甲浦駅~室戸岬へバスは行く

「牟岐線普通4537D~阿佐海岸鉄道普通5549D」のつづきです・・・

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阿佐海岸鉄道に揺られてやって来たのは、終点の甲浦駅です。

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ホーム1面1線、集落にぽっかりと浮かぶ高架駅。

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高架から階段を降りると、立派な木造駅舎があります。
もっとも、駅舎とはいうものの阿佐海岸鉄道の社員が常駐しているわけではなく、“待合室”としての側面が強いですね。
地元の方々の集会所というか、売店兼レンタサイクルの営業所として使われているようです。

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“終着駅”にふさわしい堂々たる駅舎。

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そして途切れる線路・・・。

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駅のそばには、こぢんまりとした神社があります。
バス待ちのわずかな時間ですが、しばし参拝。
今回の“バースデイきっぷの旅”でも、無事に甲浦駅にたどり着けました・・・。

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さて、鉄路はここで途切れていますので、ここから先は高知東部交通のバスに乗り換えです。
何分にも過疎化の進んだ地域を走るだけあって、室戸岬を経て安芸に向かうバスは“1日7本(日祝日6本)のみ”です。

まあ、まだ2時間ごとに走ってくれているだけマシという説もありますか・・・
(もっとも、国や沿線自治体の補助金を得て、どうにかこうにか路線を維持しているというのが実情のようですが・・・)。




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11:50頃、甲浦岸壁からのバスがやって来ました。
始発から終点まで乗り通せば2時間オーバーという長時間路線(一般路線バスとしては・・・)ですが、特に何の変哲もない日のレインボーのノンステップ車です。

すでに乗っていた人が一人、甲浦駅前から乗車したのが私を含めて3人・・・。
乗客合計4人という厳しさに、路線の現状を目の当たりにする思いです・・・。

最前列(ヲタ席)がすでに埋まっていたことと、途中室戸岬で降車する予定があるため、扉そばの2人掛け席(海側)に居座りました。

利用状況は残念なことになっていますが、沿線の景色は“絶景”

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甲浦駅を出ればいきなり海水浴場のそばを走り・・・

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太平洋の黒潮がつくりあげた雄大で複雑な海岸線を、海岸線に沿ってひた走るのは、まさに“絶景”
その代わり、沿線の人口密度はアレなことになっていて(何せ、集落を除けば山が海にまで迫り、そもそも人家が見受けられない・・・)、鉄道線を延伸などした日には、赤字垂れ流し確定でしょうね・・・。

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それにしても、さすがは雄大な太平洋。
瀬戸内海とは大違いで、島影ひとつありません・・・(比べる方が間違いです・・・orz)。

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雄大な岩。
バス車内からの車窓観光でも、太平洋の雄大さと、荒波がつくりあげた地形の妙の“片鱗”くらいは堪能できますね。

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そんな中、集落ごとにこまめにバス停があるのがこの路線の特徴ですが、少なくとも昼間に乗車する分には、(室戸市内に入るまでの)途中のバス停でほとんど乗降がないのも、この路線の特徴です
(展望席にいた乗客が降りていっただけ・・・)。

他方で、2年前の乗車時からの変更点として、沿線の一部観光施設の“真ん前”に乗り入れるようになったことがあります。
たとえば、ここ「室戸世界ジオパークセンター」。
複雑怪奇で見応えのある地形(ジオパーク)の観光拠点として昨年開業したらしいのですが、施設の前にバス停が新たに設置され、わざわざ道路を横断して方向転換してまで乗り入れるようになっていました。
多くの訪問者が“クルマ”でやってくることを想定しての大駐車場の一角に、バス停があります。

もっとも、乗り入れるだけあって、ここからの乗客もきちんといまして・・・というか、親子で観光なのは結構なのですが、車内がにぎやかすぎる・・・orz(それまで静かだったのと対照的に・・・)。

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甲浦から32km走ってきた模様・・・。

そして、徐々に近づいてくる室戸岬・・・。
2年前は雨模様(「現に雨が降っている」という現代的な意味で使用)・・・というか、ダダ降りの前に断念した室戸岬ですが、今回はいい天気。
きちんと下車して訪問できそうです

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12:40頃、バスは室戸岬バス停に着きました。
私1人が降りて、観光帰りの人が1人乗ってきたので、乗客数に変わりなし・・・と。

