阪急8000系クロスシート車

年度の前半には、だいたい週イチのペースで神戸に出かけています
(もちろん、遊びに行っているのではなくて用務があってのことです。くどいようですが用務です。遊びに行っているのではありません・・・orz)。

腐れ鉄ヲタのやること・・・当然の如く・・・

往復でルートは変わります



お約束のJR、阪急、阪神/京阪の組み合わせに加えて、時間に余裕のある“帰路”については、近鉄なんば線を介して近鉄を使ってみたり、JR東西線を介してなぜか奈良方面に抜けてみたり・・・と、

ホント、何しに行ってんだろ?
(もちろん、用務です・・・)




そんな4月のある日。
この日の往路は阪急にしよう・・・ということで、やってまいりましたのは梅田駅です。

普段、阪急神戸線を利用するときには「特急」を使うのが基本なのですが、この日は少し余裕をもたせて出てきたことと、7番線に停車中の普通列車が・・・

P4240427_R.jpg
そんな、梅田駅7番乗り場に停車中の列車は、阪急の誇る8000系。
登場から30年近く経て、すっかり“ベテラン”の風格を漂わせていますが、車両更新サイクルの遅い阪急のこと、この程度では中堅です。

P4240429_R.jpg
神戸三宮駅まで、各駅に停車していきます。
もっとも、“各駅に停車”とはいっても、駅間距離が比較的長い阪急のこと、(データイムの場合)途中で特急に抜かれるのは“1回”だけです(西宮北口駅で緩急接続)。

そのため、そこまで破綻した所要時間になっているわけでもありません(駅間が極めて短く、待避時間も長い阪神の普通列車とは大違いです。もっとも、あちらの“ジェットカー”も、アレはアレでクセになるのですが・・・)。

P4240425_R.jpg
さて、8000系(ただし、一部編成のみ)の三宮方2両の車内は、神宝線ではこの形式にしか存在しない

魅惑のクロスシート
(ホント、神宝線はロングシートばかりですからね、京都線と違って・・・orz)

P4240439_R.jpg
この“肉厚”というか、“重厚極まりない”座席が、たまらない・・・(苦笑)。

P4240432_R.jpg
バータイプの簡易なものとはいえ、料金不要の列車の分際で、フットレストまで備えているという変態仕様(←褒めてます)。

P4240431_R.jpg
まあ、実際に転換するのは半分の座席だけで、後の半分は固定というオチではありますが・・・。

P4240433_R.jpg
さらに、ロングシート仕様車と窓割りは同じのため、窓と座席が一致していない・・・くらいのことは、甘受しないといけません罠。

それにしても、阪急の誇るアンゴラ山羊のモケットが、座席はおろか、肘掛け全面を覆い、さらには肘掛けの側面も覆っている・・・

アンゴラ山羊モケットの面積広すぎだろ・・・

(さすが、バブル期の昭和末期から平成初頭にかけて製造されただけのことはある・・・)

P4240436_R.jpg
扉そばは強制ボックス・・・。

P4240440_R.jpg
ともあれ、無理に首をひねらなくとも優雅に前を向いて座っていくことのできるクロスシートは、やはりスバラシイ。

もっとも、よくあるパターンとしては、

優等列車/上位の列車にクロスシート

・・・という会社が多いなかで(JR、阪神、京阪はそうなっていますね・・・)、

阪急はこの8000系クロスシート車を“普通列車に充当していることが多い”のは、なぜでしょう・・・
(私が見ているときに限ってかも、しれませんけどね・・・)。

P4240442_R.jpg
西宮北口駅で特急に抜かれたものの、待避はそれだけで済ませて、梅田から45分ほどで、終点の神戸三宮駅に着きました
(なお、特急は同区間を27分が基本です)。

P4240444_R.jpg
ちなみに、クロスシート車組み込み編成といえど、クロスシートを装備するのは8両中2両(三宮方の2両)のみです。
この点は、伝統的に全車クロスシート編成を投入する京都線との、考え方の違いというものでしょうか
(それ以前に、同じ8000系でもオールロングシート編成も、少なくはありません・・・)。

阪急のロングシートは、ロングシートといえども伝統的に高品質で、ロングシートという括りではそれほど不満のない車両ですが、

首をひねって前や車窓を見るのは辛い・・・orz

ということで、見かけると積極的に“選んで”しまう、8000系クロスシート車です
(しかも、わざわざ梅田駅基準でいうと乗りにくい端の車両まで乗りにいく・・・orz。乗りにくい位置で比較的混雑率も低いからこそ、クロスシート車を入れているのでしょうが・・・)。




