京阪高速バス松山線(29年2月・その①)

今を遡ること2年前、京阪バスが松山線に、

4列車とはいえ上級な仕様の車を導入した


・・・ということを、京阪バスのHPで知りまして、

これは乗ってみなければ!

・・・ということで、意気揚々と乗ってみたところ、


検査か車両運用の変更かで、ノーマル仕様の4列車で松山まで行くことになった

・・・という、アレなことがありました
(まあ、4列車であっても隣が空いてさえいれば、それほど目くじらを立てることもないのでしょうが・・・)。



そして先日、所用で地元に戻ることになりまして、2月の閑散期であればダダ混みすることもあるまいと判断して、リベンジを果たすべく、久しぶりに京阪高速バスの松山線に乗車してみることにしました




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・・・と、いうことで、市バスに揺られて京都駅烏丸口バスターミナルに着いて、地下通路を数分歩いてやってまいりましたのは、京阪高速バスのターミナルとなる、京都駅八条口バスターミナルです。

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商業ビル・アバンティのふもと・・・という方が、京都人にとっては馴染みがあるかもしれません
(なお、待合室や発券カウンターもこのビルの一角にあります)。

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ここしばらく改装工事が行われておりましたが、ひととおり目処がついたようです。
この八条口一帯は、ツアーバスからの移行組をはじめとして、京阪バス、近鉄バスといった高速バスも発着する一大ターミナルでして、高速バスの本数だけでいえば、実は北側の烏丸口よりも多いのかもしれません(烏丸口を発着する高速バスは、西日本JRバスと共同運行会社のバスのみなのですが、本数は割とあるので、どっちが厳密な意味で多いのかは、実は知らない・・・orz)。

もっとも、バス会社によって、同じ「京都駅八条口」であっても場所がバラバラで、下手に間違えたら5分以上歩いて移動する必要があるような体たらくですから、ある意味では“初見泣かせ”なのかもしれません・・・
(かつて西の果てだった近鉄バスの乗り場(「新・都ホテルの前」)が若干東に移っただけ、マシになったという説もあり・・・))。

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もっとも、八条口一帯を大改装した割には、京阪バスの乗り場はあまり変化がないように思われるのは、気のせいでしょうか・・・
(市バスや伊丹空港行きのリムジンバスの乗り場をこのエリアから分離したので、その意味では余裕はできたのでしょうが・・・)。

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さて、2年前の乗車時には2番乗り場から乗車したのですが、今回2番乗り場を眺めてみると、関空リムジンバスの案内が・・・。

「松山行きの乗り場はいったいどこですか?」

と、京阪バスの係員氏に聞いてみたところ、その関空リムジンバスの乗り場と共用扱いだそうです・・・。

あれ、乗り場変わってないやんけ・・・。

ちなみに、われらが松山行きが高速バスの発車案内の筆頭にあるのは、1便目(7:30発、伊予鉄道担当)が、この八条口京阪バスターミナルを発車する最初の高速バスだからなのでしょう。

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乗車券については、発車の1時間ほど前に購入しました。
行程を決めてから、前日まで毎日しつこく、某予約サイトで残数を眺めていたのですが、前日の段階で残数26(=予約数14)とのことで、これなら当日乗車分を入れても半分程度の入りでしょう。
つまり、特に頼まなければ2席を1人で使える状態になることが期待されます。

事実、(特に希望を聞かれず、またこちらも言わなくとも)窓側A席を指定され、隣は終始空いていました
4列高速バスにおいて、隣が空いているか埋まっているかは割と死活問題です・・・。その意味では、繁忙期の4列席なんて怖くて使えたものではない・・・orz)。

なお、バス会社によっては窓口での購入時にある程度座席の希望を聞いてくれるところもあるのですが、京阪の場合は黙っていたら聞いてもらえません (´・ω・`)ショボーン。

まあ、当日購入の段階で、最前列のような人気席は埋まっているでしょうから、別にこだわりはないんですけどね・・・
(事実、最前列も、そして、地味に好適なトイレ前最後列(9-A席)も、埋まっていました・・・)。




さて、乗車券を無事に購入した後は、イオンモールに出かけて食料を調達し、あとは乗り場に戻って発車を待つだけです
(ちなみに、この八条口京阪バスターミナルとイオンモールKYOTOは、まさに「八条口の端から端まで移動する」レベルにつき、片道5~600m程度は歩く必要があるという、地味に不便な関係です・・・orz。まあ、早めに着いているからこそできるテクニックですので、時間がなければ待合室に隣接したコンビニを使うのが無難かと思われます・・・)。

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発車時間の10分ほど前に、車庫から回送されてきた京阪バスがやって来ました。
さて、今回はセレガですが・・・

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(画像は松山市駅での降車時のもの)

ヨシッ、アタリ!!

・・・ということで、京阪バスHPに掲載されているとおりの、松山便の運用車両がやって来ました。
苦節2年、このバスに当たるまで長かった・・・
(いや、当たりたかったらもうちょっと京阪バスを使えよ・・・orz)。




さて、見ての通り横4列なのは横4列、定員も40名なので、いわゆる

スタンダードなトイレ付き昼行高速バス

なのですが、座席は上級でした。

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枕のついた座席。
座面こそ通常の4列車と同じ幅ですが、ヘッドレスト部分が拡幅されているため、印象がだいぶ“上”に見えます。
また、デフォルトでは収納状態となっていますが、センターアームレストも装備されています。

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他方で、窓側のアームレストはありませんが--そのあたりの“幅の狭さ”が、3列車との間の“越えられない壁”ですね・・・--、窓枠にはモケットが張られているので、実質上のアームレストとして使うことはできます(センターアームレストと高さが違うのは、玉に瑕・・・)。

