伊丹空港展望デッキ(その②)

「その①」の、無駄に続きです・・・

先日、伊丹空港の展望デッキに、ヒコーキに乗る用事も全くないくせに、無駄に出かけてきたことがありました。
前回のエントリーでは、ターミナルビルの南側から発着する“全日空とゆかいな仲間たち”の機体撮影記録を整理しましたので、今度は、ターミナルビルの北側から発着する“日航とゆかいな仲間たち”の機体撮影記録を整理しておきます。

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“日航とゆかいな仲間たち”の伊丹空港における運用便は、小型機が多いのが特徴となりましょうか。
全日空系では見られないエンブラエル機やサーブ機が見られるのが特徴です。

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J-AIRのエンブラエル機。
ジェット機としては小型の機体ですが、トーイングカーに引っ張られていました。

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華麗に滑走して・・・ふわりと浮き上がり・・・どこかへ飛んでいきました。

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展望デッキ(ターミナルビル南側)からであれば、まさに“目の前”を離発着していきます。
小型ジェット機とはいえ、ここまで高頻度であると、見る側、撮る側を飽きさせません・・・。

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小型のE70に加えて、近年は若干大きなE90も戦列に加わったそうで、伊丹空港は“エンブラエル機の天下”状態ですか・・・。

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どこかへ飛んでいきました・・・。

エンブラエル機は“リージョナルジェット”の代表と位置づけられており、(航空機としては)比較的短い距離を、小型~中型の機体で多頻度運行するというコンセプトだそうでして、三菱が頑張って作っている--だいぶ迷走しているという感もありますが--“MRJ”と同じジャンルの機体だそうです。
数年先には、伊丹でも両社の“リージョナルジェット”が、当たり前のように共演するようになる・・・のでしょうか・・・。




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小型のジェット機といえば、後部に双発エンジンを搭載したこの機体。
ANA系で“ボンバルディア”といえばプロペラ機のQ400ですが、JAL系で“ボンバルディア”といえば、このジェット機“CRJ200”となります。
同じメーカー製で、同じような規模の機体、同じような路線に導入される機体であっても、かたやプロペラ機、かたやジェット機というのが、面白いところです。

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JALでは数が少ないようですが--ANAがたくさん所有しすぎという説もあり--プロペラ機のQ400も、運用はされている模様・・・。




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他方で、“小型”という意味ではサーブの340Bが目立ちます。
地元・松山空港でも、鹿児島便で現在でも絶賛(?)活躍中で、かつて、宮崎便があったり、鹿児島便の便数が多かったときには、よく見かけたものです・・・。

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伊丹でも、数が多いわけではありませんが、こうして夕暮れ時にやってきます。
何気に、機体番号が“JA8888”とぞろ目でした。

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折り返しの整備と乗客の入れ換えを終えて、A滑走路へと向っていきます。

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滑走してどこかへ飛んでいきました。
17時頃という時間帯からしますと、知る人ぞ知る(?)但馬空港行きの便だったのでしょうか・・・。




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JAL本体の機体は、さすがに中型~大型のジェット機ばかりです。

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同じ機体ですが、夕方の撮影となると、無駄に露出をマイナスに振ってみたくなる・・・
(同じ機体とは思えないほど印象が変わるさまを目の当たりにすると、無駄に露出補正してみたくなる、今日この頃・・・(失笑))。

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小型機ほどの“高頻度”ではありませんが、B767、B777といったところも、それなりに見受けられました。

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かたや、18時過ぎにやってきたB737・・・。
よく見ると・・・

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東京オリンピックに対応した特別塗装・・・というほどではありませんが、PR機でした。




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ターミナルの使用エリアこそ異なりますが、滑走路や誘導路は、当然ながらANA系もJAL系もありません。

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それゆえに、二大グループの機体が入り乱れているというか、共存する光景も、伊丹では当たり前です
(いや、ある程度以上の空港ならば“当たり前”なのでしょうが・・・)。

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まあ、このように・・・

模型かよ!

