若狭舞鶴エクスプレス京都1号の旅(その①)

“ダブルデッカー”・・・それは魅惑のバス。
何せ、何とかとお子様は高いところにのぼりたがるといいますが、腐れ中年・・・もとい、“大きなお子様”たる私の場合も、あまり例外ではありません。

もっとも、高速バスの世界における“ダブルデッカー”は長期縮減傾向
国産唯一のダブルデッカーであった三菱エアロキングは製造中止になって久しく、キング充当路線も、どんどんハイデッカー車に置き換えられていっているという、この現実。
加えてダブルデッカーは比較的長距離の路線に充当されるものということで、なかなか乗車する機会がないという、この現実
私が前回乗車したのは、2年前の3月に乗車した、「山陽道昼特急広島1号」ですから、2年ほどキングに乗ってない・・・orz)。

昔は、無駄に(失笑)、大阪~松山~八幡浜間の「松山エクスプレス大阪」号にも、1往復だけ西日本JRバスのエアロキングが充当されていて、機会があれば狙って乗っていたものですが、同路線からは撤退して久しいです・・・。

そんなエアロキングに、短距離便でありながら乗車できる稀少な路線が、(京都民にとっては)身近なところにあります。
知っている人は知っている、

若狭舞鶴エクスプレス京都1/10号

です。

開設当初は何の変哲もない4列エアロバスが走っていて、興味も関心もなかったのですが、昨年の秋から「3列化」されて、乗りドク路線に化けました。
その際に、西日本JRバスの3列車に限りが有るためか、車齢の高い車の有効(?)利用なのか、1/10号に

まさかのエアロキング投入

・・・となりまして、乗車したみなさまの乗車記を眺めつつ、いつか機会を見て

キングの“いちばんええせき”に乗って小浜に行くのだ!

・・・と、無駄に決意だけはしていたものです。




ここまで、例によって無駄に長い前置き。
5月某日、JRバスのインターネット予約サイトである「高速バスネット」をフラフラとしていたときのことです。
何ということなく、週末土曜日の空席状況を眺めていたら、

“いちばんええせき”が空いているではないか!
(3日前なのに・・・)

この土曜日、当初予定していた用事が吹っ飛んで急に空いてしまったため手持ちぶさたになっていたのですが(自室で授業準備なり授業後の後始末なり、仕事しろというツッコミは却下(笑))、これ幸いと、「高速バスネット」上でクレジット決済して、“いちばんええせき”を押さえました。
“ネット割”(2%引)により、所定2600円の運賃が50円引きになるというオチもついてきています。

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・・・ということで、自室最寄りのバス停から市バスに揺られてやってまいりましたのは、朝8時前の京都駅烏丸口です。

市バス降り場からJRバス乗り場(南側)へと移動します。

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1号は8時ちょうどの発車です。
舞鶴を経由して、小浜まで向かいます

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1日7往復が運行され、2往復が西日本JRバス、5往復が京都交通の担当です。
西日本JRバス担当便のうちの1往復が、エアロキング充当となっております。

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(画像は南丹PAで開放休憩中のもの)
発車の10分ほど前となる7:50過ぎに、京都営業所から回送されてきたエアロキングがやってきました。
所定ではキング充当便であり、「高速バスネット」のシートマップもキングのものになっていることは確認していたのですが、突発的な車両変更も時々あるそうで、実際にやってくるまでは微妙に不安だったものです。
所定どおりキングがやってきて、やれやれ・・・。

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社内番号「744-0974」。
この番号から推測できるように、高速バス車両としては“古参”といえる、2000年式の車両です。

その割には、京都ナンバーのナンバープレートは「31-23」となっており、京都での登録はごく最近。
JRバスの場合よくある、“転属車”というやつでしょう。
事実・・・

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かつては「大阪」にいたことを示す車内ステッカーがありました
(詳しい転属歴については、バスにより詳しい他の方のHPなりブログなりにてご確認くださいませ(「にわか」の逃げ口上・・・orz))。

プリンターでプリントアウトした乗車票を乗務員氏に提示して、

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階段を上がって・・・

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2階席にやってきましたよ。
年式が古いこともあって、特に何の変哲もない3列シートです。

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サイドにはリクライニングレバーとシートベルト器具があるのみ。
コンセント何それおいしいの?