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そのセンターアームレスト。
4列車という括りでいうならば、割と上級な仕様と思われます
(なお、ついでに写り込んだクソデヴの大根足等は検閲によりモザイク処理(笑))。

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もちろん、枕は可動式です。
この枕、結構柔らかくて、使い出があります
(そういえば、前の方の乗客は昼便でありながらエアーピローを持ち込んでいましたが、この車ならいるのかね???(マイピローであることに意味はあるという説はありそうですが・・・))。

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ちなみに、軽量・安普請の4列席とは異なり、きちんとクッションが詰め込まれた、柔らかくもやや高級な掛け心地を提供してくれます。

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また、枕の設置とともにヘッドレストの角度調整が絶妙で、長時間乗車していても疲れにくい仕様となっています
(任意の角度調整こそできませんが、これも一種の“中折れ形”というものですか・・・。当たり前ですが、直線状の背もたれと同列に論じたら失礼というものです・・・)。

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もちろん、現代の高速バスにとって“マストアイテム”となりつつあるコンセントも、ぬかりなく装備しています。

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そして、コンセントのおともといえば“背面テーブル”。
JR特急車両(特に普通車)では当たり前の設備ですが、高速バスでは実は少数派の設備です(アームレスト収納型のサイドテーブルの方が、高速バスではまだ主流といえましょうか・・・)。

見ての通りやや小型ですが、コンセントとつないだスマートフォンを置いておくには、わりと適したスペースでは?
そのほかに、ちょっとした飲み物や食べ物を置くのにも使えそうです・・・
(実際に、500mlのペットボトルを置いてみたら、ちょうどいい感じでした・・・)。

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ポータブック(小型ノートパソコン)を置くには、正直奥行きが足りませんけどね・・・
(まあ、パソコン用途までは想定されていないテーブルなので、そこまで求めるのは酷でしょうが・・・)。

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(室津PAでの休憩中・・・)
なお、茶色系の座席と合わせるかのように、床には木目調のシートが張られていました。

阪急かよ!

・・・というツッコミはともかくとして、なかなかに“ムーディーでシックで落ち着いた空間”ですね・・・




さて、座席周りをおもしろおかしく観察しているうちに発車時間になったようで、バスは定刻に動き始めました。
結局、前日の予約状況からほとんど増えておらず--というか、人数的には私が増えただけ?もちろん、直前キャンセルと直前購入の結果なのかもしれませんが・・・--、16人の入りで発車です。

グループ客を除けば

1人で2席占有


・・・という、乗っている側にとっては大変ありがたい状況です(バス会社にとってはたまらんだろうけど・・・)。

他方で、2月の閑散期でありながら半分近く乗っているというところに、何だかんだ言っても一定の需要のあることが示されているという見方も、できるのかもしれません
(京阪バスは高知線からは撤退していますからね・・・。晩年には3列車の導入等、松山線よりも力が入っていたのに・・・。そういえば、今年になって出雲線と鳥取線からも撤退しましたが、さて充当されていたバスはどの路線に転用されるのだろう?まさかの松山線3列化・・・ないか・・・)。

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さて、八条口バスターミナルを出ると即座に右折し、烏丸通りを南下、さらに、阪神高速京都線を横目に、西へ進みます。
なお、京阪バスでは「直Q京都号」でおなじみの阪神高速京都線ですが、この路線では全く縁がありません。

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国道1号線を南下し、鴨川を渡ると・・・

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京都南ICから、名神道に入ります。
ここまで八条口から20分少々・・・。
高速道路に入るまでが長い・・・というのは、都市部を発車する高速バスのお約束ですね・・・。

高速道路に入ってさえしまえば、快適な走りです(もっとも、名神道はさすがに交通量が多いですけどね・・・)。

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名神道を走ることしばし、京都市を抜けると、高速大山崎バス停に到着です。
京都縦貫道の開通等もあって、一大ジャンクションとなってはいますが、「高速バスに乗るために来る」にしては、立地が少しアレか・・・。
ということで、乗客はなしで、すぐに発車・・・。

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府境を越えて、高槻市の丘陵地帯を抜けていきます(最前列からであれば、アップダウンしているのがよく見えるところ・・・)。

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その高槻市内にある名神高槻バス停が、最後の乗車停留所となるのですが、誰もいなくてすぐに発車。

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吹田JCTからは、中国道に進路をとります。
大阪モノレールの雄大な高架が目印です・・・。

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中国道をしばし走ると、離発着する航空機が見えてきます
(コンデジの画像につき、ほとんど航空機見えませんけどね・・・orz)。

・・・ということで、このあたりまでは、何気に伊丹空港行きのリムジンバスと同じようなルートで、ある程度馴染みがあったりするという、この現実・・・。

そして、中国池田から先は、梅田発着の「オレンジライナーえひめ」号などで、これまたある程度馴染みがあったりするという、この現実・・・。

だからかどうかは知りませんが、柔らかい枕と座席に身を委ねているうちにいつしかウトウトしていたようで・・・


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いつの間にやら、バスは舞子トンネルの中を走っていました。
舞子トンネルを抜ければ、みんな大好き明石海峡大橋。
いつもながら壮大です・・・。

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船舶の航行量の多さが、海上交通の要衝たる所以です・・・
(神戸港や大阪港に瀬戸内海から入るには、事実上ここを通るしかないというのもありますが・・・)。

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淡路島に入ると、神戸淡路鳴門道は大阪湾を眼下とする景色のよい区間がしばらく続きます。

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淡路島を走ることしばし、最初の休憩地となる室津PAへの到着が予告されました。
JR四国バスの間に停車するようです。

「その②」につづく・・・
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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