やくも16号(その①)

「普通237D」のつづきです・・・

「スーパーはくと1号」~普通237Dと乗り継いで、正午過ぎの米子駅に到着しました。
駅から外に出ることもなく、次の列車に乗り継ぎます・・・
(それが、“乗り鉄”の“乗り放題きっぷ”の使い方というものでしょう・・・)。

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乗り継ぎますのは、米子12:26発の「やくも16号」です。
4回分使用できる“グリーン車乗車権”の1回目を、ここで行使します。

ちなみに、“乗り放題きっぷ”の購入時に、この「やくも16号」についてはグリーン指定券の発券を同時に受けているのですが、サイバーステーション上で購入前日に確認したときは「○印(空席あり)」だったにもかかわらず、みどりの窓口の係員氏にシートマップを見せてもらったときには、どう見ても空席1ケタ(△印相当)になっていました。
特に、1人掛のC席は1席しか空きのない状況・・・
その“C席”を確保しました(大山側ですしね・・・)。

ホントもう・・・

オマエらどんだけ元日から“乗り放題きっぷ”使って乗り鉄やってんだよ・・・
(↑全然人のことを言えません・・・orz)

なお、出雲大社の参拝帰りか、山陰本線からの乗り継ぎか定かではありませんが、次の「やくも18号」以降のグリーン車は、おそらくは“乗り放題きっぷ”ユーザーの集中により、軒並み「△」か「×(満席)」が表示されておりましたとさ・・・(12月30日のサイバーステーション調べ)。

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そんなこんなで、乗車口に並んでおりますと、出雲市駅からの「やくも16号」が到着しました。
ぱっと見、グリーン車の車内は半分程度の入りのように見えましたが・・・

とりあえず、車内に入るとしましょう・・・。

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(画像は岡山駅到着後のもの・・・。ぶれた・・・orz)

JR西日本らしい・・・というか、どこぞやの“デフレグリーン車”を量産する某JRとは異なり、堂々たるグリーン車です。
当然3列配置です。

まあ、3列配置自体は、四国特急や山陰・福知山特急で見慣れてはいるのですが、

全室グリーン車

・・・が、妙に新鮮です・・・
(四国特急も287系も“半室”グリーン車・・・いや、山陰・福知山特急の289系も全室グリーン車だったか・・・。京都駅には入らないのであまりなじみがなかったりもする・・・)。

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極めて大型かつ重厚な座席は、まさにThe・グリーン車
伯備線の381系、愛称“ゆったりやくも”は、普通車でも座席は割と上出来なのですが、グリーン車もいいですね・・・。

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2人掛席。

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流行のバケットタイプではなく、一見すると平板なような背面ですが、

これが見た目に反して、掛け心地がよろしい
(詰め物もちゃんと“詰まって”いますし・・・)

・・・のです。座席を見た目で判断してはいけません
(雰囲気“だけ”は上等の、JR四国8000系普通車指定席のような例もありますしね・・・orz)。

細かいことをいえば、枕の位置の調整がやりにくく、また、枕が薄っぺらいところが、玉に瑕というところでしょうか・・・。
あとは、リニューアルから10年以上経つので致し方ないところもあるのかもしれませんが、コンセントの類が全くないというのは・・・

国鉄世代の381系にそれを求めるのも酷か・・・(苦笑)。




さて、米子駅に入線してきたときには、グリーン車の埋まり具合は4割程度と見受けられました。
ところが、私の後から後から(私はさっさと並んでいたので、割と列の前にいました・・・)乗ってくるわ乗ってくるわ・・・で、

気がつけば8割方埋まっているという、この現実
(どんだけ米子駅から乗ってくるんだよ!・・・1人掛C席はすべて埋まり、2人掛席にわずかに空席があっただけ・・・)

まあ、「スーパーはくと1号」から乗り継いだというパターンの方も、他にいたのでしょうね、たぶん・・・。


・・・ともあれ、座席があらかた埋まった状況で、米子駅を定刻通り12:26に発車しました。
ちょうどお昼時ということもあってか、あるいは米子駅で駅弁でも買い込んできたのか、周りではお弁当を開ける音ががさごそと・・・

私?





