のぞみ58号(その②)

「のぞみ58号(その①)」のつづきです・・・

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30分ばかりの博多駅滞在を終えまして、さっさと折り返す--ホント、何しに来たんだよ・・・って、乗りに来ただけですが、何か?--私を乗せた「のぞみ58号」は、はるか東京駅を目指して、博多駅を定刻通り17:48に出発しました。
博多駅での段階では、9号車グリーン車の入りは3割程度。
これくらいの空きっぷりの方が、乗っている側としてはありがたいです・・・(JR側はたまらんでしょうが・・・)。

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思えば朝っぱらから“乗ってばかりいた”ため、ロクに食事もとらないまま日が暮れました
(なお、この日の食事状況は「朝:菓子パン2つ、昼:カロリー何たらの類のパチモノ1箱、時折、非常食代わりのスナック菓子をかじっている・・・という、“The・クソデヴの荒んだ食生活”状態(笑))。

・・・ということで、一日の最後くらいは“駅弁”のお世話になりましょう・・・ということで、

辛子めんたいこ弁当

(税込1000円)

を、乗車前に仕入れておきました。

うん、まあ、ベタに博多だわ・・・。


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ご開帳。
“辛子めんたいこ”こそ、存在感を発揮していますが、まあ、それを除けば“幕の内弁当”です罠。

なお、駅弁のお約束として“冷めている”のはしかたないところですが、お味はよかったです
(そして、量の物足りなさを覚えるのも、駅弁のお約束・・・)。

ちなみに、博多駅の自由通路にあった駅弁屋、

店内に電子レンジを備えていて、一部の駅弁については温めてくれる

・・・というサービスをしておりまして、

これは良サービス

・・・と、個人的には感心しました。

まあ、結局“めんたいこ弁当=レンジサービスの対象外”を選んだので、私自身は恩恵にあずかっていないんですけどね・・・
(いかに上級のお肉を使って駅弁をつくっても、冷めていると残念なことにしかならない現実を目の当たりにするにつけ・・・、もっと普及してもよいサービスだと思うのですが、たとえば新大阪駅の常時列ができているような駅弁売り場には・・・要求できそうにない・・・)。




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窓の外は、すっかり暗くなってしまいました・・・。

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18:04、小倉駅に着きました。
グリーン車も少し乗客が増えます。

そして、九州ともお別れです・・・(ずいぶん早い“お別れ”です罠・・・(苦笑))。

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新関門トンネルに入ると、すっかり真っ暗です。まあ、トンネルだし・・・。

・・・ということで、記録を整理するべく、ポータブック大先生をカバンから取り出して、無駄にセッティング

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コードの短いポータブックですが、どうにかコンセントから給電できました(笑)。

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・・・と、キーボードをカタカタやっていると(いや、ポータブックのキーボードは、下手なノートブックよりも“静音性”という意味では地味に優秀だったりもするのですが・・・)、車内販売のおねいさんが通りがかりましたので、食後のホットコーヒーで優雅なひととき・・・(ホント、旅先出なかったら絶対にこんなコトできない・・・(苦笑))。

ちなみに、グリーン車の乗客向けのおしぼりサービスについては、博多駅の発車直後にすでに受けています。

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車内販売の冊子にも書かれていたのですが、コーヒー(ホットかアイスかは問わない)の購入者には、期間限定でお茶請けがてら「ドーナツ棒」のサービスがありました

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“もったいなかった”(←さすが貧乏性)・・・こともあって、ドーナツ棒については帰ってからいただいたのですが、ブラックコーヒーのおともには合いました(逆に言うと、結構甘いので、砂糖を入れたコーヒーと組み合わせると“くどい”かも・・・)。

また、“車内販売のおねいさん”を描いた特注パッケージとなっていますが・・・

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JRの商品化許諾まで取ってるのかよ・・・という事実に、微妙に驚いてみたり・・・。


なお、セミアクティヴサスペンションを搭載するN700系後期車をもってしても、やはり300km/h走行時やトンネル走行時には割と揺れます。
コーヒーがこぼれる・・・ような、破滅的な揺れではもちろん“ない”のですが・・・。

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そうこうするうちにも、わが「のぞみ58号」は、夜の帳の降りた山陽時を疾走していきます。

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徳山駅に着きました(18:34発)。
図らずも、往路、帰路とも、徳山停車の「のぞみ」号に乗車したことになります。

全くの余談ながら、山口県を地元とする先輩が、私の乗った翌日(1月2日)の、この「のぞみ58号」にて、京都に戻ってこられたそうで、「世間は狭いなぁ・・・」と、アホな話を年明けにしたこともありました・・・。

その後、広島駅(18:57発)での乗客も、さすがに多いです。
私の前席(2-A席)も埋まりました。
もっとも、往路のように“フルリクライニング”をかまされることはなかったので、まだマシか・・・。

なお、後ろに人のいない“いちばんええせき”にいる私は、リクライニングさせたり起こしたり、座面が沈み込むのを堪能したり・・・と、

お子様かよ?!


・・・とツッコまれそうな、落ち着きのない過ごし方をしていた模様(苦笑)

まあ、“それだけクセになりそう・・・”ということで・・・(←何が“ということで”だよ!!)。

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広島→岡山間はノンストップとなります。
岡山駅には19:32着。
19:19に到着した同駅止まりの500系(「こだま750号」)の編成が、回送待ちかちょうど停車中でした。

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岡山駅を出ると、新神戸駅(20:06発)までノンストップです。
新神戸駅でもそこそこ“降車”があったのですが(隣の1-C/D席の主も、新神戸駅で降りていきました・・・)、やっぱり“乗り放題きっぷ”の利用者なのでしょうか・・・。

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新神戸駅を出ると、山陽新幹線の起点となる新大阪駅はすぐそこです。

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20:18、定刻通り新大阪駅に着きました。
列車は引き続き東京駅に向いますが、“乗り放題きっぷ”の(山陽新幹線における)有効区間はここまでですので、降車です。
なお、私だけではなく2ケタの人数が降りていくというところに、“乗り放題きっぷ恐るべし”という小学生並みの感想を抱く次第・・・
(いや、正規料金を払っている客が“ゼロ”と決めつけてもいけないのでしょうが・・・)。

「はるか57号~関西空港駅」へつづく・・・
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