500系こだま(平成28年2月)

中途半端な時期といえば時期ですが、どうにかこうにか1週間ほどのまとまった休暇をとって--って、休暇くらい柔軟に確保できるのでなければ、ゆかいなバイト講師に何の価値があろう(カネなしヒマなしでは、存在意義が疑われる)--、地元に引きこもることにしました。

その際に、2月の下旬などというのは閑散期もいいところですので、どんな交通機関でも選択し放題であるわけですが、思い立つところがありまして、久々の“500系こだま”号の旅としました。

※「500系Type EVA」に乗車してはおりますが、本ヘボ記事においては、1号車の「体験ルーム」の記述は一切ありません。
そのあたりは、もっと詳しく報告している方がいくらでもいらっしゃいますので、他のブログやHPへGO!(謎)
(予約したり、抽選に挑んだり、旅行商品を買って立ち入ろうとするほど、「エヴァンゲリオン/エヴァンゲリヲン」への思い入れもないのが実情・・・。エポックメイキングな作品であることは事実でしょうが・・・)。




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・・・ということで、京都駅から新快速に揺られてやってきたのは、11時過ぎの新大阪駅20番乗り場です。
これから乗車するのは、期間限定で博多~新大阪間を1日1往復している、「500系Type-EVA」こと、V2編成充当の、「こだま741号」です。
ただし、上述のように、事前予約をしているわけでもなければ、旅行商品を購入しているわけでもありませんので、普通に自由席車に乗り込みます。

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8号車の自由席に乗り込むことにしました。
私がホームに着いた段階で、すでに博多からの「こだま730号」は20番乗り場に入線していました。

いや、「こだま730号」の入線シーンに間に合うくらいの時間に新大阪駅に到着してはいるのですが、

きっぷ売り場に長蛇の列
駅弁売り場にもそれなりの列


・・・と、無駄に時間を食ってしまいました(余裕を持って出てきていなければ、乗りそこなったのでは・・・レベル)。

特に、きっぷ売り場・・・。
自動券売機の増設に伴って有人窓口が削減されているのですが、そこを削減するのならば、自動券売機でも乗り継ぎ割引や他社間にまたがる乗車券類の販売に対応できるようになってくれないと、新幹線のきっぷ売り場としては“片手落ち”と思うのは、私だけでしょうか・・・
(東海道・山陽新幹線だけで完結する行程であれば、おとなしく自動券売機に並んでいたレベル・・・)。

私がアホでした・・・。
「みどりの券売機」であれば、四国方面への乗り継ぎでも、普通に発券対応ができる模様・・・orz
(以前、「こうのとり~はしだて」の乗り継ぎで指定席を手配しようとしたらできなかったことからの、思い込みの模様・・・orz)。

何はともあれ、長蛇の列を乗り越えて、大阪市内(新大阪)→松山の、乗車券と自由席特急券を調達して、20番乗り場にやってくるにはきたのですけれどもね・・・。


・・・もっとも、さっさと乗り場にやってきたところで、車内清掃が延々と続いているのも、これまたいつものお約束・・・。
なお、8号車自由席乗車位置については、発車20分ほど前で、だいたい数人の乗客しか待っていないという、“閑散期のこだまくおりちー”状態。

むしろ、

乗車口に並んでいる乗客よりも、先頭車を撮影している人間の方が多いという、この現実
(鉄ヲタ、アニヲタに限らず、一般人がスマホ片手にパシャパシャやっているのが、“特別な列車”感を漂わせます・・・)。

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さて、発車の数分前になって、ようやく清掃が終わって、扉が開きました。

最後列・・・は、先に並んでいた人たちが埋めていきましたので、前後に人がいない中ほど、8番A席に居座ることにしました。
新大阪駅の時点では、一桁・・・とまではいいませんが、10人程度の入りと、閑散期のこだまくおりちー炸裂・・・。

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東海道から撤退してしばらく経つ500系ですが、山陽ではまだまだ現役です。
この円筒形の車内に入ると、「ああ500系だ・・・」と思うのですから、登場から20年経た今もなお、存在感は抜群です。

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軽量化上等な座席。
横5列、シートピッチも他系列と比べて20mm狭いのですが、まあ(岡山まで)1時間そこそこの乗車であれば、必要十分です。

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リクライニングは、割と倒れます。

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長大なノーズのため、運転室側は空間が狭くなっています
(500系に限り、先頭車の運転室側の出入り口はありません・・・)。

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先頭部の荷棚は著しく狭隘となるため、かつては端の2列のみ2+2配置で、荷物置き場がありました。
今もなお、当時の荷物置き場がかつての姿を偲ばせます。

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荷物棚の反対は、お子様用運転台です。

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お子様用とはいうものの、割と本格派・・・。
走行中は、小さなお子様たちが入れ替わり立ち替わり座っていました。

大きなお子様も対抗して座ろう・・・とは、さすがにしませんでしたけどね。
それ以前にスペースがお子様向けなので、クソデヴの中年に座れるわけなかろうが!(失笑)




さて、車内をウロウロしていると、間もなく発車時刻となりました。
11:32、「こだま741号」は、定刻通りに新大阪駅を発車です。

さっそく、「Type-EVA」らしさを発揮するのが、車内放送に先立つチャイムが「残酷な天使のテーゼ」になっていること
「いい日旅立ち」を聞きなれていると、新鮮ではあります。

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なお、テーブル裏側の編成案内も、ごらんのありさまです。

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500系らしいのが、先頭車の運転室側には出入口がないことの案内。

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1号車は、展示・体験ルームであることが明示されています。
これに関連して、2号車の博多寄りは、展示・体験ルーム入室者の待機スペースとして、事実上は指定席として扱われているようです。
また、500系こだまは、近年の改造工事によって、当初から指定席であった6号車(元ロザ)に加えて、4, 5号車も、700系レールスターのサルーンシートと同様の座席を設置して、通年指定席になっているのですが、

