リニア・鉄道館探訪記⑥(27年9月)

「その⑤」のつづきです・・・

車両展示室の締めに、国鉄を彩った機関車群を眺めてみることにします。

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一番の大物は・・・やはり、“ゴハチ”ことEF58形電気機関車の157号機。
JR東海での現役時代は、青とクリームのツートンカラーをまとっていましたが、いまではぶどう色に塗り替えられています。

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ナンバーがプレートではなく“切り文字”で表記されているところに、時代を感じます。

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前照灯。

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EF58形の後ろには、これまたぶどう色の客車が連結されています。
スハ43形客車の321号車です。
現役時代には、こうして、東海道筋をEF58形に牽引されたこともあったのでしょうか・・・。

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室内。
整然とボックスシートが並ぶ光景には、“機能美”さえ、感じずにはいられません。

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窓側にもアームレストがあることから、もともとは優等列車に充当されていた歴史が偲ばれます
(新製直後には、特急列車に充当されたこともあったとか・・・。これで特急料金を徴収されるのはご勘弁こうむりたいところですけどね・・・(苦笑))。

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洗面所。
タイルが貼られているところに、時代を感じさせます。

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スハ43形のデッキからは、連結状態のEF58形の表情を拝むことができます・・・。




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車両展示室の端には、2両の旧型電機が並んでいます。
まずは、ED18形の2号機。
JR東海発足後に、飯田線で動態保存されていたことも、今や思い出です・・・。

そのED18形の隣にいるのが、

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ED11形の2号機です。

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わが国における電気機関車の黎明期に製造された車両だけあって、技術移入の観点からも、アメリカから輸入していた模様。
1922年10月製ということは、

90歳オーバー・・・。
(おじいちゃん電機に、敬礼 ∠(`・ω・´))

2両の旧型電機の後ろにいるのが・・・

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C57形蒸気機関車の139号機。
長らく名古屋機関区の主として、伊勢神宮へのご参拝に代表される“お召し列車”の牽引にあたってきたカマです。

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デフレクターの白線が、お召し機の証です。




なお、「リニア・鉄道館」を名乗りますが、まだ実用化されていないので致し方ないところもあるとはいえ、リニア関連の展示室はこぢんまりとしたものです。

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それでも、国鉄時代からの開発の歴史を、年表と資料・模型等で振り返ることができます。

もっとも、リニア関連展示室の目玉は・・・

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“超伝導リニアシアター”なのかも、しれません。

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実物大のモックアップの中に、実車同様の座席が設置され、前方と側面のモニターに走行風景が投影されることで、

リニアに乗っている“気分”を味わうことができる

という、なかなかの逸品(?)。

ちなみに、昨年の訪問時には、このモックアップの中に入ることができるということに気付かず、スルーしておりました・・・orz

今回は、ちゃんと入ってみましたよ。
入ってみたのはいいのですが、割と小さなスペースのため、私のようなぼっち訪問者は、他のぼっち訪問者と相席にさせられてしまいましたよ・・・。しかも“通路側席”に・・・orz

とはいえ、わずか5分ちょっととはいえ、

映像と音と振動がミックスした“ヴァーチャル試乗体験”は、試しておくに損のないもの

とは、思いましたけどね(特に、振動の効果がバカになりません。低速時のタイヤ走行から浮上モードへの移行(逆も然り)や、すれ違い時の風圧の再現などは、よくここまでやるわ・・・というレベル)。




その他、実車を取り巻く/間を縫うように、鉄道の運行や運営にかかわる展示がいくつか・・・

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踏切。
このタイプの踏切も、そういえば最近はあまり見なくなりました・・・(見なくなったからこそ“博物館入りする”という説も、なきにしもあらず・・・)。

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腕木式信号機。

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座席の展示。
これは300形のグリーン車からかっぱいできたものだそうですが、普通車の華奢っぷりに比べると、腐ってもグリーン車ですね・・・。

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何気に、オーディオパネルも現役時代のままに残存していたりもします・・・。

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国鉄末期からJR初期にかけて活躍していた、マルス端末。
駅員氏がパネルをパタパタめくっているのを羨望のまなざしで眺めていたお子様も、今やオワっとるオッサンです・・・。
時の流れは残酷だ(苦笑)。

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現代ではエクスプレス券売機で、利用者自身が端末を操作して(列車はおろか号車や座席さえも指定して)発券できるのですから、時代の進歩は恐ろしいものです。
発券体験ができる・・・との触れ込みですので、無駄に試してみました。

もっとも、出てきた“きっぷ”は・・・

ただの感熱紙だったけどな!
(実物との相違を際立たせるためというのはわからないでもないのですが、ちょっと味気ないかね・・・)

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もっとも、感熱紙の分際で(?)隣接する自動改札機をきちんと通過することができたりもします・・・。

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車両展示室を在来線車両群の側から眺めてみると、こんな感じになります。

「その⑦」へつづく・・・
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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