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レグレストはありますけどね・・・。
まあ、このタイプの座席は、松山エクスプレス大阪号のエアロバスでも馴染んでいますので、その意味では“定番安心の装備”と、いえるのかもしれません・・・。

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キングの最前列ですから、もちろん足もとは窮屈です。
どうでもいい話ですが、10年ほど前に東京に行った帰りに、当時のニュードリーム号のキングで最前列に当たったことがありましたが、正直夜行便ではハズレ席以外の何ものでもありません。カーテンが閉まっているので、展望もへったくれもないしな!

しかし、今回は魅惑の昼行便!

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視点が高い!
前にあるのは窓だけ!

(運転席との仕切などというみみっちいものはない!)

キングの“いちばんええせき”の展望性は、いくら讃えても讃え尽くせるものではない!
(苦労して確保した甲斐があったわ・・・って、乗車三日前にたまたま空いてただけだけどな!)

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足もとにはパンフレット。

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「ご利用案内」も、いつの間にやら多言語化しています。

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では、自席である1-A席に腰を落ち着けて、発車を待ちましょう。





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さて、バスは定刻通り、京都駅烏丸口を8時に出発しました。
同時刻発車の名古屋行き高速バス、栂ノ尾行き一般バスに続いての発車です。

この路線、下り便での乗車は、京都駅烏丸口以降、西舞鶴駅前までありません。
京都駅の段階では、15名ほどの入りでした。
土曜日だから少ないのか、土曜日の割には入っているというべきなのか、いずれにしても、“ほどほど”ということになりましょうか。

ただ、乗客数はほどほどなのですが、土曜日の性か、

真後ろで高年グループがぺちゃくちゃしゃべり続けているのは、どうにかならんのか・・・
(高速バスは、あんたらの社交場でも談話室でもない!)

結局、終点の小浜駅まで2階席の車内に静寂が訪れることはありませんでした・・・。
これ(=当日の客層)ばっかりは、いくらシートマップを眺めても読めませんからね・・・orz。

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堀川通をしばらく北上して、

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堀川五条交差点から、五条通を西に進みます。

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五条通を走る京阪京都交通の路線バスを抜いて・・・

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阪急京都本線をアンダークロス。

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一般道なのに立体交差。
しかもこちらは“地下走行”。
京都市でも西の方にはあまり来ることがないため、こんな施設があるとはつゆ知らず・・・。

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立体交差とはいうものの、“千代原口トンネル”を名乗っていました。

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国道9号線の走行がしばらく続きましたが、そろそろ一般道の走行にも一区切り・・・。

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沓掛ICから、待望の京都縦貫自動車道に入ります。

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京都市と亀岡市の境目あたりを、ひた走ります。

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けっこうトンネルは多いです。

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まあ、この地形ですからね・・・。
並走する山陰本線であれば、だいたい保津峡のあたりに相当するのでしょうか。

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数分高速道路を走ったと思ったら、すぐに篠料金所。
まあ、ETCで減速して通過していくだけではあるのですが・・・。

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亀岡の市街地を眼下に、しばし平坦地を走ります。
同じように京都府内を走る短距離高速バスである、丹後海陸交通の間人・天橋立~京都線のバスが上り車線を駆け抜けていきました。

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8:48、唯一の開放休憩地となる「南丹パーキングエリア」に到着です。
自動販売機とトイレがあるだけの、こぢんまりとしたパーキングエリアです。

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京都駅を出てから50分弱と、開放休憩には少し早いような気もしますが、この路線、大半が乗車する京都~舞鶴間であれば乗車時間は2時間ほどですので、このへんが落としどころかもしれません
むしろ、(京都~小浜間を乗り通しても3時間ほどですから、“開放休憩を設定している”ことを、讃えるべきかもしれませんね・・・)。

「その②」に無駄につづく・・・
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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