京都鉄道博物館探訪記(その④)

「その③」のつづきです・・・

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本館の奥に進むと、2両の国鉄形機関車が鎮座しています。
まずは、国鉄最強の電気機関車・・・こと、EF66形の35号機。
JR西日本で活躍してここ京都に・・・というオチではなく、(号数からも明らかなように)JR貨物から譲渡された車両です。

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逆サイドには、ブルートレイン時代の「富士」号のヘッドマークを掲出しています。
(ある程度以上の世代の人間にのみピンとくるところですが・・・)ブルートレイン時代の「富士」号は長らく(他の列車と同様の)円形ヘッドマークを掲出していたのですが、昭和60(1985)年に、本州内の牽引機がEF66形に置き換えられたのと軌を一にして、戦前以来の由緒ある“富士山形”ヘッドマークに変更されました
(その後、「はやぶさ」号との併結にあわせて、EF66形に掲出されるヘッドマークは円形ヘッドマークに戻る・・・と)。

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廃車が進んでこそいますが、EF66形の0番台車は、国鉄色で有名な27号機を筆頭に、まだ数両は現役だったはずでして、ここでも、

同僚が現役機でありながら、かたや博物館収蔵車両

・・・状態です(そういえば、EF66形は東の鉄道博物館にも保存車両がいましたね・・・)。

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機関車らしい、堂々たる足回り・・・。

“EF66形の足回り”といいますと、ここ京都鉄道博物館における特徴として・・・

機関車の下に潜り込むことができる!


・・・ということがあります。では、早速・・・

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排障器と連結器周り。

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1基につき650kwを発揮する大出力モーター。

すごく、大きいです・・・(小並感)。

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下から足回りを見上げるというのも、妙な気分になりますね・・・。

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富士山形ヘッドマークを見上げてみる・・・。

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“実機”の傍らに展示されている“模型”。
この模型は交通科学博物館時代からありましたが、やはり実機の迫力には及びません・・・(←当たり前)。
また、模型の下に掲出されているイラスト・・・大昔にお子様向けのどこかの鉄道図鑑で見たことがあるような気がするのは・・・気のせいだろうか・・・(苦笑)。




そんなEF66形の隣には、これまた国鉄最強のディーゼル機関車・・・こと、

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DD51形の756号機が鎮座しています。
DD51形はJR西日本でも少数保有していますが(後藤のカマはまだ現役でしたね・・・)、この756号機についても、JR貨物から譲渡されたカマです。

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DD51形国鉄色といえば、「出雲」号ですね。

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足回り・・・。

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こちらは中間台車。
D“D”という形式名から明らかなように、動輪は4軸ですから、中間台車は付随台車となります。
確か、亜幹線にも入線できるように、軸重を切り替える機構が内蔵されていたはずです
(それでも、線路規格の低い四国には、結局入線せずじまいでしたけどね・・・)。

このDD51形についても、足回りを下から見上げることができます。

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連結器周りとスノープラウ。

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推進軸。

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中間台車。
推進軸とつながっていないことがわかります。

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スポットライトが当たっているかのようです・・・。




“貨物”といえば、こんな車両も・・・。

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国鉄初の“コンテナ特急”に使用された車掌車、ヨ5000形・5008号車と・・・

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戦前~戦後を代表する有蓋貨車のひとつ、ワム3500形・7055号車も展示されています
(ただし、ワムはJR貨物からの譲渡ではなく、JR西日本の研修施設にあったものを移設)。

“貨物輸送”についても車両・展示の両面から目配りがされるようになったことは、交通科学博物館時代との大きな違いといえるかもしれません(ただし、貨物関連の展示品は、2階にあります)。




最後に、“歴史的な車両”を・・・。

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交通科学博物館時代にも建物の一角で存在感を発揮していた、EF52形のトップナンバー機。
車内には立ち入ることができないものの、デッキにのぼることができるのは交通科学博物館時代と同様です。

なお、調子に乗ってオッサン一匹がデッキにのぼって眼下を眺めていたところ、遠足の幼稚園児(推定)が大挙してのぼってきて、記念撮影のひな壇にされてしまったため、オッサンはあえなく追放されました・・・(泣)。

・・・まあ、いいですけどね・・・。

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明治時代の姿を伝える、230形蒸気機関車・233号機。
交通科学博物館時代から“鉄道記念物”には当然の如く指定されていましたが、今や

“重要文化財”

・・・なのだそうです(昨年(平成28年)に指定されたと、展示プレートに書かれていました・・・。

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一方、クハ489形とEF52形の間にも、明治の姿を伝える蒸気機関車が収蔵されています。
1800形・1801号機です(“40”と表示されているのは、原番号に復元されているため)。

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0キロポストを前に、どこへ誘ってくれるのか・・・。

「その⑤」につづく・・・
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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