岡山電気軌道探訪記(26年年末)①

昨年末の記録で今更ですが、帰省ついでに岡山駅で途中下車して、1日乗車券片手に岡山電気軌道を乗り回してきました。
その時の記録を、何回かに分けて残しておきます。

やって来ました大都会岡山
・・・ということで、昨年の年の瀬もいいところな12月30日。
京都から新快速~ひかり493号(新横浜始発のキワモノ列車)に揺られて、降り立ったのは岡山駅です
例によってコインロッカーに荷物を放り込んで、まずは岡山電気軌道線の岡山駅前電停に移動です。

とりあえず、肩慣らしということで一般車に揺られて東山線の終点となる東山電停にやって来ました。
引き上げ線に止まっているのは・・・

KURO

KURO
数少ない3000形の生きのこりのうちの1両。
KUROこと、3007号です。

原則として夏期以外の午前中~昼下がりにかけて東山線の運用に入ります。
普段であればすでに運用に入っているのを待ち構えるところですが、何せこのときは岡山到着が早かったこともあって、運用開始前の姿をおさえることができた、という次第です。

たま電車と並びます
そうこうするうちに、同じように東山線の運用に入っている“たま電車”こと、7001号と並びました。
“たま電車”については、次回の探訪記で改めてまとめます。




さて、この時点で朝10時過ぎ。“KURO”が動き出すには30分以上時間がありましたので、今度は“たま電車”に乗車して、岡山駅前に戻ります。1日乗車券様々です。

岡山駅前でああだこうだと撮影に励みながら待つことしばし・・・
この日最初の“KURO”運用となる、東山10:40発の電車が岡山駅前に到着し、10:58発の東山行きとして折り返します。
この岡山駅前10:58発の“KURO”に乗り込み、ふたたび東山に戻ります。

・・・ホント乗ってるだけやな・・・(苦笑)

まずは車内に入ります。
木のぬくもり溢れる室内
原形をとどめないのもいいところな、木のぬくもり溢れる室内です。

電球がいい味を出しています
(午前中に乗車した際には室内灯は消灯状態でしたが、午後に乗車したときには室内灯が点灯していました)
室内照明は古き良き白熱球です。(点灯さえされていれば)温かい光が、雰囲気を醸し出しています。

座席
座面は完全に“木”です。
クッション性何それおいしいの?・・・状態ですが、どうせ乗り通しても20分かかりませんので、雰囲気上等ということで・・・。

床は木製
床が木製なのは、原形のままだったりもします。

銘板
銘板の通り、「昭和28(1953)年製」の車両ですが、当時の車両は、「車体は鋼製だけど内装は木材を多用」という例が結構見受けられます。
われらが伊予鉄道の誇るモハ50形の初期車もだいたい同世代ですが、あれも内装には木材が多用されていますね。

押しボタン
押しボタンもこの雰囲気です。

日よけ
日よけもすだれです。

マスコン
使い込まれたマスコンがいい味を出しています。

運転席は現代的です
ワンマン機器が追加された運転台は、現代的なのかレトロなのか、ミスマッチ感満載です。

カードリーダー
木のぬくもり溢れる車体に、ICカードリーダー・・・。

抽象画
客室と運転席の仕切。
運賃箱は他車と同様のICカードリーダー、自動両替機能付のものですが、他車が明るいオレンジ系統の色をまとうのに対して、KUROに限っては車内の調和を乱さないためか、黒茶系統の色となっています。

点検ブタ
床の点検蓋。

コック
座席下の非常用コック。




運転室側面
先頭部を側面から眺めるとこんな感じになります。
降車扉は2枚扉ですが・・・

扉
動作メカニズムとしては片開き扉と変わるところはありません。

出入口
「出入口」のフォントが、いちいち味のあるものになっています。




さて、これだけ手の入れられた“KURO”ですが、手が入れられているがゆえにか、冷房改造は実施されていません。
よって、夏期には決してお目にかかることができず、しかも午前~昼下がりにかけてのわずか“5往復”しか乗車チャンスがありませんので、このときも無駄に何度も乗車しています。
毎度のことという説もありますが・・・。

岡山駅前着
結局、東山に着いたあとも、(折り返し11:20発の岡山駅前域となる)“KURO”に即座に乗車して、岡山駅前電停に戻ってきました。
ホント乗っているだけですな・・・。

そして、一旦“KURO”から離れて、中納言電停~旭川を渡る橋梁と、ヘボい腕の分際で走行写真の撮影に励み、西大寺町電停から城下電停に戻ります。

城下電停で待つことしばし、最後の締めとして、その日の最終運用となる、岡山駅前13:38発の東山行きに、途中となりますが城下電停から乗車です。
もっとも、夏期を除けば基本的に毎日運行ですので、夏期を除く月に一度(第一土曜日)・わずか2往復しかしないもう1両の3000形こと、“東武日光軌道復元号”(3005号)に比べれば、あえて乗車しようという乗客も、沿線で撮影している鉄ヲタも、多くはありませんでした(いるにはいますけどね、私みたいに・・・)。

締めの運用に乗車していて、名残惜しく車内をカシャカシャやっていたのですが、同乗していた親子連れの子供の方に、

あの“おじちゃん”、写真撮ってるね

・・・と言われて、

それはそうなのですが、間違っていないのですが、やっぱり“おじちゃん”扱いなのね・・・

と、40手前の紛うことなきオッサンとしては、現実を突きつけられた思いでした・・・orz

入庫
かくして、この日のおつとめを終えた“KURO”は、14時前には早くも東山車庫に入庫です。

車庫の奥へ
(敷地外より撮影)
車庫の一番奥に引き上げて、翌日の運用までしばしの休息です。

「その②」につづく・・・
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Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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