リニア・鉄道館探訪記⑩(27年9月)

「その⑨」のつづきです・・・

延々と1階や館外(基本的に117系電車)をウロウロとしてきましたが、その合間にはお昼時を挟んでいます。
12時台・・・では、いくら平日とはいえイートインスペースはそれなりに人出がありますので、微妙にピークを外した13時過ぎ・・・。
やってまいりましたのは、2階の一角にある「デリカステーション」です。
仰々しい名前がついていますが、要は

売店+イートインスペース

なんですけどね・・・。

テーブルと椅子がならび、グループ客と家族連れ“しか”いないなかに、オッサン一匹が居座って、優雅に昼食ですよ(失笑)。

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ちょうど、エントランスの上に位置するため、吹き抜けの空間が眼前には広がっていました・・・。


さて、昨年の訪問時には、東海道新幹線開業50周年に敬意を表して、「復刻・昭和39年新幹線開業弁当」を食しました
(いや、「敬意を表して」ではなく、微妙にお安かったからだけどな!)。

今年は少し手を変え品を変えてみるか・・・ということで、

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みそかつ・えびフライ弁当

を、選択してみました(お値段締めて“980円”)。

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名古屋名物を一挙に堪能できる(?)、おトク感満載(??)のお弁当です。
なお、名古屋駅でも普通に駅弁として売られていたはずです。

なお、見た目通りボリュームは割とありました。

ひとつだけ苦言を呈しておくと・・・、せっかくの売店スペースなのですから・・・

お弁当を温めるレンジくらいは設置して使わせてくれてもいいのではないか・・・

とは、思いましたけどね(この手のフライもののお約束として、冷めているのを食しても大したことがない・・・)。




さて、昼食後は2階の通路をウロウロしているわけですが・・・

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「シンボル展示」室を見下ろすスペースの一角には、古めかしいバスが一台。
これ、初代の国鉄バスなのだそうでして、戦前の逸品です。
最初に国鉄バスが走ったのが、現在の愛知環状鉄道線(もと・国鉄岡多線)ということで、ここで保存展示されているとか・・・。

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さて、「シンボル展示」室を抜けると、メインの車両展示室を取り巻くように通路と休憩スペースが広がっています。
休憩スペースに並んでいるテーブル・・・4つ合わせると・・・になりそうな形状ですが・・・

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・・・さいですか(笑)

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ちなみに、ただの休憩スペースと侮るなかれ・・・。
壁にはひっそりと、在来線と新幹線(ただし、東海道新幹線に限定)の高速度試験にかかわる資料が展示されていたりもします
(昨年の訪問時には完全にスルーしてました・・・orz)。


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さらに進むと、東海道本線の歴史について展示している「歴史展示室」があります。

在来線時代から東海道新幹線に至るまでの歴史を、簡潔ながらも豊富な資料にもとづいて展示する、割と見応えのある展示室です。

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一角は、東海道新幹線の開業に尽力した、当時の国鉄総裁・十河信二氏と、国鉄技師長・島秀雄氏にかかわる展示です。

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十河氏の直筆による「有法子」。
氏の座右の銘だったそうで、氏の自叙伝も同じ書名となっています(昨年、文庫になって復刊されたものを通読しました・・・)。

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また、東海道新幹線という偉業を讃えるプレート(オリジナルは東京駅にあるため、これはレプリカでしょうが・・・)も展示されていますが、

「日本国民の叡智と努力」

って、どうなんでしょうね・・・
(建設前には「世界四バカ論」(ピラミッド、万里の長城、戦艦大和、そして新幹線)さえ出ていたというのに・・・)。

いざできてみて、「大成功」だったからといって、このプレートというのは、少々調子がよすぎるのではないか・・・と思うのは、十河氏の自叙伝や伝記を相応に読んできた私の、個人的な感慨というものなのでしょうか・・・
(プレート設置当時の国鉄総裁に対する“ヨイショ”という説も文献によってはありますが、さて真偽や如何に・・・)。

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また、イートインスペースの手前には、東海道新幹線の建設工事にかかわる資料を展示する「収蔵展示室」があります。
その隣には、東海道新幹線を主体とする映像資料を上映する「映像シアター」がありますが、このときは腰を据えて鑑賞することはできずじまいでした・・・(時間が、ねぇ・・・)。




他方で、「歴史展示室」の1階部分には、“日本最大級”を謳う「鉄道ジオラマ」が展示されています。
恥ずかしながら、昨年の訪問時にはその存在を完全に忘れてスルーしてしまいましたので、このときは帰る前に眺めてみました・・・。

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なるほど、“でかい”。

他方で、かつて交通科学博物館にあったジオラマよりも“やや大きい”くらいではないかという気も、しないでもありませんでしたけどね・・・。

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当然といえば当然ですが、JR東海の主力車両が行き来しています・・・。

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かつての交通科学博物館のジオラマと違い、ガラス仕切がないため開放的であるというのは、ポイントなのかもしれません
(その代わり、基本的に“立ち見”しかできませんけどね・・・)。

