あおなみ線(26年9月)

昨年の9月に“リニア・鉄道館”を訪れてきました
記録は延々とまとめたとおりですが、往復で利用した“あおなみ線”(名古屋臨海高速鉄道)の記録も、ついでにまとめておきます。

あおなみ線名古屋駅
・・・ということで、京都くんだりから在来線を乗り継いで、やって来たのはJR名古屋駅です。
地下通路を西側(新幹線側)に進んだ先に、あおなみ線の名古屋駅があります。
このときは“赤い青春18きっぷ”の有効活用でしたので、あおなみ線の乗車券については別途購入する必要がありました。
券売機で適当に購入して、改札をくぐります。

名古屋駅の一角
(16時過ぎに帰ってきたときの記録)
名古屋駅の在来線ホームからは少し離れた位置にありますが、これはあおなみ線の「貨物線を旅客化した」という出自によるものです。
むしろ、その出自でありながら、よく名古屋駅の構内に(微妙に在来線ホームから離れているとしても)乗り入れることができたものですが、この「名古屋駅乗り入れ」がなければ、あおなみ線は大変なことになっていたものと思われます
(現状でも十分に大変なことになっている・・・という説もありますが・・・)。

新幹線ホームの隣
西側は新幹線ホーム。
ちょうど、新幹線ホームと在来線ホームに挟まれたような位置関係になります。

ホームドア完備
開業が平成16(2004)年と比較的新しく、使用車両も1000形に統一されているため、全駅でホームドアが完備されています。

行先案内
発車案内。
基本的には、名古屋~金城ふ頭の全線をひたすら往復しています・・・。

車内に入ります・・・。

路線図
扉の上には路線図。
全線で15.2km、駅数は11駅と、あたかも地下鉄路線のような構成です(事実、第三セクターとはいうものの、名古屋市が筆頭株主とか。もっとも、地下区間はありませんが・・・)。

割とお高い
距離の割には運賃はお高いですね。
“リニア・鉄道館”行きですから、当然金城ふ頭までの乗車券を購入していますが、15.2kmで350円と、かなり強気の設定です。
名古屋の地下鉄もたいがい高いとは思いますが(京都ほどではないか・・・orz)、それよりも割高そうです・・・。
まあ、“リニア・鉄道館”に行くとき、あおなみ線以上に利便性の高い交通機関はありませんので、しょうがないですか・・・。

車内
(終点が近づいてガラガラになってからの撮影・・・。後述のように、名古屋駅の段階では混んでたのですよ・・・)
車内はオールロングシートです。
始発から終点まで乗り通しても20分ちょっとですから、まあそんなもんでしょう。

少し変わっているのが・・・

セパレート
一人一人の座席が独立していることです。
ロングシートでも、一人一人の着席スペースを明確にするべくバケットタイプの座席が採用されることは割とありますが、座席自体を分割しているというのは少数派ではないか・・・と。
後は、地味にモケットが“あおなみ”仕様となっていたりもします。

もっとも、座席が分離しているのはいいのですが、

座席が激薄
モケットの下は“板”

(クッション性もへったくれもない・・・)

と、座席としては“レッドカード”ものですが、まあ乗り通しても20分ちょっとであれば、目くじらを立てるほどでもないか・・・。

座席が片持ち式で、床下空間が広いことも合わせて、

効率最優先!