・・・と、ツッコんでみたくなるような光景が見られるのは、伊丹、羽田・・・といった、限られた空港だけでしょうけれどもね・・・。

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なお、空港の背後(南東方向)は、大阪の高層ビル群です・・・。
仰々しく“リムジンバス”で行かなければならない・・・となると、いかにも市街地から遠そうなのですが、直線距離でいえば大阪市の中心部から13kmほどだそうでして・・・

案外“近い”という事実に、愕然としたり・・・
(そういえば、梅田あたりからリムジンバスに乗っても、阪神高速に乗るまでの方が、場合によっては時間がかかっていましたね・・・(苦笑))




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さて、航空機撮影らしく(?)、150-600mmの超望遠レンズ(ただし、中古品の型落ちで6万円の安物(苦笑))を振り回していたのですが、いい加減手が痛くなってきた--レンズ+本体で2.7kgほどという“ゆかいな世界”・・・--ので、標準ズームに交代。

標準ズームのワイド端に相当する24mmですが、

“超広角”に見えるのが恐ろしい・・・
(それが落差というものです・・・)

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油断すると“ワイヤー”も写るという、この現実・・・(苦笑)。

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きれいな夕焼けも、だんだんと陽が西に沈みゆき、夜の帳が降りてきます・・・。

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誘導路や滑走路の照明が、まるで夜空の星のようです・・・。

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展望デッキも、だんだんと人が減ってきました。

・・・ということで、日没を目途として18時半頃には切り上げとして、夕食くらい空港のなかで食していくか--ヒコーキも使わないのにタダで撮るだけ撮ってるのもどうよ・・・--とは思ったものの、時間帯が時間帯のためどこも列をなしている状態・・・ということで、食事はあえなく断念して、リムジンバスで一気に京都まで抜けました
(クソ重い超望遠レンズを手持ちで振り回していた疲れからか、ほぼ爆睡していたのは、ここだけのアレな話だ・・・orz)。




・・・ということで、無駄に超望遠レンズのテストを兼ねて出かけてきた、伊丹空港の展望デッキでの撮影記でした。
何といっても、小型機まで含めれば、

便数が多いので、練習には持ってこい

・・・ですね。

なにせ、5分と航空機の離発着がない時間帯はありません。
地方空港では、こうはいきません(伊丹でこれならば、羽田はどんなことになっているのやら・・・もっとも、あちらは海上空港ですから、撮影の容易さという意味では、伊丹の方が上かも・・・)。

また、“展望デッキ”というと、アクセスの圧倒的な容易さのゆえに、家族連れやカップルに使われることが多い--事実、多かったのですが--ところですが、ここ伊丹については、

本格的な機材を持ち込んで撮影しても、割といける
(まあ、私の場合はウデがついてきていないというのはともかくとして・・・orz)

・・・という印象でした。

以前、神戸に出かけた際に、フリーきっぷ(神戸街めぐり1dayクーポン)を使っていたので、無駄に(?)ポートライナーに揺られて神戸空港に行ったことがありましたが、

神戸空港の展望デッキとは雲泥の差

・・・ですよ
(神戸空港の場合、便数が圧倒的に少ないということもありますが、撮影の容易さという点でも、伊丹よりかなり劣ると、個人的には評価するところです)。

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何より、夕方の場合、展望デッキ→滑走路の方向では、逆光~半逆光となりますので、露出に難しいところはありますが、逆光ならば逆光なりの表現方法というのもありますからね・・・
(この画像、上半分の空間が大きいのがアレですが・・・。まあ、約2kgのレンズをブンブン振り回している結果なので、そう簡単に思い通りにはなりませんね・・・)。

(おしまい)
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No title

夕暮れ時のスナップ、きれいな画ばかりで管理人さんの感性の良さがうかがえます。
さてトーイングカーで牽引とありますが、福岡ではYS-11の機首方向変えるのにフォークリフトで引っ張っていました。
それだけ自重が軽い証しとなりましょうか。

恐縮です

ねるねるさん、コメントありがとうございます。
過分のお褒めの言葉をいただき、恐縮しております・・・
(当人は、技術的なところもさることながら、まさに“感性”というか“美的センス”がないことに、昔からずっと頭を抱えていたりもするのですが・・・orz)。

さて、それはともかくとして、フォークリフトを航空機の方向転換に使うこともあるとは知りませんでした(基本的には鉄道メイン、バスがサブ、航空機は素人同然につき、航空機についてはまだまだ無知です・・・)。
車に比べれば(図体の大きさが違うので当然といえば当然ですが)航空機は小回りが利きませんから、小型~中型機であっても業務用車両の支援を仰ぐのは、それはそれとして合理的なのかもしれません。

それにしても、かつて栄華を誇った国産航空機YS-11、地元・松山にもかつては多数飛来していたはずですが、結局私は乗る機会がないままに終わってしまいました。
世代を越えた後継機MRJは、はたしていつになったら就航することになるのでしょうかね・・・。

