京都丹後鉄道・天橋立探訪記(その①)

今更ですが、先月の後半に京都丹後鉄道に乗りにいくとともに、約5年ぶりくらいに天橋立をウロウロしてきました
その時の記録を、無駄にまとめてみます。

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ということで、朝っぱらから日光が燦々と降り注ぎ、歩いているだけでイヤになる中、泊まっていた某ビジネスホテルからチンタラ歩いてやってきたのは、兵庫県北部の拠点都市である豊岡市の中心駅、豊岡駅です。
JR西日本と京都丹後鉄道が共用しますが、JRの駅舎はご覧の通り立派な橋上駅舎です。

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そんな豊岡駅の一角にあるのが、京都丹後鉄道の豊岡駅・・・。
エラい格差構造ですな・・・。

なお、京都丹後鉄道の列車は、基本的には専用乗り場からの発着となりますが、快速(久美浜以東特急)列車については、JR乗り場からの発車となるようです。
このときも、すでにKTR8000系がJR乗り場に入線済でした。

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豊岡駅の時点での行先表示は「快速・久美浜」となっていました。
久美浜駅の前後で、「はしだて2号」のものに切り替わるのでしょう・・・。

さて、事前にインターネット決済しておいたクーポン(プリントアウトした紙切れ)を駅の窓口に提示して・・・

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この日使用した「お祭りフリーきっぷ」に引き換えました。
沿線でお祭りがある日に限定されますが、1日1,000円で京都丹後鉄道全線の普通・特急列車の自由席に乗り放題となる、非常に強力なきっぷです
(なお、インターネット決済ではなく当日窓口で購入する場合は1,200円となります。それでも十分におトクだけどな!)。

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さて、これから乗車する快速(久美浜駅から特急「はしだて2号」となります)KTR8000系はJR乗り場に停まっていますので、のりかえ口を通ってJR乗り場に移動です。

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夏休み期間中であるためか、2編成が併結された4両編成でした。

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さて、自由席は2号車と4号車です。
どこに座ってもいいのですが、4号車の最後列に居座ることにしました。
いわゆる“後ろ向き展望席”というヤツです。

ところで、4号車は途中の宮津駅までは最後尾のはずなのですが、

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座席が“後ろ向き”に設置されていました

逆向き区間が短い場合は、座席回転を省略するために後ろ向きになっていることは時折ありますが(京都丹後鉄道でいえば、天橋立始発の「はしだて」号の天橋立~宮津間など)、この列車の場合、方向が変わる宮津駅まで1時間以上の長丁場です。
それでも逆向きのままかよ・・・とも思ったのですが、その理由をすぐに目の当たりにすることになります・・・。

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さて、定刻通り8:51に豊岡駅を発車です。
ちなみに、わが4号車は・・・

貸切状態

確かに、通学時間帯から外れた列車であること、増結されて自由席が倍に増えていることはあるにしても、“貸切”は正直想定していなかったので、驚きでした
逆に言えば、大昔のJR宮津線、そして、前身の北近畿タンゴ鉄道が、どちらも経営が苦しく赤字を垂れ流していた背景を目の当たりにさせられた・・・とも、いえます。

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最初の停車駅となる久美浜駅に着きました。
なお、豊岡駅と隣のコウノトリの郷駅は兵庫県内ですが、いつの間にか京都府に入っています。
この駅からは、「特急はしだて2号」として、特急料金が必要になりますが、「お祭りフリーきっぷ」ユーザーの私はそのまま乗り続けるだけです。
KTR800形の普通列車と交換して、発車。

相変わらず“貸切”のままです・・・orz。

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「特急」に化けたところで走りが劇的に変わるわけでもなく、ローカル線を淡々と走ります。

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窓からの眺め。

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一部車両には運転室の背後に展望スペースがあります。
展望スペースは大窓とテーブルが鎮座しており、観光地を走る特急列車らしい設備ですね
(他方で、宮福線に入ってから何度かリーマンのオッサンが“電話スペース”に使いやがって興ざめになったけどな・・・。ここは“デッキ”とは言わねぇんだよ!(怒))。

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どこかの駅(きちんと記録していなかった・・・orz)の待合室。
古き良き国鉄時代の遺産です・・・たぶん。