(余談)
P4240451_R.jpg
普通列車を降りてしばらく三宮駅のホームをウロウロしていると、山陽電鉄の誇る最新鋭車6000系が入線してきました。

P4240454_R.jpg
ガラガラだったのをいいことに、発車間際のひとときに無駄に車内画像を収集しましたが、新車の香りが印象的でした。
そういえば、山陽電鉄の3000系も車齢の高いグループで、下手をしたら半世紀越えの車両がいたりしますので、そろそろ置き換えが必要なのでしょうね・・・
(2編成併結の6連を組んで直通特急運用に入ることもあるようですが、コレが来たら“ハズレ特急”と揶揄されそう・・・。山陽電鉄の特急車5000系グループも、かなり意欲的なアコモデーションを誇りますからね・・・)。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

伊丹空港最寄駅である蛍池まで乗ることもしばしばございますが、未だに宝塚線で転クロ車に当たったことございません。
逆に2000改造編入車とかならありますが…。
京都線特急、必然的に9300の運用多いのですが停車駅の多さと進行方向に向く座席の少なさが今ひとつかと。
京とれいんが続行するなら、そちらを選んでしまいます。コンパートメント席以外は斯様に比較的空いていますし。
http://imgur.com/quqcZ7a.jpg

山陽の新車もまだ未見ですが、座席などは最近の通勤車スタイルに準じているのでしょうか?
廃車も始まりましたが、3000系のロングシートはなかなかの上出来ではないでしょうか。
当時特急運用するにふさわしく、座面を大きく取ったと何かで読んだことございます。
http://imgur.com/a2mFYvb.jpg

ロングシート天国

ねるねるさん、コメントありがとうございます。
阪急8000系の中でも“限られた”存在であるクロスシート組み込み編成。
Wiki先生のご教授によると、神宝線全体で「6本」(神戸線2本、宝塚線4本)だそうでして、確率が高いのか低いのか、微妙な割合ですね。

また、京都線でいえば9300系は全車クロスシート組み込みですが、ご指摘の通り扉そばが固定のため、転換するのは半分の座席だけです。
「京とれいん」の6300系は、二扉車だけあって圧巻のクロスシート数を誇りますが(3,4号車を除く)、半分動態保存状態ということもあってか、土日祝日でないと動いていないのが難点ですね(結局、私は1回乗ったことがあるだけです・・・)。
定期特急に続行するため、ご指摘の通り比較的空いているのは、乗っている側としてはありがたいところですが。

また、山陽6000系、パッと見ただけですが、3000系のような重厚な座席には見えず、リサイクル性だとかなんだとかという名目のもとで、“褒められない”現代的なロングシートになっているという印象を受けました(まあ、座ってみないと最終的な評価はできませんが・・・)。
それにしても、山陽、阪急、JR(ただし207系未リニューアル車だけ、あとは不可)、京阪・・・と、関西圏のロングシートは、首都圏とは比較にならないレベルの高さだと、思うことしきりです(昔、東京に行ったときにE231系のロングシートに座って、愕然としたことがありました。その後、西日本でも321系のようなダメロングシートが発生しましたけどね・・・)。

No title

E231でも後期車は改良されていると聞きますが、同系に乗る機会少なく比べようが未だありません。

ただ、同様車体を持つ東急5050系は通勤で利用します。
こちらも、田園都市線からの編入車あったりみなとみらい線のY500に当たる日もありますが、それらは改良前の仕様なのか座面が硬く思えます。
30分程度の乗車なら耐えうるものですが、運用によっては西武線の飯能まで顔出すことも。
起終点乗り通したら2時間はゆうに越えるでしょうか。
http://imgur.com/BMUMuiC.jpg

没個性も時代の流れでしょうか

E231、E233系のグループは、JR東日本のみならず、関東を中心とした民鉄に、“兄弟車”が増殖しているそうで、これも時代の流れなのでしょうね。
かつては民鉄ごとに特色ある車両が小ロットで増備されていたものですが、構体をはじめとして主要な仕様を共通にして、前面や内装のカラーリングだけ変えてしまうということで、経済が停滞する今の日本では、しかたのないことなのかもしれません(コストも大切なのでしょう)。
もっとも、そんななかでも関西民鉄の車両は相変わらず特徴的なままですが(南海のみは、E231系に範をとった8000系を増備していますが・・・)、それもいつまで続くことか・・・。

また、東急線から西武線への直通といえば、西武の新車40000系が“S-Train”としてデビューしたことが先日報じられていました。
もっとも、ロング/クロス転換シート(リクライニング機構など当然無い)で、一丁前の座席指定料金を徴収して、しかもそれが好評を博しているのだそうでして、そのあたりが首都圏らしいところなのかもしれません(関西圏であれば、料金を徴収するなど考えられないレベルですからね・・・)。
プロフィール

キモプアの紙

Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