四国鉄道文化館探訪記・平成26年夏(その⑤)

「その④」のつづきです・・・

0系
伊予西条駅構内を横断する歩道橋を通って、四国鉄道文化館の“北館”に戻ってきました。
せっかくここまで来ましたので、“北館”も当然眺めて帰ります。
昨年の年末以来です・・・。

0系
“北館”の実車展示は2両です。
1両が四国で生涯を終えた電気式ディーゼル機関車である“DF50-1”、そしてもう1両が、0系新幹線最後の大窓車(のうちの1両)として晩年には注目を集めた“21-141”です。

カットモデル
もっとも、巨大な新幹線車両ということもあってか、

カットモデル

なのは、致し方なくも、少々残念なところです。

なお、いうまでもなく四国には新幹線は走っていませんが、東海道新幹線の建設に際して強力なリーダーシップを発揮し、“新幹線の父”とも称される十河信二氏の功績を記念して、JR西日本での廃車後に、カットされて多度津工場で保管されていたものを、この“四国鉄道文化館”の開館に合わせて、当地に移設した・・・という事情です。

銘板
銘板。
昭和51(1976)年製、大窓車の0番台車としては最晩年の製造車両となります。

リクライニング可動
車内は、簡易リクライニングシートに改座された、現役最晩年の状態をそのままに伝えてくれます。
リクライニング機構もきちんと生きています
(もっとも、後述するように、結構不届きなクソガキどもが闊歩しているため、保全のための何らかの方策を打った方がよいのではないかという気も、限りなくしていますが・・・)。

テーブル可動
テーブルも可動しますが、この“小ささ”に、時代を感じさせられます・・・
(デフォルトの転換クロスシート時代の極小テーブルに比べれば、これでも十分な進歩なのですが・・・)。

3人掛け座席
3人掛け座席。
現代の新幹線車両のように、真ん中だけ幅が広い・・・ということはありません。

床
飾りっ気など全くない床が、国鉄くおりちーです。

モニター
客室前方のモニターでは、四国鉄道文化館の開館までのドキュメント映像が流されていました・・・
(全部見ていると30分ばかりかかるそうですので、見通すのは断念しましたが・・・orz)。




この“21-141”の特徴は、運転室も開放されていることです。
ということで、運転室入るぞ!・・・と、勇んでいったんですよ・・・そしたら・・・

ガキどもが荒らし回っている!(嚇怒)

マスコンをガチャガチャやってんじゃねぇよ!!

いつになったら終わるのかと数分立ち尽くしていたら・・・

どく気配なし

バカ親らしいのが客室にいたのですが、

運転室が気に入ったみたいでね・・・(笑)

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
“笑”じゃねぇよ!止めろよ!!どかせろよ!!!

・・・ということで、結局DF50を見にいって、10分以上経ってから戻ったら、今度は少年が座っていました。
まあ、こちらは数分で空けてくれたので、常識的なところだったと思います・・・。

ともかくも、運転室の公開は大変結構なことだと思うのですが、こういうバカガキとバカ親も現実問題としていやがる以上
は、

イベント時限定の公開としてもいいのではないのか
(通常は施錠でも止む無しではないのか・・・)

・・・とは、割と思いました。貴重な産業遺産を保持するという意味でも
(その意味では、9月に訪れた「リニア・鉄道館」は徹底していました。もっとも、かけられる費用と人的資源に圧倒的な違いはあるのでしょうが・・・)




お見苦しいところをお見せしました・・・。
ようやく運転室に立ち入ります・・・。

運転席
運転席。
200km/h超の新幹線をコントロールする男の職場です。

運転席
何人の運転士が、この運転席に腰掛けたのでしょう・・・。

マスコン
マスコン。
なお、新幹線の場合は在来線車両と異なり、

マスコン=右/ブレーキ=左

となるのは、お約束です。

フルノッチ
丁寧に一ノッチずつ進段させて、フルノッチ。
本当にこの車両の価値を分かっているのであれば、ガチャガチャ乱暴な扱いなんて絶対にできないと思うのですけれどもね・・・
(子供にそんなこと分からない・・・というのであれば、せめてしつけろ・・・しつけもできないようなのは親とはいわない。まあ、ぼっち非コミュガチプアで人の親になど未来永劫なれないオッサンが書いても説得力ないけどな・・・orz)。

速度計
運転席の正面は速度計です。
実に見やすいです。

運転室
助士席に座ってみました。
新世代の新幹線車両・・・の運転室には立ち入ったことがないので想像ですが、この“高さ”は、0系・200系・100系といった国鉄世代の新幹線車両の特権だろうと、割と思います。

窓
運転室の窓回り。
こうして見ると、流線形の新幹線車両とはいえ、割と無骨なところもあるんですね・・・。

21-141
車号。
運転室の背後の壁にあるプレートです。

荒れてる・・・
なお、このように不届き千万なクソガキに荒らされた結果として、損傷しているところもありました。
やはり、早急な保全策が必要だと思うのですが・・・
(気軽に運転室に立ち入ることができなくなるのは忸怩たるものがありますが、不届き千万な輩が現にいる以上は・・・)。

排障器
車外に出て、排障器に近づいてみました。
この“四国鉄道文化館”の全般的な特徴のひとつとして、

展示車両との距離が近い

ということがあります。

台車
前位台車。
なお、木張りの床ということから想像がつくように、この“北館”については“土足禁止”となっています。
もっとも、この画像は手持ちのデジカメのチルト液晶の恩恵を受けたものですが・・・。




それにしても、昨年末の(年末の夕方でほかに訪問者がいないような状況で)“貸切”で眺めることができたのがイレギュラーと言われればそれまでなのですが、とにかく、たまたま運が悪かったのか、

不届き千万なクソガキとバカ親を目の当たりにしたのは大変不愉快でした

多くの訪問者が、0系とDF50形に敬意を払って、普通に見ている中で、あんなのも現にいるのかと思うと・・・(以下略)。
気軽に運転室を公開しているのは、DF50形も同じなのですが、こんな調子ではそのうち運転室非公開になる可能性も多分にあります。
というか、車両の保全のことだけを考えると、その方が正解だとは思いますが、一部のアホのせいでそうなるのであれば、いろいろと世知辛いものはあります。

あくまでも

“産業遺産・文化遺産”

であって、

“クソガキのオモチャ”

では、ないはずなんですけどね・・・。

“車両の保存”ということをめぐって、今回の訪問では何かと考えさせられたことは確かです・・・。

(おまけ)
なんちゃって新幹線のごあんない
JR四国の新名物“なんちゃって0系新幹線”こと、「鉄道ホビートレイン」を告知するポスターもありました・・・。
それにしても、JR四国の“公式”ポスターのキャッチフレーズが、

なんだこの列車は?!

センスがあるのかベタベタなのか・・・(苦笑)。

「その⑥」へつづく・・・
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
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