乗り鉄・乗りバス用機材としての“ペンQ”

ゼニもロクに無いのに、先日乗り鉄・乗りバス用機材を更新した無謀なプアです(<挨拶)。
機材のご紹介は別エントリーにまとめましたので、実際にペンタックスQ7(以下、“ペンQ”)を、乗り鉄・乗りバス用に使ってみての印象を書き散らかしておきますので、同じようなことを考えている人がどれくらいいるのかいないのかは定かではありませんが、ご参考までに・・・。

さて、ペンQ自体のメリットとしてよく言われることは・・・

何といっても小型軽量(本体・レンズとも)

ということです。

無駄に一式
とりわけ、標準ズーム(02 STANDARD ZOOM)と望遠ズーム(06 TELEPHOTO ZOOM)の大きさ・重さにほとんど差がないことは、特筆に値します(左のレンズが標準ズーム、右のレンズが望遠ズーム)。
もっとも、望遠ズームは沈胴式のため、実際の撮影時にはもう少し伸びるのでは、ありますが・・・。

また、望遠ズームが

全域通しでF2.8と、割と明るい

のも、地味にポイントかもしれません(他のデジイチでF値が通し2.8の望遠ズームなんて、クソ高いうえにクソデカくて、プアには手が届かないというのに・・・)。

それぞれのレンズによるテキトーな作例(ワイド端とテレ端を挙げておきます・・・)。
まずは02 STANDARD ZOOMから・・・。

ワイド端
ワイド端、5mm(35mm判換算で約23mm相当)

テレ端
テレ端、15mm(35mm判換算で約70mm相当)

続いて、06 TELEPHOTO ZOOM

テレ端
ワイド端、15mm(35mm判換算で約70mm相当)

ワイド端
テレ端、45mm(35mm判換算で約200mm相当)
正直なところ、望遠性能はもうちょっと欲しいところですが、前世代のQ10に比べると、素子が大型化して倍率が小さくなったため、そのあたりは致し方ないというところでしょうか・・・。

なお、その他のメリットとして、

(対ネオイチとの比較ですが)合焦速度はそこそこある
(ただし、ミラーつき一眼に比べると遅いです。おそらく、ミラーレス一眼の区分でも“遅い”方に属するのでしょうが、並のコンデジよりは速いですね)
手動ズームはやはり便利
モードの切り替えがダイヤルで済むのでラク

・・・というところは、何だかんだ言ってもコンデジより上ですね。

それから、並のコンデジよりも微妙に大きな1/1.7型のセンサーを備えながら、

画素数1200万に“意識的に抑えている”

ことは、地味にポイントだと思います。

未だに、

画素数が多い=画質が良い

・・・という、困った思い込みをしている人も少なくないのですが、それは「撮影素子の大きさが大きければ」という条件付き。小指ほどの(・・・というと大げさ?)コンデジクラスの撮影素子(センサー)に、1400万画素だとか(ウチのネオイチ、フジのS-4500の場合)、ひどくなると2000万画素を詰め込むとか、もうね、アホかと・・・

画素がなさ過ぎるのも考え物ですが、画素数を抑えて画素ピッチに余裕をもたせることで、“破綻の少ない画像作り”と(センサーサイズの割には、という留保はつきますが)“それなりの高感度耐性を備えていること”は、地味に評価できるところです(もちろん、より大型のセンサーを備える本格ミラーレスや本格デジイチと比べるのは間違いです。コンデジより有利・・・というだけ)。

**********

そして、忘れてならないのが、

レンズシャッターを装備
(ただし、一部レンズのみ。キットレンズの02と06は、どちらもレンズシャッター装備です)

・・・ということでして、乗り鉄・乗りバスにおいてはこれは非常に重要なポイントです(周囲に迷惑をかけずにパシャパシャ撮る的な意味で)

フォーカルプレーンシャッターはうるさく、電子シャッターは動体歪みを逃れられない以上、現状では乗り鉄・乗りバス用機材としては、「レンズシャッター搭載機」は最適解になるのではないかと、“個人的”には考えています
(高級ミラーレスの静粛なフォーカルプレーンシャッターであれば、また変わってくるのでしょうが、レンズシャッターの静粛さには及びません。たぶん・・・(youtubeでシャッター動画見ただけだけどな!)。また、電子シャッターでもニコン1のようなセンサーの高速化による動体歪み対策を取ってきているものだとまた変わってくるのかもしれませんが、それでも作例を眺めた限り、動体歪みを完全に逃れることはできていないようです・・・)。

