さよなら国鉄色381系

すでに各所で報じられているので“今更”の感もありますが、

国鉄色の381系電車が引退することになりました・・・

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今では、福知山電車区のみに配置される国鉄色の381系ですが、来る10月30日限りでの一斉引退が、すでに決定しています。
289系の落成とともに徐々に置き換えか・・・と思ってばかりいたもので、少々意外でした。

思えば、昨年から山陰本線沿線を(業務的な意味で)ウロウロすることになったとき、

381系にどんどん乗ってやるわワッホイ
(287系なんて新しいけど面白みないじゃないか(いや、確かに乗り心地は381系とは比較にならないくらいいいんですけどね・・・))

と、

わざわざ乗る列車を無駄に早めて(往路)/無駄に遅らせて(復路)まで、できるだけ381系充当列車を選んでいたのも、今や思い出です。
もちろん、国鉄色381系が引退しても、また、紀勢路の塗り替えられた381系が引退しても、しばらくは伯備線で「(ゆったり)やくも」として生き永らえるため(先日無駄に乗ってきました・・・)、381系全廃・・・というわけではありませんが、これもひとつの時代の終わりというものでしょう。

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簡易リクライニングシートベースで微妙な座り心地・・・座面が前にずり出てくる普通車座席も、これでお別れです
(「ゆったりやくも」は完全新規の座席に換装されているため)。

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ブラインドこそ撤去されましたが、登場時の面影を残す二重窓も

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大したものがおけない壁のテーブルも

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足もとのステンレスむきだしなダクトや

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床下の空調装置から天井にのびるダクト

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無機質なデッキ

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低重心構造ゆえのスロープ

・・・みんな、間もなく見納めです
(「ゆったりやくも」仕様では、このあたりは徹底的に手を入れられていますからね・・・)。

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また、どこぞやの普通車と区別のつかないグリーン車を量産する会社とは違い、改造車で窓割が全然合わないながらも、重厚なグリーン車も、間もなく見納めです。
2人掛け座席は、かつて山陽路で一世を風靡した「ウエストひかり」のグリーン車から移植されたと伝えられていますが、長きにわたる座席の活躍も、そろそろ終りです。
もともと新幹線用というだけあって、経年を経てもなお、“上質のソファ”を想起させる重厚な掛け心地は、グリーン料金をわざわざはたくに値するものでした
(・・・と、エラそうに書いていますが、私がグリーン車に乗るときは、常に「福知山~京都」(100km未満でグリーン料金が安い)間だけでしたけどね!(後の区間は普通車に乗っているか、普通列車に乗り継いでしまうか・・・orz))。




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また、本来は自然振子車の走行に対応していない山陰本線(&福知山線)でしたが、最晩年には、振子の動作角度を3度に制限して、1000番台に改番した上で振子動作を再開し、有終の美を飾ることになりました。

曲線を高速走行するための本格的な振子動作でこそなかったかもしれませんが(改造前後で運転時間は全く変わってないし・・・)、

振子車両は傾いてナンボ

・・・ということを、改めて実感することになりました
(一応、改造の名目は「乗り心地の改善」・・・もっとも、そこまで手を入れて改造して、1年ちょっとであえなく引退というのはどうなんだろう(費用対効果的な意味で)と、思わないでもありません・・・)。

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こうして、京都駅の山陰本線乗り場に国鉄色の381系がやってくるのも、あと10日少しとなりました
(ついでにいうと、東海道本線乗り場に「くろしお」色の381系がやってくるのも、あと10日少しです・・・というか、新大阪駅と並んで、「国鉄色とくろしお色の381系をどちらも眺められる」状況だったのですね・・・今更ながら・・・)。

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引退してしばらくは、ホームの停車位置表示が、「381系が紛れもなくやってきていたこと」を、語り継ぐばかりになるのかも、しれません・・・。

引退まで残り10日ちょっと。
残念ながら、私自身が乗りに行く機会はもうなさそうですが、最後の日まで無事に走ることを、願うばかりです・・・
(それにしても、289系(もと683系)が入ると、既存の287系と並んでサービスレベルは統一されるのでしょうが、「乗る側の面白み」という意味では激減しそうですが、末期の381系の“残念な乗り心地”を知る身としては、それも時代の流れなのだと、思うことしきりです・・・(少数の鉄ヲタよりは多数の一般乗客・・・なんですかね・・・))。

今まで当たり前のようにいたものがいなくなる・・・世の中は絶えず移り変わるとはいえ、いくばくかの寂しさは、やはり禁じ得ないものですね・・・。
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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