リニア・鉄道館探訪記(その⑫)(26年9月)

「その⑪」のつづきです・・・

さて、運転シミュレータを終えた段階で、だいたい12時半頃。
朝早かったこともあって、朝食は極めて軽いもの(パンかじった程度)だったので、ここいらで昼食とします。
リニア・鉄道館では、館外の117系電車の車内、館内2階の休憩スペースで、持ち込んだお弁当等を食べることもできるのですが、せっかくここまで来たのですから、館内の売店(デリカステーション)で“駅弁”としゃれ込むことにします
(普段の私からしたら、どれだけ気が大きくなっているのだ・・・という説もありますが・・・)。

お弁当
さて、時は東海道新幹線開業50周年を控えた昨年9月(開業50周年に相当したのが、昨年10月1日)。
・・・だから・・・というわけでもないのですが、半世紀前の駅弁を再現したお弁当を選んでみました
題して、「復刻・昭和39年新幹線開業弁当」(“リニア・鉄道館”限定)。

時間が時間でしたので、売店付近のテーブルスペースもそこそこ混んではいましたが、何だかんだ言っても平日ということもあってか、空いているスペースを見つけて、そこで独り昼食とします。

幕の内
ご開帳。
特に強烈な特徴があるわけではありませんが、半世紀前の駅弁を再現したというだけあって、

The・昭和
The・幕の内


・・・と言わんばかりの、どこか懐かしさと素朴さを感じさせるお弁当でした。
後は、これでお値段も半世紀前仕様であれば・・・って、そりゃ無理か
もっとも、昨今の高騰する(いろいろしかたないところもあるのでしょうが・・・)駅弁の類としては割と良心的な、お値段820円でした。




展示室
ところで、訪問時は「東海道新幹線開業50周年記念」展示真っ盛り。
2階のデリカステーションに隣接する「収蔵展示室」も、普段の展示とは異なり、新幹線一色の展示となっていました
(普段はもっと幅広く収蔵品を展示しているそうです・・・)。

速度記録
開業前にモデル線(先行開通した試験線)で、1000形車両が達成した速度記録256km/hを記念したプレートの実物。
今でこそ、当たり前のように270km/h(この3月から、一部列車に限り285km/hに最高速度が上がりますが・・・)で走る東海道新幹線ですが、当時においては画期的な記録だったのでしょう。

新幹線50年
模型やきっぷ等の収蔵品が、新幹線の歴史を物語ってくれます。

なお、この「収蔵展示室」の隣は「映像シアター」(ミニ映画館)ですが、そこで上映されていたのも、東海道新幹線の開業までをまとめた記録映像でした。




動輪マーク
(画像は再掲)
さて、2階の通路を進むと、入口にほど近い“シンボル展示”スペースの上に出ます。
高いところから、C62形、300X系、MLX01と並んでいる様を見下ろすのは壮観なものです。

壁に投影されている、我が国鉄道高速化の歴史をたどる動画を、設置された300系グリーン車座席に腰掛けて眺めるのも、それはそれで優雅なものです。

**********

ところで、この2階スペースには、少し変わり種の展示品があります。

バス
えらく年代物のバスです。

国鉄バス
栄えある“国鉄バス”の第一号だそうです。
国鉄が最初にバスを走らせたのが、当時の岡多線(現在の愛知環状鉄道線)だそうでして、その縁でここに展示されているようです。
言ってみれば、現在も有力なバス事業者(高速バス事業者の側面が強いという説もありますが・・・)であるJRバスの、はるかなるご先祖様・・・というところですか・・・。

バス
タイヤと予備タイヤの取り付け方ひとつとってみても、シンメトリーな優美さを醸し出しています。

動輪マーク
国鉄時代のバスといえば、「動輪」マークが象徴でしたが、登場時から用いられていたのですね・・・。




見下ろすとこうなります
再び、展示スペースを取り巻く2階のスペースに戻りました。
透明の柵が張り巡らされているのが、ちょうど2階スペースとなります。

展示車両との距離が近く、多くの車両の車内が公開されているだけでもポイントの高い“リニア・鉄道館”ですが、こうして2階から展示車両の“屋根周り”を観察できるというのも、実は(個人的に)ポイントが高いところだったりもします。
(現在では“京都鉄道博物館”への発展的解消のために)閉館となった、西日本を代表する鉄道系博物館“交通科学博物館”では、こうはいきませんでした(あそこは弁天町駅の高架下でしたので、その意味で見下ろし形の構造にするには無理がありすぎた・・・と言われれば、それまでですが・・・)。

展示スペースを見下ろしてみる
展示スペースを見下ろしてみました。
こうして見ると、きれいに並べられていることがよくわかります。

「その⑬」につづく・・・
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

キモプアの紙

Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