安芸営業所へ向かうバスを見送って、室戸岬に降りていきます・・・。

「室戸岬」へつづく・・・
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ネットが普及していない時代

かなり昔ですが甲浦駅で下車して安芸方面(当時は「急行・高知行」)のバスの時刻を確認したら、乗車予定の便が直前のダイヤ改正で「休日運休」となったことがありました。
いまではネットで事前に時刻も確認できますが、当時は「時刻表の後ろ」を頼っていたのであるハズの便がないことに絶望した覚えがあります。時刻表の更新が遅いのでしょうがないのですが、乗継旅で当日予土線最終に乗りたかったのでタクシーで安芸市(いまの球場前、旧土佐電鉄安芸線の安芸駅跡で始発便が多く出ていた)まで行ったことがあります。たしか2万を超えて何日分のアルバイト代なんや!と頭抱えた記憶が。
バスは昔より今のほうが本数多い、ような気がします。
ちなみに牟岐線が人身で遅れたときは奈半利まで(ごめんなはり線が開通済)タクシーを再び使ったことがあります。こちらは1.6万でしたが当時は社会人であまり痛くなかった、というか途中でバスを追い抜いたのが痛快でした。

Re: ネットが普及していない時代

暇人寮監さん、コメントありがとうございます。
確かに、インターネットさまさまで、現地の最新の情報が事前に入手できるのはありがたいものですね
(私自身が最も重宝しているのは、「宿泊施設が容易に予約できるようになったこと」でして、現地での行き当たりばったりの勝負や、旅行代理店に出かけて・・・ということをしなくとも済むようになったことは、実にありがたいです)。

インターネットの普及していなかった頃の“旅”とは、確かにありかたが変わったような気がします
(もっとも、ありがちのパターンとして、「HP上の情報がいつまで経っても古いまま」というアレなこともあるため、あまり当てにしすぎるのも考えものなのですが・・・)。

それにしても、甲浦から安芸まで“タクシー”ですか・・・。
私にはそんな“剛毅なこと”はできない・・・orz。
まあ、トラブルも旅の思い出・・・という見方もできなくはありませんが、できれば行程表通りにいってほしいものですね・・・
(今回は数分の遅れには頻繁に遭遇したものの、行程を大幅にいじらなければならないようなトラブルはなくて、やれやれ・・・)。

たしかに宿は便利に

そうですね、時刻表の後ろには宿泊先リストも掲載されているのですが、金額はおおざっぱだし、情報が「ない」時代だから設備もわからん。予約も電話、ついでに駅から「5分」といっても現地で見つからない・・・苦労して予約して行ってみたらトンデモなホテルだったり。逆に情報にない新しめのホテルがあってガックリとか(ちなみに伊予西条駅)。

いまではネットでなにからなにまで見れて予約もカンタン。会員になっているホテルを狙えばポイントも溜まるし本当に便利な世の中。
自分がここ10年近く利用を集中させているビジネスホテルは「髙松」「松山」「徳島」にしかなく全部駅から距離があります。通常は駅前にあるクセに。
四国で一番好きな宿泊先は宇和島駅の上のホテル。北向きの部屋だと窓を開ければホームに居る列車の音やアナウンスが聞こえておすすめです。ただし何回も宿泊するとロータリー側にアップグレード(当時は南向きと北向きで価格が異なっていた)を喰らいまさに「いらんことしぃ」状態になりますが。

自分は結構乗っていた割に鉄道の遅延を受けた記憶は少なく、2時間以上の遅延は芸備線広島口で急行が大雨抑止と大垣夜行(東京行)が保守車両の脱線で遅延し後の旅程が崩壊した事。通勤でしたら東海豪雨で日付が変わるまで帰れず、しかも途中までしか行けず迎えに来てもらったが最大。以外に覚えていない・・・飛
行機なら名古屋小牧行のハズが雷雨で名古屋中部へ着陸と、石垣空港行が台風の強風で出発地引き返し、機材貨物室火災で札幌千歳行が欠航し旅行中止とかですか。ま、飛行機は15分程度なら遅延とは言いませんが。

Re: たしかに宿は便利に

暇人寮監さん、コメントありがとうございます。
時刻表の宿泊先リスト、ないよりはありがたいものですが、あまりアテにできるものでは・・・というのは、わかるような気がします。
また、時期や曜日によって(同じ部屋でも)料金が変わるというのも良くあるパターンですが、そのあたりの“細かい条件の違い”の検索も、やはりネットにまさるものなしですね・・・。

ちなみに、宇和島駅の上のホテル・・・ということは、クレメント宇和島のことでしょうが、クレメントグループなんてお高いところ、私にはよう泊まらない・・・orz。駅の真上で、鉄道旅行であればこんな利便性の高いホテルがないことは認めますが・・・。

また、遅延に遭うも遭わないも“運次第”。
遭遇したときに自分の運の悪さを呪うか、普段の行いの悪さを悔いるかも・・・。
それにしても、大雨・台風はよくあるパターンですが、航空機の「貨物室火災」とは・・・それは生きた心地がしませんね・・・。
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キモプアの紙

Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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