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時間帯によっては、花火が上がったり、五山の送り火が無駄に(←失礼)再現されたりもします・・・。
一応、名古屋を中心として、東京から新大阪までの沿線をそれっぽくリファインしている・・・というのがコンセプトだとか・・・。




・・・ということで、結局この日の退館時間は16時頃となり、都合6時間ほど(弁当を食していた時間も含む)の滞在となりました
(昨年の訪問時とほぼ同じ滞在時間になったのは、偶然なのか何なのか・・・)。

ほぼ一年ぶりでしたが、相変わらず“飽きない”というか、“見所はいくらでもある”施設です。

退館ゲートをくぐった後はミュージアムショップでおみやげを物色です。
甥っ子どもにそれらしい“おもちゃ”(紐を引っ張るとプルプル震えるN700系)を購入して、

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自分にはベタですが、『公式ガイドブック』を今更ながらに買って帰りました
(一連のヘボい探訪記を整理する際に、大変参考になりました・・・)。

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・・・ということで、入館から約6時間ぶりにエントランスを通過です。
さすがに、この時間から入館しようとする人もそう多くないためか、閑散としていました・・・
(あと、平日の夕方ですしね・・・)。

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・・・ということで、ほぼ1年ぶりの「リニア・鉄道館」でした。

このときは、夏の18きっぷのあまりの有効(?)活用でしたので、あおなみ線で名古屋駅に戻った後は、

名古屋→(中央本線)→多治見→(太多線・高山本線)→岐阜→(東海道本線)→京都

・・・と、無駄に大回りして帰ったのでありましたとさ。

(おしまい)
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はじめまして

毎回楽しく読ませていただいています。
リニア・鉄道館は以前に仕事の都合で寄り道した時に2時間程度で早足で回りましたのでもう一度ゆっくり訪問したくなりました。
ところで年末は帰郷されるのでしょうか?一度、フェリー(大阪-東予)を使われてはどうでしょうか。
バスより少しお高くなりますがお風呂に入れますし足を伸ばして寝れます。
松山へは連絡バスがあります。(11号線で桜三里だったと思います)
たしか事前予約すればフェリーとバスで割引があったような・・・

Re: はじめまして

急行いよさん、コメントありがとうございます。
かつての予讃本線の王者であった急行いよ号・・・懐かしいですね。

リニア・鉄道館は、その気になれば丸1日過ごすことができるくらい、見所のある施設だと個人的には思っています。
ぜひ、お時間のあるときにゆっくりと訪問してみてくださいませ。

また、「オレンジフェリー」をお勧めいただき、恐縮です。
もちろん存在はよく知っていますし、かつての関西汽船/ダイヤモンドフェリーの関西~松山航路に勝るとも劣らないグレードのフェリーが導入されていることから、興味はあるのですが、やはり「東予港発着」というのが引っかかるところです。
もちろん、ご指摘の通り松山から連絡バスも運行されていますが、いざとなると・・・。
フェリーの旅も、足を伸ばせてお風呂も使えて・・・と、優雅なものであることは経験しているのですが、その「優雅さ」を堪能するためには繁忙期を避ける必要があることも確かでして、年末の帰省ではおそらくJR利用(来春には消滅する、2000系しおかぜ号に乗り納め)になるかと思います・・・(まだ手配していませんけどね・・・)。

No title

JR四国から発表されましたね。しおかぜ・いしづちは全て電車に。
松山以東の予讃線からは2000系は消えてしまうのか(多度津から先は南風がありますが)ミッドナイトは2000系で残るのかと言うところでしょうか。今日部屋から見えたしおかぜ9号は全てアンパンマン車でした。

2000系「しおかぜ・いしづち」号も記憶の彼方に・・・

急行いよさん、コメントありがとうございます。
毎年この時期になると、翌年3月のダイヤ改正の情報に一喜一憂するのですが、予想通り(?)「しおかぜ・いしづち」号から2000系気動車は撤退となりました。
ミッドナイトEXP高松/モーニングEXP高松については、現状通り「しまんと/うずしお」号の間合いとして2000系が継続して運用されるようですが、松山~伊予西条間では、定期列車としては2000系は撤退となりますね。
まあ、これは予想の範囲内でしたが、8600系が予備車なしで4往復(+いしづち103/106号)に充当されるとは、正直驚きました。2000系の代替であれば、2往復にとどめて1編成は予備車にするかと思いきや、8000系の予備車を8600系と共用とは、そうきたか・・・と(8600系が一編成検査入場したら、その代走は8000系でしょう・・・)。

また、松山以西からグリーン車(2000形量産車)全廃というのも、半分意外でしたが、時折利用状況を見ていたら(「バースデイきっぱー」を除けば)空気輸送のようなものでしたから、高知に転属させて「南風」号に充当する方がいいや・・・というのも、それはそれでアリなのかもしれません。

ともあれ、年末の帰省では、2000系「しおかぜ」号にお名残乗車してこようと思います。
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キモプアの紙

Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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