メール便廃止

いろいろなところで騒ぎになっていますが、

メール便廃止

・・・だそうでして、割と頭を抱えている人や組織も多いのではないでしょうか。

ぶっちゃけ、私自身はそれほどメール便を利用するわけではない(年数回レベル)ので、それほど凶悪なダメージでもないのですが、いろいろな事情によりお手伝いさせられて・・・もとい、させていただいている某学会の事務局員の立場としていわせていただくと、

割と頭を抱えてます・・・orz

ここ数年は、

会員が増えない
(そら、若い世代はアカデミズムの世界の詰みっぷりを目の当たりにして逃亡するのですから・・・)
→会費収入が増えない
→でも支出はそう簡単に削れない
→赤字を垂れ流している
→どないしよ・・・orz

(「会費上げるよ」という手を安易に使うと、退会する人が出ますしね・・・)

・・・と、頭を抱える学会事務局はわりと増えていると思います。
割と潤沢(会費も高いし)な理系の事情は知りませんが、文系(失笑)では、ねぇ・・・。

そういう、やりくりに頭を抱える事務局にとって、

メール便は実に有益だった

の、ですよ。

何せ、

少々サイズが大きかろうと、安価に運んでくれる
(郵送すれば定形外でも、メール便にすれば定形郵便ととほとんど運賃が変わらない)

少々重かろうと、安価に運んでくれる
(機関誌を送るときに物凄く助かるのです・・・)

ということで、

経費節減の強い味方

だっただけに、今回の決定で私も頭を抱えていますし、多くの学会事務局は頭を抱えていることでしょう。

事業者向けには代替サービスを提供・・・といいますが、

学会事務局って“事業者”なのか??




ともあれ、年度末での廃止が決まってしまいましたので、どうにか対策を考えなければなりません。
現実問題としては複数のサービスの「使い分け」となるでしょうが、めんどくさいですね・・・。

なお、報じられている廃止理由は

利用者が郵便法違反に問われるリスクを避けるため

と、なっていました。

確かに、そういう問題もあるでしょう。
ここ数年は、発送に際して、「これは信書ではありません」というチェック欄にチェックすることが求められるようになっていましたが、“自己申告”といえばそれまでです。

それ以前に、

信書の定義が曖昧
信書を郵便局でなければ扱えないという法制が時代遅れ


という、問題は確かにあるでしょう。




他方で、

メール便はあまりに“安すぎた”

こともまた、確かです。
現場を疲弊させたり、配達員を疲弊させたり・・・。

昔、バイト探しをしていたときに、メール便配達員というのにも応募してみたことがあるのですが(却下されましたけどね・・・(笑))、

配達数量に応じた歩合契約

となっていて、

コレ地域やエリアによってはとんでもないことになるのでは?

と、思うことしきりだった・・・ということもあります。
時折、配達員が配達しきれなくなって「廃棄した」「隠した」ということが報じられていましたが、わからないでもありません(だからといって行為が正当化されるわけではありませんが・・・)

もともとは、

宅配便を配達する“ついで”に軽量な荷物も配達しよう
(配達員の有効活用になるんじゃね?)


・・・というあたりから始まったのがメール便らしいのですが、

専属の配達員を雇わないとさばききれないくらい大量に集まった
(それだけ、利用者サイドから見れば“魅力的なサービス”だったことの裏返しでしょうが・・・)

段階で、“終了への号砲は鳴らされていた”のかも、しれません。
いくら数が多くても、儲けにならなければ民間企業としてはどうしようもないわけですからね・・・。

「安い」のは、利用する側の立場からすればいいことですが、他方で、「安さの犠牲になっている人たちもいる」ことを思うと、

適正なコストを負担する意識が利用者にも必要

・・・なのかも、しれません
(これは、通販の普及によりエラいことになっている宅配便業についても、いえるのかもしれません。「送料」は、現実問題としては通販で購入する際の有力な判断材料のひとつですが、何でもかんでも「無料」や「均一な安価」を求めるのも、それはそれで問題なのかもしれませんね・・・)。
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Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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