新生予讃線アンパンマン列車(その①)

去りゆくものあれば、登場するものもあり・・・。
「しおかぜ・いしづち」号から2000系気動車が撤退して1ヶ月ちょっと。

そして、

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先月の報道発表、一般公開、デビュー以来・・・何かと話題沸騰(?)の、予讃線8000系アンパンマン列車

昨年にイメージパースを眺めたときに、

ホントにこのデザインにするの?

・・・と、ただの鉄ヲタ腐れ中年ながらに余計な心配をしたものですが・・・

恐ろしいほど”イメージパースどおり”に仕上がってきた、8000系アンパンマン列車。

そんな、最新のアンパンマン列車(ただし、車両自体は23年選手(笑))に、2000系気動車時代からどのように変わったのかを眺めることも兼ねて、ゴールデンウィーク帰省ついでに乗車してきましたので、そのときの記録です・・・。




・・・ということで、やってまいりましたのは四国特急御用達の、岡山駅8番乗り場です。

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岡山駅は、大都会岡山にありながら、長きにわたり特急列車の乗車位置表示が“プレート”だったのですが、ようやく(?)電光掲示が導入されることになりました。
電光掲示板自体は、大阪駅などで見かけるものと同形です
(今のところは、従来のプレートも存置されていました・・・)。

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乗り場に降りてきたときには、ちょうど先発の土讃線特急「南風19号」が停車中でした。
こちらは、従来通りの2000系アンパンマン列車です。

17:05に「南風19号」が高知に向けて発車してしばし・・・

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松山からの「しおかぜ22号」が到着しました。
目の前を通る「バイキンマン」の巨大ラッピングを動感ゆたかに流して・・・って、あまりうまくいっていない・・・orz。

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3月改正まで、「しおかぜ21号」は、宇和島まで直通していましたが、現在では、岡山駅で「宇和島」の行先表示を見ることはできなくなりました・・・(松山駅で強制的に乗り換えです・・・)。

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8番乗り場に停車して、乗客が降りてきます。
多客期のため8両全車が「しおかぜ」号となっている関係もあってか、あるいは流動と逆であるからだけなのか、乗客数は決して多くありませんでした・・・。

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乗客を降ろすと、車内整理のためいったん扉は閉まります。
お子様連れに混じって、鉄ヲタも堂々と撮り鉄活動に励むとします(笑)。

それにしてても、

ラッピングがいちいち目立つ

のは、2000系アンパンマン列車(予讃線仕様)からの伝統ですね・・・
(他方で、2000系時代には、「バイキンマンごう」「ドキンちゃんごう」といったように、車両ごとに固有のキャラクターがプッシュ(?)されていたのですが、固定編成の8000系になって、それはなくなった模様・・・)。

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SLマン・・・ある意味、「アンパンマン“列車”」に、最もふさわしいキャラクターかもしれません。
どうでもいいことですが、2000系は乗降扉が小窓化された(量産先行車のTSE編成を除く)のに対して、8000系の場合は大窓のままです・・・。何か明確な理由でもあるのでしょうかね・・・。

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パンタグラフ。
ワイヤーで可動させることで、振子動作時にも架線に追従するという構造・・・、結局は他社の振子式電車に引き継がれることはありませんでした・・・。

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雨どいを無駄にクロップ。

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「アンパンマン列車」に改装されたL3編成とS3編成は、当然改装のために多度津工場送りにされているのですが、検査表記は、まさに改装を終えて多度津工場を出場した「平成28年3月」を示していました。
全般検査もついでにやったのでしょうかね・・・。

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さて、このときは新大阪駅の「みどりの券売機」で、当日の空席状況をシートマップで確認したうえで、3号車の最後列(16番席)を指定してみました。
よって、全然愛称が普及しない“S-Seat”装備車両です。

なお、購入の段階で隣が空席であることは当然確認していますが、さて、購入からのウン時間でどう状況が変わっているものか・・・。




そうこうするうちに、車内整備が終わって扉が開きましたので、車内に乗り込みます。

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「アンパンマンシート」として指定される1号車の半室普通車指定席を除けば、座席をはじめとして、車内の構造にこれまでと大差はありません・・・。

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クソデヴの体重を受け止めきれずにずぶずぶ沈む“ウレタン切って出し”のダメシートもそのままです・・・orz。
サイズと雰囲気は良好なんですけどね・・・。

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8000系指定席車の車端席は、「パソコンシート」と銘打って、コンセントが設置されています。
逆に言うと、8000系では指定席に充当される車両(S-Seat装備車両)の車端でなければ、コンセントを使うことはできません
(このへんが、8600系電車との“20年の差”なのでしょう・・・)。

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辛うじて、天井にアンパンマンのキャラクターが飛翔している(?)ことが、一般車内における「アンパンマン列車」の象徴です。
それにしても、2000系の直接照明から8000系の半間接照明になるだけで、だいぶ印象が変わります
(主に、不気味度が増す的な意味で・・・)。

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とりあえず飛んでます・・・。

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あとは、車端部の広告枠がアンパンマン関連になっているのも、特徴と言えば特徴でしょうか・・・。

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なお、振子車両で裾が絞り込まれている関係で、一部の駅ではホームとの間に距離が開くこともあってか、警告表示は2000系アンパンマン列車と同様のものが引き継がれています。

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さて、発車時間が近づいてきましたので、自席に落ち着くことにしましょう。

