スーパーはくと1号(その②)

「スーパーはくと1号(その①)」のつづきです・・・

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延々2時間近くにわたって東海道~山陽本線を疾走--というよりは、前後を他の列車に挟まれて“流して”・・・と言う方が実情に近そうですが--してきた「スーパーはくと1号」は、上郡駅に着きました。

ここからは智頭急行線に入ります。
開業から20年以上を経ているのですが、実は私にとって智頭急行線は今回が初乗車・・・。楽しみなところです・・・
(鳥取には時々行くのですが、「スーパーはくと」号を乗り通すと高いんですよね・・・。もちろん、それに見合うスピードがあることは否定しませんが・・・)。

なお、「“JR西日本”乗り放題きっぷ」利用ですが、智頭急行線に限っては有効区間に含まれているため、追加の運賃・料金は必要ありません
(京都丹後鉄道・若桜鉄道等、JR西日本車両と乗り入れのある他の第三セクター線は、すべて有効区間外となりますので、運賃・料金を別途支払う必要があります・・・)。

この列車の乗客全員から正規の運賃・料金を徴収すれば、智頭急行にとってちょっとした臨時収入になりそうなところでしょうが、車掌1名の体制では、絶対に収受業務が終わりそうにない・・・orz
(そのあたりの“実情”も踏まえて、智頭急行線は「乗り放題きっぷ」の有効区間に含めているのでしょうね・・・たぶん・・・)。

さて、そんなことを考えておりますと、交代した智頭急行の運転士氏が、運転席背後のパネルを開けて何やら操作しています。
おそらく、振子指令制御装置(CC装置)を有効にしているのでしょう。

そう、ここから先は・・・

制御つき振子機構が動作しますよ!




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・・・ということで、乗務員の交代を終えて、列車は上郡駅を9:02に発車。
智頭急行線に進路をとります。
山陽本線をオーバークロスしまして・・・

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全線高架・築堤で踏切のない高規格路線を、最高速度130km/hでぶっ飛ばすという、この快感!!


しかも、最前列からのワイドな展望を堪能しながら・・・なのですから、これで気分の悪いはずがない!

・・・ということで、並み居る“陰陽連絡線”の中でも群を抜いた高規格路線(他の陰陽連絡線がしょぼすぎるだけともいう・・・orz)を、振子機構を作動させながらHOT7000系はひた走ります

「高規格路線を走る制御つき振子気動車」という括りでいうならば、JR四国2000系の(向井原)~伊予大洲間(いわゆる内山線区間)を想起させますが、智頭急行線もなかなか・・・

他方で、智頭急行線内の停車駅が少々多い--(この「スーパーはくと1号」でいいますと)客扱いのある作用、大原各駅に加えて、あわくら温泉駅にも運転停車--こともあって、もどかしさを感じるところも、無きにしも非ず・・・。

もっとも、“智頭急行”のフラッグトレインであり、地元利用者への配慮も必要でしょうから、このあたりが落としどころなのでしょうね・・・。

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時は1月1日でしたが、今年の正月は割と暖かく、沿線では雪をほとんど見かけませんでした・・・。

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作用、大原各駅で乗客を降ろして、あわくら温泉駅にて運転停車。
上りの「スーパーはくと4号」を待避します。
このあたりは、いかに高規格路線といえども、単線の悲しき性となりましょうか・・・。

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えらく派手な“どピンク”(笑)の駅を通過
智頭急行線で最後の通過駅となる恋山形駅です。

まあ、「“恋”?なにそれおいしいの??」とのたまう腐れ中年にとっては、羨望と複雑なまなざしを向けていると、いつの間にやら通過していっただけともいいます・・・。

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9:42、智頭駅に到着。
智頭急行線の華麗な疾走も、これにて終わりです
(ちなみに、智頭急行線の56.1kmをちょうど40分で走破しましたので、区間表定速度は84.2km/hとなります・・・)。

東海道~山陽本線の“流した走り”とは違った“本気の走り”を目の当たりにしたというのが半分、56.1kmを走るのに(運転停車を含めて)3駅停車というのは、少し停車駅が多いという印象が半分ですが、こんなので停車駅が多いなんて言っていたら、四国特急には乗れない・・・(笑)
(特に、早朝夜間の「うずしお」号・・・)。

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智頭駅でJR西日本の乗務員に交代して、因美線をまったりと走ります。
一応、ある程度の高速化工事は行ったらしいのですが、智頭急行線での走りに比べると、もどかしいことこの上ない。
あと、この日は睡眠時間2時間でウロウロしていた・・・ということで、いつの間にやら轟沈。
気がつけば、列車は鳥取駅に到着していました
(郡家駅の停車に全然気づかなんだ・・・orz)。

普段はここでの降車が多いのですが、この日は「乗り放題きっぷ」ユーザーが多数を占める車内のこと、多くの乗客が乗りっぱなしです・・・。

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鳥取鉄道部・西鳥取車両支部の傍らを通過。
HOT7000系は智頭急行の所有ですが、実際のねぐらとしているのはここ西鳥取車両支部となります。
このときも、流線形先頭車のHOT7000形(7010形?)が1両だけポツンと在線していました(予備車でしょう・・・)。

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さて、昔、某鉄道誌の振子車両特集を読んだときのぼんやりとした記憶によれば、HOT7000系が振子機構を動作させるのは智頭急行線内だけ・・・となっていたような気がするのですが(記憶違いだったらあしからず・・・)、山陰本線内でも普通に振子機構は動作していました

まあ、この区間はキハ187系が振子機構を使ってぶっ飛ばしている区間で、軌道強化も一通りなされているのでしょうから、CC装置に路線データさえあれば、HOT7000系が振子機構を動作させていけないということはないのでしょう・・・
(他方で、一定の速度(具体的に何km/hであるかは不明)以上で、初めて振子機構を動作させるというしくみになっているように、私には思われました・・・)。

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そうして、ほどほどに疾走していたと思いきや、途中の青谷駅で運転停車・・・。
上りの「スーパーはくと6号」と、最後のすれ違いとなります(上り普通234Dのキハ47は、上下特急をまとめて待避)。

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ここまで来ると、終点の倉吉駅はすぐそこです・・・。
日本海を傍らに眺めつつ・・・

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倉吉駅が見えてきました。

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10:44、京都駅から約3時間40分の旅を終えて、「スーパーはくと1号」は終点の倉吉駅に到着です・・・

「普通237D」につづく・・・
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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