短距離グリーン車の旅(山陰路のクモロハ286)

先日山陰地方某所に出かけた際に、

福知山→京都間だけグリーン車に乗る
(福知山までは普通列車で、特急料金を節約(大失笑))

・・・ということを、やらかしてきました。

・・・というか、過去にも何回かやっているんですけどね(笑)。

もっとも、昨年までとは車両が様変わりしてしまいまして・・・今や山陰本線の京都口は・・・

287系電車の天下です
(1日2往復のKTR8000形が、ますます希少価値の高いものに・・・)

・・・ということで、過去、381系電車のグリーン車には何度かお世話になりましたが、今更ながら

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はじめてのクモロハ286


・・・です
(何気に、トップナンバー編成にあたりました・・・)。




・・・ということで、福知山駅の高架ホームにて、京都丹後鉄道からやってくる「はしだて10号」を待ちます。
ちなみに、特急券とグリーン券は、福知山駅の「みどりの券売機」で、乗車直前に手配済です。

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19:25、京都丹後鉄道宮福線を走破してきた「はしだて10号」が到着しました。
乗車日は夏至の近い6月某日ですが、さすがにこの時間でも明るいですね(冬なら真っ暗・・・)。

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さて、後ろに誰も並んでいない1号車の乗車位置から扉をくぐると、魅惑のグリーンマーク

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3列グリーン車。
どこぞのデフレグリーン車を量産する・・・(以下略)・・・とは、大違いです。

この重厚さ、これぞグリーン車。
これでこそ、グリーン料金を払う価値もあるというものです。

100km以内ならば、わずか1280円だけどな!(苦笑)

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床は堂々たる“カーペット敷き”です。
普通車とは違うのだよ、普通車とは・・・。

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「みどりの券売機」では、シートマップを見ながら希望する座席を指定できます。
じゃ、ガラガラだし(上り列車で)最後列になる“いちばんええ席”にしようか・・・と思ったら、なぜか購入できない1-A/B席。
誰か先客がいるのか・・・と思って車内に入ってみても、車内は私一人だけ。

つまり、

The・貸切

“貸切”というだけで、テンションが倍くらいになりますよ(笑)。
JRにとってはありがたくないでしょうけれどもね・・・
(あとは、「みどりの券売機」では発売しない(ロックがかかっている)席があるということですね・・・)。

先代の381系電車では“全室”だったグリーン室が、287系では“半室”となっていますが、そのあたりも、実情を踏まえたものなのかもしれません・・・
(その割には、683系改造の289系のグリーン室は“全室”・・・って、381系の時と同様に、改造費用をケチっただけですねそうですね・・・)。

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背後から見ても、このボリューム感です。
私のようなクソデヴでも、「座席狭いぞゴルァ!」などと言う必要は、全くもってありません。


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“うたた寝用”であるのか何なのか、理由はよくわかりませんが、可動式の枕が装備されています。

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そう、上下に動きます・・・。

ただ、この枕、個人的には少し“柔らかすぎる”・・・という気がしまして、30分ほど経つと、頭のもって行き所に困るようになったとか何とか・・・。

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287系の普通車では、車端にしかコンセントがありませんが、そこはグリーン車。
全席にコンセントが装備されています。

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フットレストは反転式です。
高さ調節ができないのは、地味に381系時代からの“退化”かも・・・。

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381系時代と異なるもう一つのポイントとして、背面テーブルが廃止され、収納式の側面テーブル(?)に一本化されたことがあります。

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展開するとこんな感じ。
グリーン車用のテーブルとしては、少し狭いでしょうか・・・。

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グリーン車の座席ですが、“キノコ”も生えてますよ(笑)。




・・・ということで、私一人をグリーン室に乗せて、「はしだて10号」は定刻通り19:29に福知山駅を発車しました。
もともと、観光シーズンや繁忙期でもなければ、山陰本線の上り特急というのはまったりしたものなのですが、それでも停車駅ごとに普通車にはちょこちょこ乗客が乗り込んでいくのに対して、

全く乗客の移動のないグリーン室


・・・まあ、貸切で乗っている側としては、こんなありがたいものはありませんでしたけどね!

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重厚な座席に身を委ねていると、少しは偉くなったような気になります。
1280円余計に払っているだけで、何言ってんだよ?!・・・というツッコミも、どこからか飛んできそうですが・・・orz。

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そういえば、西日本のグリーン車。
座席は大体において重厚で、グリーン料金に相応しいのですが、

ソフト面でのサービスはかなり残念なことになっている

・・・という側面もあります。

ドリンクサービスやおしぼりサービスまで求めるのは酷かもしれませんが(でも、近鉄特急はレギュラーシートでもおしぼりは(セルフサービスとはいえ)あることを考えると・・・)、背面のマガジンポケットに何もささっていない・・・のは、少し殺風景でしょうか。

上写真のように、セルフサービスの毛布はありますが、夏には、ねぇ・・・(冷房に弱いおば・・・もとい、おねいさま方が時々使っていますが)。

東海道新幹線やJR四国を倣って・・・とも言いませんが、PR誌でも入れておけば、いい宣伝になるのでは?
(少なくとも、壁に広告を挿しておくよりは、スマートではないかと・・・)

まあ、1280円しかグリーン料金を払っていない短距離客が何言ってんねん・・・(以下略)




いつしか外は暗闇に包まれ、車窓を眺めてもキモい物体しか写らない状況の中で(よって、移動中の車窓画面はない・・・と)、福知山から約80分で・・・

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20:48、終点の京都駅に到着です。
乗客が降りると、清掃員が乗り込んで、折り返しのための整備に早速入っていました・・・。




・・・ということで、“はじめてのクモロハ286”でした。
座席というか、設備という意味では相変わらず西日本は高いグレードを誇るのですが、ソフト面は・・・ねぇ。

もっとも、かつて高いレベルのサービス(ソフト面で)を誇った九州や東日本も、最近はいろいろと後退傾向といいますから、求める方が何かと違っているのかも、しれません・・・(だいたい、車内販売がない状況で、誰がソフト面のサービスを提供するのか・・・というツッコミも、それはそれでもっともですし・・・)。

なお、“クモロハ”というところから明確なように、287系のグリーン車は一応電動車なのですが、モーターや制御装置は普通室側にあること(グリーン室側の台車はモーターなし)、また、カーペット敷きの遮音効果もあってか、グリーン室ではそれほど騒音を気にすることはありませんでした(もちろん、騒音の感じ方には個人差がありますが)。

あとは、一昨年と昨年のクロ380と比べると

振動が激減していた

ところに、新車と(車齢40年手前の)転用車の“越えられない壁”を、思わずにはいられませんでしたとさ。
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
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