指定席3両をもってしても、空席わずか

・・・となっているところに、この列車の客層と、格安の「こだま指定席往復きっぷ」の威力を痛感した思いです。
ガラガラだったら、510円はたいて6号車の元ロザでも指定しようかと思っていたのですが、自由席の方がガラガラっぽかったので、自由席で行くことにしました(姫路停車中に6~8号車の様子を比べた限りでは、6号車は7割方埋まるレベルだったのに対して、7, 8号車は2~3割レベルと、歴然たる混雑率の差はありました。4列と5列の定員差も、考慮する必要はありますけどね・・・)。

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6号車の元ロザ席。
どうせ500系こだまに乗るなら、これにしたかったのですけれどもね・・・orz
(今度からは、「みどりの券売機」で空き状況を見て、座席指定しよう・・・orz)。




さて、車内放送を聞きながら、偉そうに昼食とします。

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なぜか新大阪駅で購入した、鹿児島黒豚・黒牛の“肉めし重”。

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ご開帳。
左側に黒牛、右側に黒豚。
1150円もするだけあって、肉の質は上等なのでしょうが、やっぱり冷めてると・・・ねぇ




途中の姫路駅に着きました。
後続の「のぞみ」号がぶち抜いていくということで、3分停車です。
長時間停車・・・ということで、車内から乗客がわらわらと出てきて、撮影に励むことになりますよ
(私もわらわらと出ていく側なので、何も人のこと言えませんけどね!)。

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姫路駅停車中。

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登場から20年経過し、今となっては山陽新幹線の最古参系列・・・ということが信じられない、今見ても“新車”で通用する、未来的なフォルムです。

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それに、エヴァンゲリヲン初号機をイメージした塗装が、無駄に(←ほめ言葉)マッチしています。

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はるばる博多へ向かいますが、先はまだまだ長いですね・・・。

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後続の「のぞみ」号が、猛スピードで通過していきました。
これを合図に、撮影者も三々五々車内へ戻ります・・・。

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山陽「こだま」では、原則として車内販売は全廃されており、長時間停車中の調達がアナウンスされていました。
かつての「のぞみ」時代には活躍したであろう、売店の跡地も、兵どもが何とやら・・・です。

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車内公衆電話。
これも、登場時には必須の設備だったのでしょうが、今となっては・・・。




この後、相生駅でも3分ほど停車(なにも抜いていく列車がいなかったので、臨時スジか何かだったのでしょうか・・・)。
結局、長時間停車はこの2回だけで、新大阪駅からわずか67分で・・・

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岡山駅に着きました。
私はここで降車です。

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走りゆく500系を、多くの乗客や見物客が、撮影しつつ見送っていたのが印象的でした。

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反対側には、岡山止まりの「こだまレールスター」。
いつもは、レールスターから500系を眺めることが多いのですが、たまに“逆”になると、不思議な心境になります・・・。




ちなみに、先頭車に乗車してみたのは、元グリーン車と先頭車、パンタグラフ装備車のみに装備された、セミアクティヴサスペンションの威力を無駄に体感しよう・・・ということもあったのですが、300系以前の車両と比べれば、それは良好な乗り心地なのでしょうが、

N700系(N700A系を含む)と比べると、やはり揺れが大きい
(特に、トンネル内)


・・・ということで、スタイルは色あせない500系といえども、乗り心地という面では、やはり20年の差はバカにならない・・・ということを、身をもって体験してきたのでありました
(いや、300系あたりの270km/h運転に比べれば、500系でも、十分に“隔世の感のある”乗り心地なんですけどね・・・)。
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No title

いつも楽しく読まさていただいています。
私も2月下旬に出張帰りに「500系Type EVA」に乗っていました。
もしかしたらニアミスしていたかも。
ただ私のほうは西明石から相生まで、1号車に乗車でしたが。
(コックピットの体験は出来ず見学のみですが)
3月15日以降は予約なしでも見学できるみたいですよ。

岡山からは2000系で愛媛まで帰ろうかと思いましたが、出張帰りにディーゼルは・・
8000系しおかぜで帰りました。

ニアミス(?)

急行いよさん、コメントありがとうございます。
確かに、ニアミスしていたかもしれませんね(笑)。

1号車に乗車されたとは、なかなか貴重な経験をされたのではないでしょうか。
私の場合は1号車には足さえ踏み入れていない(NERV仕様に化けた2号車にも立ち入っていない)ので、どんなものか何とも言えませんが、1台しかなく競争率激甚のコクピットはともかくとして、展示ルームくらいは、乗客であれば時間制限をつけて立ち入ってもらってもいいのでは・・・と思っていたら、3月からそうなるのですね。なんともまあ、タイミングの悪い・・・orz。

ちなみに、(画像の整理中につき、記事としては近日中にまとめますが)急行いよさんのご期待通り(?)、私は岡山で時間をつぶして、改めての「2000系しおかぜ号乗り納め」を敢行してきました
(500系Type-EVAからは、5時間ばかり待ち時間が開くので、待っていられないというのもわからないでもありません・・・。なお、私は数年ぶりの後楽園を、雨にたたられながら無駄に堪能して時間をつぶしました・・・)。

昨年末に乗った時には、ダイヤ改正まで地元に戻ることはないのだろうな・・・ということで、乗り納めのつもりだったのですが、せっかくの機会ですから、貴重なものを選ぶのが、マイルールなのでしょう・・・
(そうして、3号車の自由席の乗車位置で待ち構えていたら、一般車がやってきたという、残念なオチもつくのですが・・・orz)。
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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