なお、設定によりペンQでも電子シャッターに切り替えることはできますが・・・

よくわかる動体歪み
まあ“ごらんのありさま”ですわ・・・
(高速道路走行中のバス車内からという、意図的に悪条件のもとでの撮影であることは割り引くにしても・・・)。




メリットあれば、デメリットもあり。

・画質はそれなり
(素子の絶対的な大きさが小さいので、1型、フォーサーズ、APS-C機といったところと比べるのが間違いでしょうが)
・バッテリーの持ちが悪い
(カタログスペックでは200枚ちょっととなっていますが、光学ファインダーやEVFがないため実際にはモニターがついていることが多く、首にぶら下げているだけでも無駄に電力を消費することもあってか、その枚数を下回ることが多いです・・・。予備バッテリー抜きでは、持ち出そうという気にはあまりなりませんね・・・。まあ、純正バッテリーはともかく、互換バッテリーはアホみたいに安いので、それで補えると言えばそれまでですが・・・)
・モニターがしょぼい
(46万ドット液晶・・・って、デジイチのスペックではない罠(・・・って、ウチのα58の酷評されまくりの液晶と似たようなスペック・・・という説もありますが、あちらは有機ELのEVFつきですからね・・・))

・・・といったところは、少々気になりました。

特に、液晶モニターのしょぼさは、(私の目がよろしくないことは割り引くとしても)とてもではないですがマニュアルフォーカスでは使い物にならない・・・レベルです。

それから、今まで頑なにEVF付きの機種しか使ってこなかった身としては(ネオイチは、コンデジの分際でEVFを装備しますからね・・・)、

背面の液晶モニターだけで撮るのがこんなに“不便”とは

・・・と、思うことしきりです。特に、晴天時の屋外での“使いにくさ”は、頭の中ではわかっていたつもりでも、実際に目の当たりにすると泣きたくなるレベルです・・・
(一応、ペンQにも外付ファインダーの設定はありますが、01の単焦点レンズに特化したものなので、私の環境では使い物になりません・・・)。




あとは、ペンタックスのお約束らしいですが、エフェクトが無駄に豊富です。
が、ほぼ使わないのでどうでもいいという説もあり(極彩とモノクロは、時折使うこともありそうですが・・・)。

極彩
極彩モードで写すと、こんな感じでコントラストが強調されます。
不自然・・・という説もあり。
あとは、これはモードの責任ではないのですが、標準ズームのワイド端の5mm(35mm判換算23mm)は、ワイドなのは結構なのですが、

歪みも露骨に出る(上画像の電柱にご注目・・・)

・・・ので、おいそれと多用はできません(これでも、歪み補正(ディストーション補正)はオンにしているのですが・・・)。

ノーマル
なお、こちらは同じ被写体でもノーマルモードで写したもの。
こうして比べると、極彩モードは“不自然にすぎる”という見方も、できなくはありません。

ネオイチのノリで、フルオートにして撮っていると、極彩モードに変えられたり、被写体を自動的に検出してコントラストを強調するモードに変えられたり・・・と、割と撮影者が意図しないモードに変わってしまうため、今後はマニュアルか、絞り優先オート、シャッタースピード優先オートあたりを使い分けることになりそうです。

また、本体の前面には切り替え式のダイヤル(クイックダイヤル)がついているのですが・・・

エフェクトの切り替え
アスペクト比の切り替え
フォーカスモードの切り替え
フォーカスアシストの切り替え
NDフィルターの切り替え

“選択式”(以上の機能のうち、いずれか1つしか割り当てられない・・・)のため、思ったほどは使えないという印象です
(撮影時に必要になる各要素を組み合わせて登録、切り替えができるということなしなのですが・・・)。




・・・ということで、乗り鉄・乗りバス(基本的には、乗っている最中に車内からパシャパシャやることを念頭においています)用機材としての“ペンQ”でした。

繰り返しになりますが、何と言ってもレンズシャッターの静音性は大きな武器です。
他方で、“レンズ交換できるコンデジ”という見方をする人も少なくないように、画質、取り回しといったところで不便を感じることも無きにしも非ずですが、お安いコンデジよりは、基本性能が上と言えば上ですからね(お高いコンデジは知らん・・・orz)。
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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