りはできないようです
(逆に、こんなに長い時間本丸広場が開放されているということの方が、個人的には意外でした・・・。てっきり、天守閣の公開時間(季節によって公開終了時間が変わりますが、おおむね9時~17時))に連動するものばかり思っていたもので・・・。

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筒井門周辺はベンチも設置され、プチ展望広場状態となっています。
せっかくなので、眼下の松山市街を眺めつつ、一休み・・・。

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筒井門から広場を抜けると、太鼓門があります。
この太鼓門を抜ければ、いよいよ・・・

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本丸広場に到着です。

ここまでは以前何度か登ってきているはずなのですが、ロープウェイ/リフト降り場(長者が平)から、こんなに遠かったけ?・・・というのが、偽らざる実感。
まあ、前回ここまで来てから軽く20年は経っているのですから、そんな昔の記憶アテにならないということなのでしょう・・・。

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“広場”というだけあって、相応の面積を有しています。
ベンチがいくつか設置されているので、一休みするもよし。
眼下には松山の市街地が一望できますので、エラくなった気分になるもよし。

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定番スポットだけあって、記念撮影スペースもあるわけですが(現代なら“インスタ映え”?)、こんな“ゆるキャラ”が・・・
初代城主である加藤嘉明公を“ゆるく”した「よしあきくん」ですって・・・。

なんでも“ゆるく”すればよいものでもなかろうに・・・と、個人的には思わないでもないのですが、他の観光客からはウケていたようです(いくらカメラやスマホを向けられても、イヤな顔ひとつしない“ゆるキャラ”の鏡ですな・・・)。

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さて、この本丸広場、桜の季節にはとても華やかな雰囲気になります(同時に、“人多すぎ”状態にもなりますけどね・・・)。
他方で、桜しかないと思っていたらさにあらず。
梅の木もそれなりにあるようで、ちょうど見頃を迎えておりました

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さて、この本丸広場まではこれまで何度か来たことがある--しかし、最後の訪問から20年を経ているので、だいぶ忘れていた・・・orz--のですが、今回はきっぷ売り場で入“城”券を購入して、先に進みますよ

「その②」につづく・・・
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Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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