この指定席座席、雰囲気は良好なのですが、クソデヴの体重を受け止めずにずぶずぶ沈むのは、もう毎度のことなので慣れました・・・orz
(山陽新幹線ではN700A系充当の「岡山ひかり」に乗っていたので、なおのこと・・・(N700系の複合ばね座席は、しっかり体重を受け止めるのに、ねぇ・・・))。

だったら、従来からの座席が残る自由席車に並んで乗れや・・・と言われれば、まあそれまでなのですが、正直、「みどりの券売機」でシートマップを眺めて、

直前でこれくらい空いていれば、わざわざ(乗り心地の悪い)最後列の通路側席を指定して買う奴もいなかろう
(そして、窓口等でお任せ発券するとしても、係員氏も他に空席があるならば他人様の隣の通路側席なんて割り振らないだろう・・・)

・・・ということで、

隣に人が来ない可能性を上げるための投資

・・・だったりも、します
(事実隣は埋まらなかったので、やれやれ・・・。これが、3両に減じられる自由席車だと、こうはいきません・・・。あとは、乗り継ぎ割引がかかっているので、繁忙期とはいえ350円の追加投資で済むなら、安いもの・・・と)。

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さて、テーブル。
全般に“木目調”を基調とするS-Seat車ですが、テーブル自体はプラスチック製です。

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背面やアームレストには天然木のパーツも使われていますが、だいぶ朽ちてきてますね・・・
(それだけ、四国の8000系の運用が“過酷”ということなのでしょうが・・・)。

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跳ね上げ式のフットレストも装備します。
これは、オリジナルの座席から装備しているものですが、形状はリニューアル時に変更されました
(使い勝手の向上に全く貢献しない形状変更なのがアレですが・・・orz)。

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足を乗せていないと勝手に跳ね上がるのが、普通車くおりちーです・・・(笑)。

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ちなみに、今年は日本で行われるサミットの一環で、高松でも何やら会議があったそうなのですが、

だからといってゴミ箱を全部ふさぐな

・・・とは、割と苦言を呈したい
(児島~宇多津間でも清掃員が車内を巡回していたのはこのためか・・・)。

テロ対策とかなんとかあるのでしょうが、もうちょっとどうにかならないものなのでしょうか・・・
(まあ、列車でテロの心配をそれほどしなくていい日本にいるからこその感覚なのかも、しれませんけどね・・・)。

「その②」に、無駄に続く・・・
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今回の改正での変化

今改正で四国内では大きく変化がありましたので、私はダイヤ改正2日後に四国を巡りました。
新アンパンマン列車も乗ったのですが、デザインが変わってももちろん8000系の走りそのものですので、そんなに変化は感じませんでした。私が乗車したのは平日でしたので、ビジネスマンっぽい人が結構乗車されてました。なので、そんなに派手に内装をアンパンマンにすることはできないですからね。
8600系のグリーン車にも乗ってみましたが、2000系・8000系とは比べ物にならない居住性でした。ネットでいろいろ調べましたが、おそらくE5系と同じ型の座席だと思われます。

しおかぜでもゴミ箱が使えない状態になってたんですね。高松駅では通常のゴミ箱がカバーされて、中が見えるタイプの臨時のゴミ箱が設置されていました。列車内には臨時のゴミ箱を置く場所はないですからね…。普通列車のゴミ箱は普通に使えたんですがね〜。

Re: 今回の改正での変化

さぬきとれいんさん、コメントありがとうございます。
さすが地元、行動が早いですね。
予讃線新アンパンマン列車は、足回り等は従来の8000系と変わりがないので、走りに変わりがないというのが半分、長きにわたり2000系が充当されていたダイヤだったため、2000系に比べると(エンジンがない分)振動も騒音も小さかったというのが半分で、個人的には、(「しおかぜ21号」の改正前後の比較という意味で)結構変わったような気がしました・・・(それだけ、「2000系しおかぜ号」ばかり選んで乗っていたことの裏返しかも、しれませんけどね・・・)。

また、8600系のグリーン車にもさっそく乗車されたようで、何よりでした。
私は画像でしか確認していませんが、確かに、東日本のE5系と同系統の座席ですね。普通車はE6系の座席と酷似しており、今後の座席については、西日本仕様ではなく、東日本仕様に準拠することになるのでしょうか(あるいは、製造メーカーの川崎重工業が東日本の新幹線車両を手掛けていることとの関係も、あるのでしょうかね・・・。東日本の在来線・ミニ新幹線グリーン車がどんどんダメシート(4列ばかり的な意味で)になることを思うにつけ、皮肉と言うか笑い話にしか思えなくもなりますが・・・)。

ともあれ、8600系のグリーン車座席が、8000系の「大きいだけのダメシート」と比べてはもちろんのこと、すでに四半世紀以上前の設計である2000系のグリーン車座席に比べても、「時代の進化を感じさせる座席」であろうことは、私にもなんとなくわかるような気がします(一昨年に乗車した普通車の座席は、確かに四国ではベストのものと、個人的には評価しました)。

実際のところは、(私がバースデイきっぷを使うことのできる)7月に何とか時間をねん出して、バースデイきっぷの旅で乗って確かめようと画策しているのですが、さて、今年は出かけられるのか・・・(昨年は諸般の事情により断念したので、今年こそは何とか・・・という思いだけはある模様)。
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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