博多南線

「のぞみ29号(その②)」のつづきです・・・

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「のぞみ29号」のN700系に揺られて、博多駅に着きました。

山陽“新幹線”としてはこの駅が西の端となりますが、JR西日本の路線としてはもう少し先に延びています

・・・ということで、

せっかくここまで来たのであれば、“リアル・端”を目指そう・・・


・・・と、博多南線へと乗り継ぐことにしました。

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この独特の構造物が“博多駅”の象徴と勝手に思っていますが、帰省ラッシュやUターンラッシュのニュースで“ド定番”となっている博多駅に(約)20年ぶりに降り立つというのも、不思議な気分ですね・・・。

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待つことしばし、さきほど新下関駅で追い抜いた「こだま743号」の500系が博多駅に到着しました(16:45着)。
この車両が、そのまま博多南線へと足を延ばします。

500系・・・ということで、乗り込むはもちろん・・・

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6号車である(元グリーン車)526形です

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500系らしい、円筒形の車体断面。
はたして、いつまで現役であり続けてくれることやら・・・
(N700系が短編成化されるか、N700系7000/8000番台が「山陽こだま」に転用されるまで?)。

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グリーン車時代の座席を再利用し、充実のシートピッチと座席サイズを誇る、超絶乗りドク車両です
(枕、フットレスト、オーディオパネル等は撤去されていますが、“普通車指定席”の括りとしては、間違いなく日本最高級レベルの車両・・・って、グリーン車時代の座席のままだから、それもそうか・・・)。

「こだま」号としては普通車指定席として運用されますが、博多南線特急に充当される場合は“自由席車”となります。
特急料金100円の設備としては・・・破格すぎるだろ!

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堂々としすぎていてチビリそう(笑)。
クソデヴのワイドボディでも余裕で受けとめるサイズです(再度失笑)。

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フットレストこそありませんが、広大なシートピッチゆえに気になりません。

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短時間ですが、フルリクライニングさせてみました。
グリーン車時代と角度に変わりはなさそうです・・・。

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リクライニングレバーとか。
アームレストの先端が金属パーツになっています。

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アームレストに収納された折りたたみ式テーブルは、十分なサイズを誇ります。
電源周りの設備は“ない”--車両の世代ゆえにやむを得ないのでしょうが・・・--ため、パソコンを置いて作業・・・には、あまり適さないかも・・・。

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西日本では走行中の掴み手代わりに“キノコ”(苦笑)が生えていることが多いですが、この500系の場合、後付けの改造のためか、すべり止め加工が行われています(これは普通車自由席についても同様)。

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かつてはカーペット敷きだった床がこうなっているのは・・・普通車としての“格”の関係上、やむを得ないところでしょうか・・・。




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・・・と、車内観察をやっている間もなく、16:48、列車は博多南駅へ向けて出発です。
元日の割には“意外にも”・・・と書くと失礼かもしれませんが、各号車の乗車位置に相応の“行列”ができているところに、開業--って、線路自体は山陽新幹線の開業時から延びていたのですが--から四半世紀以上を経た博多南線の定着ぶりを見る思いです。

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とはいえ、乗車時間約10分ということもあってか、別に元グリーン車や4列車である4~6号車に乗客が集中するということもなく、割とばらけて乗っていたという印象。
わが6号車は、窓側席がだいたい埋まる程度の混雑でした。
うん、元日の割にはやはり“よく乗っている”というべきか、これくらいが“日常の姿”というべきか・・・。

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元日の17時前ともなりますと、いかに九州といえども、夕暮れモードです。

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ごろごろと数分ばかり走ったと思ったら(・・・『坊っ※ゃん』かよ!)、本線(九州新幹線の本線であると同時に、博多南線としての籍も有する二重線籍区間)から分岐して、博多南駅/博多総合車両所への線路に進路をとります・・・。

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16:57、博多駅からわずか“9分”の旅を終えて、列車は博多南駅に着きました。
延々と延びてきた“JR西日本の線路”の終点です
(つまり、“元日・JR西日本乗り放題きっぷ”の有効区間の西端ともなります・・・)。

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並ぶ“おひとりさま用ベンチ”が、哀愁を漂わせています・・・。


そんなことを思うと、ちょっとは感慨深くもなるというものでしょうか・・・。
思えば遠くに来たものだ・・・って。




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ところがどっこい(謎)!

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滞在時間“6分”で、博多駅にトンボ返りですよ(失笑)

・・・ということで、乗ってきた500系がそのまま折り返しの2820A(博多南駅17:03発)となります
“乗り放題きっぷ”の効力を活かして、そのまま折り返しです。
「何しに来たんだよ?!」・・・って、乗りに来たに決まってるだろ(笑)(朝夕のラッシュ時のみに可能な、超・高効率折り返し・・・)。

座席を確保して(・・・って、さっきまで座っていた座席に荷物を置いて向きを変えただけ・・・)、プチ撮影会といきます・・・。


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それにしても、登場から20年を経ている500系ですが、

20年前のデザイン・・・とは全く思えない“流麗なスタイル”は健在です
(“最新鋭車両”と言われても普通に通じるぞ!・・・そして、先頭部ではお子様からお父様から鉄ヲタまで、とりあえず人がいっぱい・・・。視界を塞がないようにしゃがんで・・・と)。

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そして、視線の向こうには博多総合車両所。
8連から16連まで、バラエティ豊かな系列の並ぶ光景は、JR西日本なればこそ・・・でしょうか
(東海には無理だ罠・・・)。

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編成が短くなり、パンタグラフも交換されましたけどね・・・。

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丸みを帯びた扉から、再び車内に戻ります。

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「のぞみ」号の時代には活躍したであろうサービスコーナーの跡地も、強者どもがなんとやら・・・です
(「こだま」号に車内販売の乗務はありません)。




17:03、折り返しとなる2820Aは、博多駅を目指して出発です。

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僚友である500系たちに別れを告げて、博多南駅&博多総合車両所を後にします・・・
(・・・って、乗っているこの編成、わずか20数分後には、博多総合車両所に入庫しますので、「オイ、もう戻ってきたのかよ!」と、僚友たちは語りかけている・・・のかどうか、定かではありません)。

なお、ごく短時間の折り返しのため、車掌による座席転換の作業はなく、後ろ向きに座っている多数の乗客と、“わかっていて勝手に向きを変えている”少数の乗客・・・。

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ほとんど陽が沈んだ線路を、まったりと進んでいきます(大して距離がなく、車庫からの回送列車を客扱いしているようなものですので、“新幹線らしい高速走行”の機会はありません・・・)。

もっとも、列車番号2000番台の列車については、「こだま」号への/からの回送ではなく、博多南線の単独列車として仕立てられています。

そうして、往路と同様に“9分”走ったと思ったら、博多駅に戻ってきました(17:12着)。
下りの2821A(博多17:17発)として即座に博多南駅へ折り返し、入庫となるようです。

折り返しの2821Aにも、それなりの数の乗客が列を作っていました。
もうすっかり定着していますね・・・。

思えば、私が博多南線に最初に乗車したのは、約20年前の「九州ニューワイド周遊券」の旅においてでした
(博多南線は“在来線”扱いのため、周遊券でも乗車可能でした)。
その頃は0系の天下だったものですが、20年も経てばすっかり様相が変わるものです・・・。

他方で、「地元に確実に定着している」様子も、時を経て改めて確認できた・・・とも、いえるのかもしれません・・・。

「博多駅トンボ返り」につづく・・・
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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