E-M10(mark ii)

すでに投入から2ヶ月近くが経っていたりもするのですが、サブカメラを性懲りもなく入れ替えました
(先代は、1インチコンデジの“歴史的傑作”と評されるソニー・RX100(初代))。

ある程度馴染んできた(ような気がします)ので、開封記録とレビューめいたものをまとめておきます(いつもの“備忘録”)。

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4月某日、インターネット通販経由で届きましたのは、OM-D E-M10 mark iiです。
オリンパス製のカメラ(フィルム時代も通じて)も、マイクロフォーサーズ規格のカメラも、所有するのは今回が初めてです。
サブカメラ選びを(3年ほど前に)していたときに、実はパナソニック製のDMG-G3(当時底値で、ダブルレンズキットが3万円程度という、今からすればありえない価格で投げ売られていた)も検討したのですが、

割とメカニカルシャッター音が大きかった
(電子シャッター機能も搭載するものの、車窓画像ではローリングシャッター歪みで使えないと判断・・・)

ため、断念して、ペンタックスのQ7ダブルズームキットに行ったことがありました。

そして、Q7をドナドナして、RX100(初代)に入れ替えたのが昨年の春・・・で、今に至る・・・と・・・orz
(下取→購入を繰り返しているので、丸々支出しているわけでもないのですが、我ながらようやるわ・・・orz)。




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お包み(?)に包まれた本体とダブルズームレンズ。

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本体のご開帳。
ペンQやRX100といった“超コンパクトカメラ”よりは大きいですが、それでもデジイチとしてはかなり“小型”の本体です。

素子の大きさがそれほどでもない--といっても、1インチセンサーの“倍”の面積はありますが・・・--マイクロフォーサーズ規格の面目躍如・・・といったところでしょうか。

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“小型”とはいうものの、モードダイヤルとは別に、ダイヤルを2つ装備するのは好印象です。
“ダイヤル2つ装備”というのは、ミラーつきデジイチでは“中級機以上”の特権なのですが、OM-Dシリーズの最下位--エントリー機--にダブルダイヤルを装備しているオリンパスは、“わかっている”というか、何というか

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背面の操作パネル。
このあたりは、コンデジライクですかね・・・。
もっとも、ファンクションボタンが3つ設定されており、メニュー画面からある程度機能を割り振ることができるので、それなりにカバーできるという説もあり。

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EVFを装備するので、明るい屋外でもそれなりに対応できます。
もっとも、有機ELなのは結構ですし、表示倍率もエントリー機としては頑張っているのですが、光学式ファインダーに慣らされていると、有機ELの色調には戸惑いを覚えることも確か。

そういう声を予想しているのか、「OVFモード」を設定することができます(色味とか何とかを、光学式ファインダーっぽくするモード)。
もっとも、そのモードにすると露出補正やWB調整の結果をEVFで確認できなくなるという、“EVFである意味って?”状態となるんですけどね・・・orz。

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背面の液晶パネル。
大きさとか解像度は、エントリー機であれば“こんなもの”でしょう。
地味に、タッチAFが便利です
(モニターをタッチするとAFが合って、シャッターを切ることができる)。

なにせ、私がメインで使っているニコン機は、液晶周りのスペックが残念なことになっていることが多いですからね
(最近の新機種はタッチAFに対応するようになっているようですが、私の手元のD750にそんな芸当はできない・・・。仮にできても、ニコン機の激遅コントラストAFではお話にならないという説もあり・・・)。

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電源スイッチは本体の左側です。
電源を入れるために“90度スイッチを動かす”機構って、そこまで必要なものなのでしょうか・・・(苦笑)。
また、電源をオンにしてさらにスイッチを動かすと、内蔵されたフラッシュが出てきます。

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バッテリー、充電器、各種ケーブルとか。
ミラーレス機の宿命として、バッテリーの持ちは悪いです
とりあえず、互換バッテリーを調達して、併用しています(純正品はお高いので、ねぇ・・・orz)。



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最初からついてきた標準ズームレンズ。

M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
14-42mm(35mm判換算距離28-84mm)という焦点距離は、標準ズームとしては“ごく普通”のものですが(ワイド端がもう少し欲しいのはともかくとして・・・)、

