こだまレールスター~しおかぜ号“4号車”指定席

普段は「しおかぜ」号(岡山発着)と「いしづち」号(高松発着)の多くが併結運転している予讃線特急ですが、多客期に限っては、編成の全車が「しおかぜ」号となり、岡山駅発着となります。

そんな多客期限定の光景として・・・

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通常は“自由席”として扱われる--従って、アコモデーション改良(Sシート化)も実施されていない--4号車が、指定席になるということがあります。

・・・ということで、多客期ならではの「しおかぜ号“4号車”指定席」の乗車記録です
(同じような多客期限定の光景としては、「しおかぜ号“8号車”指定席」もあるのですが、どうして「4号車」を選択しているかについては後述・・・)。




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さて、例によりまして京都~新大阪間は在来線で移動して(このときは緩行線列車(各駅停車)を利用。なにせ、ロングシートとはいえ、京都駅始発で確実に座っていけますので・・・)、やってきましたのは新大阪駅の新幹線乗り場です。

端に位置する20番乗り場は、基本的には新大阪始発の下り列車が使用します。
つまり、山陽「こだま」号は、この20番乗り場から出発する・・・と。

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先発の「さくら551号」(新大阪10:09発)には、帰省客が続々と吸い込まれていきます。
もちろん、指定席は満席です。

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最繁忙期ということもあってか、「さくら」号に続行する形で、臨時の「みずほ」号(「みずほ615号」、新大阪10:20発)が21番線から出発していきました。

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待つことしばし、700系レールスター編成に残されたわずかな「ひかり」運用のひとつである、「ひかり442号」(新大阪10:14着)が到着しました。
「ひかり」運用とはいうものの、(博多~新大阪間の)途中、厚狭、新尾道、新倉敷、相生の4駅“のみを通過”という、「ひだま」もいいところの列車です。
もっとも、かつての「ひかりレールスター」の役割は、今となっては九州新幹線直通の「さくら」号と「みずほ」号が継承しているというべきでしょう・・・。

この編成の折り返しとなる、「こだま739号」(新大阪10:29発)に乗車します。

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折り返し整備で延々と待たされるのも、いつもの光景です。
発車時刻の5分ほど前になって、ようやく乗車可能になりました

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近年の山陽「こだま」号は、企画乗車券の充実にともなって

指定席の方が混んでいる

・・・という、なかなかに本末転倒な状態となっています。
この列車の指定席も、満席になっていました。

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・・・ということで、レールスター編成の“自由席・憩いの場”こと、サルーンシート(2+2シート)が設置された7号車に居座ります
(8号車もサルーンシートですが、半室が普通個室(しかし、「こだま」号では個室は閉鎖扱い)になっていて座席数が少ないので、座席の多い7号車を選択した次第)。

その甲斐もあってか、私の隣のB席は終始空席で、やれやれ・・・
(新大阪→岡山間の7号車自由席の乗車率は、平均して7割前後と見受けられました。一応は帰省ラッシュの最ピークを外した甲斐は・・・あった、のか・・・)。

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新大阪駅で購入した駅弁--なぜに新“大阪”駅で牛タン弁当を売っているのかは謎ですが・・・--を開いて、少し遅めの朝食にしようとする頃には、列車は動き始めていました。

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お味は悪くないのですが、量が・・・というのは、世の駅弁に共通する命題なのかもしれませんね・・・
(あと、お肉系の駅弁は加熱できないと・・・というのも・・・)。

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各駅に停車する「こだま」号ですが、この列車は途中の相生駅で待避停車したのみで、あとはわずかな停車時間で発車していきます。

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結果、新大阪駅から62分で、岡山駅に到着です(11:31着)。
ここで降車です。

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岡山駅では途中下車。
久しぶりに、岡山電気軌道に“一日乗車券”で乗車してきました
記録はこちら)。




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岡山電気軌道を久しぶりに堪能しまして、気がつけば18時を回りました。
そろそろ、帰らないといけませんね・・・。

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18:11、岡山駅8番乗り場に、松山からやってきた「しおかぜ24号」が到着しました。
普段は8600系が充当されている列車ですが、全車が「しおかぜ」号となる多客期には8000系に置き換えられます
(使用車両が明示されているJTB時刻表では、その旨明示されています)。

この列車の折り返しとなる、「しおかぜ23号」(岡山18:35発)に乗車します。

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乗客が降りると折り返し整備。
新幹線ほどにはマメな整備ではないこともあってか、発車時刻の10分ほど前には扉が開いて乗車可能となります。