Q400

伊丹は機材が多くて頻度も高く、見ているだけでもとても楽しいですね。
最近はATRとかも(本数少ないですが)来ますし。
飛行機はもっぱら乗る派なのでANA分も含め掲載されたうちE190だけ搭乗したことありません。
前方にクラスJがあるのでいつか乗りたいのですが伊丹までは遠い…。
E170は室内が大きいので座席の横幅も大きくこれなら小型機でもいいと感じます。
小牧ではE175が大半ですが座席数が少し多いのでぱっと見た目では区別がつかないけれど、FDAなので色で判別しています。
CRJ200は同じジェット機ですが室内が狭く窓側で立ち上がると頭をぶつけ、小型機だな~と実感できます。
Q400も同じ会社の系列ですがCRJの方が狭め?な気が。
Q400はプロペラ機でも最高速度がジェット機に近いのでもし高知空港での一件が無かったらもっと普及していてQ400だらけだったかもしれません。

Re: Q400

暇人寮監さん、コメントありがとうございます。

ロクに航空機に乗ることもないのに、ここしばらくは航空機を写してばかりおりました・・・(失笑)。
それはともかくとして、比べる対象が地元・松山空港というのもアレですが、さすがに国内線の基幹空港だけあって、伊丹の発着頻度の高さと機種バラエティーの豊富さは、いつ行っても感心するばかりです。
そして、いわゆる“リージョナルジェット”(プロペラ機ですが、Q400についても同じ性格の機体と言えるでしょうか・・・)の多さに、いつの間にやら時代が変わっていることを、痛感せずにはいられませんでした。
“機数”という点ではリージョナルジェットは多数を占めていて、各社がしのぎを削り、三菱が参入しようとするのもわからないでもないのですが、それにしてもMRJは延期しすぎのような気も・・・。

また、Q400といえば、確かに高知空港での胴体着陸事故というのが以前にありましたね。
確か、あのときは(機長の適切な対応もあって)けが人もなければ機体が決定的なダメージを受けることもなかったそうですが、一般利用者からすれば「この機種は勘弁してくれ」と一時期なっていたのも、しかたのないところだったのかもしれません
(J-AIRのリージョナル機としてエンブラエル機が積極的に導入されているのも、この一件の影響なのでしょうかね・・・)。

MRJ…いらない子?

Q400の導入で一時期伊丹-高知線は1日12往復と高頻度の運航。
高速バスとJRに真っ向勝負を仕掛けました。
しかも距離が短いからジェットとQ400では5分程度しか違いがないし、プロペラ機は伊丹空港の事情にも合致といいことずくめ。
(注:他のプロペラ機では15~25分遅くなります)
ところがあの事故がきっかけで高知県内世論はQ400バッシング一色となり、伊丹線の航空需要は高速バスに流れ現在に至ります。
今の便数はそんな結果でもあります。
ただ大型機での運航より小型機のほうが経営的にも顧客にも有効と、最近の傾向がはっきりしているのではやくMRJも・・・と思いますが、もう手遅れのような。
小牧空港でFDAのE175から初めて見たMRJは言葉にならないほどうれしかったのですが、いまじゃさんさんたる有様。
ANAもJALも機材計画が見通せないのでQ400・A320とかE190とかの追加でしのぐようで、ならもういらない気もしますが国策なんでしょうね。
YS11もいろいろ失敗だと言われたそうです。
どんなにいわれようとも自分は大好きなので運航最終日に仕事休んで福岡→鹿児島の便に乗りました。
もう乗れないのがさみしい。

Re: MRJ…いらない子?

暇人寮監さん、コメントありがとうございます。
確かに、Q400はプロペラ機でありながら、(短距離であれば)ジェット機と大差ない速度性能というのが売りでしたね。
だからこそ、一時期ほどではないにしても、松山や高知にはワラワラと飛来してくるのでしょう・・・(以前、伊丹から松山までB767に乗ったことがありましたが、水平飛行していた時間は20分もなかったような気が・・・)。

他方で、「運賃」という意味では(高知からにせよ松山からにせよ、大阪方面に向かうことを考慮すると)高速バスに一日の長があり、実際に同区間の移動で高速バスの利用が大半を占める私自身、大して人のことはいえそうにありません。
高知はともかくとして、松山からはLCCも飛んでいますが、便数も少なければ、関空に着かれても、ねぇ・・・状態。

MRJは、カタログスペックはともかくとして、確実なクオリティーで納入されて、実際に運航されないことにはなんともかんとも・・・かと思われます。
それでも日本の航空会社はある程度は買ってくれるのでしょうが、海外の航空会社は果たして待ってくれるのやら・・・。
YS11も、当時としては画期的な機体だったと伝えられていますが、販売もアレなら、メンテナンス性もアレで、商業的には大失敗というのは、MRJ関連の報道記事で何度か目にしたことがあります。
MRJはその轍を踏まなければいいのですが、何よりも「実際に運航されないことには」ですね・・・。
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キモプアの紙

Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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