・・・という造りですね。
まあ、乗車時間長くないし・・・。

***********

出発
さて、そうこうするうちに発車時間になったようで、定刻通り発車です。
名古屋駅の段階では、意外や意外、座席はすべて埋まり、立席さえ出ているという状況でした。
はじめて乗車する路線なので、最後尾の運転室傍に居座って、後方展望しながら行くことにしました。

なお、経費節減なのか、ホームドアがあるからなのか、基本的には“ワンマン”運行となっています
(ただし、運賃収受等は各駅で実施するので、運賃箱や両替機は車内にありません)。

開発中
しばらく東海道本線と並走していましたが、やがてあおなみ線は関西本線や近鉄名古屋線とともに、南西に分岐します。
最初の停車駅である「ささしまライブ」駅に停車中。
ガチガチの名古屋市街地のはずですが、まだまだ開発中というところに、あおなみ線の苦境が現れているのかもしれません・・・。

名古屋車両区の脇をかける
JR東海の名古屋車両区(名古屋圏の気動車のねぐら)の傍らを通過中。
小本駅の手前で、関西本線と近鉄名古屋線に別れを告げます。

貨物
さて、あおなみ線はもともと貨物専用線だったものを旅客化したのですが、いまでも貨物列車の発着はあります。
どこへ向かうのかはわかりませんが、EF200形が牽引するコンテナ列車が発車待ちをしていました。

名古屋臨港鉄道
名古屋臨海鉄道の入れ替え機を傍らに眺めながら・・・

貨物駅
名古屋貨物ターミナル駅の傍らを通過(あおなみ線では、南荒子~中島間にだいたい対応します)。

アップダウン
中島駅から南はあおなみ線の単独走行です。
アップダウンしながら、ひたすら南へ進みます。

車庫
潮凪車庫(稲永駅の先)を見下ろしながら・・・

運河
運河?河?を渡りながら・・・

終点間近
伊勢湾岸道の斜張橋の偉容が見えてくると、終点の金城ふ頭駅はすぐそこです。

リニア・鉄道館
“リニア・鉄道館” キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

着いた
終点の金城ふ頭駅に着きました。
名古屋駅から24分の旅路でした。
24分というとすぐのようにも思えますが、案外沿線の風景がバラエティーに富んだもので、実際にあっという間というのが半分・・・

やっぱり遠くにきた罠というのが半分・・・
(「海」がそう思わせるのでしょうか・・・名古屋駅の周辺に海ないですしね・・・)

なかなかにアンヴィバレントなものです・・・。

時刻表
駅名標。
データイムは15分ごとというわかりやすいダイヤです。

近い
お目当ての“リニア・鉄道館”はすぐそこです。

金城ふ頭
駅の外に出てみました。
ほんのりと漂う(?)潮の香りが、やはり、ちょっとだけ遠出をしたような気分にさせてくれます
(いや、京都くんだりからここまでやって来たら、「十分遠出」だけどな!)。

後は、数分ばかり歩いて、先程高架から見下ろした“リニア・鉄道館”に意気揚々と入っていったのでありました
(・・・って、帰りもあおなみ線に乗ってるんだけどな!)。




座席
・・・ということで、あおなみ線の乗車記でした。
お役所主導の第三セクターのお約束として、過大な需要予測にもとづいて開業してみたらスッカラカンで、赤字垂れ流し状態になってエラいことになった・・・というのがありますが、このあおなみ線も例外ではなく、事業再生ADRによる再建手続き中なのだそうです(Wikipedia大先生のご教授を鵜呑みにしただけ・・・orz)。

まあ、その辺の制度的なことには疎い文系(失笑)のオッサンですが、

名古屋駅周辺ではそこそこ乗っていても、南に行けば行くほどガラガラ
(特に、終点の金城ふ頭駅に至っては、“リニア・鉄道館”がなかったら誰が乗っているんだ?レベル)

であるさまを、平日とはいえ往復とも目の当たりにさせられると、また、

お高い運賃を目の当たりにさせられると、

まあお世辞にも経営が楽ではないことだけは、素人ながらわかるような気はしました。

結局、南の方の臨港地帯の乗客をもうちょっと増やさないことには・・・ということになるのでしょうが、さてどうなることでしょうか・・・
(そういえば、訪問日は競馬開催日でなかったのであまり感じませんでしたが、名古屋競馬場へのアクセスルートにもなっていたりしますので、競馬開催時はエラいことになるのかもしれません・・・)。
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
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