カバンを開けて、非常食のカ※リー※イト(・・・の、パチモノ(・・・というのが、微妙にわびしい))を囓っていただけですが、何か?
(優雅に食事をとるのは夕方だけですよ・・・)

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伯耆大山駅を通過すると、伯備線に進路をとります。

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そして広がる大山のパノラマ・・・
車内放送でも、抜かりなく“ご案内”がございます。

かつてはケーブルが車窓を邪魔していたのですが、車窓を改善するため“だけ”--いや、他にもメンテナンス上の何とかとかかんとかとか、理由はあったのでしょうが--に、ケーブルが撤去されて、スッキリとした景色が拝めるようになりました。
山頂が雲に隠れていたのは・・・まあ、しょうがないですね・・・。

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米子平野を抜けると、陰陽連絡線らしく山間部に入っていきます。
12:50、根雨駅に到着。
データイムのやくも号は、根雨/生山のいずれか1駅に選択停車(基本的には交互に停車)するダイヤを採用しています。
下りの「やくも9号」の通過待ちで4分停車ということでしたので、一旦外に出てみました。

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先ほど米子駅で見送った「やくも7号」は堂々“9連”でしたが、我が16号は“7連”となっていました。
つまり、基本4連に、増結3連というパターンですね。

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基本編成の先頭は、簡易貫通型ことクモハ381形ですので、4号車と5号車の間の通り抜けも可能です。

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4号車と5号車の間の連結部を車内から眺めると、こんな感じ。

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よって、“やる気のない特急シンボルマーク”も、間近に眺めることができました・・・。
しっかし、ホントに“やる気のない板”だよな、これ・・・。

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真正特急シンボルマークとは、大違いです
(存在感も質感もかかっているカネも何もかも・・・笑)。

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車体の裾が絞られた振子車らしく、ホームとデッキの間にはスペースが空いてしまいます。

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こちら、乗車したクロ381形。
見た目のとおりクハ381形の格上げ改造車となります。
格上げ車ゆえに、窓割りと座席配置が一致していないのは、もうお約束です・・・
(このとき私が指定された席(最後まで残っていたC席)は、まずまずの窓割りの席だったので、やれやれ・・・。これが「壁とにらめっこ」では笑えもしません・・・)。

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ちなみに、「クロ381-130」に当たりました。
グリーン車らしいのが、車端の荷棚に備え付けられたセルフサービスな毛布(ブランケット)ですが、そういえば、どの列車のグリーン車に乗車しても、存在がアナウンスされていないのはなぜだろう・・・
(使わせたくないのか・・・? せっかく設置しているのですから、有効に活用してもらえばいいと思うんですけどね・・・。定員分はないので、早い者勝ちになるのはやむなしにしても、せっかくの“グリーン車の乗客の特権”が、わかっている人にしかわからないというのは、少々もったいないのでは・・・)。

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洗面所は何気に三面鏡なんですね・・・。


・・・と、交換待ちの停車時間の間に記録撮影に励んでいたのですが、結局下りの「やくも9号」が遅れていたため、所定の4分を超えて、7分ほど停まっていました。
これでタイトな乗り継ぎを組んでいたらアレな状況に陥るのですが、数分くらいならば問題ありません・・・。




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根雨駅を出ますと、(伯備線の)ほぼ中間点となる新見駅までノンストップです。
日野川に沿った曲線が連続する線路を、車体を軽やかに傾けながらひた走ります・・・。

なお、381系といえば、

純然たる“自然振り子式”=制御してくれない
(振り遅れがよくネタにされますが・・・)

として、前世代の乗り心地を提供するともよくいわれますが、個人的には別に気になりませんでした
(まあ、私の場合は四国で振子車両に散々慣らされているから・・・というのも、あるのかもしれません・・・)。

また、昨年9月に普通車に乗車したときには“地震かよ?!”というレベルでガタガタ揺れていたのですが、今回はそれほど気にならず。普通車とグリーン車の違いでもあるのか(・・・にしてはクロ381形はもと普通車ですが・・・)、車両ごとの個体差なのか・・・。
事実、陽光に照らされた車内のポカポカ具合に、起きては寝てを繰り返すという、アレな状況・・・
(年に1回あるかないかの貴重な“381系乗車体験”なのに、もったいない・・・orz)。

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鳥取県と岡山県の県境へと向けて、列車はさらに山の中へ・・・。
ここまできて、沿線にはようやく“雪”が見えてきました。まあ、だいぶ溶けかかってはいましたけどね・・・。

ちなみに、伯備線の最高地点(上石見駅付近)でも、沿線案内のアナウンスが行われます。
結構、観光客も乗っているのでしょうかね・・・(まあ、出雲市発着ともあれば、観光客もそれなりにいるか・・・)。

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トンネルを抜けて岡山県に入ってしばらく走りますと、新見駅です。
結局3分ほどの遅れを引きずったままとなりましたが、まあ、伯備線の厳しい線形ではそう簡単に回復運転ともいきませんか・・・
(冗談抜きで曲線だらけで、国鉄時代に振子式車両が投入されただけのことはあります・・・)。

乗り換えの姫新線列車(13:39発の津山行き860D)を待たせているので、お乗り換えの方はお急ぎください・・・という車内放送が、遅延時の遅延時たるゆえんなのかもしれません・・・。

「やくも16号(その②)」につづく・・・
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
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