「伊予灘ものがたり」号に乗りにいく(その①)

去る三連休、ようやく・・・というか、いまさら・・・というか、“地元・松山”を走る“全国区”の観光列車「伊予灘ものがたり」号に乗車してきました
台風18号の進路と勢力にやきもきさせられたのですが、結果的には“タッチの差”でかわすことができて、やれやれ・・・。

なお、乗車に際しては普通に乗車券・グリーン券・食事券を購入するよりも割安で、しかも、グリーン券の発売開始前(1ヶ月前)に先んじて予約購入しておくと、代わりに(?)マルス10時打ちまでしてもらえる、JR四国ツアーの誇る「伊予灘ものがたりきっぷ」を利用しています・・・(購入記録とか何とかは「こちら」)。




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・・・ということで、やってまいりましたは台風一過、晴れ渡った昼下がりの松山駅です。

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台風は彼方に過ぎ去っており、外はいい天気なのですが、台風の爪痕もところどころに残っていました・・・。
電光掲示板の「今治以遠は運休」という掲示。
台風による大雨で、玉之江~伊予小松駅間の架線柱が傾いているとかで--後日地元の新聞記事を読んでいたら、当該区間では線路を支える盛土が一部崩れており、そら架線柱も傾くわ・・・--、朝から昼過ぎまで、松山駅からは(東に向かっても)今治駅までにしか行けない状況となっていました。

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私が駅に着いたときに(松山以東に向かう列車として)運転されていたのは、今治までの普通列車のみでした(松山~今治間の特急列車は全面的にストップ。なお、画像の普通列車は今治まで行かずに、手前の伊予北条止まり)。
そのせいか、松山駅の改札口の前には特設のパイプ椅子が並べられ、多くの乗客が運転再開を待っているという状況でした。

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もっとも、しばらく待っているうちに、玉之江~伊予小松間のトラブルに対しては応急処置が完了したようで、松山14:23発の「しおかぜ22号」から、運転が再開されることになりました。
本来は“アンパンマン列車”になるダイヤですが、アンパンマン列車は前日からの不通でどこかにとどめおかれているのか、松山運転所から予備編成(?)である一般車が出てきました・・・。

とはいえ、台風の大雨か高波で、詫間~海岸寺間の線路に損傷が生じており、しおかぜ号も“詫間行き”という、なかなかにレアな状況になっていました(詫間~多度津間はバス代行)。
護岸だけでなく路盤もえぐられてレールが宙づりになっているという大規模な損傷で、復旧まで長引くことも懸念されていましたが、昼夜兼行の復旧作業もあってか--あと、予讃線は収入的な意味ではJR四国の大黒柱なので、さっさと復旧させないとエラいことになる--、わずか3日間で復旧作業を終え、現在は通常どおり運転されています(・・・よかった)。

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この「しおかぜ22号」の突発編成に続くように、宇和島行きの特急「宇和海17号」となる2000系が、こちらも松山運転所から出てきました。

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一般車の「しおかぜ22号」--この日は所定ダイヤであれば全編成が「しおかぜ」号として岡山行きになるはずでしたが、詫間から先に進めないと・・・orz--と、例によって“縦列”停車。それが松山駅くおりちー
この列車は、特に何の変哲もない2000系量産車・・・って、





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なぜキサマが“しれっと”混じっている?(笑)


台風直後の運用乱れの影響なのか、慢性的に車両不足である--松山運転所では予備車がない--振子指令制御装置(CC装置)搭載の2150形の代用なのか、ともかくも、本来はTSE編成が充当されないはずの列車で、なぜかTSE編成(の一角)に、乗ることができました(笑)

ちなみに、CC装置搭載車の予備車として、松山運転所には2005号(グリーン・普通合造車)がいますが、所定ではグリーン車の連結がない宇和海号だけあって、2005号を組み込むと定員的な意味でエラいことになるので、慎重に使われている模様
(このときは、2005号は運転所の一角で昼寝してました・・・)。

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・・・ということで、夏の“バースデイきっぷの旅”で乗車した2001号に、図らずも再び乗車することができました
(自由席車としては一般車もあったわけですが、TSEの一角が混じっているなら、そっちに乗りますよ・・・先頭展望的な意味でも(笑))。

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2000系量産車の“カッチリ”とした掛け心地の座席もいいのですが、バブルの残り香漂う(?)TSE編成の“ふんわり”とした掛け心地の座席も--少々くたびれてはいますが--いいものです

