しまんと1号(高知→中村)、中村駅

「しまんと1号(高松→高知)」のつづきです・・・

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高松駅から2時間少々、「しまんと1号」は、8:17に高知駅に着きました。
昨年は10人近くもグリーン車に乗り込んできて驚かされたこともありましたが、今年は誰も乗ってくるものはなく、引き続き“貸切”です・・・
(他方で、普通車、特に自由席では多くの乗客の入れ替わりがあったようです・・・)。

わずか3分の停車で、8:20、定刻通りに高知駅を出発しました。
ここからは“後半戦”です・・・。

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四国山地を突っ切ってきた前半戦と異なり、高知以西は比較的平坦な線路が続きます・・・。

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9:00、須崎駅に着きました。
自由席ではそれなりに乗客の入れ替わりがありますが、グリーン車は相変わらず貸切・・・。

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わずかに車窓を賑わわせる太平洋を傍らに、だいたいは内陸を走ることしばし、9:26に窪川駅に着きました。
ここで予土線に乗り換えると、鉄道ホビートレイン充当の普通4819Dに接続しますが、引き続き「しまんと1号」のグリーン車で先に進みます。

時は日曜日ということもあってか、“なんちゃって新幹線”のインパクトは何だかんだ言ってもあるのか、鉄道ホビートレインの周辺には乗客や撮影者がチラホラと・・・。




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窪川駅から先は、土佐くろしお鉄道線となります。
乗務員も入れ替わりました。

もっとも、“バースデイきっぷ”の場合、土佐くろしお鉄道線も全線有効となりますので、そのままグリーン車の座席に身を委ねて先へ進みます。
早速(?)四万十川と並走です・・・。

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川奥信号所で予土線に別れを告げます(左側に直進するのが予土線、右側に曲がっていくのが土佐くろしお鉄道・中村線)。
このあたりの土佐くろしお鉄道線は四国では稀なループ線ですが、ほぼトンネルの中につき、あまり実感することはできなかったりもします・・・。

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しばらく内陸部を疾走。

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(画像は中村駅到着後のもの)
流線形の先頭車からの展望を独占というのも、いい気なものです・・・。

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9:45、土佐佐賀駅に停車。
数少ない宿毛直通特急である「南風12号」と交換します。

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太平洋の海岸線に沿って続く曲線を、車体を傾けながら軽やかに疾走していきます
(土佐くろしお鉄道線においても、制御つき自然振子は作動しています)。

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10:04、列車は定刻に終着の中村駅に着きました。

高松駅からちょうど4時間となる、充実した2000系グリーン車の旅も、これで一区切りです
高松~阿波池田間を除き“貸切”で堪能できたのは、ありがたいことこの上なし・・・
(バースデイきっぷや四国グリーン紀行の影響か、なかなか“貸切”にはならないもので・・・)。


・・・それにしても、登場から四半世紀以上が経ち、2600系気動車の量産先行車も登場しましたが、

2000系のキレた走りとサウンドは今もなお健在

ですね。

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グリーン車だろうと何だろうと、普通車と変わらないエンジンサウンド(ターボサウンド付き)がガンガンに響き、車体を左右にくねらせながら連続する曲線や急勾配を抜けていく走りは、登場時の衝撃を今に伝えてくれます
(普通車はともかく、グリーン車ならばカーペットを敷くなり床を厚くするなりして防音に努めろや・・・という見方もできますが・・・。なお、ごらんのとおり、2000系のグリーン車の床は、カーペット敷きにはなっていません(これは原形車も同じ))。




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さて、例年であれば、隣の普通列車(10:07発の613D)に乗り継いで宿毛駅に向かうところですが、今年は中村駅で折り返すことにします
(過去の例に倣うと、宿毛駅で折り返すことは(上下列車が10:37に同時に発着するため)“理論上”は可能ではあるものの、行き止まり式のホームを行き来していると、おいていかれても文句を言えない状況です。
中村駅の待合室が、数年前に改装されて話題になっていましたので、それを眺めることも含めて、今年は中村駅で折り返し待ちです)。

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中村駅では、折り返しの「あしずり4号」の発車まで、1時間少々の時間があります。
「しまんと1号」で到着した2000系の3連が、そのまま折り返しです。
もっとも、車内整備を終えると扉は閉ざされ、発車の10分ほど前に改札が始まるまでは、車内に入ることはできません。

まあ、どちらにしても待合室を見てみるつもりでしたので、それでいいんですけどね・・・。

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・・・ということで、クソ暑いホームにいてもしかたないので、車庫と宿毛線の線路を眺めつつ、いったん改札の外に出ます。




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“通過”だけは毎年している中村駅ですが、降り立ったのはずいぶん久しぶりです(それこそ、かつて存在した「四国島内フリーパス」(現在の「四国フリーきっぷ」の前身、ただし、15,000円で有効期間が5日間もあった恐るべきコストパフォーマンスを誇ったフリーきっぷ)で、平成初頭に降り立った以来ではないでしょうか・・・)。

あの頃から、三角屋根の駅舎に変わりはありません。

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地方都市の悲しき現実か、駅前にはこれと言って何もありません。
まあ、地方都市の場合、駅前よりも主要道路沿いの方が繁栄していることはよくあるのですが・・・。

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こんなモニュメントが、いつしかできていました。
モニュメントというか銅像というのは、“駅前の定番”なのかもしれませんが・・・

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少年の足元の鮎が本格的だった・・・




さて、駅前をウロウロしているだけでも汗が噴き出してきます。
時は7月末、クソ暑い京都を脱出して“土佐の小京都・中村”にやってきましたが、それでも暑いものは暑い・・・と。

冷房の効いた待合室にひきこもることにします・・・orz。

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その、中村駅の待合室。
近年全面的に改装されたそうで、こぢんまりとした空間ながらも、地元産の天然木をふんだんに使った椅子と机が印象的です。
地元の高校生に使ってほしい、そして、(大人になって地元を離れたり、あるいは運転免許を取得して鉄道を普段使わないようになっても)鉄道の記憶を残してほしい・・・というコンセプトと聞き及んでいますが、なるほど・・・

とはいえ、朝の10時~11時ともなれば、高校生がいるはずもなく、地元の人たちや特急利用者の文字通りの“待合”室として機能していました。
まあ、四国といえど、クソ暑いものはクソ暑いので、冷房の効いた待合室はありがたい・・・ということも、ありますけどね。


さて、地方都市のお約束というべきか何なのか、駅前にはコンビニも見当たらなければ、食事をとるところも見当たりません。
駅から少し離れて歩いてみれば事情も変わるのかもしれませんが、そこまでやるには「1時間強」という折り返し時間は、少々中途半端。

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代わりに(?)、駅構内には売店スペースがありましたので、お茶と簡単な食事を購入して、待合室で食しました。
何というか、高校生でも何でもないのに、天然木の待合室を占拠してしまい、あしからず・・・(いや、“待合”室ですから、こういう使い方をして咎められる覚えもないのですが・・・)。

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しばらく待合室で涼んでいると、人の数が段々と増えてきました。
「あしずり4号」の案内放送が流れた頃を見計らって、ホームに戻ることにします。

「あしずり4号~南風16号」につづく・・・
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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