ごらんのとおり、アコモデーション改良を受けていない“自由席仕様”の車内ですが、多客期--8両全車が「しおかぜ」号になる時期--に限って、この4号車は指定席扱いとなります

見方を変えますと、雰囲気上等にアコモデーション改良されたものの、肝心の座席が“スカスカ”で褒められたものではない8000系Sシート“ではない”普通車指定席に乗車できるのも、多客期のこの4号車が指定席として扱われるときのみ・・・となります。

ズブズブ沈み込むことが“ない”のは、さすがに安定の8000系ノーマル座席です。
他方で、その前に乗車していたのがグリーン車級のサイズを誇る700系サルーンシートだけあって、

妙に狭いのう・・・

という実感を抱いたこともまた確かですが、それは私がワイドボディであることにも大きな要因があるような気も・・・。

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狭さを感じさせるもうひとつの要因は、振子車らしい(?)足元の配管ではないかと思われます。
この足回りの空間のゆとりという点では、後継の8600系は“さすが”なんですけどね・・・(しかし、多客期には「しおかぜ」号に入ってくれない・・・)。

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さて、このときの特急券は、乗車日の数日前に、大阪に出かけたついでに「みどりの券売機」で購入しています。
もちろん、シートマップとにらみ合いをしながら・・・だったのですが、4号車に充当される8300形はデッキを除けば客室になっており、実に“17列”の座席が存在する車両でありながら、「みどりの券売機」では、なぜか17番席は完全にロックされ(予備席か調整席扱い?)、海側となるA席については、15番、16番席もロックがかかっていました(山側のC/D席は、15番、16番席も販売されていたのは・・・どうしてなんでしょうね・・・)。

そこで、海側で購入できる座席では一番後ろになる14番A席をおさえてみました。
幸いにして、隣のB席は終始空席であり、やれやれ・・・

この、“隣が埋まるか否か”というのは、鉄道に乗車するときに、快適性を左右する非常に重要なポイントかと思われます
(そして、どうせ始発駅である岡山駅から乗車するにもかかわらず、しかも、自由席車と同じ仕様の座席であることを承知しているにもかかわらず指定席をとるのは、ひとえに“隣に人が来るリスクを減らすため”だったりもします。まあ、乗り継ぎ割引が適用されて、自由席との差額が350円ほど--繁忙期基準--で済むというのも、大きいですけどね・・・)。
なお、15~17番のA/B席も空席でしたが、途中から同じ4号車の通路側席に押し込められた乗客が勝手に移ってきていたという、この現実。まあ、端末を見ながら車掌氏が所持している特急券をチェックしたうえで、まあいいんじゃね・・・扱いになっていましたが。


わが4号車にかんしていうならば、岡山駅時点での入りは7割程度と見受けられました。
一応、帰省ラッシュの最ピーク・・・は外しておきましたので、こんなものかもしれませんね。




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さて、観音寺、伊予三島、新居浜、伊予西条、今治・・・といった主要駅では続々と乗客が降りていき、今治駅を出たあとの4号車指定席は、ごらんの状況です。
なにせ、予讃線下り特急の指定席は、基本的には岡山から乗客数が減っていく一方--自由席については、今治駅からの乗客がそこそこいるんですけどね--ですので、まったりとしたものです。

なお、夜の予讃線においては、特急停車駅であってさえ駅員が帰って無人になっている駅が多々ある関係で、車掌が乗車券や特急券を回収する必要があり、もともとダイヤに余裕をもたせている--わが「しおかぜ23号」は、岡山→松山間を2時間57分もかけて走る鈍足特急--のですが、それでもじりじりと遅れていきます

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最長で遅れは5分になったのですが、回復運転につとめたのか、もともとのダイヤに余裕があるためか、松山駅には2分遅れとなる21:34に着きました。
岡山駅からほぼ3時間の旅ですね。

1番乗り場には、縦列停車で接続列車となる「宇和海31号」(TSE編成)が停車していました。

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(約)3ヶ月ぶりに、松山に帰り着きました。

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・・・ということで、多客期限定の“4号車指定席”の旅でした。

身も蓋もないですが、きちんとした素材とフィット感で造られているノーマル座席の方が、乗り通して疲れが少ないというのは・・・どうなのでしょうね・・・
(ホント、Sシートは雰囲気は良いのですが、ウレタン切って出しのスカスカの座席は・・・もう、ねぇ・・・)。
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
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