中級機(簡単な実写テスト)

先日、初代のデジイチを下取に出して、差額を追加するかたちで

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ねんがんの“ちゅうきゅうき”をてにいれたぞ(笑)

・・・ということで、早速D7200に、D5300から移植したキットレンズ(まあ、D7200でもキットレンズとして設定されていますが)であるAF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VRを取り付けて、簡単な試写テストに出かけてきましたので、そのときの記録と印象です。
なお、私自身はD5300(ならびに、私にとって最初に使ったSONY α58)以外のデジイチを知りませんので、どうしてもそのあたりの機種との比較になりますので、あしからず・・・。

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・・・ということで、やってきましたのは鴨川のほとりです。

D5300と比較してみると、

レンズ同じ
画像処理エンジン同じ
撮影素子のサイズ同じ
(APS-Cサイズ)
画素数もほぼ似たようなもの(D5300とD7200で、撮影素子の製造メーカーが違うという説もありますが・・・)


・・・一見すると、出てくる画像に大した差はないという説もあります
まあ、私の目が節穴という説もありますが、確かに、“劇的な進化”ということは、感じませんかね・・・。

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気が早いのか、さっさと咲いている川岸の桜。
空の色の発色、桜の色の発色、木の色の発色・・・と、“JPEG撮って出し”の画像を見る限りでは、やはりD5300とあまり差があるようには・・・
(以下、本エントリーの試写画像は、すべて“JPEG撮って出し”です・・・)。

なお、D5300ではSDカードスロットが一つしかなく、ボタンもダイヤルも少ないため、JPEGオンリーとするか、JPEG+RAWとするかの切り替えは割と面倒でした
(一応、ボタンの割り当て変更で、JPEG / JPEG+RAWの切り替えもできるのですが、シャッターを切るごとにリセットされるため、使いにくい・・・)。

これが、中級機らしく“ダブルスロット”になったため、これからはスロット1のSDカードにはRAW、スロット2のSDカードにはJPEGといった使い分けがさっさとできるようになったのは地味にポイントです
(他方で、安物ノートでRAW現像したらどんだけ手間かかんねん・・・という意味では、どこまでRAW現像を使いこなせるかは疑問・・・orz)。

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こちらはツボミ状態の桜。
ボケ具合も、レンズと素子の大きさは全く同じということもあって、特にD5300と違うようには見えません。
このへんは、レンズそのものの影響の方が大きそうですね。

DSC_0154_R.jpg
前ボケと後ボケを活かしつつ、川岸に咲いていた花。
D5300との大きな違いのひとつとして、AF性能が全然違う・・・ということはありますね。
意図したところへの合焦速度の違いは、さすがに中級機です(FXフォーマット機の中級機であるD750と同じAFユニットを搭載するだけのことはあります・・・)。

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夕方の川を、マイナスの露出補正をかけて記録してみました。
調子に乗ってマイナスに補正しすぎたという説もありますが、ディティールをつぶさずに描写しているのは、中級機だからか、エントリー機でもできるのか・・・。

露出補正自体は、D5300でも専用のボタンとダイヤルの組み合わせでさっさとできますが、シャッター速度、ISO感度、絞りといったところからの補正というかコントロールも、迅速に変更できるという点では、ダブルダイヤルでボタンの多い中級機の機能性はありがたいですね。

DSC_0133_R.jpg
ベンチ。




他方で、もうひとつのエントリー機と中級機(D7100以降)との決定的な違いのひとつが、

1.3×クロップ機能

まあ、

トリミングやん

・・・と言ってしまえばそれまでですが、最初からトリミング後の構図を分かったうえで撮影するのと、後からおっかなびっくりトリミングすることの間には、割と大きな壁があるような気もします。

なお、クロップ機能を使っても1500万画素くらいはあるそうなので、緊急時の一時しのぎはおろか、積極的に使っていってもよいのではないかというのが、個人的な所感です。

このクロップ機能を、川岸にいる鳥で試してみました(以下、鳥画像については、キットばらしを中古品で購入したAF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VRに換装)。

DSC_0141_R.jpg
スズメも・・・

DSC_0149_R.jpg
ハトも・・・

DSC_0150_R.jpg
高い木のうえにとまった鳶も、ごらんのとおり
(露出がダメダメなのは、撮影者の腕の無さです・・・orz)。

近づくことが困難な鳥撮影において、この1.3×クロップ機能の果たす役割は大きそうですが、野鳥撮影を専門とされている方々からすれば、まあ失笑モノなのかもしれません(キットばらしの55-300mmは、激遅AFで有名であることもあって・・・って、25年前にフィルム一眼につけていたレンズの、ボディ内モーターで駆動していたAFに比べれば、これでも大いにマシだと思うのですが、まあ比べる対象を間違っているのでしょうね・・・orz)。