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もちろん(?)座るは“いちばんええせき”でございます。
なお、本来であれば岡山・高松方面からの特急からの乗り継ぎ客もいるはずなのですが、上述の事情により下り特急は全く到着しない状況・・・。
したがって、純粋に松山駅からの乗客しか乗っていないという、これはこれでレアな状況・・・。

当然、乗客の絶対数は少なく、乗っている側としては快適でした
(JRとしてはたまったものではないでしょうけれども・・・)。

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いつもの“ローレル賞”プレート。

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情報表示装置。

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製造銘板(プレート)。
TSE編成は、ちょうど昭和から平成に改元された直後に落成しているのですが、“平成1年”という表記が、異色といえば異色です。

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振子車らしい低い床面。

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そういえば、TSE編成の登場直後は

ステップのない気動車

・・・というのが、物凄く新鮮だったことを、なんとなく覚えています
(当時四国で活躍していたキハ181系もキハ185系も、当たり前のようにステップ装備でしたからね・・・)。




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そんななか、上り特急「宇和海16号」が到着しました。
予讃線に細々と残された2000系アンパンマン列車が、所定どおり充当されていました。
なお、予讃線松山以西については、この日の朝から所定どおりのダイヤで運転が再開されています。

だからこそ、「伊予灘ものがたり」号も当たり前のように運転されているわけですが・・・。

他方で、JR四国全体で見ると予讃線(松山以東)がエラいことになっている状況で、優雅に観光列車・・・というのもどうなのだろうと思うところもなかったわけではありませんが、


平常どおり運転されているのであれば、乗りに行かない理由などない
(だいたい、平常どおり運転されているのであれば、キャンセルなどした日には普通にキャンセル料がかかるわけで・・・)

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・・・ということで、2001号の“いちばんええせき”に身を委ねて、八幡浜駅に向かいます。
それにしても、松山以東の特急列車からの乗り継ぎ客がいないだけあって、車内は3割程度の入りです。
乗っている分には空いている方がありがたいのですが、JRは大変でしょうね・・・。

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前日の台風で、水位がダダ上がりになって“氾濫か”・・・と危惧された重信川を渡ります。
さすがに水位は下がっていましたが、濁った水が前日の状況を物語っているかのようです。

伊予市駅までのあいだで車内改札を受け--“伊予灘ものがたりきっぷ”の場合、片道は(当然)「伊予灘ものがたり」号の利用ですが、片道は特急自由席を追加料金なしで利用することができます--、

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向井原駅を通過。
海線を右に、頭上に松山自動車道を望みつつ、山線に入っていきます。

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線路規格の高い山線--内山線区間--を、車体を傾けつつ疾走。

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14:53(頃)、内子駅に着きました。
ひたすら続いてきた高速走行も、ここで一区切りです。
上りの「宇和海18号」と交換します。

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少し速度を落として内子線を抜け、伊予大洲駅を出ると、肱川を渡ります。
こちらも、台風の影響で濁流状態になっていました・・・。

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速度は落ちていますが、振子は快調に動作しています。

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15:15、松山駅から50分ほどで、八幡浜駅に着きました。
列車は引き続き宇和島まで行きますが、ここで降車します。




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さて、(松山駅を先に出た)「伊予灘ものがたり・八幡浜編」が海線を走っている間に、あたかも“ウサギとカメ”よろしく山線を駆け抜けて追い越してきたことになりますが、「八幡浜編」の折り返しとなる「道後編」の出発まで、50分ほど時間があります。

・・・ということで、一旦改札の外に出て、駅周辺と駅構内をウロウロ・・・。
一見すると“二階建て”に見える八幡浜駅舎ですが・・・

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中は大漁旗の掲げられた“吹き抜け”だったりもします。

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駅舎内には「伊予灘ものがたり」号のパネル展示。
力の入れようが伝わってくるというものです・・・。

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待合室も“ごらんのありさま”です。
もっとも、特に「伊予灘ものがたり」号の利用者専用・・・というわけではなく、誰でも利用することができます

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そうこうするうちに、団体客でしょうか・・・急に構内が賑やかになりました。
エリートぼってぃ非コミュとしては厳しい状況・・・ということで、

まだ「伊予灘ものがたり」号の到着には少し早いところですが、駅員氏に「伊予灘ものがたりきっぷ」とグリーン指定券を提示して、改札をくぐってホームで待つことにしました。

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「伊予灘ものがたり・道後編」のごあんない。

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そういえば、跨線橋も“ごらんのありさま”になっておりました・・・。

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乗車位置にカーペットが敷かれると、いよいよ「伊予灘ものがたり」号のお出ましです・・・

「その②」につづく・・・
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
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