呪われているのか矛盾が噴き出しただけなのか・・・

中途半端なバスヲタも兼ねる中年ですが、長野で起きた痛ましい事故には、慄然とするばかりです。
報じられる限りでは、運行会社も旅行会社も、その体制としてはどちらも“アレ”であったとしかいいようがなさそうですが、「安いものには理由がある」ということなのでしょうね。

他方で、事故直前の道路監視カメラの画像も公開されていましたが、素人なりに眺めた限りでは、あれは運転手の責任というよりは、車両側のトラブルなのではないか・・・というようにも見受けられるのですが、そのあたりは専門家がどのように原因を確定させるか・・・でしょう。

ところで、長野事故は、4年前の関越道ツアーバス事故以来、そして、それ以上の惨事となってしまいましたが、過去の惨事を教訓として、国も規制を強めるところは強め、再発防止には動いているようですが、

いくら規制しても、そもそも守られなければ何の意味もない

・・・という現実も、あるのかもしれません。


他方で、いかに激しい事故だったとはいえ、車外に投げ出された乗客があれだけいたということは、シートベルトの未着用者が多かったということが強く疑われる状況であったことも確かでして、アナウンスがあろうとなかろうと、窮屈だろうと、義務化されていようといまいと、事故時の生存率を少しでも高めるために、自衛的措置として、シートベルトはちゃんと着用しないといけませんね・・・
(私はちゃんとしていますよ。クソデヴだから締め付けられるけどな・・・orz)。




さて、長野事故の陰に隠れている感もありますが、ここ数日、大型バスの事故が続出しています。

神戸淡路鳴門道で貸切バスが蛇行運転をやらかして、添乗員の補助で辛うじて事なきを得た
東京都内では信号機に突っ込んでけが人続出


以上の事故は、割と小規模の事業者がやらかしたものであったようですが、前者については、添乗員が機転を利かせなければ、いったいどんなことになっていたのやら・・・(神戸淡路鳴門道で歴史的大事故・・・などとなったら、私自身、おいそれと高速バスに乗れなくなってしまいますがな・・・orz)。


あげくに、


芦原温泉付近で岸和田観光バスのバスがスリップして横転
国道317号で、本四バス開発のバスが脱輪してガードレールを突き破った

(どちらも犠牲者が出なかったのは、不幸中の幸い)

と、比較的規模が大きく、路線バスも運行する事業者まで事故をやらかしている・・・となると、

バス業界は大丈夫なのか?

・・・という気にも、なろうというものです。
激安ツアーバスの類にはもともと乗ることがありませんから、長野事故のような目にあうことは私自身はないと思いますが、大手で歴史のある事業者であっても事故を起こす・・・となると、バス自体においそれと乗車できなくなる・・・ということにも、なりかねません。

もちろん、多くの事業者が法令や規制の範囲で運行管理を行っているのだろうとは思いますが、法令や規制を遵守していても、一定の確率で事故は起こるもの・・・と言われれば、それはそうなのですが・・・。



それにしても、零細事業者はもちろんのこと、大手事業者であっても非正規雇用の運転手が増えたり、待遇が以前よりも劣悪になっていたり・・・と、業界の構造的な問題もあるようでして、待遇を改善するためにも、適正な運賃を支払うことが、利用者側に立っても欠かせないのではないか・・・とも、思うことしきりです。
「安い」というだけで飛びつくと、エラいことになりかねない・・・という見方もできましょうか。

そんなこんなで、関越道事故もひとつのきっかけとして、国は「基準運賃」を定めて、運賃水準の底上げに走ったようですが、長野事故を起こした事業者のように、規制を無視されたらどうにもならないという、この現実。



もちろん、

安くて水準の高いサービスが受けられるならば、それに越したことはない


・・・のですが、


相応の“質”を確保するためには、相応の“コスト”がかかる

という、当たり前の事実を、利用者としてもいま一度直視する必要があるのかも、しれませんね。
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No title

宇和島バスも異常な安さのわりに、松山~宇和島・城辺は大方の高速バスに比べれば短距離の走行であるにもかかわらず結構なペースで新車を投入していますし、いつ見ても異常に頻繁に車線を左右に移動したりして運転は荒い上に、昨日の夜に至っては松山市内を19時台に出る宇和島行きが私の車とほぼずっと並行してHIDのほぼ常時ハイビームで延々と国道56号線を走っていて眩しいことこの上なかったです(たまに普通の明るさになることがあったので、ハイビームは明らかに運転士が意図したもの)ので、まずは乗る客よりも周囲の車に迷惑をかけているというのがより正確な表現かと。。(^_^:)

親記事で話題に取り上げられた本四バスも、内容は何だったか覚えていませんが、数年前に196号で私をムカつかせるようなことをしましたし、愛媛県警の事件事故速報をたまに見ると、せ◯う△バスも高速道路で爆走する一方でたまに路線バスで追突事故を起こしていますが、伊予鉄とJRのバス(ともに共同運行会社を含む)には運転で腹が立ったことはありませんし、実際事故も起きていませんので、運転マナーがきっちりとしていれば事故を起こす確率は極めて低いと考えています。

トロピカル珍走団(?)

某巨大掲示板のスラングに、「トロピカル連合」だとか「珍走団」だとかとありますが、四国の事業者でよく引き合いに出されるのが、KAZさんの挙げておられる二社。
正直、二社のバスとも私自身は乗車したことがないので(・・・と、某Sバスは、今治松山特急線に一度だけ乗車したことがありました。一般国道経由と言うこともあってか、まあ普通の運転だったと思いますが・・・)、実感を込めては申し上げかねます・・・。

・・・と、思い出しましたが、以前JR四国バス便に揺られて松山IC→川内IC間の松山道を走行したときに、某U自動車の大阪線に抜かれたことがあったのですが、後ろからやってきている・・・ぐんぐん迫ってきている・・・あっという間にぶち抜かれて見えなくなった・・・ということがありました。その後二度と、補足することはありませんでした。
当該路線の乗車記を見ていると、ダイヤに余裕をもたせていることもあるのでしょうが、「大幅な早着」と書かれていることが多いのですが、わかるような気はします。
まあ、ダイヤから少々ずれた運行であっても、安全に運んでくれるのであればいいのですが、乗客目線はもちろんのこと、一般車からどう見られているのか・・・というところも、あるのですね。
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キモプアの紙

Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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