それはともかくとして、出先や旅行先などで、荷物削減のためにキットの18-140mmしか付けていないような場合に、

「もうちょっと望遠がほしい」というときの緊急避難的措置

としては、この“クロップ機能”、大いに有効なのではないかと、思った次第です。

メニューで呼び出さなくても、ボタンとダイヤルの組み合わせで一瞬で切り替えられますしね・・・
(この“一瞬で切り替えることができることの多さ”こそが、中級機の真価だと、割と思わずにはいられません・・・)。




ちなみに、実写テストの結果確認に際して、何枚か等倍で見直していたのですが・・・

DSC_0008_R.jpg
上七軒の一角で見かけた、提灯と造花の桜・・・。
等倍で提灯の部分を拡大すると・・・

kaizouryoku.jpg
繊維の毛羽まで写っている・・・
(しかも、単焦点や高級ズームではなく、キットズームで適当に写すだけで・・・)

ローパスフィルターレス仕様機に備わる“解像力の高さ”をまざまざと見せつけられた思い・・・というか、D5300も同じようにローパスフィルターレス仕様のはずなのに(しかも、同じ便利ズームなのに)、今まで気がつかなかっただけ・・・というだけかもしれません。

他方で、ローパスフィルターがないためなのか、アクティブD-ライティング機能等の他の要因によるのかはわかりませんが・・・

passless.jpg
偽色が出ることもある
(これ“色収差”やんけ・・・orz。カメラ本体というよりは、レンズの問題ですね。まあ、純正レンズであるならば、カメラ本体で補正しろや・・・という気はしますが・・・)。

・・・わけでして、ローパスフィルターレス仕様に熱心なニコンと、ローパスフィルターの搭載にこだわるキヤノンとの違いというか、どちらのメーカーを好むかの違いというのは、こんなところにあるのかもしれない・・・と、思うことしきりでした
(ペンタックスの中上位機のように、撮影素子を微振動させることで、ローパスフィルターがないのにローパスフィルターのような効果を実装する「セレクター」を搭載するという、我が道を行くメーカーもありますけどね・・・)。




・・・ともあれ、まだまだ使いこなせているとはお世辞にも言えませんが・・・全体としては、

中級機だけのことはある
(たとえ、エントリー機と“画像処理エンジン同じ”、“画素サイズ同じ”、“画素数ほぼ同じ”・・・としても)

・・・の、一言です。

ともかくも、

操作性が違いすぎる
(ボタンとダイヤルが多いのは伊達ではない)


ことが、何よりも大きいですね。私のヘボいウデで使いこなせるかどうかは別問題として(笑)

あとは、

サブ液晶
ユーザーモードの搭載

(状況ごとに各種設定を自分好みに組み合わせた設定を、二つまで保存し、ダイヤルの回転でさっさと呼び出せるのは地味に便利)
ペンタプリズムの見やすさ
SDダブルスロット
防塵防滴で堅牢なボディ(ただし、“エントリー機比”)


・・・といったところも、優秀だと思うというか、今までエントリー機しか知らなかった身からすると、目から鱗がぼろぼろ落ちていきます(笑)。

なお、言うまでもありませんが、

中級機らしく“重い”
(この点については、D5300がシャシーを廃止した炭素複合素材のモノコックボディで、クラスの割には軽量であることを割り引く必要はあります・・・って、以前某店頭でD5500を持ったとき“軽っ!”と、思わずツッコミを入れたくらいですから、D5300は過渡期の機種とも言えるのでしょうが・・・)

のですが、

重いからこそ、分不相応のいい機材を使っているとご満悦状態になる
(何か欲が満たされるというかなんというか・・・)

・・・という側面もあるわけでして、人間勝手なものです・・・(笑)
なお、ボディどうしの重量比較でいえば、D7200はD5300よりもだいたい200gほど重いそうです。“ずっしり”(笑)



・・・あとは、

液晶がバリアングル・・・まではいかなくとも、チルトになっていれば申し分ない

・・・というところでしょうか。これまで使用していたデジイチが、いずれもチルト(α58)/バリアングル(D5300)と可動液晶でしたので、液晶が動かないことへの不便は、しばらく感じるのかもしれません。
私自身、ローアングルは結構多用することもありますので・・・。


ともかく、


たくさん撮ってさっさと使いこなせるようになろう

・・・ということになりますかね。
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
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