“出目金レンズ”(タムロン15-30mm)を導入してみる

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先日、手元にある二本のカメラレンズを下取に出しました。

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タムロン製90mmマクロ、俗称“タムキュー”の先代モデルこと、TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F004) 。
メイン機であるニコンD750(フルサイズ機)に対応させるべく導入したマクロレンズであり、マクロレンズらしい接写能力と、きれいな“ぼけ”は今もなお評価できるものなのですが、

肝心の手ぶれ補正機構(VC)がマクロ域で役に立たないという、この現実
(なお、F004の名誉のために補足しておくと、被写体との距離さえ離れれば、このレンズの手ぶれ補正機構、有効にはたらきます。タムキュー最新型のF017は加速度センサーの搭載によりマクロ域の手ぶれ補正能力を大幅に強化しているようですが、まだお高い・・・)


いや、マクロ域で“手持ち”で撮っている方がアホだろ(三脚使えよ!)といわれれば、まあそれまでなのですが、サブ機のオリンパスE-M10 Mark2の優秀な手ぶれ補正能力(5軸補正)と、後付けで追加した12-40mmレンズ(M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO)の、全域で最短撮影距離0.2mという能力を使えば、これで簡易マクロ撮影もたいてい片づけられることに思い至りまして、銘玉タムキュー・・・しばらく「ドライボックスの留守居役」状態になっていました。




これはもったいない・・・

・・・ということで、下取に出すことにしました。




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もう1本、あわせて下取対象にしたのが、トキナー製AT-X 17-35 F4 PRO FX 17-35mm F4。
F4通しのいわゆる“小三元”仕様の超広角ズームながら、(中古品が)お安かったというだけの、購入理由でした。

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さすがにフィルター径は82mmと大きいとはいえ、超広角ズームでは「フィルターをつけることができる」ことが、そもそも大きなメリット。

そして、寸胴さんの小三元(仕様)でありながら、(仕様の割には)小型軽量コンパクト・・・(だいたい600g)。

超広角ズームであれば手ぶれ補正機構がないことも大してマイナスにはならず・・・と思っていたのですが、


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とんでもなく逆光に弱いことと・・・

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周辺の描写がいくら何でも甘すぎるのではないか・・・と。

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こちら、上記画像(絞りF9.5)の中央部・等倍切り出し画像ですが、(陰で黒つぶれ気味なのはアレとして)まあわからないでもない描写。

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他方、上記画像(絞りF9.5)の周辺部・等倍切り出し画像ですが、いくら何でも甘過ぎというか流れすぎ
(開放ならば周辺が甘いのも当然なのですが、絞ってコレかよ・・・というか、メーカーに調整に出せよという説もあるのですが、(中古購入品に)ゼニをはたいてそこまでする気力もなく・・・)

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・・・ということで、箱に梱包されて、某ネットショップにドナドナされていったのが、先週の話です
((昨年秋の時点での、約4万円強という)購入価格を考えれば、十分に役割は果たしていると、いえなくもないのですが・・・)。




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・・・ということで、レンズ二本分の下取代金にいくらか不足額を継ぎ足しまして導入されたのは、“出目金レンズ”こと、タムロン製 SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)でございます。

ごらんのとおりの“出目金”状態につき、フィルターを装着することはできません。

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画像ではそれほどでもないようにみえるかもしれませんが--実際、メーカーサイトやレビューサイトの“レンズ画像”を見ていてもそれほどとは思わなかったのですが--、いざ現物を目の当たりにすると・・・




すごく・・・ふとましいです・・・
(まるで私の樽形ボディのようだ(失笑))

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レンズキャップと並べてみる。
なお、フードが固定式であるため、一応はレンズ保護の役割も果たすのでしょうが、移動中などに誤って前玉をぶつけでもした日には立ち直れなくなりそうですので、面倒でも移動中にはキャップ使用・・・ということを徹底しないと・・・。

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ちなみに、私がメインで使っている標準ズームもタムロン製品でございまして--かけられる費用的な意味で--、標準ズームの前世代こと、SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD (Model A007)です。

何かと物議を醸している“金帯”仕様の前世代製品ですが、かけたコストに対して得られる写りという意味では、評価に値すると思われます
(なにせ、純正大三元標準ズームの現行版は・・・手が届かない・・・(D750の本体よりも高いのですよ・・・orz))。

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その、A007(フィルター径82mm)のキャップと並べてみると、こうなります。
いかに、出目金レンズ・A012のレンズ径が“ふとましい”のかは、お察しいただけるかと・・・。


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では、D750にA012を取り付けてみます。
A012は重量1.1kgという、超広角ズームとは思えない“重量級”なこともあってか、軽めのボディであるD750につけると、ややフロントヘビーという気も、しないでもありません・・・。

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レンズ自体の“ふとましさ”、枚数といった問題もあるのでしょうが、手ぶれ補正機構(VC機構)が搭載されていることも、重量に与える影響という面では、大きいかと思われます。

なお、ズームにより前玉が前後しますが、固定式のフィルターからはみ出ることはないように設計されています。

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標準ズームであるA007の装着状態と比べても、全く劣らない存在感というか、むしろA012の装着状態の方が堂々としているような気が・・・。




今週某日、下取に旅立ったトキナー17-35mmの--下取に出すか否かを決めるために行った--試写と同じ場所、同じようなアングルで、タムロン15-30mmの試写を実施してみました。

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(こちら、京都御苑の一角)
最新世代のコーティングにより大幅に軽減されているとはいえ、やはり斜めから光が入るとゴーストが出るのは、出目金レンズの宿命でしょうか。

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(こちら、鴨川周辺)
他方、肝心の周辺領域の描写は・・・と。

f11中心
上記画像の中心部・等倍切り出し(本来はF9.5どうしで比較しないとアンフェアなのですが、そこまで気が回らなかったのか、データを確認したところF11)

f11周辺
上記画像の周辺部・等倍切り出し。


・・・ということで、


タムロン大三元の一角(広角担当)を占めるだけのことはある



と、勝手にご満悦です。
メーカー自身が、周辺部の描写にまでこだわった・・・というだけのことはありますね。

もちろん、ニコン純正大三元の広角域を担う“神レンズ”こと、AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDと比べないとアンフェアなのかもしれませんが、純正大三元への道は・・・。




ともあれ、これで広角ズームも通しF2.8の大三元仕様に一新されました

望遠ズームについては、旧式化しているきらいもあり、後継品の近々の登場が噂されているシグマ製 APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSMを使っていますので、一応は「通しF2.8の大三元(仕様)レンズで揃えたことになる」・・・のか???

タムロンの大三元望遠域を担う、SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A025)も、設計が新しいこともあってか評価は高いようですので、これを導入すればタムロン大三元のツモ・・・なのですが、そう頻繁には・・・いきませんね。
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
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