パンケーキレンズ

・・・というのが、実に異色。

この見た目どおりごくごく軽量(100gない)で、機動力は抜群です。

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装着状態。

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展開状態。
電源を入れると、自動でせり出してきます。

それはよいのですが、

電動ズームが微妙に使いにくい(任意の焦点距離で止めるために“慣れ”がいる)
キャップがすぐなくなりそう


・・・という、欠点もあります。
キャップについては、自動開閉機構つきのキャップが別売品であるのですが、お高い(最安価格でも4000円近くする・・・いや、買ったけどな・・・orz)
最初から自動開閉機構つきのキャップをつけておけや!と思うのは、私だけでしょうか?




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他方、こちらはダブルズームレンズキットに付属するもう1本のズームレンズ。

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

です。

35mm判換算で80-300mmの焦点距離をカバーします。
そこまでの焦点距離をカバーしながら、

重量190g

・・・という、恐るべき軽量ぶりを見せつけてくれます。
まあ、プラプラしていて質感は全くありませんが、よくぞ190gでこれだけの焦点距離をカバーできるもので・・・。




標準ズームレンズの作例(テレ端42mm(35mm判換算84mm))。
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望遠ズームレンズの作例(こちらもテレ端150mm(35mm判換算300mm))
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どちらも、縮小すればそれっぽく見えますし、中心部は--それなりに絞れば--そこそこ解像することは確かなのですが、どうしても周辺は流れる・・・って、キットに何を求めているのやら・・・orz




とはいえ、使用頻度の高い標準ズームだけでも何とかならないのか・・・ということで・・・

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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO(の、中古美品)
(左側のレンズ、右側はキットレンズのM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R。望遠レンズよりも“でかい”標準ズーム・・・)

・・・が、先月末に追加されました(笑)。
住民税と国保税の請求がやってくる直前に、私は何をやっているのだ・・・(失笑)

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上位機E-M1(mark ii)や、中級機E-M5(mark ii)のキットレンズとして、中古市場でも割と球数の多いレンズです。
他方で、エントリー機E-M10ではこのレンズをキットとして選択することはできません。

まあ、こうして“物理的には付いている”というものの、アンバランスというかフロントヘビーと言えば、それもそうか・・・。

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“PRO”と記載されているように、プロやハイアマの使用を想定した、防塵防滴機構を完備するレンズです。
もっとも、E-M10の場合、本体が防塵防滴機構を備えないので、その意味でもアンバランス・・・。

なお、キットの標準レンズ(パンケーキズーム)が93gに対して、このレンズは382gと、実に4倍以上の重量を誇ります。
もっとも、リング周りは原則として金属素材で、質感は圧倒的、持ったときに“ズシリ”とくるのは、フルサイズ機の下手な標準ズームよりも“上”ですね
(D750のキットである24-120mmの方が、安っぽくね?)。

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手元のフルサイズ用レンズ(AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED)と並べてみました。
だいたい同じような大きさ、重さです
(開放F値が同じとはいえ、ズームレンズと単焦点マクロレンズを比較するのが妥当なのかはともかくとして・・・)。

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実は、フィルター径も62mmと共通だったりもします(使い回せるでワッホイ!)。

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ちなみに、ピントリングを手間にひくと、距離目盛りが現れて、マニュアルフォーカスに強制的に切り替わります。
この“MFクラッチ”機構、オリンパスユーザーは好意的に評価しているようですが、私はまだまだ慣れません。

この切替がわりと“ゆるい”ため、油断しているとバッグの中で切り替わっていて、


なんでAFが作動せんのじゃ ゴルァ!

・・・というトラップに、すでに何度か“はまって”います。
上位機種や中級機種では、本体の設定でクラッチ機構をオフにすることができるそうですが、エントリー機であるOM-E10にはそのような設定メニューが、今のところありません
(バージョンアップで設定を追加してくれませんかね・・・)。


まあ、

PROレンズ使うのなら、エントリー機なんて使ってんじゃねぇよ!

