伊予鉄道三津駅とポンジュース発祥の地

目下帰省中ですが、思うところがありまして、

三津駅
地元の誇る伊予鉄道の三津駅にやってきました
かつては昭和初期の姿を平成の世まで伝えていた木造駅舎が現役でしたが、老朽化とかバスとの結節点にするとか何とかといった理由により、5年ほど前に現在の駅舎に改築されました。

余談ながら、似たような名称の、JR四国予讃線・“三津浜”駅とは、だいたい1kmほど離れています。
そして、三津の街並みや港により近いのは、伊予鉄道の三津駅の方です。
伊予鉄道が最初に開業させた区間が、ここ三津と松山(現在の松山市駅)である・・・すなわち、四国でも最古の駅の一つであるというのは、知っている人ならば知っているレベルのお話です。

ロータリー
駅前はロータリーとなっていて、連絡バスがおおむね1時間に1本発着しています。
かつての、自転車が雑然と放置されていた駅前を知る世代としては、隔世の感を感じずにはいられません。

改札
改札付近。
バリアフリーが叫ばれるご時世ということもあってか、スロープになっています。
伊予鉄道では地味にICカードタイプの乗車券である「ICいーカード」が普及していますが(運賃を1割引いてくれることが大きい模様・・・って、磁気カード時代の高額券と比べて割引率下がっているんですけどね・・・orz)、それに対応したカードリーダーが設置されています。
都会(笑)とは異なり、不正乗車やエラーをかましたら扉が閉じて出られなくなる・・・ということはありませんが(物理的に扉がないし・・・)、ここ三津を含め、伊予鉄道ではほぼすべての駅が有人駅のため、運用上の支障は大して大きくないということでしょう((高浜線でいえば)西衣山のような無人駅では、乗務員がカードリーダーにタッチしているか否かを確認しています)。

ホーム
ホーム。
基本的には島式ホーム1面2線ですが、画面の左側(海側)に、臨時ホームが1面設置されています。
夏の花火大会時のように、乗客が集中するときには臨時ホームも動員されるのでしょう。

サイクルトレインのご案内
ちなみに、最近では自転車をそのまま車内に持ち込める「サイクルトレイン」を週末等に運行しているようですが、その乗車位置のご案内。

ぶっちゃけ、

伊予鉄の沿線くらいの距離ならばチャリンコ漕げや
(たとえば、松山市駅からここ三津駅までの距離は“6.4km”でしか、ありません・・・

・・・と、思わないでもありませんが、まあ野暮なツッコミというものでしょう
(ラクをできるところはラクをするというのも、円満なチャリダーライフにとっては欠かせないのかも・・・しれません。私は自転車さえ持てないプアなので知りませんけどね・・・orz)。




さて、この伊予鉄三津駅から徒歩5分ばかりのところにある、住宅地の中にひっそりと鎮座する公園・・・。
最初からこの公園を目指したわけではなく、駅周辺をいつものように(?)ふらふら歩いていたらたまたま発見したのですが・・・

ポンジュース発祥の地
“ポンジュース発祥の地”なる石碑が建てられていました。

POMマーク
おなじみの“POM”マーク・・・。

もっとも、小さな公園の中にひっそりとたたずんでおり、特に案内板の類もなし・・・。
何がどう“発祥の地”なのかはわからずじまいでしたが、ポンジュースが誕生した時の工場か研究開発施設か何かの跡地なのでしょうか・・・。

ともあれ、

全国レベルの知名度を誇るポンジュースの発祥の地の割には、非常にひっそりとたたずんでいた

(私自身、松山人を40年近くやっていて、今頃初めて気が付いたレベルですし・・・)

ことが、印象的でもあり、もったいなくもあり・・・。
せめて、由来について説明するパネルくらいはあってもよいようにも思われましたが、住宅地の中にぽっかりと開けた小さな公園に、そこまでのスペースを求めるのも酷なのかも、しれません・・・。

どうでもいいことですが、

愛媛にはひねるとポンジュースが出てくるという“ポン道”がある、というのは都市伝説ですので念のため・・・
(発売元の会社が悪ノリ(?)して、期間限定で松山空港にポン道を設置していたことはありましたが、一般家庭にそんなものあるわけないだろうが!!




700系
再び三津駅に戻った後は、珍しく(・・・でもないか)700系(もと京王5000系)に当たりました。
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伊予鉄の車両

あけましておめでとうございます。
伊予鉄はちょっと前に3000形を投入したり、発展してきてますよね。来年の正月くらいに初夢きっぷで全線完乗を果たしたいと考えています。
私は郊外電車では700形にはかつて乗ったことがあるのですが、それ以外はまだ乗ったことがありません。
市内電車では坊っちゃん列車が個人的にいちばん好きです。理由は四国唯一の現役客車列車だからというマニア的な発想ですが(笑)
伊予鉄の中でどの車両が一番おすすめですか?

Re: 伊予鉄の車両

sanukitrainさん、あけましておめでとうございます。
伊予鉄毎年恒例の「初夢きっぷ」は、驚異的な安さ(普段の正規運賃が高すぎるだけという説もありますが・・・)で、(新年の数日しか使えないことを割り引いても)使い出のきっぷであることに間違いはないと思います。
今年であれば1月1~3日有効で600円ですが、鉄道線(郊外電車)の全線乗車どころか、郊外電車の最高運賃となる620円区間を片道乗車するだけで元が取れますので・・・(1日だけやってきて乗るだけでも、元を取るのは容易です)。

郊外電車は、700系(もと京王5000系)、3000系(もと京王3000系)、610系(自社発注車)の3系列が活躍していますが、乗り心地が最も優れているのは、間違いなく3000系です。やや硬めとはいえ、バケットタイプのロングシートは他系列とは一線を画しますし(あくまでも、「伊予鉄の中では」ですが・・・)、IGBT素子を採用したVVVFインバータ制御により、他車に比べて静かです。
しかし、伊予鉄にわざわざ来られるのであれば、できれば唯一の自社発注車である610系に乗車されると、(20年近く前のこととはいえ、よくもまあ地方私鉄が新車を導入したという意味で)何かとカルチャーショックを受けることができるかもしれません。610系の1枚窓な前面窓からの展望は、他車を寄せ付けない圧倒的なものです。2編成しかいないため、なかなか遭遇できないのが難点ではありますが・・・。

また、市内電車では「(復元)坊っちゃん列車」の存在ばかりがクローズアップされていますが、地味に「リアルに還暦越えの車両」が走っているのも、ポイントだったりします。具体的には、モハ50形の初期車(51号~53号)は、昭和26(1951)年製ですので、御年64歳となります。ニス塗りの室内のしつらえは、重厚感満点です(「非鉄」の一般人からすれば、ぼろくてうるさいだけとなりそうですが・・・)。
また、新鋭のモハ2100形は、日本で唯一(世界的にもおそらく非常に稀)の、「新製・単車体式全低床車」です。日本では伊予鉄でしか乗車できませんので、希少といえば希少かもしれません(収容力が非常に小さいため、多客時には何かと涙目になりますが・・・)。

時間があれば、有名な大手町駅の平面交差はもちろんのこと、車庫見物(車庫の周囲を取り巻くように歩道がありますので、歩いて敷地の外から眺めることは可能です)を兼ねて古町駅(郊外電車では大手町駅の隣)構内の、郊外電車と市内電車の平面交差も眺めてみると、何かと驚かされるかもしれません。
かつて、路面電車が当たり前のように都市交通の主役であったころには全国津々浦々で見られた光景ですが、いつのまにやら、ここ松山だけに残された光景となってしまいました・・・。
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キモプアの紙

Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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