さて、夕陽が丘木津温泉駅、網野駅と停車するも、相変わらず“貸切”のまま(2号車自由席や指定席車に乗客がいた可能性は排除できませんが、わが4号車については・・・)。
これだけ乗客が“いない”のであれば、進行方向逆向きに1時間以上座席をセットしていても大して問題にならない・・・という事情のようです
(この列車の乗客は、天橋立、宮津各駅から本格的に増えてくるのだから、宮津駅からの進行方向を基準にした座席のセットでいいではないか・・・というところでしょう。たぶん・・・)。

もっとも、9:36発の峰山駅で貸切が崩れ、5人ほどわが4号車にも乗り込んできました。

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車窓に海が見えてくると、天橋立駅はすぐそこです。
実は、事前に予定を組んだ際には、天橋立駅でこの列車を降りて、天橋立をウロウロする予定だったのですが・・・

どうせフリーきっぷなんだから、福知山まで乗り通せばよくね?
(福知山駅で、下りの「はしだて1号」に乗り換えて折り返しても、11時半頃には天橋立駅に戻ることができます)

だいたい、今座っている席

宮津駅からは“先頭展望席”

ですしね(JR線に入ると、綾部駅で前に「まいづる」号がひっついて、展望席でなくなりますが・・・orz)。

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ということで、「はしだて2号」に乗ったまま天橋立駅を発車。
なお、さすがにここからの乗客は多く、車内も少しは賑やかになりました。

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10:05、宮津駅に着きました。
ここからは宮福線に入るため、進行方向が変わります。

これにともなって6分停車なので、ホームに降りて飲み物補給(笑)。
ここからは、晴れて“先頭展望席”の旅です。

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建設時期が新しく(平成になってから)、踏切もなければ線形のよい宮福線を、宮豊線を走っていたときよりは少し速度を上げて淡々と走ります。
それにしても、

前向きの展望席ってスバラシイ

ですな。
特に、「はしだて」号に入る381系電車も287系電車も前面展望が絶望であるがゆえに、KTR8000系の優秀さ(?)が際立ちます。

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大江駅に停車。
観光列車の一角を占める「丹後あおまつ」号と交換です。

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田園地帯を高架と築堤とトンネルで突っ切っていきます。

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引き続き宮福線を南下し、荒川かしの木台駅では、「丹後くろまつ」号と交換です。
なお、「丹後くろまつ」号は特定日運転であることに加えて、車内で食事(コース的なもの)を提供する関係上、旅行商品扱いになり、普通に乗車券を所持していても乗車できません(よって、このときも乗車できずじまいです・・・というか、お値段的に手が届かないという説もありますが・・・orz)。

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JR山陰本線と並走するようになると、福知山駅はすぐそこです。

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10:38、福知山駅に着きました。
列車は引き続き京都に向けて走りますが、「お祭りフリーきっぷ」の有効区間はここまでですので、ここで降車です。

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福知山駅もすっかり高架駅に化けましたが、JR乗り場からも京都丹後鉄道の改札口にアクセスできる構造になっていることを、今更ながらに知りました・・・(JR改札口でも、「お祭りフリーきっぷ」を提示して出られるのかと思ったら、そうでもない模様・・・)。

もっとも、私は天橋立に戻りますので、そのまま下りホームへ移動です。

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さて、京都からやって来た「はしだて1号」が到着です。
現役最晩年を迎えようとしている国鉄色381系と、KTR8000系が並びました。

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自由席車である3号車に乗り込みましたが(運転室がない分座席数が多く、着席率を上げることができる)、福知山で乗客の入れ替わりがあったとはいっても、車内は7割方の座席が埋まる“大盛況”でした。
夏休み中の観光地にアクセスする列車は、そういうものなのでしょうかね・・・(あとは、外国人が目立っていたのも印象的でした。これも円安様々なのか・・・?)。

先程まで来た道を、さっさと折り返しまして・・・

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11:25、天橋立駅に戻ってきました。

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それにしても、近々廃車になることは事実にしても、この“パッチワーク”状態は・・・。

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隣の乗り場には「丹後あかまつ」号が停車中。
豊岡方面への乗客は乗り換えていっていました。

なお、「丹後あかまつ」号には、天橋立をフラフラした後で乗車しています(そのうち記録は出します)。

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「丹後あかまつ」号には乗車整理券(310円)が必要になりますが、乗車整理券のない乗客は普通車(?)に乗ることになります。
もっとも、「あかまつ」号のイメージを損わないような、専用塗色のKTR700形が用意されており、抜かりはありません。

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側面の表記は“Willer Trains”に書き換えられていました・・・。

「その②」につづく・・・
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Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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