・・・という、オリンパス様からのご託宣なのかも、しれませんけどね。




では、こちらのンレンズの作例も・・・。

ワイド端(12mm(35mm判換算24mm))
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テレ端(40mm(35mm判換算80mm))
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縮小すると標準ズーム(パンケーキズーム)との違いがあまり分からないという説もありますが、やはりこちらの方が抜けがよいような気が・・・。

あとは、等倍で見ると周辺の描写力は・・・さすがに違いますね(お値段が違うのですから、違っていてくれないと困るけどな!)。

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また、標準ズームでありながら簡易マクロ的に使用できるのもポイントが高いところです。
全域で20cmまで被写体に寄ることができるのは、なかなか便利です
(パンケーキズームでも、ワイド端では同じく20cmまで寄ることができるのですが、テレ端では最短撮影距離が伸びます。他方で、こちらのレンズはテレ端でも変わらず20cmまで寄ることができるのがポイント。)。

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あとは、暗いところでは開放F値2.8が威力を発揮します(これは手持ち撮影)。

それ以上に、

5軸手ぶれ補正機能が優秀すぎる!

ミラーレスの中上位機では、今となっては“標準機能”になりつつあるのが5軸手ぶれ補正ですが、

エントリー機に搭載してきやがった
(オリンパス自身、“エントリー機唯一の5軸手ぶれ補正”を売りにしています)

・・・のが、オリンパスの“暴挙”というやつです(←誉めてます)。



もちろん、中上位機に比べれば効果は落ちますが、4段分の補正があれば、たいていの場面で困ることはなさそうです。

ファインダーや液晶画面の画像が、シャッターを半押しすると“ピタリと止まる”のは、感動ものですよ
(なお、当方はデフォルトのまま、シャッター半押し時に手ぶれ補正が働き続けるように設定しています)。

また、レンズ内補正では補正できない回転ぶれやシフトぶれも補正してくれるのは、簡易マクロ的な撮影を“手持ち”でする際に威力を発揮します
(いや、大人しく三脚出せよ・・・と言われれば、まあそれまでなのですが・・・orz)。

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なお、パンケーキズームの手持ちでも、この程度に収めることは可能です
(バスがぶれているのは、手ぶれではなく被写体ぶれなで、カメラは補正してくれません・・・)。

余談ながら、先代サブのRX100、屋外であれば今でも不満を感じないのですが、暗所や室内だとかなり残念なところがあります

先日講演会の記録撮影を頼まれて--シャッター音をガシガシやるわけにもいかないので--、メイン機ではなくサブのRX100でやってみたところ、微ぶれしていたことに愕然としたということが、今回の置き換えの大きな要因です
(縮小すれば目立たなくなる範囲のものではあったのですが、それでも、ねぇ・・・)。




他方で、最上位機のE-M1とは異なり、コントラストAFしか搭載しません。
まあ、最上位機とはお値段が違いすぎますから、その程度の差別化は当然なのですが、動きものに使おうとは思いません・・・

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たとえば、千里川土手から見上げた着陸する航空機。
置きピンしているうちはいいのですが・・・

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被写体の動きに合わせてAFが(抜けずに)追従・・・というのを求めるのは、まあ、エントリー機に対しては酷ですね
そのあたりは、位相差AFを搭載するミラーつき機にお任せ・・・と
(ミラーレスの中上位機は・・・今のところよう買わん・・・orz)。

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また、上位機種では読み出し速度の高速化や積層型センサーの導入等で改善されつつある“電子シャッター時のローリング歪み”が露骨に出るのも、まあ、エントリー機の宿命でしょうね。


とはいえ、5軸手ぶれ補正に象徴されるように、全体としては、

エントリー機としてはよくできている

・・・というところに、落ち着きます
(もう少しホールド性というかグリップが・・・という気もしますが、だんだん慣れてきた・・・)。

あとは、ミラーレス機のお約束として、予備バッテリーがないとエラいことになる・・・という問題もあります。
RX100のように、USB経由での充電や、モバイルバッテリーでどうにかするという手も使えませんからね・・・出先でバッテリーが死んだら涙目になりそう・・・orz。
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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