「ゆったり(?)やくも」乗車記(28年9月)

9月某日、出雲大社に参拝するべく、山陰本線を延々と乗り継いで出雲市に出かけたことがありました。

帰りは、地元に所用があったこともあって、

出雲市→岡山→松山


・・・という、「あまりこんなルート移動するやついないだろ?」状態のルートをたどりましたので、その時の記録・・・の前半です。

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・・・ということで、出雲大社から一畑バスで30分ほど・・・。
夕方の出雲市駅に戻ってきました。

どこまでも“出雲大社推し”ですね・・・。

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そういえば昼食をとっている時間が無かった(バランス食品(失笑)をかじっただけ・・・)ので、出発前の余裕時間を活かして、駅構内のそば屋で夕食がてら“出雲そば”を食してみました。
クソデヴの私にとって量的には物足りなかったですが、そば自体はよかったです。

そして、適当に手土産を調達して、「みどりの窓口」にて、特急券を購入する・・・前に、これから乗車する「やくも28号」の編成について窓口で確認してみました。
その結果、「6連」とのことで、自由席で帰ることにしました・・・
(基本の4連だと自由席車が先頭車の1両しかないので割と混むのですが、増結ありの6連で自由席車が2両あれば、ねぇ・・・)。




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発車まで30分ほど時間がありましたが、さっさと改札を通ってホームにのぼります。

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乗車位置表示。
「やくも」号しかやってこない乗車位置のためか、専用の表示です。
下部が青色で点灯するのが西日本のお約束なのでしょうか?

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待つことしばし、車庫(後藤総合車両所出雲支所)から、381系電車の6連が回送されてきました。
やる気の無い(?)平面特急シンボルマークを装備した先頭車改造車こと、クモハ381形が上り方の先頭車となります。

気がつけば、国鉄形特急車両が定期特急に充当される例も、めっきり少なくなりましたね・・・
(JR発足から30年近くが経とうとしているのですから、それもそうか・・・)。

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連結器には、かつての後藤工場の栄華を偲ばせるかのごとき、後藤総合車両所の手による“GT”の整備表記。

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「ゆったりやくも」仕様の381系電車には、昨年に続いて二度目の乗車です。
昨年の段階では、山陰本線(京都口)・福知山線、紀勢本線といったところで381系電車は主力を務めていましたが、昨年秋にことごとく撤退して、いまでは「やくも」系統にのみ残ることとなりました。
製造からは30年以上、リニューアルからもすでに10年ばかり経て、ところどころ痛々しいところも・・・。




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さて、扉が開いたので車内に入ります。
ワインレッドで統一された独特の形状のリクライニングシートが並ぶのも、壮観といえば壮観です。

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そして、“振子車の常識=低重心化”に逆行するかのごときハイデッキ化。
もっとも、座席下のかさ上げによって、ダクトに邪魔されなくなるという強力なメリットがあったりも、します。

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始発の出雲市駅の段階では、ぶっちゃけガラガラです(乗車した5号車でいえば、“1ケタ”)。
そんなガラガラ状態の中、自由席車では発車前から車掌氏が車内検札を行なっていたのが印象に残りました(まあ、“録り鉄”も兼ねる私としては、その方がはっきりいってありがたいのですが・・・)。




始発駅らしくというか、地方駅らしくというか、入線から発車まで10分以上の余裕がありましたので、いったん車外に出てみました。

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先頭の6号車は、クモハ381形のトップナンバー車でした。

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国鉄形特急電車では後年よく埋められた後方確認用の窓。
出雲路の381系では残存しているうえに、きちんとワイパーもあるんですね・・・(小並感)。

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乗降扉の段差。
まあ、目くじら立てるほどでもありませんけどね・・・。

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振子車の象徴、絞られた裾。
かつての国鉄色から塗り替えられても、やはり“特急車”としての存在感と品格をかもし出すのが、国鉄特急形というものなのでしょう・・・。




そうこうするうちに、発車時間になったようで、定刻通り17:17に、列車は静かに動き始めました。
・・・というか、この381系、

電動車でも静かすぎて、録り鉄泣かせ

・・・だったりも、します(加速時にかすかにモーター音が聞えてきたと思ったら、あとはジョイント音が響くばかり・・・。前日に乗車したキハ187系が爆音気動車だっただけに、よけいに静かな印象が強かった模様・・・)。

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宍道湖の南を走ります。
米子~出雲市間の山陰本線は今回が初乗車(実際には、この日の下り「やくも1号」が初乗車ですが・・・)でしたが、「やくも」号の車窓としては、宍道湖沿いが個人的には最も印象に残りました
(大山もいいんですけどね・・・。最近線路際のケーブルも撤去されたそうですし・・・)。

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走行中の車内。

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普通車でありながら、『車内誌』が備え付けられていたりもします。
パラパラめくってみましたが、割と充実してました・・・。

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宍道湖に別れを告げると、島根県の県庁所在地である松江駅に着きます(17:42着)。
そして、一気に乗客が増えます(ここまで1割程度だったのが、6割程度に跳ね上がる・・・)。
本領発揮というところでしょうか。

外は段々暗くなるなか、県境を跨いで、米子駅には18:12着。
3分停車の間にさらに乗客は増え、何だかんだいっても(5号車自由席の)8割方は埋まるのですから、高速バスや自家用車、果ては航空機に押されているといっても、「やくも」号には一定の需要があるということでしょう。

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だいぶ暗くなった中、伯耆大山駅を通過して、伯備線に入ります。
伯備線に入るのはいいのですが・・・



なんじゃこの揺れは?!

(地震か???)

・・・ということで、もともと381系は“揺れる”ことで名高い車両ではありますが、それにしても揺れすぎだろ・・・(苦笑)
思えば、昨年の夏に381系1000番台車に京都丹後鉄道線で乗車したときの揺れも大概でしたが、それに匹敵するレベルでガタガタゴトゴト・・・。

そして、

曲線通過中(車体傾斜中)よりも直線走行中の方が揺れるのも、お約束


・・・とはいえ、同じ車両でありながら山陰本線よりも伯備線の方が揺れが明らかに大きかったわけで、“線路状態の差”なのでしょうかね。




そういえば、口の悪い一部鉄ヲタは、この381系「“ゆったり”やくも」を

“ぐったり”やくも

・・・と、揶揄するそうですが、わかるような気はします・・・

山陰・福知山の381系は、289系に置き換えられて乗り心地は飛躍的に改善した(・・・と、私個人は評価しています)のですが、さて、伯備路の381系はどんな形で置き換えられるのでしょうか(北陸新幹線が敦賀に延びるまで現状維持臭いですけど・・・)。




他方で、そうして苦言を呈しておきながら、旧・大社駅や出雲大社をウロウロ歩き回ったためか

伯備線に入ってから半分以上寝ていた
(寝ていられるのなら地震状態でも問題ないやん・・・(笑))

・・・という、オチがついていたりもします。




倉敷駅で伯備線に別れを告げると、山陽本線をラストスパートです。
さすがは“大幹線”だけあって、保線基準も高いためか、最後の区間は快適なものでした・・・。

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かくして、特にトラブルも無く、定刻通り20:24に、終点の岡山駅に着きました。

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同世代の117系電車と並びましたが、さて、どちらがより長生きするのでしょうかね・・・。

「8000系量産先行車乗車記」につづく・・・
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
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